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ダイダン(株)1980

DAI-DAN CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/24
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 163円
安全性
安定
自己資本比率 52.2%(FY2025/3で有利子負債が1,000億円に増加しているが、大型工事の増加に伴う戦略的な資金調達であり、自己資本比率49.7%は健全な水準)
稼ぐ力
高い
ROE 19.1%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

オフィスや商業施設の快適な空調、清潔な水回り、安定した電気供給。これらの「見えないインフラ」を設計・施工しているのがダイダンです。病院の手術室のクリーンルーム、半導体工場の精密空調、そしてAI時代を支えるデータセンターの冷却設備まで。再生医療の細胞培養施設「セラボ殿町」も手がけており、最先端の医療を裏方で支えています。

ダイダンは1903年創業、120年超の歴史を持つ総合設備工事の大手企業です。空調・衛生・電気設備を一貫して手がけ、ビルや工場、病院、データセンターなどの快適空間を支えています。2025年3月期は売上高2,627億円(前年比+33.1%)、営業利益230億円と過去最高益を大幅更新。中期経営計画「磨くステージ」のもと、データセンターや再生医療施設など成長分野への展開を加速しています。TSR(株主総利回り)は5年間で281%とTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。

建設業プライム市場

会社概要

業種
建設業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市西区江戸堀1丁目9番25号

サービスの実績は?

165
1株当たり配当金
2026期予想
+1.2% YoY
+33.1%
売上高成長率
2025期実績 (YoY)
+111.8%
営業利益成長率
2025期実績 (YoY)
2,445
連結従業員数
2025年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

設備工事事業(国内)
2,467億円93.9%)
設備工事事業(海外)
131億円5.0%)
その他事業
29億円1.1%)
設備工事事業(国内)2,467億円
利益: 218億円利益率: 8.8%

空調・衛生・電気設備の設計・施工・メンテナンス。オフィスビル、データセンター、病院、工場など幅広い施設に対応。売上構成比94%を占める主力セグメント。

設備工事事業(海外)131億円
利益: 8億円利益率: 6.1%

シンガポールを中心とした東南アジアでの設備工事。Presicoエンジニアリングの子会社化により事業基盤を強化中。

その他事業29億円
利益: 5億円利益率: 17.2%

再生医療関連の細胞製造受託事業(セラボヘルスケアサービス)やビル管理・メンテナンスサービスなど。高利益率の成長事業。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
19.1%(累計)
株主資本の利回り
ROA
9.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期8.4%4.8%-
2022/03期7.6%4.3%-
2023/03期8.3%4.6%-
2024/03期10.3%5.9%5.5%
2025/03期17.2%9.3%8.8%
3Q FY2026/319.1%(累計)9.1%(累計)-

営業利益率は2022/03期の4.7%から2025/03期には8.8%へと大幅に改善しており、建設業界の中でもトップクラスの収益性を実現しています。ROEも16.0%と高水準に達し、株主資本の効率的な活用が進んでいます。大型案件の利益率改善と工事管理の高度化が収益力向上の要因です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,577億円63.2億円146.0円-
2022/03期1,629億円57.8億円135.1円+3.3%
2023/03期1,860億円66.3億円154.8円+14.1%
2024/03期1,974億円109億円90.9億円212.1円+6.2%
2025/03期2,627億円230億円174億円406.8円+33.1%

ダイダンの業績は、データセンターや大型産業施設の旺盛な需要を背景に、2025/03期で売上高2,627億円・営業利益230億円と過去最高を大幅更新しました。2022/03期は資材価格高騰の影響で営業減益となりましたが、その後は受注環境の好転と利益率の改善が続いています。2026/03期は売上高2,600億円・営業利益235億円を予想し、高水準の業績維持が見込まれています。 【3Q 2026/03期実績】売上0百万円(通期予想比0%)、営業利益265億円(同113%)、純利益192億円(同109%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
19.1%(累計)
業界平均
8.6%
営業利益率
この会社: -業界平均: 6.5%
自己資本比率上回る
この会社
52.2%
業界平均
51.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億9,600万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
設備工事事業(国内)2,467億円218億円8.8%
設備工事事業(海外)131億円8億円6.1%
その他事業29億円5億円17.2%

国内設備工事事業が売上の94%を占める圧倒的な主力セグメントです。データセンターや半導体工場など大型の産業施設向け工事が業績を牽引しており、営業利益率8.8%は業界でもトップクラスです。注目すべきは再生医療関連のその他事業で、高利益率(17.2%)の成長分野として期待されています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
中期経営計画の初年度にして全ての数値目標を前倒し達成。業績目標を大幅に上方修正しており、経営計画の達成力は極めて高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「磨くステージ」
2025期〜2027期
売上高: 目標 2,600億円 前倒し達成 (2,627億円 (FY2025))
100%
営業利益: 目標 160億円→上方修正 前倒し達成 (230億円 (FY2025))
100%
ROE: 目標 10%以上 前倒し達成 (16.0% (FY2025))
100%
配当性向: 目標 40%以上 達成 (40.1% (FY2025))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期2,500億円2,627億円+5.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期150億円230億円+53.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ダイダンは「磨くステージ」において、初年度の2025/03期で全主要KPIを前倒し達成という驚異的な成果を収めました。当初の営業利益目標160億円に対し230億円を実現し、目標を大幅に上方修正。データセンターや産業施設の旺盛な需要が計画を大きく押し上げています。

どんな話題が多い?

業績・決算40%
データセンター・DX25%
株主還元・配当20%
その他15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
85
前月比 +12.5%
メディア数
30
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 15%
建設業 40社中 6位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月業績上方修正

2026/03期の業績予想を上方修正。Q3累計の経常利益は前年同期比62.3%増の275億円に急拡大。

2025年11月2Q好決算

2Q決算で経常利益が前年同期比2.6倍に急拡大。通期予想を19%上方修正し、最高益予想を上乗せ。

2025年5月中計目標上方修正

中期経営計画「磨くステージ」の業績目標を上方修正。配当性向40%以上・DOE4%以上を明示。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率52.2%
0%25% (注意ライン)40% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
34.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,218億円
会社の純資産

総資産は2021/03期の1,322億円から2025/03期には2,153億円へと大幅に拡大しています。2024/03期以降は株式分割や大型工事の増加に伴い有利子負債が増加していますが、自己資本比率は約50%と健全な水準を維持しています。BPSの変動は2024年の株式分割(1:2)の影響です。 【3Q 2026/03期】総資産2039億円、純資産1218億円、自己資本比率52.2%、有利子負債34億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+124億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-8.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
+160億円
借入・返済など
Free CF
+116億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期142億円7.2億円34.9億円135億円
2022/03期117億円8.7億円32.1億円126億円
2023/03期159億円47.3億円22.2億円112億円
2024/03期6.0億円6.0億円28.3億円700万円
2025/03期124億円8.3億円160億円116億円

営業キャッシュフローは工事の進捗・入金タイミングにより変動が大きいものの、2025/03期には124億円のプラスに回復しています。2022/03期のマイナスは大型工事の先行支出が主因です。2025/03期の財務CFプラス(160億円)は、成長投資に向けた資金調達を反映しています。設備投資は軽量なアセットライト型のビジネスモデルを維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
7,000万円
連結子会社数
5
設備投資額
9.6億円
平均勤続年数(従業員)
16.6

取締役・監査役12名中、女性が1名(8.3%)を占めています。平均勤続年数16.6年と高い定着率を誇り、技術力の蓄積とノウハウの継承が行われています。連結子会社5社のコンパクトなグループ経営で、意思決定の迅速さが強みです。設備投資は9.6億円とアセットライトな事業モデルです。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主56.7%
浮動株43.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関23.1%
事業法人等19.2%
外国法人等15.7%
個人その他39.8%
証券会社2.2%

経営者・創業家が14.4%を保有するオーナー経営企業です。 安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は名古屋大元持株会氏・東京大元持株会・大阪大元持株会。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(3,908,000株)9.04%
東京大元持株会(1,978,000株)4.57%
大阪大元持株会(1,589,000株)3.67%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,536,000株)3.55%
有楽橋ビル株式会社(1,476,000株)3.41%
ダイダン従業員持株会(1,464,000株)3.38%
名古屋大元持株会(1,219,000株)2.82%
三信株式会社(1,118,000株)2.58%
日本生命保険相互会社(872,000株)2.01%
株式会社三菱UFJ銀行(827,000株)1.91%

筆頭株主は信託銀行(9.04%)で、大元持株会(東京・大阪・名古屋の3会合計11.06%)が特徴的な安定株主です。大元持株会はOB・関係者による持株会であり、従業員持株会(3.38%)と合わせると約14.4%を占め、インサイダー的な安定株主が厚い構成です。有楽橋ビル・三信株式会社などの関連法人も上位に名を連ねています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1建設需要の変動リスク(景気・設備投資動向による受注変動)
2資材価格・労務費の高騰リスク(鋼材・銅・電線等の価格変動)
3技術者・作業員の確保・育成リスク(人手不足の深刻化)
4工事の品質・安全管理リスク(施工不良・労災事故)
5海外事業の地政学リスク(シンガポール等の事業環境変化)
6情報セキュリティリスク(サイバー攻撃・機密情報漏洩)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,066万円
従業員数
2,445
平均年齢
42歳
平均年収従業員数前年比
当期1,066万円2,445-

従業員の平均年収は1,066万円と、建設業界全体でもトップクラスの高水準です。平均年齢42歳、平均勤続年数16.6年と定着率が高く、専門技術者の育成に注力しています。業績好調を背景に、今後も処遇改善が期待されます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

ダイダンのTSRは5年間で281.4%と、TOPIXの189.6%を大幅にアウトパフォームしています。2022期には一時的にTOPIXを下回りましたが、2024期以降はデータセンター需要の拡大と業績急成長を背景に急上昇。株価上昇と高配当の両面で、投資家に優れたリターンを提供しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
163
方針: 配当性向40%以上、DOE(株主資本配当率)4%以上を目標
1株配当配当性向
2016/03期2021.0%
2017/03期2322.1%
2019/03期7631.0%
2020/03期9030.9%
2021/03期9030.8%
2022/03期9033.3%
2023/03期5032.3%
2025/03期16340.1%
1期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。配当による株主還元を重視しています。

配当は3期連続増配中で、2026/03期は1株165円(予想)と過去最高の配当額を計画しています。中期経営計画で配当性向40%以上・DOE4%以上を明示しており、積極的な株主還元姿勢が鮮明です。配当利回り5.79%は建設セクターの中でもトップクラスの水準です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 281.4万円 になりました (181.4万円)
+181.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期105.1万円5.1万円5.1%
2022期78.4万円21.6万円-21.6%
2023期91.2万円8.8万円-8.8%
2024期186.3万円86.3万円86.3%
2025期281.4万円181.4万円181.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残-
売り残-
信用倍率11.99倍
3/21時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

ダイダンの株価指標は、PER 20.8倍・PBR 3.43倍と業界平均を大きく上回る水準にあります。これはデータセンター需要などの成長期待がプレミアムとして織り込まれているためです。一方、配当利回り5.79%は業界平均の約2倍の水準であり、高成長・高配当の両立が評価されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期92.6億円29.4億円31.8%
2022/03期81.0億円23.2億円28.6%
2023/03期92.9億円26.6億円28.7%
2024/03期119億円28.3億円23.8%
2025/03期235億円60.4億円25.7%

税引前利益は2025/03期に235億円と前年比ほぼ倍増し、過去最高を記録しました。実効税率は24〜32%で推移しており、2024/03期以降は25%前後で安定しています。業績の急拡大に伴い、納税額も2025/03期には60億円規模に達しています。

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ダイダン(株) まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 163円
安全性
安定
自己資本比率 52.2%(FY2025/3で有利子負債が1,000億円に増加しているが、大型工事の増加に伴う戦略的な資金調達であり、自己資本比率49.7%は健全な水準)
稼ぐ力
高い
ROE 19.1%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「空気・水・電気を操る総合設備の匠。データセンター需要で過去最高益を更新し続けるプライム企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU