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大成建設1801

TAISEI CORPORATION

プライムUpdated 2026/07/01
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 310円
安全性
普通
自己資本比率 34.9%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
高い
ROE 18.7%(FY2026/3実績)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが利用する巨大なオフィスビルや地下鉄のトンネル、スポーツスタジアム、高速道路など、日本のインフラの多くに大成建設の技術が関わっています。「地図に残る仕事。®」を掲げ、新国立競技場をはじめ都市のランドマークとなる大規模プロジェクトを数多く手掛けるスーパーゼネコンの一角です。2026/03期は純利益1,700億円・ROE18.7%と過去最高水準を達成。近年は海洋土木大手・東洋建設の子会社化や通信インフラ事業への参入など、M&Aで事業領域を広げています。普段歩く街の景色も、この会社が形作ったものかもしれません。

大成建設は鹿島建設・大林組・清水建設・竹中工務店と並ぶスーパーゼネコン5社の一角で、土木・建築・開発(不動産)の3事業を中核とする総合建設会社です。「地図に残る仕事。®」を掲げ、新国立競技場や大型再開発など国家的プロジェクトを数多く手掛けてきました。2026/03期は売上高2兆890.9億円(前期比3.0%減)と微減収ながら、土木・建築の利益率好転で営業利益1,879億円(同56.4%増)・純利益1,700億円(同37.3%増)・ROE18.7%と過去最高水準の高収益を達成しました。2025年9月には海洋土木大手の東洋建設をTOBで連結子会社化(同年12月に完全子会社化)し、通信インフラシェアリング事業にも参入するなどM&Aで事業領域を拡大しています。株主還元は2027/03期より「下限付き配当性向40%」へ引き上げ、配当も2期連続で大幅増配しました。代表取締役社長は相川善郎氏です。

建設業プライム市場

注目ポイント

圧倒的なブランド力と高収益体質

新国立競技場など国家的プロジェクトや大規模インフラ整備を多数手掛けるスーパーゼネコン5社の一角。2026/03期はROE18.7%・営業利益率9.0%と業界トップクラスの高収益を実現しています。

M&Aによる多角化と成長戦略

2025年9月に海洋土木大手の東洋建設をTOBで連結子会社化し、同年12月に株式併合等を経て完全子会社化(連結取得支出 約1,505億円)。通信インフラシェアリング事業にも参入し、「TAISEI VISION 2030」の下、建設の枠を超えた事業領域拡大を進めています。

株主還元の強化と独自の優待

2027/03期より「下限付き配当性向40%」へ引き上げ、配当は2期連続で大幅増配。軽井沢高原ゴルフ倶楽部の割引クーポンなど独自の株主優待も用意し、株主還元の充実を進めています。

会社概要

業種
建設業
決算期
3月
本社
東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル
公式
www.taisei.co.jp

サービスの実績は?

18,503
連結従業員数
2026年3月時点(東洋建設連結等で増加)
増加
1,505億円
大型M&A投資額
東洋建設子会社化(CF子会社株式取得)
積極的
310
1株当たり配当金
2026/03期実績(2027期予380円)
+100円 YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

建築事業
1兆2,486億円59.8%)
土木事業
6,797億円32.5%)
開発事業
1,442億円6.9%)
その他
166億円0.8%)
建築事業1兆2,486億円
利益: 784億円利益率: 6.3%

建築物の建設工事全般。売上構成は最大だが、2026/03期は利益率が大幅改善(営業利益+590.6%)

土木事業6,797億円
利益: 956億円利益率: 14.1%

土木工作物の建設工事全般。利益額・利益率ともにグループ最大の収益柱

開発事業1,442億円
利益: 240億円利益率: 16.6%

不動産の売買・賃貸・管理・斡旋等。高い利益率を維持

その他166億円
利益: 23.6億円利益率: 14.2%

受託研究・技術提供・環境測定・物流・レジャー関連等の周辺事業

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます

FY2026/3実績

ROE
18.7%
株主資本の利回り
ROA
6.6%
総資産の活用度
Op. Margin
9.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2022/03期8.3%3.7%6.2%
2023/03期5.5%2.4%3.3%
2024/03期4.5%1.8%1.5%
2025/03期13.8%4.9%5.6%
2026/03期18.7%6.6%9.0%

2026/03期において、ROE(自己資本当期純利益率)は前期の13.8%から18.7%へと大幅に向上しました。土木・建築両事業の利益率好転による完成工事総利益の増加に加え、投資有価証券売却益などの特別利益も寄与し、売上高営業利益率も9.0%と建設業界では高水準に達しています。資材価格の高騰や人手不足が続く中で、選別受注と生産性向上によりこの高い収益性を維持できるかが今後の鍵となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2022/03期1.5兆円961億円714億円350.9円
2023/03期1.6兆円547億円471億円241.2円+6.4%
2024/03期1.8兆円265億円403億円215.8円+7.4%
2025/03期2.2兆円1,202億円1,238億円682.8円+22.1%
2026/03期2.1兆円1,880億円1,700億円1025.5円-3.0%

大成建設の2026/03期は売上高が約2兆890.9億円(前期比3.0%減)と建築事業の減少で微減収となる一方、土木・建築両事業の利益率好転により営業利益は1,879億円(同56.4%増)、経常利益1,957億円と大幅増益を達成しました。投資有価証券売却益などの特別利益もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,700億円(同37.3%増)と過去最高水準、ROEは18.7%に達しました。翌2027/03期は、東洋建設の通期連結効果で売上高2兆4,200億円(同15.8%増)への増収を見込み、営業利益1,880億円・純利益1,510億円(特別利益の反動で減益)を予想しています。受注高2兆4,362億円・次期繰越高4兆692億円と豊富な手持ち工事を背景に、高水準の利益体質を維持できるかが注目点です。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 FY2026/3上回る
この会社
18.7%
他社平均
8.6%
営業利益率(自社 FY2026/3上回る
この会社
9.0%
他社平均
6.6%
自己資本比率(自社 FY2026/3末下回る
この会社
34.9%
他社平均
51.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

8億6,800万円
7名の合計
⚠️ 有報「役員の状況」の特定区分(7名分)の合計値。全取締役18名の総報酬額は有報の役員報酬欄を参照

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
建築事業1兆2,486億円784億円6.3%
土木事業6,797億円956億円14.1%
開発事業1,442億円240億円16.6%
その他166億円23.6億円14.2%

国内建築および土木事業を核としつつ、近年では東洋建設の完全子会社化など海洋土木領域でのM&Aを積極的に推進しています。事業リスクとしては、資材価格の変動や労働力不足が挙げられますが、デジタルツインや生成AIの活用による業務効率化で収益性の改善を図る方針です。

会社の計画は順調?

S
総合評価
建築事業の利益率改善が著しく、保守的に設定した中計目標を初年度・2年目で大幅に前倒し超過。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(2024-2026)
2025期〜2027期
グループ売上高: 目標 19,500億円程度 前倒し達成 (20,890億円(2025年度実績))
107%
グループ営業利益: 目標 1,200億円 前倒し達成 (1,879億円(2025年度実績))
157%
グループ純利益: 目標 800億円 前倒し達成 (1,700億円(2025年度実績))
213%
ROE: 目標 8.5%程度 前倒し達成 (18.7%(2025年度実績))
220%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1兆9,900億円2兆1,000億円2兆1,542億円+8.2%
2026期1兆9,600億円2兆900億円2兆891億円+6.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期870億円1,150億円1,202億円+38.1%
2026期1,010億円1,480億円1,880億円+86.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

大成建設は長期構想「TAISEI VISION 2030」(2024-2030年度)の下、3年後のマイルストーンとして中期経営計画(2024-2026、最終年度=2026年度=2027/03期)を2024年5月に策定しました。最終年度の経営数値目標は営業利益1,200億円・純利益800億円・ROE8.5%程度・売上高1兆9,500億円程度ですが、建築事業の採算改善が想定を大きく上回り、2025年度実績(2026/03期)で営業利益1,879億円・純利益1,700億円・ROE18.7%と目標を前倒しで大幅超過しています。最終年度の2027/03期予想でも営業利益1,880億円・純利益1,510億円・ROE15.4%と高水準を見込み、計画策定時の保守的目標を大きく上回る進捗です。今後はM&Aで取り込んだ東洋建設(海洋土木)や通信インフラ事業を成長ドライバーに育てられるかが焦点となります。

最新ニュース

中立
大成建設と東洋建設の完全子会社化による経営統合の進捗
1/20 · 東洋経済オンライン
ポジティブ
大成建設が東洋建設を買収へ 業界2位に迫る規模に
1/08 · 西日本新聞

どんな話題が多い?

業績・上方修正40%
M&A・事業戦略35%
インフラ関連15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +15.4%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 東洋経済オンライン ほか
業界内ランキング
上位 5%
建設業 500社中 12位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1873
大倉組商会として創業

実業家・大倉喜八郎により大倉組商会として創立され、日本の近代化とともに数々の歴史的建造物の建設に携わる。

1946
大成建設株式会社に改称

大倉土木株式会社を改め、現在の社名「大成建設株式会社」となる。1949年には社員株主制度を実現し非同族会社へ。

1957
東京証券取引所へ上場

建設業界で初めて東京証券取引所への上場を果たし、スーパーゼネコンとしての地位を確立しながら成長を続ける。

2025
東洋建設の子会社化と新事業参入

2025年9月に海洋土木大手の東洋建設をTOBで連結子会社化(同年12月に完全子会社化)し海洋土木を強化。同時期に通信インフラシェアリング事業へも参入し、事業領域を拡大。

2030
TAISEI VISION 2030の実現へ

長期構想「TAISEI VISION 2030」を推進し、建設業の枠を超えた「環境創造企業」として社会課題の解決を目指す。

出来事の年表

2026年5月本決算発表

2026/03期本決算を発表。営業利益1,879億円(前期比56.4%増)・純利益1,700億円・ROE18.7%と過去最高水準。期末配当を185円とし年310円(前期比100円増配)、2027/03期より下限付き配当性向40%への引き上げも公表。

2026年2月事業譲受

レンドリース・ジャパンのテレコム・インフラ事業を譲受し、通信インフラシェアリング市場への参入を決定。

2025年11月業績上方修正

第2四半期決算にて通期経常利益を1,050億円→1,520億円へ上方修正し、年間配当を150円→250円(100円増額)へ引き上げた。

2025年9月子会社化

海洋土木大手の東洋建設をTOBで連結子会社化(議決権61.81%・約1,020億円取得、企業結合日2025年9月30日)し、海洋土木分野での競争力を強化。同年12月に株式併合等を経て完全子会社化。

代表者プロフィール

相川 善郎
相川 善郎
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは「地図に残る仕事。」を通じて、豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。建設業の枠を超えたイノベーションを推進し、新たな価値を創造してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率FY2026/3末時点)34.9%
0%25% (注意ライン)40% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれもFY2026/3末時点

Interest-bearing Debt
4,661億円
借金(有利子負債)
Net Assets
9,899億円
会社の純資産

2026/03期末の総資産は2兆7,145億円(前期比2,857億円増)と、東洋建設の連結子会社化により大きく拡大しました。自己資本(純資産から非支配株主持分等を除いた額)は9,480億円、自己資本比率は34.9%と前期(35.7%)並みを維持しています。有利子負債は約4,661億円(短期・長期借入金、社債、ノンリコース債務、リース債務の合計。うち資金調達に係る有利子負債は4,634億円)で、M&Aや成長投資の資金調達により前期の約3,180億円から増加しました。なお直近2期(2025/03期・2026/03期)の有利子負債は短信連結BSのリース債務・ノンリコース債務を含む全部入りベース、2022/03期〜2024/03期はそれらを除く資金調達借入+社債の狭義ベースで、定義に差があります。建設業界特有の景気変動リスクに対する十分な財務耐性を備えつつ、政策保有株式の縮減で資産効率の改善も進めています。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+1,473億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1,959億円
投資に使ったお金
Financing CF
+244億円
借入・返済など
Free CF
-486億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2022/03期805億円▲377億円▲419億円428億円
2023/03期301億円▲141億円▲987億円160億円
2024/03期406億円▲1,387億円1,094億円▲981億円
2025/03期▲138億円105億円▲1,338億円▲33.1億円
2026/03期1,473億円▲1,959億円244億円▲486億円

2026/03期は税金等調整前当期純利益2,464億円を獲得したこと等により、営業キャッシュフローは1,472億円の収入超(前期は138億円の支出超)と大幅に改善しました。一方、投資キャッシュフローは東洋建設の連結子会社化(子会社株式取得1,505億円)等により1,958億円の支出超となり、フリー・キャッシュフローはマイナスとなりました。財務キャッシュフローは有利子負債の増加で243億円の収入超ですが、自己株式取得780億円・配当455億円と積極的な株主還元も実行しています。現金及び現金同等物の期末残高は2,729億円を維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 18名)
女性 3名(16.7% 男性 15
17%
83%
監査報酬
2億300万円
連結子会社数
75
設備投資額
5.5億円
平均勤続年数(従業員)
17
臨時従業員数
3951

取締役会における女性役員比率の向上など、多様性の確保を進めています。監査報酬として年間約2億円規模を計上し、連結子会社75社を統括する監査体制を構築しています。持続的な企業価値向上に向け、政策保有株式の縮減(連結純資産比での縮減目標)やROE目標を掲げた中期経営計画を推進し、ガバナンスの透明性を高めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主35.2%
浮動株64.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関27.7%
事業法人等7.4%
外国法人等34.5%
個人その他27.8%
証券会社2.6%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主は大成建設取引先持株会・大成建設社員持株会。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(25,245,000株)15.47%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(9,827,000株)6.02%
大成建設取引先持株会(6,185,000株)3.79%
ザ チェース マンハッタン バンク  エヌエイ ロンドン エス エルオムニバス アカウント (常任代理人:株式会社みずほ 銀行)(4,990,000株)3.06%
ステート ストリート バンクアンド トラスト カンパニー505001(常任代理人 株式会社みずほ 銀行)(4,444,000株)2.72%
ステート ストリート バンクアンド トラスト カンパニー505223(常任代理人 株式会社みずほ 銀行)(3,734,000株)2.29%
大成建設社員持株会(3,598,000株)2.21%
明治安田生命保険相互会社(2,847,000株)1.75%
三菱地所株式会社(2,426,000株)1.49%
ジェーピー モルガン チェースバンク 385781(常任代理人 株式会社みずほ 銀行)(2,136,000株)1.31%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占めており、機関投資家による保有割合が非常に高い構成です。また、取引先持株会や社員持株会も上位に名を連ねており、安定株主の確保を図りつつ、特定の創業家や支配的な親会社が存在しないため、経営の独立性が比較的保たれているのが特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1建設資材価格・労務費の高騰リスク
2建設技能労働者の不足リスク
3国内建設投資の減少リスク
4大型プロジェクトの工期遅延・採算悪化リスク
5海外事業におけるカントリーリスク
6自然災害・パンデミック等による工事中断リスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,058万円
従業員数
16,382
平均年齢
42.4歳
平均年収従業員数前年比
当期1,058万円16,382-

平均年収は緩やかな上昇傾向にあり、スーパーゼネコン5社の中では中位水準ながら1,000万円を超える高年収企業です。連結従業員数は2026/03期に東洋建設の連結子会社化等で大きく増加し、技術者の確保・育成を強化しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は株価上昇と配当を合わせた総合リターンを示します。2024期以降、過去最高益と大幅な株主還元強化を背景に、TOPIXを大きく上回るアウトパフォームに転じました。2021期を起点とした5年間の総リターンは約4.3倍と、TOPIXの約2.1倍を大幅に上回り、ゼネコン業績の再評価が市場で進んでいます。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
310
1株配当配当性向
2019/03期13025.4%
2020/03期13022.7%
2021/03期13029.4%
2022/03期13037.0%
2023/03期13053.9%
2024/03期13060.3%
2025/03期21030.8%
2026/03期31030.2%
2027/03期(予想)38041.0%
2期連続増配
株主優待
あり

軽井沢高原ゴルフ倶楽部で利用可能な割引クーポン券(A券・B券各2,000円分~)の提供。

大成建設は長期的な安定配当を前提とした「下限付き配当性向30%」に加え、機動的な自己株式取得を組み合わせた株主還元を基本方針としてきました。2024/03期まで130円で据え置かれた配当は、利益急増を受けて2025/03期に210円、2026/03期には310円(配当性向30.2%)へと2期連続で大幅増配しています。さらに2027/03期より「下限付き配当性向40%」へ引き上げ、配当性向40%に基づく年380円(中間190円・期末190円、配当性向41.0%)を下限として設定し、業績が予想を上回れば上方修正する方針です。自己株式取得も成長投資を優先しつつ継続的に実施する構えで、株主還元の充実が進んでいます。

もし5年前に投資していたら?

+
2022期初めに100万円を投資した場合
100万円が 434.9万円 になりました (334.9万円)
+334.9%
年度末時点評価額損益TSR
2022期85.8万円▲14.2万円-14.2%
2023期102.6万円2.6万円2.6%
2024期144.9万円44.9万円44.9%
2025期174.9万円74.9万円74.9%
2026期434.9万円334.9万円334.9%

※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残365,200株
売り残40,300株
信用倍率9.06倍
2026年6月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月中旬

PERは実績EPS(1,025.5円)ベースで約13.9倍と、利益急増を受けて建設業平均(15倍前後)並みの水準に低下しています。PBRは2.45倍と純資産に対しては高めですが、これはROE18.7%の高収益性と政策保有株式の含み益を反映したものです。配当利回りは2.18%(2026/03期実績配当310円ベース)、2027/03期予想配当380円なら2.67%となります。信用倍率は需給良好な水準で推移しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2022/03期1,035億円319億円30.9%
2023/03期681億円207億円30.5%
2024/03期571億円158億円27.6%
2025/03期1,783億円503億円28.2%
2026/03期2,464億円716億円29.1%

2026/03期は税金等調整前当期純利益2,464億円に対し、法人税等合計716億円を計上し、実効税率は29.1%と法定実効税率(約30.6%)並みの水準です。前期(2025/03期)も税前1,782億円に対し503億円・実効税率28.2%で、建設業は税額控除等の特殊要因が少なく安定した税負担構造となっています。なお、2024/03期は繰延税金資産の計上(法人税等調整額のマイナス)により実効税率が27.6%とやや低めとなっています。税額は短信連結損益計算書の「法人税、住民税及び事業税」と「法人税等調整額」の合計(法人税等合計)です。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

大成建設 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 310円
安全性
普通
自己資本比率 34.9%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
高い
ROE 18.7%(FY2026/3実績)
話題性
好評
ポジ 65%

「スーパーゼネコンの一角、利益率改善でROE18.7%の高収益を達成。大型M&Aで事業領域を拡大中」

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最終更新: 2026/07/29 / データ提供: OSHIKABU