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明星工業(株)1976

MEISEI INDUSTRIAL Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/24
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 72.9%(自己資本比率77%台と極めて高水準。実質ほぼ無借金経営で財務の安全性は最高レベル)
稼ぐ力
普通
ROE 6.4%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

家庭に届くガスや電気を作る発電所・LNG基地の配管を保温・保冷する断熱工事、それが明星工業の主力事業です。また、病院や半導体工場のクリーンルーム建設、ビルの空調・衛生設備工事も手がけています。LNG運搬船の保冷工事では世界的に高い技術力を持ち、日本のエネルギー安全保障を裏方として支えています。

明星工業は1947年設立の断熱エンジニアリング企業で、LNG(液化天然ガス)関連施設の断熱工事やLNG運搬船の保冷工事で国内トップシェアを誇ります。2025年3月期は売上高663億円(前年比+9.8%)、営業利益106億円と過去最高益を更新。中期経営計画2024-2026のもと、DOE4%以上の株主還元と事業拡大を推進しています。PER 13.7倍・PBR 1.24倍で、4期連続増配中の高配当株です。

建設業プライム市場

注目ポイント

LNG断熱工事で国内首位

LNG基地の断熱工事やLNG運搬船の保冷工事で国内トップシェア。脱炭素時代の天然ガス需要増を追い風に、高い技術力で独自のポジションを築いています。

4期連続増配・配当利回り3.36%

DOE4%以上を目標に掲げ、4期連続増配を実現中。配当利回り3.36%は建設業界でも高水準で、アクティビストの提言もあり株主還元が一層強化されています。

自己資本比率77%の鉄壁財務

自己資本比率77.4%・実質無借金経営に近い強固な財務基盤。景気変動に左右されにくい安定した経営が、長期投資家にとって安心材料です。

会社概要

業種
建設業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市西区京町堀1丁目8番5号 明星ビル
公式
www.meisei-kogyo.co.jp

サービスの実績は?

60
1株当たり配当金
2026期予想
4期連続増配
+9.8%
売上高成長率
2025期実績 (YoY)
+31.6%
営業利益成長率
2025期実績 (YoY)
756
単体従業員数
2025年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

建設工事事業
603億円91.0%)
機器製造販売事業
60億円9.0%)
建設工事事業603億円
利益: 96.1億円利益率: 15.9%

LNG関連施設の断熱工事・LNG運搬船の保冷工事が主力。クリーンルーム建設、空調・衛生設備工事も展開。売上構成比91%を占める中核事業。

機器製造販売事業60億円
利益: 10.5億円利益率: 17.5%

断熱材・保温材の製造販売。浜松工場を拠点に、自社工事向けおよび外販を行う。売上構成比9%。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.4%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.6%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期8.5%6.7%-
2022/03期6.9%5.4%-
2023/03期8.1%6.3%-
2024/03期10.1%7.7%13.4%
2025/03期12.7%9.8%16.0%
3Q FY2026/36.4%(累計)4.6%(累計)-

営業利益率は11〜16%と建設業界の中ではトップクラスの収益性を誇ります。特に2025/03期は16.0%と大幅に改善し、ROEも12.2%に到達しました。LNG断熱工事という高い専門性と参入障壁が、安定した高収益を支えています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期505億円46.0億円89.7円-
2022/03期484億円37.9億円74.6円-4.2%
2023/03期559億円46.8億円94.0円+15.5%
2024/03期604億円80.6億円62.4億円126.1円+8.0%
2025/03期663億円106億円84.5億円174.7円+9.8%

明星工業の業績はLNG関連工事の好調により、2025/03期で売上高663億円・営業利益106億円と過去最高益を更新しました。2022/03期はコロナ禍の影響で一時減収となりましたが、2023/03期以降は3期連続で増収増益を達成しています。2026/03期は大型案件の反動減により減収減益予想ですが、営業利益率は依然12%超の高水準を維持する見通しです。 【3Q 2026/03期実績】売上0百万円(通期予想比0%)、営業利益55億円(同71%)、純利益40億円(同64%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.4%(累計)
業界平均
8.6%
営業利益率
この会社: -業界平均: 6.5%
自己資本比率上回る
この会社
72.9%
業界平均
51.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億3,400万円
取締役6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
建設工事事業603億円96.1億円15.9%
機器製造販売事業60億円10.5億円17.5%

建設工事事業が売上の91%を占める中核事業で、LNG関連施設の断熱工事やLNG運搬船の保冷工事が主力です。機器製造販売事業は売上構成比9%ながら利益率17.5%と高収益。断熱材の内製化により、工事と製造の垂直統合で競争力を発揮しています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
中期計画の数値目標を2年目で前倒し達成。LNG関連工事の好調により、当初目標を大幅に上回る実績を達成した。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画 2024-2026
2024期〜2026期
売上高: 目標 550億円以上 前倒し達成 (663億円 (FY2025))
100%
営業利益: 目標 66億円以上 前倒し達成 (106億円 (FY2025))
100%
DOE: 目標 4%以上 達成 (4.2% (FY2025))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期580億円663億円+14.3%
2024期550億円604億円+9.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

明星工業は中期経営計画2024-2026で掲げた売上高550億円・営業利益66億円の目標を2025/03期に前倒しで達成しました。2026/03期は大型案件の反動減で一時的に減収を見込むものの、DOE4%以上の株主還元目標も達成しており、計画の実行力は極めて高いと評価できます。

どんな話題が多い?

業績・決算35%
LNG・エネルギー30%
株主還元・資本政策20%
その他15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +8.5%
メディア数
18
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 40%
建設業 75社中 30位
報道のトーン
45%
好意的
40%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1944
明星工業所として創業

戦時中に断熱工事業として大阪で創業。日本の産業インフラを支える技術者集団の原点。

1947
明星工業株式会社設立

法人として再出発し、戦後復興期の石油化学プラントの断熱工事を手がけて成長の礎を築いた。

1970
LNG関連工事に参入

日本初のLNG基地建設に参画し、LNG施設の断熱工事・LNG運搬船の保冷工事で国内首位の地位を確立した。

2000
クリーンルーム事業を本格化

半導体工場や医薬品製造施設のクリーンルーム建設に参入。断熱技術を応用した環境制御技術で事業領域を拡大。

2024
中期経営計画2024-2026始動

DOE4%以上の配当方針を掲げ、株主還元と事業成長の両立を目指す3カ年計画をスタート。初年度で目標を前倒し達成。

出来事の年表

2025年10月業績下方修正

2026年3月期上期の経常利益予想を10%下方修正。大型LNG案件の端境期による一時的な減収が要因。

2025年7月資本政策公表

資本コストや株価を意識した経営方針を公表。DOE4%以上の配当方針と自己株式取得の方針を明確化。

2025年5月過去最高益

2025/03期通期決算で売上高663億円・営業利益106億円と過去最高益を更新。LNG関連工事の好調が牽引。

社長プロフィール

福井 健一
代表取締役社長
技術者出身の堅実経営者
断熱技術を核に、エネルギーインフラの安全・安定に貢献し続けます。LNG関連工事のリーディングカンパニーとして、脱炭素社会の実現に向けた技術革新と人材育成に注力し、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率72.9%
0%25% (注意ライン)40% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
8.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
687億円
会社の純資産

自己資本比率は75〜78%と極めて堅固な財務基盤を維持しています。2023/03期までは実質無借金経営であり、2024/03期以降の有利子負債も事業拡大に伴う戦略的な借入に限定されています。BPSは2021/03期の1,053円から2025/03期には1,441円まで着実に積み上がっています。 【3Q 2026/03期】総資産846億円、純資産687億円、自己資本比率72.9%、有利子負債8.0億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+69.4億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-5.0億円
投資に使ったお金
Financing CF
-46.9億円
借入・返済など
Free CF
+64.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期51.6億円5.3億円14.7億円46.3億円
2022/03期71.7億円900万円26.6億円71.6億円
2023/03期40.7億円8.3億円17.4億円32.4億円
2024/03期71.3億円18.9億円30.9億円52.4億円
2025/03期69.4億円5.0億円46.9億円64.4億円

営業キャッシュフローは毎期40〜70億円を安定的に創出しており、フリーキャッシュフローも5期連続でプラスを維持しています。2025/03期はFCF 64億円と高水準で、財務CFのマイナス幅拡大は自己株式取得や増配による株主還元の積極化を反映しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
4,400万円
連結子会社数
16
設備投資額
25.9億円
平均勤続年数(従業員)
12.6

取締役・監査役9名中、女性が1名(11.0%)を占めています。16社の連結子会社を統括するグループ経営において、アクティビストの提言も受けながらガバナンス改善に取り組んでいます。平均勤続年数12.6年と専門技術者の定着率が高い点が特徴です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主52%
浮動株48%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関36.7%
事業法人等11.1%
外国法人等19.8%
個人その他31.4%
証券会社1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は公益財団法人富本奨学会・大同生命保険・三井住友銀行。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,507,000株)9.44%
NIPPON ACTIVE VALUE FUND PLC (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(3,771,000株)7.9%
公益財団法人富本奨学会(2,695,000株)5.64%
大同生命保険株式会社(2,632,000株)5.51%
株式会社三井住友銀行(2,000,000株)4.18%
明星工業取引先持株会(1,996,000株)4.18%
日本生命保険相互会社(1,960,000株)4.1%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,556,000株)3.26%
株式会社三菱UFJ銀行(1,400,000株)2.93%
第一生命保険株式会社(1,351,000株)2.83%

筆頭株主は信託銀行(9.44%)で、第2位にアクティビストファンドのNIPPON ACTIVE VALUE FUND(7.9%)が入っています。金融機関と事業法人を中心とした安定株主構成ですが、アクティビストの存在が株主還元の積極化を後押ししている側面もあります。取引先持株会が4.18%を保有しており、取引先との信頼関係の厚さがうかがえます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1LNG関連プロジェクトの受注変動リスク(大型案件の有無で業績が変動)
2原材料価格・資材価格の高騰リスク
3熟練技術者の確保・育成に関するリスク
4海外工事に伴う為替変動・カントリーリスク
5自然災害や大規模事故による工事遅延リスク
6情報セキュリティリスク(サイバー攻撃等)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
615万円
従業員数
756
平均年齢
39.3歳
平均年収従業員数前年比
当期615万円756-

従業員の平均年収は615万円で、平均年齢39.3歳と比較的若い組織構成です。専門性の高い断熱エンジニアリング分野での安定した雇用を提供しており、平均勤続年数12.6年と定着率も高い水準です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

明星工業のTSRは5年間で205%と株価は着実に上昇していますが、TOPIX(213.4%)をわずかに下回る水準です。ただし、2024期以降はTOPIXとほぼ同水準まで追い上げており、DOE4%の配当方針と自己株式取得による株主還元の強化が寄与しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: DOE(株主資本配当率)4%以上を目標
1株配当配当性向
2016/03期1013.5%
2017/03期1418.6%
2018/03期2630.9%
2019/03期3030.8%
2020/03期3033.0%
2021/03期3033.4%
2022/03期3040.2%
2023/03期3638.3%
2024/03期5543.6%
2025/03期6034.3%
9期連続増配
株主優待
あり
QUOカード1,000円相当
必要株数200株以上(約36万円)
金額相当1,000円相当
権利確定月3月

配当は4期連続増配中で、2025/03期は1株60円と2021/03期比で2倍に増加しています。中期経営計画ではDOE4%以上を目標に掲げており、2026/03期も同額の60円を予想。配当利回り3.36%は建設業界の中でも高水準です。株主優待としてQUOカードも贈呈されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 205.0万円 になりました (105.0万円)
+105.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期109.7万円9.7万円9.7%
2022期102.2万円2.2万円2.2%
2023期118.5万円18.5万円18.5%
2024期199.5万円99.5万円99.5%
2025期205.0万円105.0万円105.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残55,700株
売り残77,800株
信用倍率0.72倍
2026年3月時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月上旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

明星工業の株価指標は、PER 13.7倍・PBR 1.24倍と建設業界の平均をやや上回る水準にありますが、配当利回り3.36%は業界平均を上回る高水準です。信用倍率0.72倍と売り残が買い残を上回っており、将来の買い戻し需要が株価を下支えする可能性があります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期67.4億円21.4億円31.8%
2022/03期56.4億円18.5億円32.8%
2023/03期72.6億円25.8億円35.5%
2024/03期85.5億円23.1億円27.0%
2025/03期112億円27.8億円24.8%

税引前利益は2025/03期に112億円と過去最高を記録しました。実効税率は24〜36%と幅がありますが、2024/03期以降は税効果会計の影響で低下傾向にあります。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

明星工業(株) まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 72.9%(自己資本比率77%台と極めて高水準。実質ほぼ無借金経営で財務の安全性は最高レベル)
稼ぐ力
普通
ROE 6.4%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「LNG断熱工事で国内首位。熱絶縁技術を武器に、エネルギーインフラを支えるプライム企業」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU