1873プライム

(株)日本ハウスホールディングス

NIHON HOUSE HOLDINGS CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月24日

ROE5.2%
BPS541.9円
自己資本比率51.1%
FY2025/3 有報データ

檜の香りに包まれた、日本の家づくりの伝統を守り続ける注文住宅の匠

価値ある本物の家づくりを通じて、豊かな住まいと暮らしを提供する

この会社ってなに?

「丈夫で長持ち、檜の家」のCMでおなじみの住宅メーカーです。注文住宅の設計・施工を主力に、地震に強い在来工法の木造住宅を提供しています。また、グループ会社では北海道の農場でスープ用野菜を生産しており、株主優待としてスープセットがもらえます。全国にモデルハウスを展開し、マイホーム購入を検討する方にとって身近な存在です。

日本ハウスホールディングスは1969年設立の注文住宅大手で、檜(ひのき)を主材料とした在来工法の木造住宅を全国展開しています。2025年4月期は売上高350億円・営業利益23億円と黒字回復を果たしました。子会社でホテル事業や木材加工も手がけ、中期経営計画「修正飛躍 未来3ヶ年計画」のもと売上高営業利益率8%以上を目指しています。PBR 0.57倍と解散価値を大きく下回る水準で、配当利回り3.55%のバリュー株です。

建設業プライム市場

会社概要

業種
建設業
決算期
4月
本社
東京都千代田区飯田橋四丁目3番8号 日本ハウスHD飯田橋ビル
公式
www.nihonhouse-hd.co.jp

社長プロフィール

成田 和幸
代表取締役会長兼社長
堅実経営者
丈夫で長持ち、檜の家。日本ハウスHDは、日本の伝統的な木造建築の技術を活かし、お客様に安心して末永く暮らせる「価値ある本物の家」をお届けします。地震に強く、省エネルギーの住まいを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1969
東日本ハウスとして創業

岩手県盛岡市で東日本ハウス株式会社として設立。在来工法の木造注文住宅で事業をスタートした。

1988
東京証券取引所に上場

東証に株式を上場。全国展開を加速し、注文住宅大手としての地位を確立していった。

2015
日本ハウスHDに社名変更

東日本ハウスから日本ハウスホールディングスに社名変更。持株会社体制へ移行し、グループ経営を強化。

2023
決算期変更・構造改革

決算期を10月から4月に変更。9ヶ月の変則決算で一時的に業績が落ち込むも、構造改革を推進。

2025
黒字回復と新中計始動

FY2025/4で売上高350億円・営業利益23億円と黒字回復を達成。「修正飛躍 未来3ヶ年計画」を始動。

2027
営業利益率8%への挑戦

中期経営計画の最終年度。住宅事業の収益向上とホテル事業の黒字化により、営業利益率8%以上の達成を目指す。

注目ポイント

PBR 0.57倍の超割安バリュー株

PBR 0.57倍は純資産の約半値で買える水準。無借金経営で財務基盤は盤石、配当利回り3.55%も魅力的。資産バリュー株として注目される銘柄です。

檜の注文住宅で半世紀の実績

1969年の創業以来、檜を主材料とした在来工法の木造住宅を全国展開。地震に強く長持ちする住まいを提供し続けてきた実績があります。

無借金経営の堅実な財務体質

有利子負債ゼロの実質無借金経営で自己資本比率51%。業績が低迷した局面でも財務の安全性が高く、安心して長期保有できる銘柄です。

サービスの実績は?

11
1株当たり配当金
FY2026予想
±0 YoY
+171.4%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
0
有利子負債
実質無借金経営
40,000千株
発行済株式数
2026年3月時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑(FY2024/4は決算期変更による9ヶ月の変則決算であり、赤字は期間短縮が主因)
配当
少なめ
1株 11円
安全性
安定
自己資本比率 51.1%(有利子負債ゼロの無借金経営で財務は極めて健全)
稼ぐ力
普通
ROE 5.2%
話題性
普通
ポジティブ 25%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
11
方針: 安定配当を基本とし、業績に応じた利益還元
1株配当配当性向
FY2015/32033.8%
FY2016/31524.4%
FY2017/32030.5%
FY2018/3251968.5%
FY2019/32036.6%
FY2020/3529.0%
FY2021/31334.1%
FY2022/32054.2%
FY2023/311-
FY2024/35-
FY2025/31138.8%
1期連続増配
株主優待
あり
自社関連会社製品(スープセット 1セット)
必要株数1000株以上(約31万円)
金額相当約2,000円相当
権利確定月4月

配当は業績連動型で、FY2022/10の20円をピークにFY2024/4は5円まで減配となりました。FY2025/4・FY2026/4は1株11円で安定配当を予想しています。配当利回りは3.55%と高水準です。株主優待は1,000株以上が必要なため、優待狙いの場合は約31万円の投資が必要です。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.2%
業界平均
9.2%
営業利益率上回る
この会社
6.7%
業界平均
6.4%
自己資本比率上回る
この会社
51.1%
業界平均
51.1%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3428億円
FY2023/3391億円
FY2024/3129億円
FY2025/3350億円
営業利益
FY2022/325.2億円
FY2023/39.7億円
FY2024/3-12.7億円
FY2025/323.4億円

FY2024/4は決算期変更に伴う9ヶ月の変則決算(10月決算→4月決算)であり、売上高129億円・営業赤字13億円は期間短縮が主因です。FY2025/4では通年に戻り売上高350億円・営業利益23億円と黒字回復を達成しました。FY2026/4は売上高339億円・営業利益16億円と減益予想ですが、ホテル事業の改善が鍵となります。

事業ごとの売上・利益

住宅事業
280億円80.0%)
ホテル事業
40億円11.4%)
その他事業
30億円8.6%)
住宅事業280億円
利益: 22億円利益率: 7.9%

檜を主材料とした在来工法の注文住宅の設計・施工・販売。全国にモデルハウスを展開し、主力事業として売上の約80%を占める。

ホテル事業40億円
利益: -2億円利益率: -5.0%

グループ会社が運営するリゾートホテル・ビジネスホテル事業。コロナ後の回復途上で赤字が続いており、収益改善が課題。

その他事業30億円
利益: 3億円利益率: 10.0%

木材加工、不動産管理、農場運営等。木材加工ではグループ住宅向けの部材を安定供給し、農場では株主優待用の野菜も生産。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
2.7%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
6.7%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2015/314.7%5.9%7.2%
FY2016/313.7%6.0%8.4%
FY2017/313.3%6.2%9.4%
FY2018/30.3%0.1%4.6%
FY2019/311.0%5.8%8.3%
FY2020/33.4%1.9%4.2%
FY2021/37.2%3.7%7.3%
FY2022/36.3%3.1%5.9%
FY2023/3-0.2%-0.1%2.5%
FY2024/3-5.9%-2.9%-9.9%
FY2025/35.2%2.7%6.7%

FY2024/4は決算期変更による9ヶ月決算で営業利益率がマイナスとなりましたが、FY2025/4には営業利益率6.7%まで回復しています。中期経営計画では営業利益率8%以上を目標に掲げており、ROEも5.2%と改善傾向にあります。ホテル事業の収益改善が利益率向上の鍵です。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率51.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
220億円

有利子負債ゼロの実質無借金経営を維持しており、自己資本比率は48〜51%と安定しています。BPS(1株純資産)は542円に対して株価310円であり、PBR 0.57倍と大幅に割安な水準です。総資産は424億円規模で、堅実な財務基盤を有しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+34.5億円
営業CF
投資に使ったお金
-7.1億円
投資CF
借入・返済など
-21.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+27.4億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2015/368.4億円-11.1億円-40.2億円57.3億円
FY2016/352.0億円-15.7億円-30.7億円36.3億円
FY2017/314.7億円3.7億円-1.3億円18.4億円
FY2018/322.9億円-38.6億円-51.0億円-15.8億円
FY2019/354.1億円-10.1億円-28.7億円44.0億円
FY2020/312.7億円-10.7億円5,200万円2.1億円
FY2021/332.0億円-16.6億円-7.0億円15.3億円
FY2022/327.3億円-33.0億円22.1億円-5.7億円
FY2023/325.2億円-18.6億円-30.9億円6.7億円
FY2024/3-14.0億円-2.4億円22.9億円-16.4億円
FY2025/334.5億円-7.1億円-21.4億円27.4億円

FY2025/4は営業CFが35億円と力強い回復を見せ、FCFも27億円のプラスに転じました。FY2024/4の営業CFマイナスは9ヶ月の変則決算による影響が大きく、通年ベースでは安定したキャッシュ創出力を持っています。無借金経営のため財務CFは主に配当支出等に限られています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1住宅着工戸数の減少リスク(人口減少・少子高齢化の影響)
2木材価格の高騰リスク(ウッドショック等による原材料費上昇)
3金利上昇リスク(住宅ローン金利上昇による需要減退)
4自然災害リスク(地震・台風等による建設遅延・損害)
5ホテル事業の業績変動リスク(観光需要の変動)
6人材確保リスク(施工職人・営業人材の不足)

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2015/332.9億円5.8億円17.5%
FY2016/336.5億円8.3億円22.8%
FY2017/341.2億円11.1億円27.0%
FY2018/317.6億円17.0億円96.7%
FY2019/338.8億円13.8億円35.5%
FY2020/315.3億円7.3億円48.2%
FY2021/326.6億円10.5億円39.6%
FY2022/323.3億円8.6億円36.7%
FY2023/36.8億円7.3億円106.9%
FY2024/3-14.6億円0円-
FY2025/320.6億円9.2億円44.8%

FY2023/10は税引前利益7億円に対し税額7億円と実効税率が100%を超えたのは、繰延税金資産の取崩し等の影響によるものです。FY2025/4には税引前利益21億円に回復し、FY2026/4は16億円を予想しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
550万円
従業員数
1,800
平均年齢
42歳
平均年収従業員数前年比
FY2025/4550万円1,800-

従業員の平均年収は推定550万円前後で、建設業界の中では平均的な水準です。注文住宅営業を主力とする事業特性上、営業職の比率が高く、成果報酬型の給与体系を採用しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主52%
浮動株48%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関18%
事業法人等5%
外国法人等3%
個人その他72%
証券会社2%

社員持株会と日盛会持株会で約14%を占め、安定株主比率が高い。個人投資家の保有比率も高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

日本ハウスホールディングス社員持株会(4,060,000株)10.15%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,112,000株)10.28%
日盛会持株会(1,412,000株)3.53%
株式会社みずほ銀行(1,324,000株)3.31%
みずほ証券株式会社(1,000,000株)2.5%

社員持株会が筆頭株主(10.15%)という珍しい株主構成で、従業員の経営参画意識の高さを示しています。日盛会持株会(取引先持株会)も3.53%を保有し、持株会を中心とした安定株主構成が特徴です。日本マスタートラスト信託銀行が10.28%、みずほ銀行が3.31%を保有するなど金融機関の信頼も厚い構成です。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億8,400万円
取締役3名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
住宅事業280億円22億円7.9%
ホテル事業40億円-2億円-5.0%
その他事業30億円3億円10.0%

住宅事業が売上の約80%を占める主力セグメントで、営業利益率7.9%と安定した収益性を持っています。ホテル事業は赤字が続いていますが、インバウンド回復や観光需要の増加により今後の収益改善が期待されます。その他事業は木材加工を中心に安定的な利益貢献をしています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 5名)
女性 0名(0.0% 男性 5
100%
連結子会社数
10
設備投資額
15億円
平均勤続年数(従業員)
12
臨時従業員数
500

取締役5名の少数精鋭体制で、うち社外取締役が2名(社外取締役比率40%)とガバナンス面は一定の水準を確保しています。女性取締役はゼロであり、ダイバーシティの観点からは今後の改善が望まれます。10社のグループ会社を統括する体制です。

会社の計画は順調?

C
総合評価
中期経営計画の初年度であり、営業利益率8%目標に対してFY2026/4予想は4.7%と半分程度。ホテル事業の赤字解消が課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「修正飛躍 未来3ヶ年計画」
FY2026〜FY2028
売上高営業利益率: 目標 8%以上 やや遅れ (4.7% (FY2026/4 予))
59%
売上高: 目標 400億円以上 順調 (339億円 (FY2026/4 予))
85%
ROE: 目標 8%以上 やや遅れ (3.2% (FY2026/4 予))
44%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025/4381億円350億円-8.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025/420億円23億円+16.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

「修正飛躍 未来3ヶ年計画」では売上高営業利益率8%以上を最重要目標に掲げています。FY2025/4実績は6.7%と目標に迫りましたが、FY2026/4予想は4.7%に低下見込みです。ホテル事業の収益改善と住宅事業の受注拡大が目標達成の鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

日本ハウスHDのTSRは5年間で88%(マイナスリターン)と、TOPIX(213%)を大幅に下回るパフォーマンスとなっています。決算期変更に伴う業績の一時的な落ち込みや住宅市場の低迷が影響しています。PBR 0.57倍の割安さが解消される局面では、TSR改善の余地があります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合-12.0%
100万円 →88.0万円
-12.0万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021100.0万円+0.0万円0.0%
FY2022110.0万円+10.0万円10.0%
FY2023103.0万円+3.0万円3.0%
FY202495.0万円-5.0万円-5.0%
FY202588.0万円-12.0万円-12.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,206,500株
売り残15,900株
信用倍率75.88倍
3月第3週時点
今後の予定
2026年4月期 通期決算発表2026年6月中旬(予定)
定時株主総会2026年7月下旬(予定)

PBR 0.57倍は建設業界平均(1.1倍)を大きく下回る割安水準です。一方でPER 17.7倍は業界平均(12.5倍)をやや上回っており、利益水準の回復が待たれます。信用買残が120万株超と信用倍率75.88倍と高水準であり、将来の売り圧力に注意が必要です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや慎重
報道件数(30日)
35
前月比 -2.5%
メディア数
15
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 60%
建設業 80社中 48位
報道のトーン
25%
好意的
50%
中立
25%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算40%
住宅市場動向25%
株主還元・優待20%
その他15%

最近の出来事

2026年3月3Q決算発表

第3四半期累計の経常利益が74%減益で着地。ただし4Qでの大幅な利益計上が見込まれる。

2025年12月中間決算

上期の経常利益が73%減益。ただし会社予想は28%上方修正され、通期計画の達成に向けた見通しは維持。

2025年6月通期決算

FY2025/4期の売上高350億円・営業利益23億円で黒字回復。中期経営計画「修正飛躍 未来3ヶ年計画」を発表。

(株)日本ハウスホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑(FY2024/4は決算期変更による9ヶ月の変則決算であり、赤字は期間短縮が主因)
配当
少なめ
1株 11円
安全性
安定
自己資本比率 51.1%(有利子負債ゼロの無借金経営で財務は極めて健全)
稼ぐ力
普通
ROE 5.2%
話題性
普通
ポジティブ 25%

「檜の注文住宅で全国展開。在来工法にこだわる老舗ハウスビルダーのプライム企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU