9974プライム

ベルク

Belc CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月30日

ROE11.3%
BPS526.7円
自己資本比率54.8%
FY2025/3 有報データ

埼玉発、堅実経営で地域に根ざす高収益スーパーマーケット

関東一円で圧倒的な存在感を放つ食品スーパーマーケットとなり、お客様の毎日の食生活を豊かにすることで、地域社会に不可欠な存在となることを目指します。

この会社ってなに?

あなたが普段、夕食の材料を買いにスーパーへ行くとき、もしかしたら『ベルク』を利用しているかもしれません。ベルクは、特に埼玉や群馬など関東地方でよく見かける地域密着型のスーパーマーケットです。『安くて、おいしい』商品が並んでいる裏側では、すべての店舗で同じように効率よく作業できる『標準化』という仕組みや、自社トラックで商品を運ぶことでコストを抑える工夫がされています。だからこそ、ベルクは私たちにお手頃な価格で新鮮な商品を提供し続けられるのです。

埼玉県を地盤とする食品スーパーで、FY2025は売上高3,877.8億円、営業利益170.1億円を達成し、堅調な成長を継続しています。店舗運営の標準化と自社物流を強みに高収益体制を確立しており、18期連続の最高益更新を見込むなど安定感が際立ちます。今後は2030年に売上高5,000億円を目指す中期経営計画を掲げ、ドミナント戦略の推進に加え、M&Aによる生鮮サプライチェーン強化も図っており、持続的な成長が期待されます。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
埼玉県鶴ヶ島市脚折1646番
公式
www.belc.jp

社長プロフィール

原島 一誠
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは「Better Life with Community ~地域社会の人々により充実した生活を~」という理念のもと、お客様、お取引先様、株主様、従業員、そして地域社会から信頼され、共に成長できる企業を目指しています。これからも挑戦を続け、あらゆるステークホルダーの皆様のご期待に応えてまいります。

この会社のストーリー

1959
創業

埼玉県秩父市に「主婦の店秩父店」として創業。地域の人々の暮らしを支える小さな一歩を踏み出す。

1994
株式店頭公開

日本証券業協会(現JASDAQ)に株式を店頭公開。企業としての信頼性を高め、さらなる成長への基盤を築く。

2006
イオンとの資本・業務提携

イオン株式会社と資本・業務提携を締結。商品開発や仕入れ力の強化を図り、競争力を一層高める。

2018
PB「kurabelc」誕生

プライベートブランド「くらしにベルク kurabelc(クラベルク)」を発売。お客様のニーズに応える独自商品の提供を開始する。

2024
サプライチェーン強化への挑戦

水産加工会社や養豚業者をグループ化。生鮮食品の安定供給と品質向上を目指し、製造・仕入れの領域へ進出。

2025
18期連続の最高益へ

2024年2月期決算で17期連続の経常最高益を達成し、続く2025年2月期も増益を見込む。安定した成長力を証明。

2030
未来へのマイルストーン

中期経営計画を発表し、2030年2月期に売上高5000億円、店舗数180店舗以上という壮大な目標を掲げる。

注目ポイント

18期連続最高益への挑戦

堅実な経営と効率的な店舗運営により、2024年2月期まで17期連続で経常利益の最高益を更新中。安定した成長力と収益性が魅力です。

株主還元への積極姿勢

業績好調を背景に、8期連続の増配を発表(2021年時点)。株主優待では自社商品券やJCBギフトカードも選択でき、個人投資家にも嬉しい企業です。

未来へ向けた成長戦略

2030年に売上高5000億円を目指す中期経営計画を策定。M&Aによるサプライチェーン強化や新規事業にも取り組み、持続的な成長を目指しています。

サービスの実績は?

148店舗
店舗数
2025年8月末時点
+18店舗(vs 2022年)
3,877.8億円
営業収益
FY2025実績
+10.2% YoY
170.1億円
営業利益
FY2025実績
+17.4% YoY
120
1株当たり配当金
FY2025実績
+11.1% YoY
2,752
従業員数(連結)
2025年2月末時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 120円
安全性
安定
自己資本比率 54.8%
稼ぐ力
高い
ROE 11.3%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
120
方針: 配当性向20%目標
1株配当配当性向
FY2021/38620.3%
FY2022/39020.4%
FY2023/39420.4%
FY2024/310821.1%
FY2025/312020.2%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月

ベルクは株主還元を重視しており、長期間にわたり連続増配を継続する安定した配当方針を掲げています。配当性向は20%程度を維持しつつ、業績の成長に連動して着実に一株あたりの配当額を増やす姿勢です。株主優待と合わせたトータルでの株主還元意欲も高く、中長期的な投資家にとって魅力的な仕組みを整えています。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
11.3%
業界平均
5.0%
営業利益率下回る
この会社
4.4%
業界平均
5.9%
自己資本比率上回る
この会社
54.8%
業界平均
50.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/33,003億円
FY2023/33,108億円
FY2024/33,519億円
FY2025/33,878億円
営業利益
FY2022/3131億円
FY2023/3140億円
FY2024/3145億円
FY2025/3170億円

ベルクの業績は、ドミナント戦略による出店拡大と既存店売上の安定により、売上高が約3,878億円(2025年3月期)まで順調に拡大しています。営業利益においても、物流の効率化や徹底したコスト管理を背景に、FY2021/3の約119億円からFY2025/3には約170億円へと着実な成長を遂げました。今後も積極的な新規出店と効率的な運営体制の継続により、増収増益のトレンドを維持する見通しです。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
11.3%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
4.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/311.6%6.5%4.2%
FY2022/311.0%6.0%4.4%
FY2023/310.5%5.7%4.5%
FY2024/310.7%5.8%4.1%
FY2025/311.3%6.2%4.4%

当社の収益性は、食品スーパー業界の中でも営業利益率が4%台を安定的に維持しており、極めて高い収益力を誇っています。ROE(自己資本利益率)は10%から11%台を安定して推移しており、株主の預かった資本を効率よく活用して利益を生み出す能力を示しています。これは徹底したローコストオペレーションと、地域密着型経営による高い競争優位性が結実した結果と言えます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率54.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
863億円
会社の純資産
1,099億円

財務健全性は、自己資本比率が50%超の水準で推移しており、安定した財務基盤を構築しています。FY2024/3以降、有利子負債が増加傾向にあるものの、これは事業拡大のための投資に伴うものであり、強固な資産背景によって十分に許容可能な範囲です。健全な財務体質を維持しながら将来の成長投資を継続できる体制が整っていると言えます。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+227億円
営業CF
投資に使ったお金
-217億円
投資CF
借入・返済など
-1.6億円
財務CF
手元に残ったお金
+9.7億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3173億円-140億円-35.0億円33.5億円
FY2022/3171億円-185億円58.4億円-14.2億円
FY2023/3156億円-159億円41.0億円-3.1億円
FY2024/3211億円-162億円-33.8億円48.3億円
FY2025/3227億円-217億円-1.6億円9.7億円

営業活動によるキャッシュフローは、高い収益力を背景に年間200億円規模の安定した稼ぐ力を維持しています。一方で、投資キャッシュフローは新規店舗の建設や物流設備投資が活発に行われているため、継続的に大きなマイナスとなっています。本業で稼いだ資金を成長のための再投資に回すことで、持続的な企業価値の向上を実現しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1品質表示等にかかる法的規制について昨今、食品をはじめとする偽装事件等、商品の品質、安全性に関わる問題が発生しております
2減損会計の適用について店舗を出店する小売業として、建物、土地を一部自社所有により運営しております
3物流センターについて当社は、自社物流センターを運営しており、このセンターより全店舗に定時一括納品を行い、集中配送のメリットを生かした効率的物流体制をとっております
4差入保証金について当社及び当社グループは、賃借による店舗出店にあたり、差入保証金の差入れを行っております
5外部環境の変化による影響について当社及び当社グループは、食品スーパーマーケットとして、価格競争の激化、他社の出店増加に伴う競合の激化、景気後退に伴う買上点数並びに客数の減少、異常気象等による生鮮相場の大幅な変動等、外部環境の変化により業績に影響を及ぼす可能性があります
6自然災害による影響について当社は、埼玉県を中心とする首都圏に出店をしておりますが、当該地域において自然災害が発生した場合、店舗施設・本社・物流センターへの倒壊損傷等が引き起こり、店舗の営業継続に影響を及ぼす可能性があります
7感染症による影響について当社及び当社グループは、様々な感染症拡大防止のため、お客様及び従業員等の健康と安全を最優先として感染防止に取り組んでおります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3127億円38.5億円30.4%
FY2022/3139億円47.0億円33.8%
FY2023/3143億円46.8億円32.8%
FY2024/3150億円43.0億円28.7%
FY2025/3174億円50.0億円28.8%

法人税等の支払額は、税引前利益の拡大に伴い増加しており、FY2025/3には約50億円となりました。実効税率は概ね30%前後で推移しており、業績の成長に合わせた適切な納税を行っています。将来の予想においても、利益水準の上昇に応じて納税額も適切に予測されています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
552万円
従業員数
2,752
平均年齢
33.5歳
平均年収従業員数前年比
当期552万円2,752-

従業員平均年収は552万円となっており、小売り業界の平均的な水準と比較しても安定した報酬水準を維持しています。効率的な店舗運営による高い収益性を背景に、地域密着型のビジネスモデルで着実な成長を遂げていることが給与の安定性に寄与しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主57.7%
浮動株42.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関15%
事業法人等42.7%
外国法人等16.8%
個人その他24.7%
証券会社0.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はイオン・IH・TH。

イオン株式会社(3,131,000株)15%
株式会社IH(1,864,000株)8.93%
株式会社TH(1,401,000株)6.72%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,322,000株)6.34%
有限会社ヘイセイカンパニー(1,083,000株)5.19%
株式会社しまむら(877,000株)4.21%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)(681,000株)3.27%
株式会社武蔵野銀行(677,000株)3.25%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(525,000株)2.52%
ベルク社員持株会(522,000株)2.5%

筆頭株主であるイオン株式会社(15%)との資本業務提携により、グループのスケールメリットを活かした調達力の強化と物流効率化を図っています。その他、取引先や持株会が安定株主として名を連ねており、長期的な視点での経営基盤が構築されています。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億6,300万円
取締役9名の合計

EDINET開示情報によると、ベルクは自社物流網を活用したドミナント戦略を軸に、関東圏での出店を加速させています。主なリスク要因として原材料価格の高騰や競争激化を挙げていますが、高収益体質を維持しつつ2030年に向けた店舗数拡大を目指しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 17名)
女性 4名(23.5% 男性 13
24%
76%
監査報酬
2,900万円
連結子会社数
2
設備投資額
213.7億円
平均勤続年数(従業員)
9.4
臨時従業員数
5586

女性役員比率が23.5%と業界内で高い水準にあり、多様性を重視した経営体制を整えています。社外役員を積極的に登用することで監視機能を高め、健全かつ透明性の高いガバナンス体制の構築に努めています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を上回る着地が多く、計画達成能力は高い。現中計も順調な滑り出し。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
〜FY2030
売上高: 目標 5,000億円以上 順調 (3,877.8億円)
77.56%
連結売上高経常利益率: 目標 4.5% 順調 (4.4%)
97.78%
店舗数: 目標 180店舗以上 順調 (148店舗)
82.22%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20243,274億円3,519億円+7.5%
FY20253,767億円3,878億円+2.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024137億円145億円+6.0%
FY2025175億円170億円-2.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024年4月に策定した2030年2月期を最終年度とする中期経営計画では、売上高5,000億円(FY2025比+29%)、店舗数180店舗(同+32店舗)という野心的な目標を掲げています。期初予想を上回る実績を出すことが多く、計画遂行能力は高いと評価できます。ドミナント戦略による新規出店と、M&Aによる生鮮部門の垂直統合が今後の成長ドライバーとなるでしょう。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

同社のTSR(株主総利回り)は、過去5年間にわたりTOPIXを一貫して下回る(アンダーパフォーム)状況が続いています。これは、株価は堅調に推移しているものの、市場全体の成長率(特に大型ハイテク株など)には及ばなかったことを意味します。安定配当と着実な株価上昇を志向するディフェンシブ銘柄の特性であり、急成長を求める投資家層とは異なる株主構成になっている可能性が示唆されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+37.2%
100万円 →137.2万円
37.2万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021106.3万円+6.3万円6.3%
FY2022109.4万円+9.4万円9.4%
FY2023108.9万円+8.9万円8.9%
FY2024129.9万円+29.9万円29.9%
FY2025137.2万円+37.2万円37.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残23,600株
売り残5,400株
信用倍率4.37倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年2月期 第1四半期決算発表2026年07月上旬(予定)
2026年2月期 第2四半期決算発表2026年10月上旬(予定)
2027年2月期 本決算発表2027年04月上旬(予定)

同業他社比較では、PERは業界平均より割安な水準にありますが、PBRはやや高めです。これは、同社の資本効率と収益性の高さが市場から評価されていることを示唆しています。信用倍率は4.37倍と買い残が多く、株価上昇への期待感がうかがえますが、将来の売り圧力となる可能性も注視が必要です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, ダイヤモンド・チェーンストア ほか
業界内ランキング
上位 15%
小売業 415社中 62位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
新規事業・提携30%
地域社会貢献15%
株価・IR情報15%

最近の出来事

2025年3月新サービス

格安SIMおよびモバイルWi-Fiサービス「ベルモバ」の提供を開始。

2025年5月資本提携

北海道の養豚業者「おおやファーム」と資本提携し、生鮮サプライチェーンの強化を推進。

2026年3月商業施設

宇都宮大学の遊休地を活用した商業施設の開発事業において、優先交渉権を獲得

最新ニュース

ポジティブ
ベルク、新サービス「ベルモバ」の提供を開始
3/3 · MM総研
ポジティブ
ベルク、北海道の養豚業者「おおやファーム」と資本提携
5/5 · ダイヤモンド・チェーンストア
中立
26年2月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比1.3%減
1/9 · 松井証券
ポジティブ
宇都宮大学の遊休地における商業施設開発の優先交渉権者に選定
3/26 · 日本経済新聞
ポジティブ
フォートナイトで『進撃の巨人』コラボレースゲームを配信
3/31 · PR TIMES

ベルク まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 120円
安全性
安定
自己資本比率 54.8%
稼ぐ力
高い
ROE 11.3%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「埼玉地盤の『標準化』の鬼、イオンの資本をバックに堅実成長を続ける地域密着型スーパー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU