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(株)協和日成1981

KYOWANISSEI CO.,LTD.

スタンダードUpdated 2026/03/24
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 42円
安全性
安定
自己資本比率 60.6%(有利子負債ゼロの無借金経営。自己資本比率66.5%と極めて高い財務安定性)
稼ぐ力
普通
ROE 4.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 62%

この会社ってなに?

自宅のガスコンロやお風呂の給湯器に繋がるガス管の敷設工事、マンションの給排水設備、オフィスビルの空調設備 — こうした日常のインフラを支えているのが協和日成です。東京ガスの指定工事企業として、首都圏の新築マンションやビルのガス配管工事を多数手がけています。普段は見えないけれど、生活に欠かせない「地下のインフラ」を守る縁の下の力持ちです。

協和日成は1893年に創業し、東京ガス系列のガス配管工事会社として130年以上の歴史を持つ老舗企業です。ガス導管工事を主力に、東京電力向け電設工事やゼネコン受注の給排水衛生設備工事も手がけます。2025/03期は売上高374億円(前年比+4.3%)、営業利益14.8億円と堅調に推移。無借金経営で自己資本比率66.5%と財務基盤は盤石です。PBR 0.79倍・配当利回り3.19%とバリュー株としての魅力を持ち、3期連続増配中です。

建設業スタンダード市場

会社概要

業種
建設業
決算期
3月
本社
東京都中央区入船3丁目8番5号

サービスの実績は?

45
1株当たり配当金
2026期予想
+7.1% YoY
+4.3%
売上高成長率
2025期実績 (YoY)
+18.9%
営業利益成長率
2025期実績 (YoY)
775
従業員数
2025年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

ガス導管工事
約150億円40.1%)
建築設備工事
約130億円34.8%)
電設工事
約60億円16.0%)
その他
約34億円9.1%)
ガス導管工事約150億円

東京ガス向けのガス本支管・内管工事が主力。首都圏のガスインフラ整備を担う基幹事業。売上構成比約40%。

建築設備工事約130億円

給排水衛生・空調設備工事。ゼネコンからの受注やマンション等の新築・リニューアル工事を展開。売上構成比約35%。

電設工事約60億円

東京電力向け電気設備工事や再生可能エネルギー関連工事。売上構成比約16%。

その他約34億円

ガス器具販売・リフォーム工事・保守メンテナンス等。売上構成比約9%。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.3%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.7%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
3.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/03期6.9%3.9%3.5%
2017/03期8.4%4.8%3.7%
2018/03期6.4%3.7%2.8%
2019/03期5.1%3.0%2.9%
2020/03期6.1%3.7%3.4%
2021/03期10.8%6.9%4.1%
2022/03期6.2%4.1%3.7%
2023/03期5.3%3.5%3.3%
2024/03期5.8%3.9%3.5%
2025/03期6.0%4.0%4.0%
3Q FY2026/34.3%(累計)2.7%(累計)3.2%

営業利益率は3.3%〜4.1%の範囲で推移しており、建設業界の中では標準的な収益水準を維持しています。ROEは2021/03期の10.3%から一時低下しましたが、2025/03期には6.0%まで回復基調にあります。配当性向の引き上げ目標(50%)と併せて、資本効率の改善に取り組んでいます

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期345億円14.1億円17.4億円151.1円-1.3%
2022/03期342億円12.6億円10.8億円93.7円-0.7%
2023/03期345億円11.4億円9.3億円81.3円+0.7%
2024/03期359億円12.5億円10.6億円95.3円+4.1%
2025/03期374億円14.8億円11.3億円104.0円+4.3%

協和日成の業績は安定成長を続けており、2025/03期で売上高374億円・営業利益14.8億円と過去最高水準を記録しました。2026/03期 Q3累計では経常利益が前年同期比87%増と大幅増益で着地しており、通期業績の上振れ余地があります。2026/03期は売上高381億円・営業利益14.2億円を予想していますが、Q3までの進捗率が高く上方修正の可能性も注目されます。 【3Q 2026/03期実績】売上280億円(通期予想比74%)、営業利益9.0億円(同63%)、純利益7.6億円(同67%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.3%(累計)
業界平均
8.7%
営業利益率下回る
この会社
3.2%
業界平均
6.6%
自己資本比率上回る
この会社
60.6%
業界平均
51.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億4,012万円
取締役8名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
ガス導管工事約150億円--
建築設備工事約130億円--
電設工事約60億円--
その他約34億円--

ガス導管工事が売上の約40%を占める主力事業で、東京ガスとの親密な関係が収益の安定基盤となっています。建築設備工事(約35%)と電設工事(約16%)が続き、事業の多角化を進めています。非連結決算のためセグメント別利益の開示はありませんが、2026/03期 Q3では経常利益が前年同期比87%増と大幅に改善しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
売上高は目標をわずかに下回るものの、経常利益は目標を超過達成。配当性向の引き上げも着実に進行中。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「Triple"S"」
2023期〜2025期
売上高: 目標 380億円 順調 (374億円 (FY2025))
98.5%
経常利益: 目標 16億円 前倒し達成 (16.7億円 (FY2025))
104.6%
配当性向: 目標 50% 順調 (40.4% (FY2025))
80.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期380億円374億円-1.5%
経常利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期15億円17億円+14.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

協和日成は中期経営計画「Triple"S"」のもと、売上高380億円・経常利益16億円を目標に掲げてきました。2025/03期実績では経常利益16.7億円と目標を超過達成しており、利益面での計画達成が確認されました。配当性向は40.4%まで引き上げられ、2027年度の50%目標に向けて順調に進捗しています。

どんな話題が多い?

業績・決算45%
配当・株主還元25%
インフラ・設備工事20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
28
前月比 +12.5%
メディア数
12
株探, Yahoo!ファイナンス, 日経電子版, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 50%
建設業 100社中 48位
報道のトーン
62%
好意的
33%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月Q3好決算

2026/03期 Q3累計で経常利益が前年同期比87%増の11億円に大幅改善。期末配当も42円→45円に増額修正。

2025年8月株式報酬制度

譲渡制限付株式報酬制度に基づく自己株式処分を決議。経営陣のインセンティブ設計を強化。

2025年5月通期決算

2025/03期決算で売上高374億円・営業利益14.8億円と増収増益を達成。3期連続増配(42円)を発表。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率60.6%
0%25% (注意ライン)40% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
191億円
会社の純資産

有利子負債ゼロの無借金経営が最大の特徴です。自己資本比率は64〜67%で安定しており、BPS(1株当たり純資産)は2021/03期の1,467円から2025/03期には1,792円へと着実に積み上がっています。現在の株価1,410円に対してBPS 1,792円と、PBR 0.79倍で解散価値を下回る水準にあります。 【3Q 2026/03期】総資産291億円、純資産191億円、自己資本比率60.6%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+11.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-10.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
-12.2億円
借入・返済など
Free CF
+7,300万円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/03期19.7億円4.9億円4.2億円24.5億円
2017/03期4.2億円1.7億円4.3億円2.5億円
2018/03期15.6億円14.3億円7.6億円1.3億円
2019/03期7.7億円8.2億円5.0億円5,300万円
2020/03期7.7億円5.0億円4.5億円2.7億円
2021/03期11.5億円6.2億円5.3億円17.6億円
2022/03期7.7億円1.4億円6.0億円6.3億円
2023/03期11.1億円5.8億円9.7億円5.3億円
2024/03期13.7億円7.1億円3.6億円6.6億円
2025/03期11.1億円10.3億円12.2億円7,300万円

営業キャッシュフローは毎期7〜14億円のプラスを安定的に計上しており、本業のキャッシュ創出力は堅実です。2025/03期は投資CFが10億円超のマイナスとなりましたが、設備投資5.6億円に加え自己株式取得等によるものです。財務CFのマイナスは配当や自己株式取得が主因であり、積極的な株主還元の表れです。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 1名(7.1% 男性 13
7%
93%
連結子会社数
0
設備投資額
5.6億円
平均勤続年数(従業員)
17.2
臨時従業員数
12

取締役・監査役14名中、女性が1名(7.1%)で、女性登用の拡大が今後の課題です。非連結(単独)決算の企業であり、連結子会社はありません。平均勤続年数17.2年と従業員の定着率が非常に高いのが特徴です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主69.9%
浮動株30.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16.6%
事業法人等53.3%
外国法人等0.1%
個人その他29.8%
証券会社0.1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は城北興業・東京瓦斯・麻生。

城北興業株式会社(2,374,000株)21.79%
東京瓦斯株式会社(928,000株)8.52%
株式会社麻生(715,000株)6.57%
朝日生命相互会社(624,000株)5.73%
株式会社ナガワ(499,000株)4.59%
株式会社アルファロード(394,000株)3.62%
株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(368,000株)3.38%
北村眞隆(355,000株)3.27%
株式会社三菱UFJ銀行(354,000株)3.25%
戸田建設株式会社(336,000株)3.08%

筆頭株主の城北興業(21.79%)は協和日成の親会社的存在で、経営の安定基盤を支えています。第2位の東京瓦斯(8.52%)は最大の取引先であり、事業面・資本面の両面で密接な関係にあります。事業法人の保有比率が53.3%と極めて高く、安定株主比率は約70%と非常に高い水準です。北村眞隆氏(3.27%)は元役員とみられ、安定株主に位置づけられます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1東京ガスとの取引依存度が高く、東京ガスの設備投資方針変更リスク
2建設業界の人手不足・技能労働者の高齢化リスク
3資材価格の高騰による工事原価の上昇リスク
4首都圏の住宅着工戸数の減少リスク
5大規模地震等の自然災害リスク
6情報セキュリティリスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
687万円
従業員数
775
平均年齢
45.3歳
平均年収従業員数前年比
当期687万円775-

従業員の平均年収は687万円で、建設・設備工事業界の中では標準的な給与水準です。平均年齢45.3歳・平均勤続年数17.2年と定着率が高く、ベテラン技術者が多く在籍しています。専門技能を持つ人材の長期定着が、安定した施工品質を支えています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

協和日成のTSRは5年間で206.4%と、TOPIX(193.2%)をアウトパフォームしています。特に2021期〜2023期にかけて大きくTOPIXを上回るリターンを達成しました。無借金経営の安定性と増配の継続が株主総リターンを押し上げており、中長期投資先として信頼できるパフォーマンスを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
42
方針: 長期的かつ安定的な配当を基本とし、2027年度に配当性向50%達成を目標
1株配当配当性向
2016/03期1519.8%
2017/03期1515.6%
2018/03期2025.7%
2019/03期1726.5%
2020/03期2430.4%
2021/03期3019.9%
2022/03期2829.9%
2023/03期3036.9%
2024/03期3536.7%
2025/03期4240.4%
3期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

配当は3期連続増配中で、2026/03期には1株45円(予想)と過去最高を更新する見込みです。配当性向は19.9%から40.4%へ着実に引き上げられており、2027年度に配当性向50%達成を目標に掲げています。現在の株価水準では配当利回り3.19%と魅力的な水準にあり、今後も増配が期待できます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 206.4万円 になりました (106.4万円)
+106.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期150.3万円50.3万円50.3%
2022期186.3万円86.3万円86.3%
2023期208.2万円108.2万円108.2%
2024期191.7万円91.7万円91.7%
2025期206.4万円106.4万円106.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残-
売り残-
信用倍率-
-時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

協和日成の株価指標は、PBR 0.79倍と業界平均(1.0倍)を下回る割安水準にあります。PERは13.1倍と業界平均並みですが、無借金経営の安定性を考慮すると割安といえます。配当利回り3.19%は業界平均を上回り、高配当バリュー株として注目される水準です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/03期13.5億円4.8億円35.3%
2017/03期13.3億円2.3億円17.2%
2018/03期10.6億円1.6億円15.2%
2019/03期11.0億円3.6億円33.1%
2020/03期13.1億円4.0億円30.8%
2021/03期15.9億円0円0.0%
2022/03期14.0億円3.3億円23.2%
2023/03期13.4億円4.0億円30.3%
2024/03期14.6億円4.0億円27.3%
2025/03期16.7億円5.4億円32.3%

税引前利益は2025/03期に16.7億円と過去5期で最高水準に到達しました。2021/03期の実効税率0%は繰延税金資産の計上等の影響によるものです。通常年度は23〜32%の税率で推移しており、標準的な水準です。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

(株)協和日成 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 42円
安全性
安定
自己資本比率 60.6%(有利子負債ゼロの無借金経営。自己資本比率66.5%と極めて高い財務安定性)
稼ぐ力
普通
ROE 4.3%(累計)
話題性
好評
ポジ 62%

「東京ガス系列のガス配管工事のプロ集団。創業130年超、首都圏インフラを支えるスタンダード企業」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU