1711スタンダード

(株)SDSホールディングス

SDS HOLDINGS Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月24日

ROE-25.0%
BPS59.3円
自己資本比率12.9%
FY2025/3 有報データ

省エネと脱炭素で未来の暮らしを変える。再建途上から成長へ挑むスタンダード企業

省エネルギーと環境保護を通じて、持続可能な社会の実現に貢献する

この会社ってなに?

SDSホールディングスは、住宅や商業施設の省エネルギー化を支える会社です。太陽光パネルの設置やLED照明への切り替え、空調の効率化など、電気代を削減しつつ環境にやさしい建物をつくるサービスを提供しています。最近では高齢者向け住宅の建築にも進出し、省エネ技術を活かした快適な住環境の実現を目指しています。

SDSホールディングスは1986年設立の建設業企業で、省エネ施設の設計・施工を主力に、太陽光発電事業を大型案件から自家消費型の施工販売へ転換中です。FY2025/3は売上高40億円ながら営業赤字が続いており、FY2026/3は売上高43億円・営業利益3,700万円の黒字化を計画しています。AI活用によるM&A支援システムの開発やサービス付高齢者向け住宅の建築受注など、新たな成長領域の開拓を進めています。PBR 4.84倍と割高な水準にあり、黒字定着が株価の鍵となります。

建設業スタンダード市場

会社概要

業種
建設業
決算期
3月
本社
東京都港区西新橋2-8-6 住友不動産日比谷ビル1階
公式
sds-hd.com

社長プロフィール

渡辺 悠介
代表取締役社長
改革推進者
省エネルギーと脱炭素社会の実現に向け、設計・施工からDX・AIまで幅広い領域で価値を創造してまいります。中小企業のM&A支援やサービス付高齢者向け住宅など、新たな成長事業にも積極的に挑戦し、持続可能な企業価値の向上を目指します。

この会社のストーリー

1986
会社設立

1986年6月に設立。電気設備関連事業からスタートし、建設業としての基盤を構築した。

2004
東証に上場

2004年12月に株式を上場。資本市場からの資金調達を可能にし、事業拡大の基盤を整えた。

2022
省電舎を子会社化

省エネ施設の設計・施工を手がける省電舎を連結子会社化。売上高が一気に3倍以上に拡大した。

2024
中期経営計画策定

EBITDA成長を最大目標とする3カ年中計を策定。太陽光発電事業の自家消費型への転換を推進。

2025
AI・DX事業に参入

TAKARA AI社と自律分散型AIエージェントの共同開発を発表。事業再生・M&A支援への活用を目指す。

注目ポイント

脱炭素社会の推進者

省エネ施設の設計・施工を主力に、太陽光発電の自家消費型への転換を推進。環境・脱炭素の社会テーマに合致した事業を展開しています。

株主優待で年2回のデジタルギフト

500株以上で年間10,000円相当のデジタルギフトが贈呈されます。無配ながら優待利回りは約3.4%と一定の魅力があります。

3Q決算で大幅増収増益

FY2026/3の3Q累計で売上高31.4%増、営業利益2,438.9%増と劇的に改善。業績のターンアラウンドが現実味を帯びています。

サービスの実績は?

0
1株当たり配当金
FY2025実績
無配継続
-2.4%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
+31.4%
3Q累計売上高成長率
FY2026 3Q (YoY)
22
単体従業員数
2025年3月時点

ひとめ診断

業績
低迷
赤字(FY2025/3は営業赤字だが、FY2026/3 3Qで大幅改善。通期黒字化を予想)
配当
なし
配当なし(無配継続中。株主優待(デジタルギフト)で還元)
安全性
注意
自己資本比率 12.9%(自己資本比率12.9%、有利子負債74.6億円と財務基盤は脆弱。純損失が継続しており要注意)
稼ぐ力
低い
ROE -25.0%
話題性
普通
ポジティブ 40%

配当・優待はもらえる?

もらえません
1株配当(最新期)
0
方針: 業績の改善に伴い配当開始を検討
1株配当配当性向
FY2016/300.0%
FY2017/300.0%
FY2018/300.0%
FY2019/300.0%
FY2020/300.0%
FY2021/300.0%
FY2022/300.0%
FY2023/300.0%
FY2024/300.0%
FY2025/300.0%
株主優待
あり
デジタルギフト(5,000円相当〜)
必要株数500株以上(約14万円)
金額相当5,000円〜30,000円相当
権利確定月3月・9月

現時点で配当は無配が続いています。純損失が継続しているため、配当の実施には黒字化の定着が前提となります。一方、株主優待としてデジタルギフトを贈呈しており、500株保有で年間10,000円相当(3月末・9月末の2回)の優待が受けられます。優待利回りは約3.4%と一定の魅力があります。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
-25.0%
業界平均
8.9%
営業利益率下回る
この会社
-0.4%
業界平均
6.6%
自己資本比率下回る
この会社
12.9%
業界平均
51.6%

業績推移

儲かってるの?

赤字です
売上高
FY2022/310.3億円
FY2023/334.0億円
FY2024/341.4億円
FY2025/340.4億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/32,600万円
FY2025/3-1,500万円

売上高はFY2023/3に前年比+229%と急拡大し、40億円規模に成長しました。これは省電舎の子会社化による連結効果が主因です。一方、営業赤字が継続しており、FY2024/3に一時黒字化したものの、FY2025/3は再び赤字に転落。FY2026/3は3Q累計で営業利益1.45億円と好調で、通期での営業黒字化が見込まれています

事業ごとの売上・利益

省エネルギー事業
38.9億円100.0%)
DX・AI事業
非開示0.0%)
省エネルギー事業38.9億円
利益: 1.5億円利益率: 3.9%

省エネ施設の設計・施工、太陽光発電設備の施工販売が主力。サービス付高齢者向け住宅の建築工事も受注。FY2026/3 3Q累計で売上高31.4%増と好調。

DX・AI事業非開示
利益: 非開示

AIを活用した事業再生・M&A支援システムの開発をTAKARA AI社と共同で推進中。中長期の成長領域として位置づけ。

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-25.0%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
-3.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
-0.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/3--125.6%-
FY2022/3-55.9%-36.2%-
FY2023/3-47.7%-6.7%-
FY2024/3-15.8%-2.8%0.6%
FY2025/3-25.0%-3.2%-0.4%

営業利益率はFY2021/3の-29.9%からFY2024/3には+0.6%と一時的に黒字化を達成しましたが、FY2025/3は-0.3%と再びマイナスに転じました。ROE・ROAともにマイナスが続いており、収益性の安定的な改善が最大の経営課題です。FY2026/3の3Q累計では営業利益率が改善傾向にあり、今後の推移に注目です。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率12.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
71.5億円
会社の純資産
7.4億円

総資産はFY2022/3の増資とFY2023/3の子会社化により2.7億円から47億円へ急拡大しました。一方、有利子負債もFY2024/3以降急増し、FY2025/3には74.6億円に達しています。自己資本比率は12.9%と低水準で、財務基盤の強化が課題です。BPSは59.3円に対し株価287円とPBR 4.84倍の高水準にあります。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-2.1億円
営業CF
投資に使ったお金
-9.7億円
投資CF
借入・返済など
+10.1億円
財務CF
手元に残ったお金
-11.9億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3-5.2億円4,100万円1.5億円-4.7億円
FY2022/3-4.8億円-1,300万円8.6億円-5.0億円
FY2023/3-7.2億円-6.6億円12.9億円-13.8億円
FY2024/39.3億円-1.5億円-5.5億円7.8億円
FY2025/3-2.1億円-9.7億円10.1億円-11.9億円

営業キャッシュフローはFY2024/3に9.2億円の黒字を達成しましたが、FY2025/3は再びマイナスに転じています。投資CFは設備投資を反映しマイナスが続き、財務CFは増資・借入による資金調達で補填する構造です。フリーキャッシュフローの安定的な黒字化が経営の安定に不可欠です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1省エネ・再生可能エネルギー関連の法規制・補助金政策の変更リスク
2競合他社との価格競争による収益性低下リスク
3太陽光発電設備の需要変動リスク
4M&Aに伴うのれん減損リスク
5新株予約権の行使による株式希薄化リスク
6継続的な赤字による財務基盤の脆弱化リスク

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3-2.7億円0円-
FY2022/3-3.0億円0円-
FY2023/3-2.1億円0円-
FY2024/3-5,100万円0円-
FY2025/3-9,700万円0円-

税引前損益はFY2021/3からFY2025/3まで一貫して赤字が続いており、法人税の支払いは発生していません。FY2026/3は税引前利益3,700万円を予想していますが、繰延税金資産の取り崩し等により実効税率が異常値となる見込みです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
690万円
従業員数
22
平均年齢
51.25歳
平均年収従業員数前年比
当期690万円22-

従業員数は22名と少数精鋭の組織です。平均年収は690万円で、平均年齢51.25歳と比較的高めです。平均勤続年数は10.29年で、専門性を活かした少人数経営を行っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主32.7%
浮動株67.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関1.2%
事業法人等7.1%
外国法人等3.4%
個人その他77.8%
証券会社10.5%

経営者・創業家が24.4%を保有するオーナー経営企業です。 外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。

吉野 勝秀(1,499,600株)14.65%
佐々木 和博(1,000,000株)9.77%
長野證券株式会社代表執行役 岡宮照行(349,000株)3.41%
谷垣 俊一郎(200,000株)1.95%
東京短資株式会社代表取締役社長 後昌司(200,000株)1.95%
楽天証券株式会社代表取締役社長 楠 雄治(156,600株)1.53%
株式会社SBIネオトレード証券 代表取締役 中村昌靖(143,000株)1.39%
株式会社SBI証券代表取締役社長 高村正人(136,372株)1.33%
福光 大輔(122,600株)1.19%
日本証券金融株式会社代表執行役社長 櫛田誠希(121,600株)1.18%

筆頭株主は代表取締役会長の吉野勝秀氏(14.65%)で、経営者による安定的な保有が特徴です。第2位の佐々木和博氏(9.77%)も個人の大株主です。証券会社名義の株主が複数上位に入っていますが、これらは信用取引や顧客口座の集計によるものと推定されます。個人投資家比率77.8%と非常に高く、株主優待や材料への反応が出やすい構造です。

会社の公式開示情報

役員報酬

1,585万円
取締役6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
省エネルギー事業38.9億円1.5億円3.9%
DX・AI事業非開示非開示-

省エネルギー事業が売上のほぼ全てを占める一本足打法の構造です。FY2026/3 3Q累計では売上高38.86億円(前年比31.4%増)と大幅増収を達成し、営業利益1.45億円と黒字化しています。DX・AI事業は将来の成長に向けた種まきの段階にあります。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 0名(0.0% 男性 7
100%
監査報酬
2,500万円
連結子会社数
3
設備投資額
7.0億円
平均勤続年数(従業員)
10.29

取締役7名は全員男性で、女性取締役の登用は未実施です。3社の連結子会社を有し、省電舎を中核とした事業展開を行っています。設備投資額7.0億円は売上規模に対して大きく、成長への先行投資を反映しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
売上高は中計目標に接近しているものの、営業黒字の定着には至っていない。EBITDA重視の方針のもと、FY2026/3の3Q累計では改善が見られる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(2024年3月期〜2026年3月期)
FY2024〜FY2026
EBITDA: 目標 成長重視 やや遅れ (1.65億円 (FY2025))
50%
売上高: 目標 43億円 順調 (40.3億円 (FY2025))
93.8%
営業黒字化: 目標 黒字定着 やや遅れ (-1,400万円 (FY2025))
60%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202540億円40億円+0.9%
FY202435億円41億円+19.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

SDSホールディングスは中期経営計画においてEBITDAの成長を最大目標に掲げています。売上高はFY2025/3で40.3億円と目標の43億円に接近していますが、営業黒字の安定的な達成が最大の課題です。FY2026/3の3Q累計では営業利益1.45億円と好調で、最終年度での目標達成に向け追い込みの段階です。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSRは141.1%と投資元本を上回っていますが、TOPIXの1806.3%と比較すると大幅にアンダーパフォームしています。これは同社の継続的な赤字体質と株価の下落トレンドを反映しています。業績の黒字定着と成長戦略の実現がTSR改善の前提条件です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+41.1%
100万円 →141.1万円
41.1万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021250.0万円+150.0万円150.0%
FY2022328.9万円+228.9万円228.9%
FY2023165.3万円+65.3万円65.3%
FY2024281.6万円+181.6万円181.6%
FY2025141.1万円+41.1万円41.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残918,200株
売り残0株
信用倍率-
3/6時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年5月中旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

PERは純損失のため算出不能で、PBR 4.84倍は建設業の平均(1.0倍)を大きく上回る割高水準です。これはBPS 59.3円に対して株価287円と、将来の成長期待が織り込まれた水準と考えられます。信用買残は91.8万株と発行済株式の約8.8%を占め、需給面での重荷となっています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「回復期待
報道件数(30日)
25
前月比 +15%
メディア数
10
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 80%
建設業 約150社中 約120位
報道のトーン
40%
好意的
45%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算35%
株主優待25%
省エネ・脱炭素25%
その他15%

最近の出来事

2026年3月株主優待拡充

株主優待制度を変更・拡充。デジタルギフトの対象株数を拡大し、株主還元を強化。

2026年2月業績上方修正

FY2026/3の通期業績予想を上方修正。経常利益が一転黒字に。3Q累計は売上高31.4%増の大幅増収。

2025年8月AI共同開発

TAKARA AI社と自律分散型AIエージェントの共同開発を発表。事業再生・M&A支援への活用を目指す。

最新ニュース

(株)SDSホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
低迷
赤字(FY2025/3は営業赤字だが、FY2026/3 3Qで大幅改善。通期黒字化を予想)
配当
なし
配当なし(無配継続中。株主優待(デジタルギフト)で還元)
安全性
注意
自己資本比率 12.9%(自己資本比率12.9%、有利子負債74.6億円と財務基盤は脆弱。純損失が継続しており要注意)
稼ぐ力
低い
ROE -25.0%
話題性
普通
ポジティブ 40%

「省エネ施設の設計・施工から再建を図る、脱炭素・AI活用で新成長を模索するスタンダード企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/09 / データ提供: OSHIKABU