創業ストーリー
1986年6月に設立。電気設備関連事業からスタートし、建設業としての基盤を構築した。
2004年12月に株式を上場。資本市場からの資金調達を可能にし、事業拡大の基盤を整えた。
省エネ施設の設計・施工を手がける省電舎を連結子会社化。売上高が一気に3倍以上に拡大した。
EBITDA成長を最大目標とする3カ年中計を策定。太陽光発電事業の自家消費型への転換を推進。
TAKARA AI社と自律分散型AIエージェントの共同開発を発表。事業再生・M&A支援への活用を目指す。

SDS HOLDINGS Co.,Ltd.
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
SDSホールディングスは、住宅や商業施設の省エネルギー化を支える会社です。太陽光パネルの設置やLED照明への切り替え、空調の効率化など、電気代を削減しつつ環境にやさしい建物をつくるサービスを提供しています。最近では高齢者向け住宅の建築にも進出し、省エネ技術を活かした快適な住環境の実現を目指しています。
SDSホールディングスは1986年設立の建設業企業で、省エネ施設の設計・施工を主力に、太陽光発電事業を大型案件から自家消費型の施工販売へ転換中です。2025/03期は売上高40億円ながら営業赤字が続いており、2026/03期は売上高43億円・営業利益3,700万円の黒字化を計画しています。AI活用によるM&A支援システムの開発やサービス付高齢者向け住宅の建築受注など、新たな成長領域の開拓を進めています。PBR 4.84倍と割高な水準にあり、黒字定着が株価の鍵となります。
省エネ施設の設計・施工を主力に、太陽光発電の自家消費型への転換を推進。環境・脱炭素の社会テーマに合致した事業を展開しています。
500株以上で年間10,000円相当のデジタルギフトが贈呈されます。無配ながら優待利回りは約3.4%と一定の魅力があります。
2026/03期の3Q累計で売上高31.4%増、営業利益2,438.9%増と劇的に改善。業績のターンアラウンドが現実味を帯びています。
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
省エネ施設の設計・施工、太陽光発電設備の施工販売が主力。サービス付高齢者向け住宅の建築工事も受注。2026/03期 3Q累計で売上高31.4%増と好調。
AIを活用した事業再生・M&A支援システムの開発をTAKARA AI社と共同で推進中。中長期の成長領域として位置づけ。
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 892.3% | 125.6% | - |
| 2022/03期 | 105.0% | 55.7% | - |
| 2023/03期 | 48.6% | 11.0% | - |
| 2024/03期 | 15.0% | 2.5% | 0.6% |
| 2025/03期 | 20.0% | 3.6% | 0.4% |
| 3Q FY2026/3 | 5.6%(累計) | 0.7%(累計) | 3.8% |
営業利益率は2021/03期の-29.9%から2024/03期には+0.6%と一時的に黒字化を達成しましたが、2025/03期は-0.3%と再びマイナスに転じました。ROE・ROAともにマイナスが続いており、収益性の安定的な改善が最大の経営課題です。2026/03期の3Q累計では営業利益率が改善傾向にあり、今後の推移に注目です。
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 8.4億円 | — | 3.5億円 | -73.3円 | - |
| 2022/03期 | 10.3億円 | 2.6億円 | 3.3億円 | -55.1円 | +22.6% |
| 2023/03期 | 34.0億円 | 1.1億円 | 3.0億円 | -34.6円 | +228.7% |
| 2024/03期 | 41.4億円 | 2,600万円 | 1.1億円 | -11.8円 | +21.6% |
| 2025/03期 | 40.4億円 | 1,500万円 | 1.5億円 | -15.3円 | -2.4% |
売上高は2023/03期に前年比+229%と急拡大し、40億円規模に成長しました。これは省電舎の子会社化による連結効果が主因です。一方、営業赤字が継続しており、2024/03期に一時黒字化したものの、2025/03期は再び赤字に転落。2026/03期は3Q累計で営業利益1.45億円と好調で、通期での営業黒字化が見込まれています。 【3Q 2026/03期実績】売上39億円(前年同期比31.4%)、営業利益1.5億円、純利益△34百万円。
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
建設業の同業他社平均と比べると…
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 省エネルギー事業 | 38.9億円 | 1.5億円 | 3.9% |
| DX・AI事業 | 非開示 | 非開示 | - |
省エネルギー事業が売上のほぼ全てを占める一本足打法の構造です。2026/03期 3Q累計では売上高38.86億円(前年比31.4%増)と大幅増収を達成し、営業利益1.45億円と黒字化しています。DX・AI事業は将来の成長に向けた種まきの段階にあります。
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 40億円 | — | 40億円 | +0.9% |
| 2024期 | 35億円 | — | 41億円 | +19.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
SDSホールディングスは中期経営計画においてEBITDAの成長を最大目標に掲げています。売上高は2025/03期で40.3億円と目標の43億円に接近していますが、営業黒字の安定的な達成が最大の課題です。2026/03期の3Q累計では営業利益1.45億円と好調で、最終年度での目標達成に向け追い込みの段階です。
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
1986年6月に設立。電気設備関連事業からスタートし、建設業としての基盤を構築した。
2004年12月に株式を上場。資本市場からの資金調達を可能にし、事業拡大の基盤を整えた。
省エネ施設の設計・施工を手がける省電舎を連結子会社化。売上高が一気に3倍以上に拡大した。
EBITDA成長を最大目標とする3カ年中計を策定。太陽光発電事業の自家消費型への転換を推進。
TAKARA AI社と自律分散型AIエージェントの共同開発を発表。事業再生・M&A支援への活用を目指す。
株主優待制度を変更・拡充。デジタルギフトの対象株数を拡大し、株主還元を強化。
2026/03期の通期業績予想を上方修正。経常利益が一転黒字に。3Q累計は売上高31.4%増の大幅増収。
TAKARA AI社と自律分散型AIエージェントの共同開発を発表。事業再生・M&A支援への活用を目指す。
省エネルギーと脱炭素社会の実現に向け、設計・施工からDX・AIまで幅広い領域で価値を創造してまいります。中小企業のM&A支援やサービス付高齢者向け住宅など、新たな成長事業にも積極的に挑戦し、持続可能な企業価値の向上を目指します。
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
総資産は2022/03期の増資と2023/03期の子会社化により2.7億円から47億円へ急拡大しました。一方、有利子負債も2024/03期以降急増し、2025/03期には74.6億円に達しています。自己資本比率は12.9%と低水準で、財務基盤の強化が課題です。BPSは59.3円に対し株価287円とPBR 4.84倍の高水準にあります。 【3Q 2026/03期】総資産53億円、純資産7.8億円、自己資本比率11.6%、有利子負債42億円。
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 5.2億円 | 4,100万円 | 1.5億円 | 4.7億円 |
| 2022/03期 | 4.8億円 | 1,300万円 | 8.6億円 | 5.0億円 |
| 2023/03期 | 7.2億円 | 6.6億円 | 12.9億円 | 13.8億円 |
| 2024/03期 | 9.3億円 | 1.5億円 | 5.5億円 | 7.8億円 |
| 2025/03期 | 2.1億円 | 9.7億円 | 10.1億円 | 11.9億円 |
営業キャッシュフローは2024/03期に9.2億円の黒字を達成しましたが、2025/03期は再びマイナスに転じています。投資CFは設備投資を反映しマイナスが続き、財務CFは増資・借入による資金調達で補填する構造です。フリーキャッシュフローの安定的な黒字化が経営の安定に不可欠です。
取締役7名は全員男性で、女性取締役の登用は未実施です。3社の連結子会社を有し、省電舎を中核とした事業展開を行っています。設備投資額7.0億円は売上規模に対して大きく、成長への先行投資を反映しています。
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 690万円 | 22人 | - |
従業員数は22名と少数精鋭の組織です。平均年収は690万円で、平均年齢51.25歳と比較的高めです。平均勤続年数は10.29年で、専門性を活かした少人数経営を行っています。
リターン・配当・市場データを確認
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSRは141.1%と投資元本を上回っていますが、TOPIXの1806.3%と比較すると大幅にアンダーパフォームしています。これは同社の継続的な赤字体質と株価の下落トレンドを反映しています。業績の黒字定着と成長戦略の実現がTSR改善の前提条件です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2017/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2018/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2019/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2024/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2025/03期 | 0円 | 0.0% |
| 必要株数 | 500株以上(約14万円) |
| 金額相当 | 5,000円〜30,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
現時点で配当は無配が続いています。純損失が継続しているため、配当の実施には黒字化の定着が前提となります。一方、株主優待としてデジタルギフトを贈呈しており、500株保有で年間10,000円相当(3月末・9月末の2回)の優待が受けられます。優待利回りは約3.4%と一定の魅力があります。
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 250.0万円 | 150.0万円 | 150.0% |
| 2022期 | 328.9万円 | 228.9万円 | 228.9% |
| 2023期 | 165.3万円 | 65.3万円 | 65.3% |
| 2024期 | 281.6万円 | 181.6万円 | 181.6% |
| 2025期 | 141.1万円 | 41.1万円 | 41.1% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
PERは純損失のため算出不能で、PBR 4.84倍は建設業の平均(1.0倍)を大きく上回る割高水準です。これはBPS 59.3円に対して株価287円と、将来の成長期待が織り込まれた水準と考えられます。信用買残は91.8万株と発行済株式の約8.8%を占め、需給面での重荷となっています。
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | -2.7億円 | 0円 | - |
| 2022/03期 | -3.0億円 | 0円 | - |
| 2023/03期 | -2.1億円 | 0円 | - |
| 2024/03期 | -5,100万円 | 0円 | - |
| 2025/03期 | -9,700万円 | 0円 | - |
税引前損益は2021/03期から2025/03期まで一貫して赤字が続いており、法人税の支払いは発生していません。2026/03期は税引前利益3,700万円を予想していますが、繰延税金資産の取り崩し等により実効税率が異常値となる見込みです。
まとめと、関連情報・似た会社へ
「省エネ施設の設計・施工から再建を図る、脱炭素・AI活用で新成長を模索するスタンダード企業」
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最終更新: 2026/05/24 / データ提供: OSHIKABU