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ハッチ・ワーク148A

HATCH WORK CO.,LTD.

グロースUpdated 2026/10/01
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比+32.1%・今期予想は減益(2025/12期は営業利益+32.1%。2026/12期は本社移転・AI投資・新規出店で営業利益△15.6%を計画)
配当
なし
配当なし(創業以来無配。会社は2030年度までに配当を開始する方針を示しています)
安全性
普通
自己資本比率 35.8%(2Q 2026/12期末時点)(2026年6月末の自己資本比率35.8%。駐車場賃料の収納代行に伴う預り金974百万円を負債に計上)
稼ぐ力
高い
ROE 27.4%(2025/12期実績)(ROEは2025/12期で27.4%(有報公式値)。営業利益率は8.8%で月極事業が利益の柱)
話題性
好評
ポジ 33%(時価総額約36億円の小型株で、報道は適時開示・フィスコのリサーチメモ・会社IRが中心です)

この会社ってなに?

月極駐車場を借りるとき、看板に電話して、不動産会社に出向いて、紙の契約書にハンコ……という経験はありませんか? その手間をスマホで済むようにしているのがハッチ・ワークです。検索サイト「アットパーキング」には全国6.5万カ所超の駐車場が載り、空きを見てオンラインで申し込みから支払いまで完結。裏側では管理会社向けの「アットパーキングクラウド」が集金や滞納時の立て替えまで引き受け、管理を任された区画は50.8万台に増えました。東京・横浜・大阪で貸会議室「アットビジネスセンター」も運営しており、研修や面接で使った会議室が実はこの会社の運営、ということもあるかもしれません。

ハッチ・ワークは東京・南青山の会社で、不動産管理会社向けの月極駐車場オンライン管理支援サービス「アットパーキングクラウド」と貸会議室「アットビジネスセンター」を運営し、2024年3月26日に東証グロース市場へ上場しました(非連結・12月決算)。2025/12期は売上高2,759百万円(+16.5%)・営業利益242百万円(+32.1%)・当期純利益246百万円(+88.6%)で、会社は5期連続の増収で売上高は過去最高と説明しています。主力サービスのARR(年間経常収益)は2026年6月末に1,674百万円(+31.5%)、管理を受託する登録台数は50.8万台です。2026/12期は本社移転・AI関連投資・新規出店を進める「助走期間」と位置づけ、売上高3,385百万円(+22.7%)に対し営業利益204百万円(△15.6%)の減益を計画し、上期の営業利益は67百万円(△60.7%)でした。2030年度に売上高65〜70億円・営業利益10億円を目指し、2030年度までに配当を始める方針です(現在は無配)。

情報・通信業グロース市場

注目ポイント

利用者から稼ぐストック型の月極DX

管理会社のシステム利用料は月額1.5万円か無料に抑え、駐車場利用者からの初回保証料・月額保証料(賃料の5%)・決済手数料で稼ぐ仕組み。管理を任された区画で利用者が入れ替わるたびに保証契約が積み上がり、ARRは2026年6月末に1,674百万円(+31.5%)になりました。

登録台数50万台、市場の約2%

APクラウド登録台数は2026年6月末に50.8万台(+21.8%)。会社は管理会社が管理する月極駐車場を2,500万台程度と推計し、現状はその約2%にすぎないとしています。2030年度に125〜130万台を目指します。

空き区画を災害支援や移動の拠点に

リアルタイムの空き情報を生かし、神戸市・松山市と災害時に空き区画を提供する「災害ステーション」を展開。駅前の空き区画を1日単位で貸す「駅チカライド」や、カーシェア拠点の開発支援(累計800カ所超)にも広げています。

今期は投資先行、株価は公開価格割れ

2026/12期は営業利益△15.6%の減益計画で、上期は△60.7%でした。株価は公開価格2,160円を下回って推移しています。大竹会長と増田社長の陣営で約5割を持ち、売買は1日平均2,000株弱と薄く、無配も続いています。

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
12月
本社
東京都港区南青山一丁目1番1号 新青山ビル西館
公式
hatchwork.co.jp

サービスの実績は?

1,674百万円
APクラウドサービスのARR
2026年6月末(2025年12月末は1,471百万円)
+31.5%
50.8万台
APクラウド登録台数
2026年6月末に管理を受託している駐車区画(2025年12月末は47.3万台)
+21.8%
9.9万台
滞納保証台数
2026年6月末。初回保証料・月額保証料(賃料の5%)が発生する区画
+31.0%
6.5万カ所超
「アットパーキング」の掲載駐車場
2025年12月末。2025年の契約実績は5.7万件
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

月極イノベーション事業
1,760百万円(63.8%)
ビルディングイノベーション事業
989百万円(35.8%)
その他
9百万円(0.4%)
月極イノベーション事業1,760百万円
利益: 512百万円利益率: 29.1%

管理会社向けの月極駐車場オンライン管理支援「アットパーキングクラウド」(APクラウドサービス1,302百万円・+30.3%)と、検索ポータル「アットパーキング」のマッチング・自社運営駐車場(APソリューションサービス457百万円・+12.7%)。2025/12期は+25.2%。2026年上期は売上高1,063百万円(+27.2%)・セグメント利益302百万円(+12.6%)

ビルディングイノベーション事業989百万円
利益: 216百万円利益率: 21.8%

貸会議室「アットビジネスセンター」・シェア会議室(会議室サービス861百万円・+3.7%)と、レンタルオフィス「インスクエア」・ビル管理(オフィスサービス128百万円・+1.3%)。2025/12期は+3.4%・セグメント利益△17.4%。2026年上期は新モデル貸会議室の出店投資で売上高515百万円(+3.8%)・セグメント利益89百万円(△30.9%)

その他9百万円
利益: 4百万円利益率: 50.3%

月極イノベーション事業に関連するシステムの受託開発(東京都道路整備保全公社のオンライン契約システムなど)

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます

2025/12期実績

ROE
27.4%
株主資本の利回り
ROA
9.3%
総資産の活用度
Op. Margin
8.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期-▲21.0%▲26.7%
2022/12期-▲20.3%▲23.7%
2023/12期36.6%4.3%1.0%
2024/12期25.5%6.1%7.7%
2025/12期27.4%9.3%8.8%
2Q 2026/12期4.7%(累計)1.7%(累計)4.3%

ROEは有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の会社公式値(自己資本利益率)で、2023/12期 36.6%→2024/12期 25.5%→2025/12期 27.4%です。有価証券報告書は当期純損失の2021/12期・2022/12期のROEを記載していないため「-」としています。ROEが高いのは、赤字期の欠損で自己資本が小さかったところに黒字が積み上がった面が大きく、2023/12期の36.6%は自己資本が2億円前後の時期の値です。営業利益率は2023/12期の1.0%から2025/12期の8.8%へ上昇しました。セグメント別では2025/12期に月極イノベーション事業の利益率が29.1%、ビルディングイノベーション事業が21.8%で、全社費用491百万円を差し引いた後の数字です。2026/12期の会社予想の営業利益率は6.0%に下がります。ROAは当期純利益÷期中平均総資産で当サイトが算出しています。2021/12期のROA(△21.0%)は、上場時の有価証券報告書(Ⅰの部)に記載の2020/12期末総資産1,604百万円(会社計算規則に基づく、監査を受けていない数値)を期首の値として使っています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2021/12期14.2億円▲3.8億円▲3.7億円-266.57円—
2022/12期16.5億円▲3.9億円▲3.7億円-225.78円+16.1%
2023/12期20.6億円2,000万円7,700万円47.02円+24.8%
2024/12期23.7億円1.8億円1.3億円72.70円+15.1%
2025/12期27.6億円2.4億円2.5億円129.04円+16.5%

2025/12期は売上高2,759百万円(+16.5%)・営業利益242百万円(+32.1%)・経常利益260百万円(+67.9%)・当期純利益246百万円(+88.6%)でした。主力の月極イノベーション事業が売上高1,760百万円(+25.2%)・セグメント利益512百万円(+39.7%)と伸び、全体を引っ張りました。2021/12期・2022/12期は、コロナ禍による貸会議室の売上減少と、月極事業の新規顧客獲得に伴う営業費用・カスタマーサービス費用の増加で営業赤字でしたが、2023/12期に黒字へ転換しています。2026/12期の会社予想は売上高3,385百万円(+22.7%)・営業利益204百万円(△15.6%)・経常利益200百万円(△23.0%)・当期純利益216百万円(△12.2%)で、増収ながらAI関連のシステム投資・営業強化・新規出店・本社移転の費用を先行させる計画です。予想EPS112.87円は2026年5月14日の第1四半期決算短信から開示されている値で、8月13日の中間期決算短信でも同じです(2月12日の本決算短信では112.95円で、当期純利益予想216百万円は変わっておらず、算定に用いる株式数の更新によるものとみられます)。2025/12期の経常利益には補助金収入20百万円が含まれており、2026/12期予想で経常利益の減益率(△23.0%)が営業利益(△15.6%)より大きい一因です。増減率はいずれも会社開示値(千円単位の実績比)です。上期(1〜6月)は売上高1,581百万円(+18.1%)・営業利益67百万円(△60.7%)・中間純利益49百万円(△59.9%)で、会社は「通期業績予想に対する進捗は概ね計画通り」としています。上期の経常利益75百万円には違約金収入約7百万円・受取損害賠償金約5百万円が含まれます。EPSは2023年12月6日の1:100株式分割を遡って反映した値です。2021/12期の増収率は、上場時の有価証券報告書(Ⅰの部)で+11.2%(2020/12期の売上高1,276百万円比)と開示されています。2020/12期の数値は会社計算規則に基づくもので金融商品取引法上の監査を受けていないため、上表には2020/12期の行を設けておらず、2021/12期の増収率欄は「—」としています。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 2025/12期)上回る
この会社
27.4%
他社平均
11.2%
営業利益率(自社 2025/12期)上回る
この会社
8.8%
他社平均
2.6%
自己資本比率(自社 2025/12期末)下回る
この会社
35.6%
他社平均
59.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

今期の業績予想と進捗

2026/12期の会社予想 ・ 2Q 2026/12期(2026年8月13日公表)時点予想据置

単純進捗ベース
やや下振れ3指標中2つ
前年同期進捗比較
-5.1pt予想額 加重平均
期間経過 50%
売上高
累計実績
15.8億円
通期予想 33.9億円
46.7%
前年同期
−1.8pt
営業利益
累計実績
6,700万円
通期予想 2.0億円
32.8%
前年同期
−37.8pt
最終利益
累計実績
4,900万円
通期予想 2.2億円
22.7%
前年同期
−26.9pt

上期の進捗は売上高46.7%・営業利益32.8%・純利益22.7%です。前年の上期進捗(売上高48.5%・営業利益70.7%)と比べ利益の進捗は遅れていますが、会社は今期の投資(本社移転・LLMO対策・システム刷新・新規出店)を上期に計上したとし、ストック型の収益が積み上がる下期と、4月に開業した新モデル貸会議室の本格稼働で「通期業績予想の達成を見込む」と説明しています。四半期の営業利益は1Q 13百万円・2Q 54百万円でした。通期予想は2026年2月12日の公表値から据え置かれています。

会社の公式開示情報

役員報酬

8,709万円
8名の合計
⚠️ 取締役の報酬限度額は年額200,000千円以内、監査役は年額50,000千円以内(いずれも2023年3月31日の定時株主総会決議)。取締役の報酬は、独立社外取締役を委員長とする任意の指名報酬委員会に原案を諮問し、取締役会で決定しています。報酬等の総額が1億円以上の役員はいません。
2025/12期(第26期)の有価証券報告書の区分別内訳は、取締役(社外取締役を除く)3名に73,440千円、社外役員5名に13,650千円で、合計87,090千円・8名です。すべて固定報酬で、業績連動報酬・退職慰労金はありません。社外監査役を除く監査役は在任していません(監査役3名は全員社外)。

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
月極イノベーション事業1,760百万円512百万円29.1%
ビルディングイノベーション事業989百万円216百万円21.8%
その他9百万円4百万円50.3%

2025/12期(第26期)のセグメント別の売上高・利益です。構成比は千円単位のセグメント売上高÷売上高2,759,255千円で当サイトが算出しました。セグメント利益の合計733百万円から、どのセグメントにも配分していない全社費用(主に管理部門の一般管理費)491百万円を差し引いたものが営業利益242百万円です。月極イノベーション事業が売上高の63.8%、セグメント利益の約7割を占め、会社資料によれば同事業の収益の95%超は駐車場利用者からの決済手数料・保証料などで、管理会社からのシステム利用料(月額1.5万円または無料)は約5%です。2026/12期の会社予想は月極イノベーション事業が売上高2,296百万円(+30.5%)・セグメント利益632百万円(+23.4%)、ビルディングイノベーション事業が売上高1,061百万円(+7.3%)・セグメント利益184百万円(△14.6%)です。研究開発活動は「該当事項はありません」で、2025/12期の設備投資は貸会議室の新規出店に伴う内装工事など28百万円でした。有価証券報告書は2026年の設備計画として新オフィス設備59百万円、APクラウドシステム47百万円、南青山・新橋の貸会議室計46百万円を挙げています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
上場後2期の売上高は、予想比△3.2%(2024/12期)と+0.7%(2025/12期)で、大きな乖離はありませんでした。営業利益は2024/12期に予想をやや下回り、2025/12期は期中に上方修正したうえでその修正値も上回りました。当期純利益は税金費用の見積りに左右され、2024/12期は予想の半分、2025/12期は修正予想を約1割下回っています。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2030年度ビジョンの売上高65〜70億円・営業利益10億円は、2025/12期実績(売上高2,759百万円・営業利益242百万円)のそれぞれ約2.4〜2.5倍・約4倍です。計画初年度の2026/12期の会社予想は売上高3,385百万円・営業利益204百万円で、投資先行の減益計画です。配当も2026/12期は無配予想です。会社資料の内訳は月極イノベーション事業で800百万円前後、ビルディングイノベーション事業で200百万円前後、その他・新規事業で50百万円前後の増益を見込み、本社移転・人員増などで300百万円前後の減益要因を織り込んでいます。M&Aの増益効果は含まれていません。
成長ビジョン(2030年度ビジョン)「月極イノベーション事業の継続拡大と、ビルディングイノベーション事業の再始動」
2026/12期〜2030/12期(2026年3月26日「事業計画及び成長可能性に関する説明資料」)
売上高(2030年度): 目標 65〜70億円 基準値 (2025/12期実績 2,759百万円(計画開始前の基準値))
計画開始前の基準値
営業利益(2030年度・M&Aの増益効果を含まず): 目標 10億円 基準値 (2025/12期実績 242百万円(計画開始前の基準値))
計画開始前の基準値
APクラウド登録台数(2030年度): 目標 125〜130万台(年平均+23%) 進行中 (2026年6月末 50.8万台(2025年12月末 47.3万台))
時価総額(2030年度): 目標 150億円超 進行中 (約36億円(2026年10月1日、発行済株式総数×株価1,900円))
配当: 目標 2030年度までに配当開始 基準値 (無配(2025/12期まで))
計画開始前の基準値
M&A予算(2026〜30年度累計): 目標 10億円前後 進行中 (枠設定済み・実行の開示なし(2026年9月末時点))

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024/12期2,444百万円—2,367百万円-3.2%
2025/12期2,740百万円2,740百万円2,759百万円+0.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024/12期194百万円—183百万円-5.8%
2025/12期187百万円229百万円242百万円+29.5%
当期純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024/12期263百万円—130百万円-50.3%
2025/12期203百万円272百万円246百万円+21.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は2026年3月26日の「事業計画及び成長可能性に関する説明資料」(p.8〜9)で、2030年度に売上高65〜70億円・営業利益10億円(M&Aの増益効果を含まず)・時価総額150億円超とする成長ビジョンを示しました(決算短信は「2025年末に策定した中期経営計画」と表記)。あわせて2026〜30年度累計で10億円前後のM&A予算と、2030年度までの配当開始を掲げ、2031年度以降は売上高100億円超・営業利益20億円超を見据えています。APクラウド登録台数は2030年度に125〜130万台(年平均+23%)、貸会議室の坪数は年平均+8%程度の出店を計画しています。目標はいずれも2030年度の単年度水準で、計画初年度の2026/12期は投資を先行させる年のため、進捗率は付けずに「進行中」としています。2026年4月15日に発行を決議した有償ストック・オプションは、2028〜2030年のいずれかの事業年度でのれん償却費控除前営業利益が10億円を超え、かつ株価終値が一度でも5,213円(発行時の株数で時価総額約100億円)を超えた場合に行使でき、権利行使時に役職員として在籍していることも条件です(決議日4月15日・割当日5月8日、行使価額1,804円)。単年度の予想では、2025/12期は2025年11月12日に営業利益を187→229百万円、当期純利益を203→272百万円へ上方修正し、実績は営業利益242百万円・当期純利益246百万円でした。2024/12期の「当初予想」は上場日の2024年3月26日に公表された予想(期中の公表)で、純利益の未達は減損損失21百万円と、翌期の投資計画増額に伴う繰延税金資産の回収見込みの減少によるものと説明されています。2026/12期の予想(売上高3,385百万円・営業利益204百万円・当期純利益216百万円)は2026年8月13日の中間期決算短信でも「修正の有無:無」です。

最新ニュース

ポジティブ
月極駐車場の空き区画を活用したカーシェアリング拠点開発支援、累計800カ所を突破
9/25 · 会社IRサイト
中立
2026年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
8/13 · TDnet
ポジティブ
松山市との災害時月極駐車場利活用協定に伊予鉄グループ・三福グループ・JR四国が参画
8/03 · TDnet
中立
2026年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
5/14 · TDnet
ポジティブ
アットパーキング利用者限定、駐車中のトラブル対策を強化するドライブレコーダー出張取り付け優待を提供開始
5/11 · 会社IRサイト
ポジティブ
月極駐車場の空き区画を日単位で提供する パークアンドライド支援サービス「駅チカライド」開始
4/30 · TDnet
中立
ハッチ・ワーク、日本カスタマーサクセス協会(JCSA)に正会員として参画
4/24 · 会社IRサイト
中立
有償ストック・オプション(新株予約権)の発行に関するお知らせ
4/15 · TDnet
ポジティブ
事業計画及び成長可能性に関する説明資料
3/26 · TDnet
中立
2025年12月期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2/12 · TDnet

どんな話題が多い?

アナリストレポート・IR活動38%
決算・業績25%
新サービス・自治体連携21%
導入・利用事例8%
ストック・オプション4%
株価テクニカル4%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好意的」
報道件数(30日)
12件
前月比 +200%
メディア数
4社
フィスコ, TDnet(適時開示), 会社IRサイト, 株探
業界内ランキング
下位 20%
情報・通信業の小型株で報道は限定的(直近30日12件・直近6か月24件。業種内順位は推計)
報道のトーン
33%
好意的
59%
中立
8%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

2000年〜2008年
オフィスデータの会社から

2000年6月、東京・世田谷で賃貸オフィスデータのマーケティング事業として㈱ジーシーメディアを創業。2005年に大竹弘氏が社長に就いて㈱アットオフィスへ商号を変え、翌2006年にオフィス仲介を始めました。2008年に貸会議室「アットビジネスセンター」を開業。

2010年〜2013年
月極駐車場という空白地帯へ

2010年に月極駐車場検索サイト「アットパーキング」を立ち上げて月極駐車場の仲介を始め、2013年には駐車場を一括で借り上げて貸し出すサブリースも開始。貸会議室と並ぶ、遊休資産を生かす事業の柱を育て始めました。

2018年〜2022年
クラウド化と赤字の先行投資

2018年4月に㈱ハッチ・ワークへ社名を変えてオフィス仲介関連事業を譲渡し、管理会社向けシステム(現アットパーキングクラウド)を発売。同年12月に増田知平氏が社長に就任しました。コロナ禍と先行投資で2020〜2022年は赤字でした。

2023年〜2025年
黒字化と上場

2023年12月期に黒字へ転換し、2024年3月26日に東証グロース市場へ上場。ハトマーク支援機構との提携や神戸市・松山市との災害時協定で導入が広がり、2025/12期は売上高2,759百万円・営業利益242百万円まで伸びました。

2026年〜
助走期間から2030年へ

2026年は本社移転・AI投資・新モデル貸会議室の出店で減益を計画する「助走期間」。2030年度に営業利益10億円を掲げ、10億円前後のM&A予算と2030年度までの配当開始も示しています。

出来事の年表

2024年3月上場

2024年3月26日、東京証券取引所グロース市場に上場。公開価格2,160円に対し初値は2,815円(+30.3%)で、翌27日には上場来高値4,015円をつけました。上場時に公募による新株発行110,000株と自己株式の処分を行い、SMBC日興証券を割当先とするオーバーアロットメント関連の第三者割当増資は45,400株のうち29,500株が払い込まれました(2024年4月24日、残り15,900株は失権)。上場に伴う売出しとオーバーアロットメント用の貸株により、大竹弘氏個人の議決権比率は12.77%(第3位)から6.11%(第4位)となり、主要株主に該当しなくなりました(2024年3月26日開示)。

2024年6月提携

6月3日、空中店舗「フィル・パーク」などを手がける㈱フィル・カンパニー(3267)と包括的業務提携。地方自治体が管理する月極駐車場や低未利用地の活用、両社のサービスを組み合わせた駐車場の価値向上に共同で取り組むとしています。

2024年9月減資

9月27日の臨時株主総会で資本金を238百万円から50百万円へ減らし、その他資本剰余金956百万円で繰越利益剰余金の欠損を埋める議案を承認(効力発生は11月1日)。会社は「純資産の部の勘定科目間の振替処理」で純資産額は変わらないと説明しています。同総会でシステム開発・受託などを定款の事業目的に加えました。

2025年2月提携・協定

2月6日、不動産業界団体ハトマークグループのハトマーク支援機構と業務提携(2月1日締結)し、10万社超のハトマーク会員がアットパーキングクラウドを特典付きで導入できるようにしました。2月10日に神戸市と「災害時における月極駐車場の利活用に関する協定」を締結(14日に発表)し、災害時に月極駐車場の空き区画を30日間無償で提供する「災害ステーション」を始めています。同月12日の2024/12期決算では、純利益が上場時予想263百万円に対し130百万円にとどまり、減損損失21百万円と繰延税金資産の見直しが理由とされました。

2025年3月経営体制

3月28日の取締役会で、大竹弘氏が4月1日付で代表取締役会長から取締役会長へ移り、代表取締役は増田知平社長の1名になることを決議。会社は「代表取締役社長増田知平に経営権限を集約し、意思決定の迅速化」を図ると説明しています。同日、本社を南青山二丁目のDFビルから同じ港区南青山一丁目の新青山ビル西館へ移すことも決めました(2026年2月24日に移転)。4月には役員持株会・従業員持株会を設立しています。

2025年7月導入

7月11日、会社は駐車場業界大手のエコロシティにアットパーキングクラウドの提供を開始したと発表しました(会社IRサイト)。

2025年9月協業

9月30日、太陽石油とガソリンスタンドと月極駐車場の相互送客に関する協業を開始したと発表しました(会社IRサイト)。

2025年10月出店

10月1日、貸会議室「アットビジネスセンターサテライト品川・五反田」を開業。会社は決算説明資料で、新モデル貸会議室の出店を五反田から始め、2026年4月の青山一丁目・新橋へ続けると説明しています。

2025年11月上方修正

11月12日、2025/12期の通期予想を営業利益187→229百万円、経常利益197→248百万円、当期純利益203→272百万円へ上方修正(売上高2,740百万円は据え置き)。業務プロセスの見直しとシステム化で生産性が上がり、計画していた増員を一部行わなかったことが理由です。

2026年1月自治体協定

1月22日、松山市と災害時の月極駐車場の利活用に関する協定を締結。会社は四国地方で初めての協定としています。8月3日には伊予鉄グループ・三福グループ・JR四国の3社がこの取り組みに参画しました。

2026年2月減益計画

2月12日、2025/12期決算を発表。売上高2,759百万円(+16.5%)・営業利益242百万円(+32.1%)でした。同時に示した2026/12期予想は売上高3,385百万円(+22.7%)・営業利益204百万円(△15.6%)・当期純利益216百万円(△12.2%)で、AI導入への先行投資・営業強化・新規出店・本社拡張移転を進める「時価総額100億円の早期達成に向けた助走期間」と位置づけました。翌13日の株価は△21.3%と大きく下落しています。2月24日に本店を港区南青山一丁目の新青山ビル西館へ移転しました。

2026年3月成長ビジョン

3月26日の「事業計画及び成長可能性に関する説明資料」で、2030年度に売上高65〜70億円・営業利益10億円(M&Aの増益効果を含まず)・時価総額150億円超を目指す成長ビジョンと、2026〜30年度累計10億円前後のM&A予算、2030年度までの配当開始方針を示しました。3月27日の第26回定時株主総会では、補欠監査役の規定を設ける定款変更と補欠監査役1名の選任が承認されています。

2026年4月新サービス・出店

4月1日、無人受付などで省人化した新モデル貸会議室を青山一丁目と新橋に同時開業。4月15日には取締役3名・従業員17名を対象とする有償ストック・オプション(第7回新株予約権450個=45,000株)の発行を決議しました。4月30日には、駅周辺の月極駐車場の空き区画を1日単位で貸すパークアンドライド支援サービス「駅チカライド」を、JR四国沿線の約240カ所・5,800台で始めています。

2026年8月中間決算

8月13日、2026/12期中間期決算を発表。売上高1,581百万円(+18.1%)に対し営業利益67百万円(△60.7%)でした。月極イノベーション事業は売上高+27.2%・セグメント利益+12.6%と伸びた一方、新モデル貸会議室の出店投資約68百万円でビルディングイノベーション事業のセグメント利益が△30.9%となり、全社費用も増えました。会社は「通期業績予想に対する進捗は概ね計画通り」とし、通期予想を据え置いています。

代表者プロフィール

増田 知平
増田 知平
代表取締役社長
月極DXの開拓者
会社サイトの代表メッセージ(大竹弘会長・増田知平社長の連名)は、『飽和した現代に、なお残り続ける既存資産の価値。わたしたちは過去積み重ねてきたその価値をよく知り、学び、理解してきました』と述べ、『世の中でまだ知られていない価値に光を当てるイノベーターとして新しい価値を能動的に創造し続けていく個と組織』を目指すとしています。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

標準的な水準です
自己資本比率(2Q 2026/12期末時点)35.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれも2Q 2026/12期末時点

Interest-bearing Debt
3.7億円
借金(有利子負債)
Net Assets
10.8億円
会社の純資産

自己資本比率は2026年6月末で35.8%(中間期決算短信の会社公式値。2025年12月末は35.6%)です。2022年12月末の9.9%から、上場時の増資と黒字の積み上げで回復してきました。有利子負債は短期借入金・社債・長期借入金(1年内返済・償還予定を含む、リース債務は除く)の合計で、2026年6月末は373百万円と2021年12月末の835百万円から減っています。総資産3,012百万円のうち現金及び預金は1,297百万円ですが、負債側には駐車場賃料の収納代行などに伴う預り金974百万円があり、資産側にも決済代行会社などへの預け金785百万円があります。アットパーキングクラウドの決済代行・滞納保証が広がるほど、こうした預かり・立て替えの残高が両建てで膨らむ構造です。有価証券報告書によれば、本社の新オフィス設備は上場時の増資資金、南青山・新橋の貸会議室は自己資金及び借入金でまかなう計画で、2026年上期に長期借入れ150百万円を実行しました。

お金の流れは?

健全なお金の流れです2025/12期通期で判定・下の4つは直近 2Q 2026/12期 の値
Operating CF
-2,500万円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
-6,600万円
借入・返済など
Free CF
-1.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期▲1.9億円1,500万円5.0億円▲1.7億円
2022/12期▲1.9億円▲1,400万円▲2,300万円▲2.0億円
2023/12期7,200万円1,200万円▲1.9億円8,400万円
2024/12期2,100万円▲5,600万円3.8億円▲3,500万円
2025/12期3.0億円▲1.7億円▲8,000万円1.3億円
2Q 2026/12期▲2,500万円▲1.3億円▲6,600万円▲1.6億円

2025/12期の営業キャッシュフローは295百万円の収入で、税引前利益253百万円に加え、駐車場利用者から預かる賃料などの預り金が175百万円増えた一方、決済代行会社などへの預け金が232百万円増えました。同社はアットパーキングクラウドで駐車場賃料の決済代行を行うため、預け金・預り金の増減で営業キャッシュフローが大きく振れやすい構造です。投資CF△167百万円の大半は、新規出店や本社移転に向けた敷金の差入れ131百万円でした。2024/12期の財務CF+375百万円は、上場時の株式発行(271百万円)・自己株式の売却(103百万円)・短期借入れ(100百万円)による収入が、社債の償還(60百万円)・長期借入金の返済(50百万円)を上回ったためです。2026年上期(1〜6月)は営業CFが△25百万円となりました。預け金が167百万円増え、税引前中間純利益が75百万円に減ったためです。投資CF△130百万円は本社移転と貸会議室の新規出店に伴う有形固定資産の取得121百万円が中心で、2026年6月末の現金及び現金同等物は1,167百万円(前期末比△223百万円)です。FCFは営業CF+投資CFで当サイトが算出しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 4名)
女性 0名(0.0%) 男性 4名
100%
監査報酬
1,500万円
連結子会社数
0社
設備投資額
2,875万円
平均勤続年数(従業員)
5.8年
臨時従業員数
117人

監査役会設置会社で、取締役会は4名(代表取締役社長の増田知平氏、取締役会長の大竹弘氏、取締役CFOの竹内聡氏、社外取締役の高野茂久氏)で、女性取締役はいません。監査役は常勤の富岡正典氏と、税理士の大原豊幸氏・弁理士の竹本如洋氏の3名で、全員が社外監査役です。有価証券報告書の「役員の状況」は監査役を含む7名を「男性7名 女性0名」と記載しています。社外取締役の高野氏は㈱パルマを創業し東証マザーズに上場させた経営経験を持ちます。任意の指名報酬委員会は独立社外取締役が委員長です。会計監査人はみおぎ監査法人(継続監査期間5年)で、2025/12期の監査証明業務の報酬は1,500万円です。取締役の任期は2026年12月期の定時株主総会(2027年3月予定)までで、2026年3月27日の第26回定時株主総会では補欠監査役(内部監査室長の藤井尋教氏)が選任されました。同社は子会社を持たない非連結の会社です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主49.9%
浮動株50.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関1.2%
事業法人等42%
外国法人等1.9%
個人その他42.4%
証券会社12.5%

取締役会長の大竹弘氏(8.2%)と同氏の資産管理会社㈱大竹アンドパートナーズ(24.2%)、代表取締役社長の増田知平氏(3.1%)と同氏が代表取締役を務める資産管理会社㈱ダイナエッグ(14.4%)の計49.9%を安定株主とみなしています(有価証券報告書は両氏の所有株式数に資産管理会社分を含めて記載)。上位のベンチャーキャピタル系ファンド3本(計6.0%)は将来の売却が想定されるため、SBI証券・楽天証券の名義分(計9.7%)は個人投資家の信用取引等の取次ぎによるものとみられるため、いずれも浮動株として扱っています。EDINETの所有者別状況(その他の法人42.0%・金融商品取引業者12.5%・金融機関1.2%)を機械的に足すと安定株主比率は実態とずれます。この比率は当サイトの算定で、東京証券取引所が上場維持基準に用いる流通株式比率とは算定基準が異なります。

株式会社大竹アンドパートナーズ(465,000株)24.2%
株式会社ダイナエッグ(276,600株)14.4%
大 竹   弘(156,500株)8.2%
株式会社SBI証券(126,393株)6.6%
増 田 知 平(60,000株)3.1%
楽天証券株式会社(59,800株)3.1%
IEファスト&エクセレント投資事業有限責任組合(50,700株)2.6%
五 味 大 輔(44,000株)2.3%
マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合(33,000株)1.7%
イノベーション・エンジンPOC第2号投資事業有限責任組合(32,100株)1.7%

2025年12月31日現在の大株主上位10名の合計は68.0%です(有価証券報告書 第26期。自己株式はありません)。筆頭株主は取締役会長・大竹弘氏の資産管理会社㈱大竹アンドパートナーズ(24.2%)で、大竹氏個人(8.2%)と合わせると32.4%になります。第2位の㈱ダイナエッグ(14.4%)は代表取締役社長の増田知平氏が代表取締役を務める資産管理会社で、増田氏個人(3.1%)と合わせて17.5%です。2005年から経営を担う大竹氏と、2007年から取締役を務める増田氏の2人とその資産管理会社で約5割を持つ構成で、ほかに上場前に出資したベンチャーキャピタル系のファンド(IEファスト&エクセレント、マーキュリア・ビズテック、イノベーション・エンジンPOC第2号)が残っています。2026年6月30日現在の半期報告書では、個人株主の五味大輔氏が82,500株(4.3%)へ買い増して第5位となり、SBI証券名義は103,112株(5.4%)、楽天証券名義は46,100株(2.4%)に減りました。株主数は856名(2025年12月31日)で、個人その他の持株比率は42.4%です。なお有価証券報告書(2026年3月26日提出)時点の新株予約権による潜在株式は110,300株(自己株式控除後の発行済株式総数の5.7%)で、その後2026年4月15日に決議した第7回新株予約権45,000株(発行済株式総数の約2.35%)が加わっています。2025/12期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は123.76円(基本EPSは129.04円)です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1月極イノベーション事業:法的規制等(駐車場法・車庫法等の変更。影響度:大)
2月極イノベーション事業:競合優位性(他業種大手や新興企業の参入。影響度:大)
3月極イノベーション事業:駐車場需給の急激な緩和(影響度:大)
4月極イノベーション事業:安全性
5月極イノベーション事業:訴訟等
6月極イノベーション事業:個人情報保護(影響度:大)
7月極イノベーション事業:駐車場利用者の滞納及び回収不能リスク(顕在化の可能性:高)
8ビルディングイノベーション事業:競合
9ビルディングイノベーション事業:貸会議室の物件の確保
10ビルディングイノベーション事業:不動産オーナーへの敷金及び差入保証金
11ビルディングイノベーション事業:顧客ニーズの変化への対応
12自然災害、人災等(影響度:大)
13人材獲得と人材育成
14システムトラブル(影響度:大)
15有利子負債への依存
16特定人物への依存(取締役会長・大竹弘氏、代表取締役社長・増田知平氏)
17配当政策
18調達資金の使途
19株式価値の希薄化(顕在化の可能性:高)
20税務上の繰越欠損金
21内部管理体制
22過年度業績等(2020〜2022年の損失計上)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
633万円
従業員数(単体・正社員)
73人
平均年齢
34.9歳
期平均年収従業員数(単体・正社員)前年比
2024/12期547万円67人-
2025/12期633万円73人+15.8%

平均年間給与は633.0万円(前期の546.7万円から+15.8%)、平均年齢34.9歳、平均勤続年数5.8年、従業員数73名(正社員。ほかに契約社員・パートタイマー・アルバイトの平均臨時従業員117名)です(2025年12月31日現在、有価証券報告書 第26期)。平均年齢・平均勤続年数・平均年間給与は正社員だけで算定されています。従業員の内訳は月極イノベーション事業46名、ビルディングイノベーション事業10名、管理部門17名で、貸会議室の運営は臨時従業員(75名)が中心です。管理職に占める女性の割合は30.4%、男性の育児休業取得率は0.0%、労働者の男女の賃金の差異は全労働者で46.7%です。同社は非連結のため連結従業員数はありません。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

2024年3月26日の上場時の公開価格(2,160円)を100とした上場来の参考値(当サイト独自算出)です。同社は無配のため株価の値動きだけで決まります。上場5年未満のため5年TSRは算出できません。初値は2,815円と公開価格を上回りましたが、2024/12期末(2024年12月30日、株価2,020円)は93.5、2025/12期末(2025年12月30日、株価2,111円)は97.7(△2.3%)でした。2026年10月1日(株価1,900円)では88.0(△12.0%)です。比較のTOPIXは上場日の終値を100とした配当込みの参考値(TOPIX連動ETF・1348の分配金調整後終値で算出)で、2024/12期末は102.3、2025/12期末は128.2、2026年10月1日は158.5と、同社を大きく上回っています。なお有価証券報告書(第26期)の株主総利回りは、2024年12月期末を基準として104.5%(比較指標の配当なしTOPIXは122.4%)です。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

もらえません
1株配当(最新期)
0円
方針: 成長投資を最優先としつつ2030年度までに配当を開始する方針(M&A投資枠を確保し、売上高の3〜4か月分を目安とする現預金水準を安定的に維持できると判断した段階)。現在は無配
期1株配当配当性向
2024/12期0円-
2025/12期0円-
2026/12期(予想)0円-
株主優待
なし

株主優待なし

同社は創業以来配当を実施しておらず、2026/12期も無配を予想しています。有価証券報告書(第26期)の配当政策は「安定的且つ継続的な利益還元を実施する方針でありますが、現時点において配当実施の可能性及びその時期については未定」としています。一方、2026年3月26日の「事業計画及び成長可能性に関する説明資料」(p.48)は、資本政策として「成長投資を最優先としつつ、2030年度までに配当を開始」と明記しました。開始の目安は「M&A投資枠を確保した上で、事業運営に必要な現預金水準を安定的に維持できると判断した段階」で、現預金水準は売上高の3〜4か月相当分を目安としています。同じページでは、株価が1単元50万円(1株5,000円)を安定的に超えた場合の株式分割の検討と、株価の変動が過度に大きくなった際の機動的な自己株式取得の検討にも触れています。剰余金の配当は年1回の期末配当を基本とし、定款で中間配当も可能としています。株主優待制度はありません。

もし上場時に投資していたら?

−
上場時に100万円を投資した場合
2025/12期末時点で、100万円が 97.7万円 になりました (-2.3万円)
-2.3%
年度末時点評価額損益TSR
2024/12期93.5万円▲6.5万円-6.5%
2025/12期97.7万円▲2.3万円-2.3%

※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は、上場時の公開価格(株式分割調整後)を起点に当サイトが株価から試算した参考値で、有価証券報告書の株主総利回りとは起点が異なります。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残104,700株
売り残0株
信用倍率-倍
2026年9月25日時点
今後の予定
2026/12期 第3四半期決算発表(前年は11月12日)2026年11月中旬
2026/12期 期末(通期予想:売上高3,385百万円・営業利益204百万円)2026年12月31日
2026/12期 本決算発表(前年は2月12日)2027年2月中旬

2026年10月1日の株価1,900円で、PERは会社予想EPS112.87円ベースで約16.8倍(実績EPS129.04円ベースでは約14.7倍)、PBRは2025/12期末のBPS535.59円ベースで約3.55倍です。時価総額は発行済株式総数1,920,600株(2026年6月末。自己株式なし)×株価で約36億円の小型株で、会社が2030年度に目指す150億円超の約4分の1の水準です。直近60営業日の1日平均出来高は約1,900株と売買は薄く、少額の注文でも値動きが大きくなりやすい点に注意が必要です。信用取引の買い残は104,700株(2026年9月25日時点)で、平均出来高の約55日分にあたります。貸借銘柄ではないため売り残は0株で、信用倍率は算出されません。株価は上場2日目の2024年3月27日につけた上場来高値4,015円から下落し、2025年4月7日に1,011円の上場来安値をつけた後、2026年2月の減益計画の発表で再び下げました。7〜9月中旬は1,700円前後で推移し、9月下旬に1,800円台へ戻して10月1日は1,900円です。

税金はいくら払ってる?

期税引前利益法人税等実効税率
2023/12期2,700万円-5,000万円△180.2%
2024/12期1.3億円200万円1.9%
2025/12期2.5億円600万円2.7%

税引前当期純利益と、損益計算書の法人税等合計の実額(法人税・住民税及び事業税+法人税等調整額)を掲載しています。同社は2020〜2022年の赤字で生じた税務上の繰越欠損金を抱えており、課税所得と相殺できるため、利益が出ても税負担が低い状態が続いています。2023/12期の法人税等合計が△50百万円とマイナスなのは、法人税等調整額△56百万円(繰延税金資産の計上による税効果益)によるもので、当期純利益77百万円が税引前利益27百万円を上回りました。2024/12期は1.9%、2025/12期は税引前253百万円に対し法人税等合計6百万円(2.7%)です。有価証券報告書によれば、2025年12月末の税務上の繰越欠損金に係る繰延税金資産は175百万円で、そのうち94百万円には評価性引当額が設定されています。なお2023/12期は固定資産売却益16百万円で税引前利益が経常利益11百万円を上回り、2024/12期は減損損失21百万円、2025/12期は減損損失6百万円で税引前利益が経常利益を下回っています。2026/12期の会社予想は当期純利益216百万円が経常利益200百万円を上回る形ですが、決算短信・決算説明資料にこの差の内訳の記載はなく、税引前利益の予想も開示されていないため、予想行は掲載していません。

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もっと知る

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ハッチ・ワーク まとめ

業績
普通
営業益 前年比+32.1%・今期予想は減益(2025/12期は営業利益+32.1%。2026/12期は本社移転・AI投資・新規出店で営業利益△15.6%を計画)
配当
なし
配当なし(創業以来無配。会社は2030年度までに配当を開始する方針を示しています)
安全性
普通
自己資本比率 35.8%(2Q 2026/12期末時点)(2026年6月末の自己資本比率35.8%。駐車場賃料の収納代行に伴う預り金974百万円を負債に計上)
稼ぐ力
高い
ROE 27.4%(2025/12期実績)(ROEは2025/12期で27.4%(有報公式値)。営業利益率は8.8%で月極事業が利益の柱)
話題性
好評
ポジ 33%(時価総額約36億円の小型株で、報道は適時開示・フィスコのリサーチメモ・会社IRが中心です)

月極駐車場の募集・契約・決済・滞納保証をオンラインで引き受ける「アットパーキングクラウド」と貸会議室の二本柱。今期は投資先行で減益計画

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

データ提供: OSHIKABU