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(株)植木組1867

UEKI CORPORATION

スタンダードUpdated 2026/03/24
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 90円
安全性
安定
自己資本比率 53.2%(FY2024/3から成長投資のため有利子負債を活用開始したが、自己資本比率57%と高水準を維持)
稼ぐ力
普通
ROE 6.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 60%

この会社ってなに?

新潟県内のマンション・商業施設・公共工事の多くに植木組が関わっています。柏崎市を中心に道路や橋、学校、病院などのインフラ整備を長年担い、地域の生活基盤を支えています。また、子会社で有料老人ホームの運営や水処理事業も手がけており、暮らしに密着した事業を多角的に展開しています。

植木組は1885年(明治18年)創業、新潟県柏崎市に本社を置く中堅ゼネコンです。土木・建築工事を中心に、東京・東北・中部へも事業を展開。2025/03期は売上高507億円・営業利益28.5億円と過去最高益を更新しました。2026/03期は3Q累計で経常利益+45%増と好調で、通期予想を上方修正。PER 11.2倍・PBR 0.66倍と割安感があり、配当利回り3.07%に加え株主優待(QUOカード)も魅力です。

建設業スタンダード市場

注目ポイント

PBR 0.66倍の資産バリュー株

PBR 0.66倍・PER 11.2倍と割安感が際立ちます。BPS 4,420円に対して株価2,932円と、純資産を大きく下回る水準。配当利回り3.41%+株主優待で総合利回りも魅力的です。

自己資本比率57%の堅固な財務

2023/03期まで実質無借金経営を続けた堅実な財務体質。自己資本比率57%と建設業界でもトップクラスの安全性を誇り、不況耐性の高い銘柄です。

QUOカード優待+3期連続増配

100株保有でQUOカード500円分、1年以上保有で金額アップの長期保有特典付き。配当も3期連続増配中で、2026/03期は1株100円(増額修正)を予想しています。

会社概要

業種
建設業
決算期
3月
本社
新潟県柏崎市駅前1丁目5番45号
公式
www.uekigumi.co.jp

サービスの実績は?

100
1株当たり配当金
2026期予想(増額修正後)
+11.1% YoY
+18.3%
売上高成長率
2026期予想 (YoY)
5.6%
営業利益率
2025期実績
+1.0pt YoY
993
連結従業員数
2025年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

建設事業
484億円95.5%)
不動産・その他事業
23億円4.5%)
建設事業484億円
利益: 26.8億円利益率: 5.5%

土木・建築工事の設計・施工が主力。新潟県を地盤に東京・東北・中部へ展開。マンション、商業施設、公共インフラ工事を幅広く手がける。売上構成比95%超を占めるコア事業。

不動産・その他事業23億円
利益: 1.7億円利益率: 7.4%

不動産賃貸・有料老人ホーム運営・水処理事業など。子会社を通じた多角化事業で安定収益を創出。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期7.4%3.7%-
2022/03期6.1%3.2%-
2023/03期5.5%3.0%-
2024/03期7.2%3.9%4.6%
2025/03期6.9%3.8%5.6%
3Q FY2026/36.0%(累計)3.2%(累計)-

営業利益率は2023/03期の4.2%を底に2025/03期には5.6%まで回復しており、建設業界の中で安定した収益性を維持しています。ROEは5〜7%台で推移しており、自己資本比率57%の堅固な財務基盤のもと、着実に株主資本を積み上げています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期488億円25.4億円17.0億円256.9円-
2022/03期477億円22.9億円14.4億円217.7円-2.4%
2023/03期489億円20.4億円13.5億円205.0円+2.6%
2024/03期559億円25.9億円18.8億円289.1円+14.3%
2025/03期507億円28.5億円19.4億円297.1円-9.3%

植木組の業績は堅調に推移しており、2025/03期で営業利益28.5億円と過去最高益を更新しました。2024/03期には売上高559億円の大型案件を消化し、2025/03期は減収ながらも利益率が改善。2026/03期は売上高600億円を予想し、3Q累計で経常利益+45%増と大幅な上方修正を発表しています。 【3Q 2026/03期実績】売上0百万円(通期予想比0%)、営業利益25億円(同103%)、純利益17億円(同101%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.0%(累計)
業界平均
8.7%
営業利益率
この会社: -業界平均: 6.6%
自己資本比率上回る
この会社
53.2%
業界平均
51.3%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

9,177万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
建設事業484億円26.8億円5.5%
不動産・その他事業23億円1.7億円7.4%

建設事業が売上の95%超を占める純粋なゼネコンです。建設事業の営業利益率5.5%は中堅ゼネコンとして良好な水準。不動産・その他事業は利益率7.4%と高く、安定的な収益源として貢献しています。3Q累計で経常利益+45%増と好調に推移しており、建設事業の受注残も豊富です。

会社の計画は順調?

A
総合評価
FY2026/3は3Q時点で大幅上方修正を実施。営業利益率の改善と受注残の積み上げにより、中計目標の達成可能性が高まっている。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第15次中期経営計画(2025〜2027年度)
2026期〜2028期
売上高: 目標 600億円 順調 (507億円 (FY2025))
84.5%
営業利益: 目標 30億円以上 順調 (28.5億円 (FY2025))
95.1%
自己資本比率: 目標 50%以上 達成 (57.0% (FY2025))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期560億円507億円-9.5%
経常利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2026期25億円32億円+25.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

植木組は第15次中期経営計画のもと、売上高600億円・営業利益30億円以上を目標に掲げています。2025期実績は営業利益28.5億円と目標に接近しており、2026/03期の上方修正(経常利益31.5億円)から見て計画の達成確度は高いと評価できます。

どんな話題が多い?

業績・決算45%
配当・株主還元25%
建設・インフラ20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
35
前月比 +8.5%
メディア数
15
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 40%
建設業 約150社中 60位前後
報道のトーン
60%
好意的
35%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1885
植木組として創業

明治18年、新潟県柏崎で植木組として創業。地域のインフラ整備を担う建設業者として歩み始めた。

1948
株式会社植木組を設立

戦後復興の中で法人化。新潟県の社会資本整備に本格的に取り組み、事業基盤を確立した。

1973
東京証券取引所に上場

東証に株式を上場し、資金調達力を強化。県外への事業展開を加速させた。

2004
中越地震からの復興に尽力

新潟県中越地震の発生後、地元ゼネコンとして復旧・復興工事に全力で取り組み、地域の信頼を深めた。

2022
子会社が水処理事業に参入

子会社アスカがワールドスイコーを買収し、水処理装置の設計・施工分野に進出。事業領域を拡大した。

2025
創業140年・第15次中期経営計画始動

創業140年の節目に新たな中期経営計画を策定。長期ビジョン実現に向けた成長戦略を推進中。

出来事の年表

2026年3月業績上方修正

2026/03期の経常利益予想を25%上方修正し31.5億円へ。配当も10円増額し1株100円に。

2026年2月3Q決算好調

3Q累計の経常利益が+45%増で5期ぶりに過去最高を更新。売上高も30%増と好調。

2025年7月中計策定

創業140年を機に第15次中期経営計画を策定。長期ビジョン実現へ向けたステップアップ。

社長プロフィール

日下部 久夫
代表取締役社長
堅実経営者
創業140年の伝統を礎に、確かな技術力と地域に根ざした信頼で、安全・安心な街づくりに貢献してまいります。中期経営計画のもと、県外エリアへの展開と事業の多角化を推進し、持続的な成長を目指します。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率53.2%
0%25% (注意ライン)40% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
44.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
308億円
会社の純資産

2023/03期まで実質無借金経営を続けていましたが、2024/03期から成長投資のため有利子負債を活用し始めました。自己資本比率は57%と高水準を維持しており、BPSは4,420円と株価2,932円を大きく上回るPBR 0.66倍の資産バリュー株です。 【3Q 2026/03期】総資産550億円、純資産308億円、自己資本比率53.2%、有利子負債44億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+26.5億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-10.8億円
投資に使ったお金
Financing CF
+7.9億円
借入・返済など
Free CF
+15.7億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期10.1億円11.5億円6.2億円1.4億円
2022/03期19.3億円8.9億円10.6億円10.3億円
2023/03期5.8億円3.9億円5.4億円1.9億円
2024/03期6.7億円4.5億円7.1億円11.2億円
2025/03期26.5億円10.8億円7.9億円15.7億円

2025/03期は営業CFが26.5億円と大幅に回復し、フリーキャッシュフローも15.7億円のプラスに転じました。2024/03期の営業CFマイナスは大型工事の運転資金増加によるもので一時的です。財務CFは成長投資のための借入を反映しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 1名(14.3% 男性 6
14%
86%
監査報酬
3,000万円
連結子会社数
11
設備投資額
14.5億円
平均勤続年数(従業員)
18.7

取締役7名中、女性が1名(14.3%)を占めています。11社の連結子会社を統括し、新潟県を軸とした地域密着型のグループ経営を展開。平均勤続年数18.7年と非常に高く、技術者の定着率の高さが品質維持の基盤となっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主44.1%
浮動株55.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関12.1%
事業法人等28.6%
外国法人等4%
個人その他53.9%
証券会社1.4%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はウエキエージェンシー・第四北越銀行・アキバ。

株式会社ウエキエージェンシー(324,000株)4.94%
株式会社第四北越銀行(323,000株)4.93%
植木組共栄会(282,000株)4.3%
株式会社アキバ(262,000株)3.99%
植木組社員持株会(224,000株)3.43%
第四ジェーシービーカード株式会社(206,000株)3.15%
植木 義明(205,000株)3.14%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(154,000株)2.36%
株式会社大光銀行(149,000株)2.28%
住友生命相互会社(135,000株)2.06%

筆頭株主は創業家関連のウエキエージェンシー(4.94%)で、創業家・地元企業・取引銀行による安定的な株主構成です。植木義明氏(3.14%)は代表取締役社長で、社員持株会(3.43%)・植木組共栄会(4.30%)も上位に名を連ね、従業員・取引先の結束力の高さがうかがえます。第四北越銀行・大光銀行など地元金融機関の保有も厚く、地域密着型の経営を支えています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1公共工事の発注量変動リスク(国・地方自治体の建設投資計画に依存)
2建設資材価格の高騰リスク(鉄鋼・コンクリート・木材等の価格変動)
3人手不足・労務費上昇リスク(建設業の担い手確保が課題)
4自然災害リスク(地震・豪雨等による工事遅延・損害発生)
5受注競争激化リスク(同業他社との価格競争による利益率低下)
6法規制変更リスク(建設業法・労働安全衛生法等の改正)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
684万円
従業員数
993
平均年齢
44.7歳
平均年収従業員数前年比
当期684万円993-

従業員の平均年収は684万円で、建設業界の中堅企業として標準的な水準です。平均年齢44.7歳・平均勤続年数18.7年と定着率が高く、長期的な技術伝承が行われている企業です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

植木組のTSRは5年間で164.9%と着実に上昇していますが、TOPIX(213.4%)をやや下回るパフォーマンスとなっています。ただし直近1年は株価が約70%上昇しており、PBR 0.66倍の割安さを考慮すると、今後のリレーティング(バリュー再評価)の余地は大きいと考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
90
方針: 安定配当を基本とし、業績に応じた利益還元を実施
1株配当配当性向
2016/03期7.521.7%
2017/03期7.519.9%
2018/03期8020.9%
2019/03期8024.8%
2020/03期9020.8%
2021/03期11042.8%
2022/03期5525.3%
2023/03期5526.8%
2024/03期7024.2%
2025/03期9030.3%
3期連続増配
株主優待
あり
QUOカード(500円〜3,000円相当)
必要株数100株以上(約29万円)
金額相当500円〜3,000円相当
権利確定月9月
長期特典1年以上保有で金額が2倍にアップ

2021/03期の110円(記念配当含む)から一旦55円に減配しましたが、その後3期連続で増配を実施。2026/03期は1株100円(10円増額修正)を予想し、配当利回り3.41%と魅力的な水準です。加えてQUOカードの株主優待があり、長期保有で金額がアップする仕組みも個人投資家に好評です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 164.9万円 になりました (64.9万円)
+64.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期126.1万円26.1万円26.1%
2022期124.0万円24.0万円24.0%
2023期118.0万円18.0万円18.0%
2024期148.2万円48.2万円48.2%
2025期164.9万円64.9万円64.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残23,800株
売り残100株
信用倍率238.0倍
3/9時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

植木組の株価指標は、PER 11.2倍・PBR 0.66倍と建設業界平均を大きく下回る割安水準にあります。配当利回り3.41%は業界平均を上回り、株主優待と合わせた総合利回りも魅力的です。信用倍率238倍と買い残が多いものの、業績好調を背景にバリュー株としての見直し買いが続いています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期26.4億円9.4億円35.6%
2022/03期23.8億円9.3億円39.3%
2023/03期21.3億円7.8億円36.7%
2024/03期26.6億円7.8億円29.3%
2025/03期29.5億円10.2億円34.4%

税引前利益は2025/03期に29.5億円と過去最高を記録しました。実効税率は29〜39%と年度によって変動がありますが、概ね法定実効税率に近い水準で推移しています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

(株)植木組 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 90円
安全性
安定
自己資本比率 53.2%(FY2024/3から成長投資のため有利子負債を活用開始したが、自己資本比率57%と高水準を維持)
稼ぐ力
普通
ROE 6.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 60%

「明治創業の新潟地盤ゼネコン。無借金経営から攻めの投資へ転換し、PBR 0.66倍の割安バリュー株」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU