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関電工1942

KANDENKO CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/22
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 82円
安全性
安定
自己資本比率 57.1%
稼ぐ力
高い
ROE 13.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 70%

この会社ってなに?

あなたの身の回りの電気設備、実は関電工が手掛けているかもしれません。オフィスビルや商業施設の電気工事、駅や空港の空調設備、さらにはデータセンターの電源設備まで、日常生活を支えるインフラの裏側で活躍しています。最近ではEVバスの充電インフラ整備にも参入しており、街のモビリティの変化にも貢献しています。

関電工は東京電力グループの電気設備工事最大手級企業です。発電所から家庭のコンセントまで幅広い電気インフラを手掛けるほか、情報通信工事や空調工事なども展開する総合設備企業です。2025/03期期は売上高6,719億円(前年比+12.3%)、営業利益583億円(同+42.5%)と連続で過去最高益を更新しました。2026/03期期も売上高7,030億円、営業利益630億円と増収増益を見込んでおり、中期経営計画の最終年度目標を2年前倒しで達成する好調ぶりです。

建設業プライム市場

注目ポイント

東京電力グループの安定基盤

筆頭株主である東京電力パワーグリッドから安定した受注を確保しつつ、一般向け工事の拡大で自立的な成長も実現しています。

連続最高益更新の成長力

5期連続の増収増益を達成し、中期経営計画の目標を2年前倒しで突破。営業利益率も着実に改善しています。

4年連続増配の株主還元

配当金は2021期の28円から2026期予想の120円へと約4.3倍に拡大。配当性向40%目標のもと、着実な増配を継続しています。

会社概要

業種
建設業
決算期
3月
本社
東京都港区芝浦四丁目8番33号
公式
www.kandenko.co.jp

サービスの実績は?

10,558
連結従業員数
2025年3月時点
安定
906万円
平均年収
2025期実績
業界高水準
120
年間配当予想
2026/03期期予想
+38円 YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
7.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期7.2%4.4%-
2022/03期7.1%4.4%-
2023/03期7.0%4.4%-
2024/03期8.4%5.2%6.8%
2025/03期11.7%7.2%8.7%
3Q FY2026/313.0%(累計)7.4%(累計)-

収益性は着実に向上しており、2025/03期期にはROEが11.1%と二桁に到達しました。営業利益率も5.4%から8.7%へ大幅に改善しており、工事の選別受注による採算性向上と原価管理の徹底が奏功しています。中期経営計画のROE目標8%を大きく上回る水準を達成しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期5,560億円201億円98.6円-
2022/03期4,956億円203億円99.5円-10.9%
2023/03期5,416億円212億円103.6円+9.3%
2024/03期5,984億円409億円273億円133.8円+10.5%
2025/03期6,719億円583億円424億円207.3円+12.3%

関電工の業績は5期連続の増収増益トレンドにあります。2025/03期期は売上高6,719億円、営業利益583億円と過去最高を更新。電力インフラ関連の旺盛な需要とデータセンター関連工事の増加が牽引しています。2026/03期期も売上高7,030億円・営業利益630億円と増収増益を予想しており、中期経営計画の目標を2年前倒しで達成する好調ぶりです。 【3Q 2026/03期実績】売上0百万円(通期予想比0%)、営業利益585億円(同93%)、純利益462億円(同101%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
13.0%(累計)
業界平均
8.6%
営業利益率
この会社: -業界平均: 6.5%
自己資本比率上回る
この会社
57.1%
業界平均
51.3%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4億4,900万円
取締役8名の合計

役員報酬は8名で総額約4億5千万円です。事業リスクとしては、筆頭に親会社である東京電力グループからの受注動向の変化が挙げられます。また、建設業界全体の課題である技能労働者不足と資材価格高騰への対応も重要な経営課題となっています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
中計の最終年度目標を2年前倒しで達成し、目標値自体も大幅に引き上げ。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

電力インフラ需要の追い風とデータセンター関連工事の急増が想定以上に業績を押し上げた結果です。
2024-2026年度 関電工グループ中期経営計画
2025期〜2027期
連結営業利益: 目標 670億円(当初450億円から上方修正) 順調 (583億円(FY2025/3期実績))
87%
ROE: 目標 8.0% 前倒し達成 (11.1%(FY2025/3期実績))
100%
配当性向: 目標 40%程度 達成 (39.5%(FY2025/3期実績))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期6,000億円6,719億円6,719億円+12.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期370億円583億円583億円+57.6%
2026期630億円800億円+27.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024-2026年度中期経営計画では、当初の連結営業利益目標450億円を670億円へ大幅に上方修正しました。2025/03期期にROE11.1%を達成し、中計目標の8%を大きく上回っています。配当性向も40%程度を維持しており、株主還元と成長投資のバランスに優れた経営を実現しています。

どんな話題が多い?

業績・上方修正45%
株主還元・配当25%
EV・インフラ投資20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
95
前月比 +18.5%
メディア数
32
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 8%
建設業 500社中 38位
報道のトーン
70%
好意的
22%
中立
8%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1944
関東配電(現・東京電力)の工事部門として設立

戦時下の電力インフラ整備を担う組織として創業。以来、電気設備工事の専門会社として歩み始める。

1961
東京証券取引所に上場

東証への上場を果たし、独立した企業として成長の基盤を確立。電気設備工事のリーディングカンパニーへの道を歩む。

2020
総合設備企業への進化

電気工事に加え、情報通信・空調・リニューアル工事へと事業領域を拡大。ネクストキャディックスの子会社化でDXにも着手。

2025
EVバス充電インフラへの参入

タツノとの業務提携によりEVバス充電管理システムの全国展開に乗り出し、新たな成長領域を切り拓く。

2030
Milestone 2030の実現へ

長期ビジョンのもと、再生可能エネルギーとデジタル技術を融合した次世代インフラ企業への変革を目指す。

出来事の年表

2026年1月業績上方修正

2026/03期期第3四半期決算にて通期業績予想を上方修正。経常利益を640億円から820億円へ引き上げ、配当も30円増額の年120円とした。

2025年10月上方修正

2026/03期期第2四半期決算にて経常利益を28%上方修正し、過去最高益予想をさらに上乗せした。

2025年7月業務提携

タツノと業務提携を締結し、EVバス充電インフラ分野への本格参入を発表。充電管理システムの全国展開を目指す。

2025年4月中計見直し

中期経営計画の最終年度(2026年度)の営業利益目標を450億円から670億円に大幅引き上げ。ROE目標8%も前倒し達成。

社長プロフィール

仲摩 俊男
代表取締役社長
堅実・挑戦型
電気設備の総合企業として培ってきた技術力と信頼を基盤に、再生可能エネルギーやEVインフラなど新領域にも積極的に挑戦し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率57.1%
0%25% (注意ライン)40% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
281億円
借金(有利子負債)
Net Assets
4,151億円
会社の純資産

自己資本比率は59〜61%台で安定的に推移しており、建設業界の中でも極めて健全な財務体質を維持しています。2024/03期期に有利子負債が発生しましたが、2025/03期期には約371億円に縮小。BPS(1株当たり純資産)も着実に増加しており、資産の質的な充実が進んでいます。 【3Q 2026/03期】総資産6442億円、純資産4151億円、自己資本比率57.1%、有利子負債281億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+183億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-102億円
投資に使ったお金
Financing CF
-126億円
借入・返済など
Free CF
+81.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期129億円9.7億円263億円119億円
2022/03期272億円92.2億円77.9億円179億円
2023/03期74.5億円66.3億円73.2億円8.2億円
2024/03期198億円191億円5.7億円7.6億円
2025/03期183億円102億円126億円81.0億円

営業キャッシュフローは毎期プラスを維持しており、本業の現金創出力は安定しています。2024/03期期は投資CFが約190億円と大きく膨らみましたが、これは成長投資の拡大を反映したものです。2025/03期期にはFCFが約81億円に回復しており、堅調な工事代金の回収が確認できます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 17名)
女性 2名(11.8% 男性 15
12%
88%
監査報酬
5,600万円
連結子会社数
30
設備投資額
150.7億円
平均勤続年数(従業員)
19.5
臨時従業員数
1032

取締役会は17名で構成され、うち女性は2名(11.8%)です。連結子会社30社を統括し、監査報酬として5,600万円を計上しています。平均勤続年数19.5年と長期雇用の文化が根付いており、技術力の蓄積と安定した組織運営に寄与しています。設備投資額は年間約151億円で、積極的な事業基盤の整備を推進中です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主69.2%
浮動株30.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16.7%
事業法人等49.8%
外国法人等18.3%
個人その他13.1%
証券会社2.1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は関電工グループ従業員持株会氏・東京電力パワーグリッド。

東京電力パワーグリッド株式会社(94,753,000株)46.35%
日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口)(15,717,000株)7.68%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)(10,352,000株)5.06%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人  株式会社みずほ 銀行決済営業部)(7,034,000株)3.44%
関電工グループ従業員持株会(5,613,000株)2.74%
株式会社みずほ銀行(2,053,000株)1%
JPモルガン証券株式会社(1,990,000株)0.97%
THE BANK OF NEW YORK, TREATY JASDEC ACCOUNT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(1,598,000株)0.78%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ 銀行決済営業部)(1,447,000株)0.7%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人  株式会社みずほ 銀行決済営業部)(1,401,000株)0.68%

筆頭株主は東京電力パワーグリッド(46.35%)であり、実質的な親会社として経営に強い影響力を持っています。信託口やカストディ銀行が上位に並ぶことから機関投資家の保有も一定規模あり、従業員持株会も2.74%を保有するなど、安定した株主構成となっています。浮動株比率は33.5%で、親会社の大量保有により流動性はやや限定的です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1電力会社からの受注動向の変化リスク
2建設技能労働者の不足・労務費高騰リスク
3建設資材価格の変動リスク
4自然災害・異常気象による工事中断リスク
5情報セキュリティに関するリスク
6法規制・コンプライアンスに関するリスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
906万円
従業員数
10,558
平均年齢
42.4歳
平均年収従業員数前年比
当期906万円10,558-

平均年収は約906万円で、電気設備工事業界の中では高水準の給与体系です。従業員数は1万人を超える大所帯であり、平均年齢42.4歳と技術者の層が厚いことが特徴です。今後の人材確保と賃上げ動向が注目されます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

2021期を起点とした株主総利回り(TSR)は335.7%とTOPIXの213.4%を大幅にアウトパフォームしています。特に2024期以降の伸びが顕著で、業績の急拡大と株主還元の強化が株価上昇を加速させました。電力インフラ投資の拡大トレンドを背景に、今後もTOPIXを上回るパフォーマンスが期待されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
82
方針: 配当性向40%程度
1株配当配当性向
2016/03期1430.4%
2017/03期2023.2%
2018/03期2425.7%
2019/03期2627.0%
2020/03期2825.4%
2021/03期2828.4%
2022/03期2828.2%
2023/03期3230.9%
2024/03期4130.6%
2025/03期8239.5%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

配当金は2021/03期期の28円から2025/03期期の82円へと4年連続で増配し、約3倍に拡大しました。配当性向は40%程度を目標としており、2026/03期期は年間120円(予想配当利回り1.94%)へのさらなる増配が見込まれています。業績拡大に連動した着実な株主還元の強化が進んでいます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 335.7万円 になりました (235.7万円)
+235.7%
年度末時点評価額損益TSR
2021期116.0万円16.0万円16.0%
2022期103.4万円3.4万円3.4%
2023期118.8万円18.8万円18.8%
2024期218.1万円118.1万円118.1%
2025期335.7万円235.7万円235.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残信用倍率 4.70倍
売り残-
信用倍率4.70倍
2026年3月時点時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年4月下旬
第1四半期決算発表2026年7月下旬

PER27.5倍・PBR3.44倍と、電気設備工事業界の平均を大幅に上回る高いバリュエーションで取引されています。これは連続最高益更新と中計目標の前倒し達成による市場の高い成長期待を反映しています。信用倍率は4.70倍でやや買い長の状態です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期310億円109億円35.1%
2022/03期318億円114億円36.0%
2023/03期341億円129億円37.9%
2024/03期426億円153億円35.9%
2025/03期595億円171億円28.8%

2021/03期〜2024/03期期は実効税率35〜38%程度で推移していましたが、2025/03期期は28.8%に低下しています。これは政策保有株式の売却益に関する税効果や繰延税金資産の計上が影響したものと考えられます。2026/03期期も27.0%と低水準を見込んでおり、税効率の改善が純利益の押し上げ要因となっています。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

関電工 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 82円
安全性
安定
自己資本比率 57.1%
稼ぐ力
高い
ROE 13.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 70%

東京電力系で電気設備工事最大手級、連続最高益更新と積極還元で急成長中

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU