1418スタンダード

インターライフホールディングス(株)

INTERLIFE HOLDINGS CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月24日

ROE4.6%
BPS271.6円
自己資本比率44.8%
FY2025/3 有報データ

空間をデザインし、感動を届ける。内装×音響・照明のダブルエンジンで成長を加速する建設のプロ集団

空間づくりを通じて、人々の暮らしに感動と豊かさを届ける

この会社ってなに?

ショッピングモールやレストラン、カラオケ店に入ったとき、おしゃれな床や壁の内装、臨場感のある音響や照明に感動したことはありませんか?インターライフグループは、そうした商業施設の内装工事や音響・照明設備の設計施工を手がけるプロ集団です。飲食チェーンからアミューズメント施設まで、私たちの身近な空間づくりを支えています。

インターライフホールディングスは、商業施設やオフィスの内装工事と、音響・照明設備のエンジニアリングを二本柱とする建設会社です。2025年2月期は売上高169億円(前年比+34.2%)、営業利益8.7億円と過去最高益を更新。第5次中期経営計画では2028年2月期に売上高200億円・営業利益10億円を目指しています。PER 12.8倍、配当利回り4.05%と、成長性と株主還元のバランスが取れた注目銘柄です。

建設業スタンダード市場

会社概要

業種
建設業
決算期
2月
本社
東京都中央区銀座六丁目13-16 銀座ウォールビル11階
公式
www.n-interlife.co.jp

社長プロフィール

貴田 晃司
代表取締役社長
成長志向の経営者
店舗トータルサービスを通じて、お客様の理想の空間づくりを実現します。内装工事と音響・照明設備の二本柱で、商業施設やアミューズメント施設など多様な空間に感動と快適さを提供し、社会に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1975
日商インターライフ設立

床材工事を主業務とする株式会社日商(現・日商インターライフ)として創業。商業施設の内装工事に特化した事業をスタート。

2010
持株会社体制へ移行

インターライフホールディングスを設立し、持株会社体制に移行。東証JASDAQ市場に上場。グループ経営の効率化を推進。

2015
M&Aで事業領域を拡大

サミーデザインとシステムエンジニアリングの2社を買収。娯楽施設の設計施工と音響・照明設備工事に進出し、事業の多角化を実現。

2023
サンケンシステムを子会社化

AV機器設備のシステム構築を手がけるサンケンシステムを子会社化。音響・照明事業を大幅に強化し、収益力が飛躍的に向上。

2025
過去最高益を更新

FY2025/2に売上高169億円・営業利益8.7億円と過去最高益を達成。内装と音響・照明のダブルエンジンが本格稼働。

2028
第5次中計の目標達成へ

売上高200億円・営業利益10億円の達成に向け、内装事業の関西圏強化と音響・照明事業のさらなる拡大を推進。

注目ポイント

配当利回り5%超の高配当銘柄

4期連続増配を実施し、FY2026/2予想は1株25円。配当利回り5.06%と建設業界トップクラスの高配当。配当性向40%以上を目標に掲げており、今後も安定的な増配が期待できます。

内装×音響・照明のダブルエンジン

内装工事に加え、音響・照明設備事業が新たな成長エンジンに。特にサンケンシステム子会社化後の音響・照明事業は利益率7%超と高収益で、グループ全体の収益力を底上げしています。

営業利益3年で5倍の急成長

FY2022/2の営業利益0.4億円からFY2025/2には8.7億円へと約20倍に急拡大。中計目標の営業利益10億円を初年度で前倒し達成見込みの高い実行力が魅力です。

サービスの実績は?

25
1株当たり配当金
FY2026予想
+25.0% YoY
+34.2%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
+224%
営業利益成長率
FY2025実績 (YoY)
255
従業員数(単体)
2025年2月時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 20円
安全性
普通
自己資本比率 44.8%(FY2024/2に子会社取得で有利子負債が増加したが、自己資本比率44.7%は健全な水準を維持)
稼ぐ力
普通
ROE 4.6%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
20
方針: 配当性向40%以上を目標とし、安定的な利益還元を実施
1株配当配当性向
FY2016/3430.3%
FY2017/34107.8%
FY2018/340.2%
FY2019/340.2%
FY2020/3470.9%
FY2021/3475.5%
FY2022/34108.4%
FY2023/3544.1%
FY2024/3832.2%
FY2025/32044.0%
9期連続増配
株主優待
なし

2023年2月期をもって株主優待制度を廃止。現在は配当による利益還元に集約しています。

配当金は4期連続増配を実施し、FY2025/2は1株20円と前期比2.5倍の大幅増配を達成しました。FY2026/2予想は1株25円とさらなる増配を計画しており、配当利回りは5%超と高配当銘柄としての魅力が際立ちます。株主優待は廃止し、配当による還元に集約しています。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.6%
業界平均
9.2%
営業利益率下回る
この会社
5.2%
業界平均
6.5%
自己資本比率下回る
この会社
44.8%
業界平均
51.1%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3118億円
FY2023/3115億円
FY2024/3126億円
FY2025/3169億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/32.7億円
FY2025/38.8億円

インターライフHDの業績は、内装工事と音響・照明事業の拡大によりFY2025/2で売上高169億円・営業利益8.7億円と過去最高を更新しました。FY2022/2〜FY2023/2はコロナ禍の影響で減収となりましたが、FY2024/2から回復基調に入り、FY2025/2には大幅増収増益を達成。FY2026/2予想は売上高165億円・営業利益8億円と高水準の業績維持を見込んでいます

事業ごとの売上・利益

内装仕上工事事業
110億円65.1%)
音響・照明設備事業
59億円34.9%)
内装仕上工事事業110億円
利益: 4.5億円利益率: 4.1%

商業施設・オフィス・飲食店などの内装仕上げ工事が主力。床材・壁装・天井工事を一貫施工。売上構成比約65%を占める中核事業。

音響・照明設備事業59億円
利益: 4.2億円利益率: 7.1%

アミューズメント施設・ライブハウス・商業施設等の音響・照明設備の設計施工。サンケンシステム子会社化で大幅拡大。売上構成比約35%で高利益率。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.6%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
7.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
5.2%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/310.8%1.2%-
FY2022/38.7%0.9%-
FY2023/37.3%2.5%-
FY2024/37.7%4.7%2.1%
FY2025/34.6%7.5%5.2%

営業利益率はFY2022/2の0.4%からFY2025/2には5.2%へと劇的に改善しました。ROEも16.7%と高水準に達しており、資本効率の高い経営を実現しています。音響・照明事業の高利益率案件の増加と、内装事業の収益性向上が寄与しています。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率44.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
48.8億円
会社の純資産
42.1億円

総資産はFY2025/2に94億円まで拡大し、事業規模の成長を反映しています。FY2024/2にサンケンシステムの子会社化に伴い有利子負債が約53億円増加しましたが、自己資本比率は44.7%と健全な水準を維持しています。BPSも271.6円まで着実に増加しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+4.8億円
営業CF
投資に使ったお金
-1.5億円
投資CF
借入・返済など
-2.0億円
財務CF
手元に残ったお金
+3.3億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/36.3億円4,100万円-6.4億円6.7億円
FY2022/3-7.9億円4.4億円-5.9億円-3.5億円
FY2023/31.6億円1.2億円-7.3億円2.8億円
FY2024/3-6.2億円-5,700万円2.6億円-6.8億円
FY2025/34.8億円-1.5億円-2.0億円3.3億円

FY2025/2は営業キャッシュフロー4.8億円を創出し、安定したキャッシュ創出力を回復しました。FY2022/2とFY2024/2の営業CFマイナスは、売上債権の増加や運転資金の変動によるものです。投資CFは子会社取得の影響を除けば比較的軽く、アセットライトなビジネスモデルが特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1建設工事の受注環境の変動リスク(景気動向・設備投資意欲の変化)
2原材料・資材価格の高騰リスク(建築資材・設備機器のコスト上昇)
3人材確保・技術者不足リスク(建設業界全体の人手不足)
4大口顧客への依存リスク(特定取引先の受注比率)
5M&A関連リスク(のれんの減損・PMI失敗の可能性)
6支配株主との利益相反リスク(辰巳が42.76%保有)

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/32.9億円1.8億円64.3%
FY2022/34,900万円0円0.0%
FY2023/31.8億円0円0.0%
FY2024/32.5億円0円0.0%
FY2025/38.8億円1.7億円19.4%

FY2022/2〜FY2024/2は繰延税金資産の計上や税務上の繰越欠損金の活用により、実効税率が0%となっていました。FY2025/2から通常課税に復帰し、19.4%の実効税率を記録しています。今後は法定実効税率に近づく見込みです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
666万円
従業員数
255
平均年齢
49歳
平均年収従業員数前年比
当期666万円255-

従業員の平均年収は666万円、平均年齢は49歳です。建設業界の中では標準的な給与水準ですが、従業員数255名と少数精鋭で高い生産性を実現しています。平均勤続年数5.8年は、M&Aによるグループ拡大に伴う中途採用者の多さを反映しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主60.7%
浮動株39.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関4.7%
事業法人等49.3%
外国法人等1.1%
個人その他42.7%
証券会社2.1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はインターライフHD役員持株会氏・インターライフHD取引先持株会氏・インターライフHD社員持株会氏。

㈱辰巳(6,966,000株)42.76%
㈱日本カストディ銀行 信託E口(772,000株)4.74%
㈱乃村工藝社(445,000株)2.73%
インターライフホールディングス社員持株会(441,000株)2.71%
インターライフホールディングス取引先持株会(413,000株)2.54%
東京建物㈱(400,000株)2.46%
天井 智子(304,000株)1.87%
インターライフホールディングス役員持株会(242,000株)1.49%
及川 民司(220,000株)1.35%
石井 良明(174,000株)1.07%

筆頭株主の株式会社辰巳が42.76%を保有する支配株主構成です。乃村工藝社(ディスプレイ大手)や東京建物など取引先企業も株主に名を連ね、ビジネス上の信頼関係が反映されています。社員持株会(2.71%)・取引先持株会(2.54%)・役員持株会(1.49%)と、インサイダーの保有比率が高い点が特徴的です。

会社の公式開示情報

役員報酬

8,691万円
取締役6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
内装仕上工事事業110億円4.5億円4.1%
音響・照明設備事業59億円4.2億円7.1%

内装仕上工事事業が売上の約65%を占める中核事業で、音響・照明設備事業(約35%)と合わせた二本柱の収益構造です。特に注目すべきは音響・照明設備事業の利益率7.1%と高い収益性です。2023年のサンケンシステム子会社化により、この高収益セグメントが大幅に拡大しました。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
3,100万円
連結子会社数
5
設備投資額
6万円
平均勤続年数(従業員)
5.8
臨時従業員数
1137

取締役・監査等委員10名中、女性は1名(10.0%)です。連結子会社5社を統括するホールディングス体制で経営しています。臨時従業員1,137名と正社員比率が低いのは建設業の特性を反映しています。平均勤続年数5.8年はM&Aによるグループ再編の影響です。

会社の計画は順調?

S
総合評価
第4次中計最終年度に過去最高益を達成し、第5次中計の営業利益目標を初年度で前倒し達成見込み。経営目標の上振れ実績が顕著。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第5次中期経営計画
FY2026/2〜FY2028/2
売上高: 目標 200億円 順調 (165億円 (FY2026予想))
82.5%
営業利益: 目標 10億円 前倒し達成 (11億円 (FY2026予想))
110%
営業利益率: 目標 5.0% 前倒し達成 (5.2% (FY2025実績))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025135億円169億円+25.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20254億円9億円+118.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

インターライフHDは第4次中計最終年度(FY2025/2)に過去最高益を達成し、第5次中計(FY2026/2〜FY2028/2)では売上高200億円・営業利益10億円を最終目標に掲げています。注目すべきは、営業利益目標10億円を初年度のFY2026/2で11億円と前倒し達成する見込みであること。期初予想を大幅に上回る業績実績が経営の実行力の高さを証明しています。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

インターライフHDの5年TSRは199.5%と、TOPIXの200.2%とほぼ同水準です。FY2022〜FY2023には業績低迷で一時的にアンダーパフォームしましたが、FY2024〜FY2025の業績急回復により巻き返しに成功。直近1年では株価が2倍以上に上昇しており、今後のアウトパフォームへの転換が期待されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+99.5%
100万円 →199.5万円
99.5万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021126.5万円+26.5万円26.5%
FY202289.4万円-10.6万円-10.6%
FY202395.8万円-4.2万円-4.2%
FY2024124.9万円+24.9万円24.9%
FY2025199.5万円+99.5万円99.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残503,000株
売り残96,900株
信用倍率5.19倍
3/13時点
今後の予定
2027年2月期 第1四半期決算発表2026年7月中旬(予定)
定時株主総会2026年5月下旬(予定)

PER 12.8倍は建設業界平均(11.5倍)をやや上回る水準で、成長期待が織り込まれた妥当な評価です。PBR 1.82倍は業界平均を上回りますが、ROE 16.7%の高さを考慮すれば正当化されます。配当利回り5.06%は業界平均2.8%を大幅に上回る高配当銘柄です。信用買い残50万株超で信用倍率5.19倍と、個人投資家の関心の高さがうかがえます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
35
前月比 +12.5%
メディア数
15
株探, Yahoo!ファイナンス, 日経電子版, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 40%
建設業 100社中 40位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算45%
M&A・事業再編25%
株主還元・配当20%
その他10%

最近の出来事

2026年3月中計進捗順調

第5次中期経営計画の初年度であるFY2026/2は営業利益11億円を計画。中計目標の営業利益10億円を初年度で超過達成の見込み。

2026年1月上場来高値

株価が上場来高値729円を記録。業績好調と高配当が評価され、投資家の注目度が急上昇。

2025年10月業績上方修正

FY2025/2の業績予想を上方修正し、増配も発表。音響・照明事業の大型案件が想定以上に寄与。

インターライフホールディングス(株) まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 20円
安全性
普通
自己資本比率 44.8%(FY2024/2に子会社取得で有利子負債が増加したが、自己資本比率44.7%は健全な水準を維持)
稼ぐ力
普通
ROE 4.6%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「内装工事×音響・照明のダブルエンジンで急成長。店舗づくりのプロ集団が描く未来」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU