9984プライム

ソフトバンクグループ

SoftBank Group Corp.

最終更新日: 2026年3月20日

ROE23.3%(累計)
BPS-円
自己資本比率28.1%
3Q FY2026/3 決算短信

AI革命の中心で未来を創る、世界最大級のテクノロジー投資会社

世界の人々が最も必要とするテクノロジーやサービスを提供する企業グループとなること

この会社ってなに?

ソフトバンクグループは、あなたが毎日使うスマートフォンの通信(子会社ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO)やLINE・Yahoo!などのサービスを支える企業です。さらにAIやロボティクスへの投資を通じて、将来の自動運転や医療AI、生成AIサービスなど、私たちの生活を大きく変えるテクノロジーの実現を後押ししています。

FY2025は売上高7兆2,437億円(前年比+7.2%)、純利益1兆1,533億円と3期連続赤字から劇的な黒字転換を果たしました。傘下の半導体設計大手アーム(Arm)の好調に加え、スイスABBのロボティクス事業を約8,200億円で買収、米デジタルブリッジの巨額買収など、AIデータセンター・ロボティクス・次世代半導体への投資を全方位で加速しています。孫正義会長のもと「AI一点集中」戦略を推進し、世界のAIインフラ覇権を狙う壮大な布陣を敷いています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都港区海岸1-7-1
公式
group.softbank

社長プロフィール

孫正義
代表取締役 会長兼社長執行役員
ビジョナリー
AIが全人類の叡智を超える時代がやってきます。私たちは「情報革命で人々を幸せに」という志のもと、次世代AIインフラへの投資を通じて、世界の人々から最も必要とされる企業グループを目指します。

この会社のストーリー

1981
株式会社日本ソフトバンクを設立

パソコン用パッケージソフトの流通事業からスタートし、情報革命の第一歩を踏み出しました。

1994
株式を店頭登録

日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達の基盤を確立しました。

1996
ヤフー株式会社を設立

米Yahoo!社と合弁でヤフー株式会社を設立し、日本のインターネット黎明期を牽引しました。

2006
ボーダフォン日本法人を買収

携帯電話事業に本格参入し、通信事業をグループの中核へと大きく育て上げました。

2017
ソフトバンク・ビジョン・ファンドを設立

テクノロジー分野に特化した世界最大級の投資ファンドを設立し、戦略的投資持株会社へと舵を切りました。

2018
国内通信子会社が上場

ソフトバンク株式会社が東証一部に新規上場し、グループ内での事業・投資の役割分担を明確にしました。

2023
英Arm社が米国市場に上場

傘下の半導体設計大手Armが米ナスダック市場に上場し、AI時代の重要インフラとして大きな注目を集めました。

2024
AIへの集中投資を本格化

OpenAIへの大型出資など、次世代AIインフラの構築に向けた「AI一点集中」の投資戦略を強力に推し進めています。

注目ポイント

AI革命への圧倒的な集中投資

OpenAIなどAI分野のトップ企業に巨額の資金を投じ、AIがもたらす次世代産業の覇権を握るポジショニングを築いています。

半導体大手Armを中核とするインフラ基盤

世界のスマートフォンの大半に搭載される半導体設計技術を持つArmを傘下に収め、AI時代に不可欠な技術インフラを提供しています。

時代を先読みする経営手腕

ソフト流通、インターネット、携帯通信、そしてAI投資と、数十年にわたり世界のテクノロジートレンドを先読みして業態を進化させ続ける実行力が最大の魅力です。

サービスの実績は?

4兆2,203億円
投資損益
FY2025 3Q累計時点
黒字転換
+7.2%
売上高成長率
FY2025通期実績
前年比プラス
44
1株当たり配当金
FY2024・FY2025同額維持
横ばい

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 44円
安全性
注意
自己資本比率 28.1%
稼ぐ力
高い
ROE 23.3%(累計)
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
44
方針: 安定配当(年間44円を継続)
1株配当配当性向
FY2016/34110.2%
FY2017/3443.4%
FY2018/3444.7%
FY2019/3443.5%
FY2020/344-
FY2021/3441.7%
FY2022/344-
FY2023/344-
FY2024/344-
FY2025/3445.6%
9期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

年間44円の安定配当を4期連続で維持しています。赤字期も減配せず配当を継続しており、株主還元への一定の姿勢は示されています。ただし配当利回りは1.24%と低水準であり、成長投資を最優先する経営方針のもと、株価上昇を通じた株主価値の向上を基本戦略としています。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
23.3%(累計)
業界平均
15.2%
営業利益率
この会社: -業界平均: 14.5%
自己資本比率下回る
この会社
28.1%
業界平均
50.4%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/36.2兆円
FY2023/36.6兆円
FY2024/36.8兆円
FY2025/37.2兆円
営業利益
FY2022/3データなし
FY2023/3データなし
FY2024/3データなし
FY2025/3データなし

連結売上高はFY2021/3の約5.6兆円からFY2025/3には約7.2兆円へと5期連続で着実に成長しています。FY2021/3に約5兆円の純利益を計上した後、投資先の評価損により3期連続で最終赤字が続きましたが、FY2025/3には約1.15兆円の最終黒字に劇的に転換しました。営業利益は投資持株会社の性質上ゼロ計上ですが、投資損益を含む純利益が実質的な業績指標です。 【3Q FY2026/3実績】売上5.7兆円(前年同期比7.9%)、純利益3.2兆円。

事業ごとの売上・利益

投資事業
投資損益による0.0%)
ソフトバンク事業
約4.1兆円67.6%)
アーム事業
約4,800億円32.4%)
投資事業投資損益による
利益: 4兆2,203億円(3Q累計)

ソフトバンク・ビジョン・ファンド等を通じたAI・テクノロジー企業への投資

ソフトバンク事業約4.1兆円
利益: 約9,000億円利益率: 約22%

国内通信事業(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO)

アーム事業約4,800億円
利益: 約1,600億円利益率: 約33%

半導体設計IPのライセンス・ロイヤリティ事業

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
23.3%(累計)
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.3%(累計)
会社全体の資産の活用度
営業利益率
-
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/348.8%10.9%-
FY2022/3-16.9%-3.7%-
FY2023/3-10.2%-2.1%-
FY2024/3-2.3%-0.5%-
FY2025/310.2%2.5%-
23.3%6.3%-
3Q FY2026/323.3%(累計)6.3%(累計)-

投資持株会社のため営業利益率は算出不可ですが、ROEはFY2022/3の-14.6%からFY2025/3には+8.3%へと劇的に改善しました。投資先企業の評価益と保有株式の価値上昇が収益性の回復を牽引しています。純利益が投資先の時価変動に大きく左右される構造であり、安定的な収益性よりも長期的な投資リターンの最大化を経営目標としています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率28.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
23.3兆円
会社の純資産
18.3兆円

総資産は約45〜47兆円規模で推移し、自己資本比率は20.6%から25.7%へと着実に改善しています。有利子負債は約16兆円と巨額ですが、保有するアーム株をはじめとする上場株式のNAV(純資産価値)がこれを大幅に上回る構造です。BPSは7,905円と株価3,558円を大きく上回っており、NAVディスカウントの解消が今後の株価上昇余地として注目されています。 【3Q FY2026/3】総資産55.6兆円、純資産18.3兆円、自己資本比率28.1%、有利子負債23.3兆円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+2,036億円
営業CF
投資に使ったお金
-1.6兆円
投資CF
借入・返済など
-1.1兆円
財務CF
手元に残ったお金
-1.4兆円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/30円0円0円0円
FY2022/30円0円0円0円
FY2023/30円0円0円0円
FY2024/32,505億円-8,415億円-6,062億円-5,909億円
FY2025/32,036億円-1.6兆円-1.1兆円-1.4兆円

営業CFはプラスを維持していますが、AI・ロボティクス・データセンターへの積極投資により投資CFが約1.6兆円のマイナスとなり、FCFは約1.4兆円のマイナスです。FY2023/3には資産売却によりFCFがプラスに転じた実績もあり、ポートフォリオの機動的な入れ替えにより必要に応じたキャッシュ創出が可能な体制を維持しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1投資先企業の株価・評価額の変動により、連結業績が大幅に振れるリスク
2AI関連投資の集中による特定セクターへの偏重リスク
3巨額の有利子負債(約16兆円)による金利上昇リスク
4為替変動リスク(海外投資比率が高く、円高局面では評価損発生)
5アーム社の業績・株価動向に対する過度な依存リスク

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/35.7兆円6,825億円12.0%
FY2022/3-8,696億円0円-
FY2023/3-4,691億円0円-
FY2024/3578億円2,854億円493.8%
FY2025/31.7兆円5,514億円32.3%

税引前利益が赤字の期においても、繰延税金資産の取り崩しや海外子会社の税制等の影響で法人税等が発生する場合があります。当社の納税額は連結決算における評価益や売却益の計上タイミングに大きく依存する構造です。実効税率は、国別の税率差や税効果会計の調整により、法定税率とは異なる水準で推移しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,363万円
従業員数
67,229
平均年齢
41.3歳
平均年収従業員数前年比
当期1,363万円67,229-

平均年収1,363万円は高水準だが、持株会社のため単体従業員は約270名と少数。連結では約65,000名。通信子会社ソフトバンクの平均年収とは異なる。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主31.4%
浮動株68.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関25.8%
事業法人等5.6%
外国法人等27.1%
個人その他39.7%
証券会社1.9%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。

孫 正義(426,661,000株)29.68%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(246,540,000株)17.15%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(103,235,000株)7.18%
JP MORGAN CHASE BANK 380763 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(29,066,000株)2.02%
HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(25,889,000株)1.8%
孫コーポレーション合同会社(19,060,000株)1.33%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(18,817,000株)1.31%
孫アセットマネージメント合同会社(18,504,000株)1.29%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(17,659,000株)1.23%
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(16,072,000株)1.12%

孫正義会長が約29.7%を保有するオーナー経営企業です。関連会社(孫コーポレーション・孫アセットマネージメント)を含めると実質保有比率はさらに高く、創業者の強いリーダーシップのもとAI一点集中の投資戦略を推進しています。機関投資家の保有比率も高く、海外投資家からの注目度も大きい銘柄です。

会社の公式開示情報

役員報酬

7億2,700万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
投資事業投資損益による4兆2,203億円(3Q累計)-
ソフトバンク事業約4.1兆円約9,000億円約22%
アーム事業約4,800億円約1,600億円約33%

投資損益が連結業績を大きく左右するビジネスモデルであり、世界のAI・テクノロジー企業への集中投資リスクが最大の経営上の論点です。通信子会社ソフトバンクの安定収益が財務基盤を支える一方、アーム事業の急成長がグループ全体の価値向上を牽引しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 1名(7.7% 男性 12
8%
92%
監査報酬
54億6,700万円
設備投資額
2.5億円
平均勤続年数(従業員)
10.1
臨時従業員数
20039

女性役員比率は7.7%にとどまっており、多様な視点を取り入れた経営体制のさらなる強化が求められています。世界的な投資会社として巨大な資産を運用する一方、監査報酬には54億円超を投じており、透明性の高い監査体制を構築しています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
売上高・営業利益の目標を1年前倒しで達成し、次なるAI投資フェーズへ突入。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期計画の数値目標は通信子会社ソフトバンクの安定成長が主因であり、投資持株会社としてのSBG単体の投資戦略とは性質が異なる点に留意が必要です。
中期経営計画
FY2023〜FY2025
営業利益: 目標 9,700億円 前倒し達成 (9,890億円)
101.9%
売上高: 目標 6兆5,000億円 前倒し達成 (6兆5,443億円)
100.6%
親会社の所有者に帰属する純利益: 目標 黒字化 達成 (1兆1,533億円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20246兆5,000億円6兆7,565億円+3.9%
FY20256兆8,000億円7兆2,437億円+6.5%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024未定-2,276億円赤字継続
FY2025未定1兆1,533億円大幅黒字化

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

通信事業を軸とする中核事業が順調に推移し、中期経営計画の目標(売上高6.5兆円、営業利益9,700億円)を1年前倒しで達成しました。純利益もFY2025/3に1兆1,533億円の大幅黒字を達成。これにより、生成AIインフラ・ロボティクス・データセンター事業への巨額投資に向けた磐石な財務・収益基盤が証明されています。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間一貫してTOPIXを上回っており、特に直近のFY2024・FY2025はTSRが200%を超える大幅なアウトパフォームを記録しています。これは、傘下のアーム(Arm)の上場成功およびAI関連銘柄としての再評価が、市場から強力に支持された結果と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+103.2%
100万円 →203.2万円
103.2万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021247.5万円+147.5万円147.5%
FY2022149.1万円+49.1万円49.1%
FY2023140.3万円+40.3万円40.3%
FY2024241.2万円+141.2万円141.2%
FY2025203.2万円+103.2万円103.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残45,806,700株
売り残4,172,900株
信用倍率10.98倍
2026年2月27日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年5月中旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

PER17.7倍は情報・通信セクター平均(約15倍)をやや上回る水準ですが、AI投資の成長期待を織り込んだプレミアムと解釈できます。信用倍率が約11倍と買い残が積み上がっている点は留意が必要ですが、保有するアーム株式等のNAV(純資産価値)に対するディスカウントが依然として存在しており、再評価余地は残されています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
1,240
前月比 +12.5%
メディア数
185
日本経済新聞, 株探, Bloomberg, Forbes Japan, Yahoo!ファイナンスほか
業界内ランキング
上位 5%
情報・通信業 500社中 2位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

AI投資・提携45%
決算・業績30%
M&A・買収15%
その他10%

最近の出来事

2025年10月ロボ事業買収

スイスの産業大手ABBからロボティクス事業を約8187億円で買収する契約を締結。

2025年12月米社買収

AIインフラ強化のため、米投資会社デジタルブリッジを約4000億円で買収することを発表。

2026年02月3Q決算

2026年3月期第3四半期累計の最終利益が前年同期比で5倍増益を記録し、黒字基調を鮮明にした。

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ソフトバンクグループ まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 44円
安全性
注意
自己資本比率 28.1%
稼ぐ力
高い
ROE 23.3%(累計)
話題性
好評
ポジティブ 65%

AI革命の中核インフラを一気に押さえる、世界最大級のテクノロジー投資会社

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/30 / データ提供: OSHIKABU