JUMP

(株)SDSホールディングス1711

SDS HOLDINGS Co.,Ltd.

スタンダードUpdated 2026/03/24
01 / 5 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
低迷
赤字(FY2025/3は営業赤字だが、FY2026/3 3Qで大幅改善。通期黒字化を予想)
配当
なし
配当なし(無配継続中。株主優待(デジタルギフト)で還元)
安全性
注意
自己資本比率 11.6%(自己資本比率12.9%、有利子負債74.6億円と財務基盤は脆弱。純損失が継続しており要注意)
稼ぐ力
低い
ROE -5.6%(累計)
話題性
普通
ポジ 40%

この会社ってなに?

SDSホールディングスは、住宅や商業施設の省エネルギー化を支える会社です。太陽光パネルの設置やLED照明への切り替え、空調の効率化など、電気代を削減しつつ環境にやさしい建物をつくるサービスを提供しています。最近では高齢者向け住宅の建築にも進出し、省エネ技術を活かした快適な住環境の実現を目指しています。

SDSホールディングスは1986年設立の建設業企業で、省エネ施設の設計・施工を主力に、太陽光発電事業を大型案件から自家消費型の施工販売へ転換中です。2025/03期は売上高40億円ながら営業赤字が続いており、2026/03期は売上高43億円・営業利益3,700万円の黒字化を計画しています。AI活用によるM&A支援システムの開発やサービス付高齢者向け住宅の建築受注など、新たな成長領域の開拓を進めています。PBR 4.84倍と割高な水準にあり、黒字定着が株価の鍵となります。

建設業スタンダード市場

注目ポイント

脱炭素社会の推進者

省エネ施設の設計・施工を主力に、太陽光発電の自家消費型への転換を推進。環境・脱炭素の社会テーマに合致した事業を展開しています。

株主優待で年2回のデジタルギフト

500株以上で年間10,000円相当のデジタルギフトが贈呈されます。無配ながら優待利回りは約3.4%と一定の魅力があります。

3Q決算で大幅増収増益

2026/03期の3Q累計で売上高31.4%増、営業利益2,438.9%増と劇的に改善。業績のターンアラウンドが現実味を帯びています。

会社概要

業種
建設業
決算期
3月
本社
東京都港区西新橋2-8-6 住友不動産日比谷ビル1階
公式
sds-hd.com

サービスの実績は?

0
1株当たり配当金
2025期実績
無配継続
-2.4%
売上高成長率
2025期実績 (YoY)
+31.4%
3Q累計売上高成長率
2026期 3Q (YoY)
22
単体従業員数
2025年3月時点
02 / 5 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

省エネルギー事業
38.9億円100.0%)
DX・AI事業
非開示0.0%)
省エネルギー事業38.9億円
利益: 1.5億円利益率: 3.9%

省エネ施設の設計・施工、太陽光発電設備の施工販売が主力。サービス付高齢者向け住宅の建築工事も受注。2026/03期 3Q累計で売上高31.4%増と好調。

DX・AI事業非開示
利益: 非開示

AIを活用した事業再生・M&A支援システムの開発をTAKARA AI社と共同で推進中。中長期の成長領域として位置づけ。

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-5.6%(累計)
株主資本の利回り
ROA
-0.7%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
3.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期892.3%125.6%-
2022/03期105.0%55.7%-
2023/03期48.6%11.0%-
2024/03期15.0%2.5%0.6%
2025/03期20.0%3.6%0.4%
3Q FY2026/35.6%(累計)0.7%(累計)3.8%

営業利益率は2021/03期の-29.9%から2024/03期には+0.6%と一時的に黒字化を達成しましたが、2025/03期は-0.3%と再びマイナスに転じました。ROE・ROAともにマイナスが続いており、収益性の安定的な改善が最大の経営課題です。2026/03期の3Q累計では営業利益率が改善傾向にあり、今後の推移に注目です。

儲かってるの?

赤字です
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期8.4億円3.5億円-73.3円-
2022/03期10.3億円2.6億円3.3億円-55.1円+22.6%
2023/03期34.0億円1.1億円3.0億円-34.6円+228.7%
2024/03期41.4億円2,600万円1.1億円-11.8円+21.6%
2025/03期40.4億円1,500万円1.5億円-15.3円-2.4%

売上高は2023/03期に前年比+229%と急拡大し、40億円規模に成長しました。これは省電舎の子会社化による連結効果が主因です。一方、営業赤字が継続しており、2024/03期に一時黒字化したものの、2025/03期は再び赤字に転落。2026/03期は3Q累計で営業利益1.45億円と好調で、通期での営業黒字化が見込まれています。 【3Q 2026/03期実績】売上39億円(前年同期比31.4%)、営業利益1.5億円、純利益△34百万円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
-5.6%(累計)
業界平均
8.9%
営業利益率下回る
この会社
3.8%
業界平均
6.6%
自己資本比率下回る
この会社
11.6%
業界平均
51.6%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1,585万円
取締役6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
省エネルギー事業38.9億円1.5億円3.9%
DX・AI事業非開示非開示-

省エネルギー事業が売上のほぼ全てを占める一本足打法の構造です。2026/03期 3Q累計では売上高38.86億円(前年比31.4%増)と大幅増収を達成し、営業利益1.45億円と黒字化しています。DX・AI事業は将来の成長に向けた種まきの段階にあります。

会社の計画は順調?

C
総合評価
売上高は中計目標に接近しているものの、営業黒字の定着には至っていない。EBITDA重視の方針のもと、FY2026/3の3Q累計では改善が見られる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(2024年3月期〜2026年3月期)
2024期〜2026期
EBITDA: 目標 成長重視 やや遅れ (1.65億円 (FY2025))
50%
売上高: 目標 43億円 順調 (40.3億円 (FY2025))
93.8%
営業黒字化: 目標 黒字定着 やや遅れ (-1,400万円 (FY2025))
60%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期40億円40億円+0.9%
2024期35億円41億円+19.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

SDSホールディングスは中期経営計画においてEBITDAの成長を最大目標に掲げています。売上高は2025/03期で40.3億円と目標の43億円に接近していますが、営業黒字の安定的な達成が最大の課題です。2026/03期の3Q累計では営業利益1.45億円と好調で、最終年度での目標達成に向け追い込みの段階です。

最新ニュース

どんな話題が多い?

業績・決算35%
株主優待25%
省エネ・脱炭素25%
その他15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「回復期待
報道件数(30日)
25
前月比 +15%
メディア数
10
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 80%
建設業 約150社中 約120位
報道のトーン
40%
好意的
45%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1986
会社設立

1986年6月に設立。電気設備関連事業からスタートし、建設業としての基盤を構築した。

2004
東証に上場

2004年12月に株式を上場。資本市場からの資金調達を可能にし、事業拡大の基盤を整えた。

2022
省電舎を子会社化

省エネ施設の設計・施工を手がける省電舎を連結子会社化。売上高が一気に3倍以上に拡大した。

2024
中期経営計画策定

EBITDA成長を最大目標とする3カ年中計を策定。太陽光発電事業の自家消費型への転換を推進。

2025
AI・DX事業に参入

TAKARA AI社と自律分散型AIエージェントの共同開発を発表。事業再生・M&A支援への活用を目指す。

出来事の年表

2026年3月株主優待拡充

株主優待制度を変更・拡充。デジタルギフトの対象株数を拡大し、株主還元を強化。

2026年2月業績上方修正

2026/03期の通期業績予想を上方修正。経常利益が一転黒字に。3Q累計は売上高31.4%増の大幅増収。

2025年8月AI共同開発

TAKARA AI社と自律分散型AIエージェントの共同開発を発表。事業再生・M&A支援への活用を目指す。

社長プロフィール

渡辺 悠介
代表取締役社長
改革推進者
省エネルギーと脱炭素社会の実現に向け、設計・施工からDX・AIまで幅広い領域で価値を創造してまいります。中小企業のM&A支援やサービス付高齢者向け住宅など、新たな成長事業にも積極的に挑戦し、持続可能な企業価値の向上を目指します。
05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率11.6%
0%25% (注意ライン)40% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
41.8億円
借金(有利子負債)
Net Assets
7.8億円
会社の純資産

総資産は2022/03期の増資と2023/03期の子会社化により2.7億円から47億円へ急拡大しました。一方、有利子負債も2024/03期以降急増し、2025/03期には74.6億円に達しています。自己資本比率は12.9%と低水準で、財務基盤の強化が課題です。BPSは59.3円に対し株価287円とPBR 4.84倍の高水準にあります。 【3Q 2026/03期】総資産53億円、純資産7.8億円、自己資本比率11.6%、有利子負債42億円。

お金の流れは?

本業で稼げていません
Operating CF
-2.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-9.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
+10.1億円
借入・返済など
Free CF
-11.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期5.2億円4,100万円1.5億円4.7億円
2022/03期4.8億円1,300万円8.6億円5.0億円
2023/03期7.2億円6.6億円12.9億円13.8億円
2024/03期9.3億円1.5億円5.5億円7.8億円
2025/03期2.1億円9.7億円10.1億円11.9億円

営業キャッシュフローは2024/03期に9.2億円の黒字を達成しましたが、2025/03期は再びマイナスに転じています。投資CFは設備投資を反映しマイナスが続き、財務CFは増資・借入による資金調達で補填する構造です。フリーキャッシュフローの安定的な黒字化が経営の安定に不可欠です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 0名(0.0% 男性 7
100%
監査報酬
2,500万円
連結子会社数
3
設備投資額
7.0億円
平均勤続年数(従業員)
10.29

取締役7名は全員男性で、女性取締役の登用は未実施です。3社の連結子会社を有し、省電舎を中核とした事業展開を行っています。設備投資額7.0億円は売上規模に対して大きく、成長への先行投資を反映しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主32.7%
浮動株67.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関1.2%
事業法人等7.1%
外国法人等3.4%
個人その他77.8%
証券会社10.5%

経営者・創業家が24.4%を保有するオーナー経営企業です。 外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。

吉野 勝秀(1,499,600株)14.65%
佐々木 和博(1,000,000株)9.77%
長野證券株式会社代表執行役 岡宮照行(349,000株)3.41%
谷垣 俊一郎(200,000株)1.95%
東京短資株式会社代表取締役社長 後昌司(200,000株)1.95%
楽天証券株式会社代表取締役社長 楠 雄治(156,600株)1.53%
株式会社SBIネオトレード証券 代表取締役 中村昌靖(143,000株)1.39%
株式会社SBI証券代表取締役社長 高村正人(136,372株)1.33%
福光 大輔(122,600株)1.19%
日本証券金融株式会社代表執行役社長 櫛田誠希(121,600株)1.18%

筆頭株主は代表取締役会長の吉野勝秀氏(14.65%)で、経営者による安定的な保有が特徴です。第2位の佐々木和博氏(9.77%)も個人の大株主です。証券会社名義の株主が複数上位に入っていますが、これらは信用取引や顧客口座の集計によるものと推定されます。個人投資家比率77.8%と非常に高く、株主優待や材料への反応が出やすい構造です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1省エネ・再生可能エネルギー関連の法規制・補助金政策の変更リスク
2競合他社との価格競争による収益性低下リスク
3太陽光発電設備の需要変動リスク
4M&Aに伴うのれん減損リスク
5新株予約権の行使による株式希薄化リスク
6継続的な赤字による財務基盤の脆弱化リスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
690万円
従業員数
22
平均年齢
51.25歳
平均年収従業員数前年比
当期690万円22-

従業員数は22名と少数精鋭の組織です。平均年収は690万円で、平均年齢51.25歳と比較的高めです。平均勤続年数は10.29年で、専門性を活かした少人数経営を行っています。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSRは141.1%と投資元本を上回っていますが、TOPIXの1806.3%と比較すると大幅にアンダーパフォームしています。これは同社の継続的な赤字体質と株価の下落トレンドを反映しています。業績の黒字定着と成長戦略の実現がTSR改善の前提条件です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

もらえません
1株配当(最新期)
0
方針: 業績の改善に伴い配当開始を検討
1株配当配当性向
2016/03期00.0%
2017/03期00.0%
2018/03期00.0%
2019/03期00.0%
2020/03期00.0%
2021/03期00.0%
2022/03期00.0%
2023/03期00.0%
2024/03期00.0%
2025/03期00.0%
株主優待
あり
デジタルギフト(5,000円相当〜)
必要株数500株以上(約14万円)
金額相当5,000円〜30,000円相当
権利確定月3月・9月

現時点で配当は無配が続いています。純損失が継続しているため、配当の実施には黒字化の定着が前提となります。一方、株主優待としてデジタルギフトを贈呈しており、500株保有で年間10,000円相当(3月末・9月末の2回)の優待が受けられます。優待利回りは約3.4%と一定の魅力があります。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 141.1万円 になりました (41.1万円)
+41.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期250.0万円150.0万円150.0%
2022期328.9万円228.9万円228.9%
2023期165.3万円65.3万円65.3%
2024期281.6万円181.6万円181.6%
2025期141.1万円41.1万円41.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残918,200株
売り残0株
信用倍率-
3/6時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年5月中旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

PERは純損失のため算出不能で、PBR 4.84倍は建設業の平均(1.0倍)を大きく上回る割高水準です。これはBPS 59.3円に対して株価287円と、将来の成長期待が織り込まれた水準と考えられます。信用買残は91.8万株と発行済株式の約8.8%を占め、需給面での重荷となっています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期-2.7億円0円-
2022/03期-3.0億円0円-
2023/03期-2.1億円0円-
2024/03期-5,100万円0円-
2025/03期-9,700万円0円-

税引前損益は2021/03期から2025/03期まで一貫して赤字が続いており、法人税の支払いは発生していません。2026/03期は税引前利益3,700万円を予想していますが、繰延税金資産の取り崩し等により実効税率が異常値となる見込みです。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

(株)SDSホールディングス まとめ

業績
低迷
赤字(FY2025/3は営業赤字だが、FY2026/3 3Qで大幅改善。通期黒字化を予想)
配当
なし
配当なし(無配継続中。株主優待(デジタルギフト)で還元)
安全性
注意
自己資本比率 11.6%(自己資本比率12.9%、有利子負債74.6億円と財務基盤は脆弱。純損失が継続しており要注意)
稼ぐ力
低い
ROE -5.6%(累計)
話題性
普通
ポジ 40%

「省エネ施設の設計・施工から再建を図る、脱炭素・AI活用で新成長を模索するスタンダード企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/24 / データ提供: OSHIKABU