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東テク9960

TOTECH CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/30
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 116円
安全性
普通
自己資本比率 47.7%
稼ぐ力
高い
ROE 16.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 62%

この会社ってなに?

あなたが普段利用するオフィスビルや商業施設、その快適な室温は誰が作っているか考えたことはありますか?実はその裏側で、東テクが活躍しているかもしれません。同社は、ビルで使われる巨大な業務用エアコンを販売するだけでなく、そのエアコンをどこにどう設置すれば最も効率的かを設計し、実際に取り付ける工事まで一貫して行っています。さらに、設置後も定期的にメンテナンスを行い、故障しないように見守る「建物の空気のお医者さん」のような存在です。あなたが夏に涼しく、冬に暖かい空間で過ごせているのは、東テクのような会社が縁の下で支えているからなのです。

東テクは空調設備機器の専門商社最大手として、旺盛な国内の再開発や設備投資需要を追い風に成長を続けています。2025期には売上高1,559.6億円、営業利益146.91億円を達成し、過去最高益を更新しました。単なる機器販売に留まらず、設計・施工から保守まで一貫して手掛けるエンジニアリング機能が強みであり、近年は海外M&Aによる事業拡大も積極的に推進しています。13期連続増配を達成するなど、安定した株主還元策も投資家から高く評価されています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
東京都中央区日本橋本町3丁目11番11号

サービスの実績は?

13期連続
連続増配期間
2025/03期期時点
+1期
116
1株当たり配当金(年間)
2025/03期期実績
-43.4% YoY
14.8%
売上高成長率(YoY)
2024/03期期
前年同期は+11.1%
47.4%
営業利益成長率(YoY)
2024/03期期
前年同期は+22.8%
1.34億円
従業員一人あたり売上高
2025/03期期, 連結従業員1,164名で算出
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
16.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
8.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
9.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期12.4%5.9%-
2022/03期11.8%5.7%-
2023/03期12.0%5.9%-
2024/03期14.2%7.3%7.0%
2025/03期19.5%10.9%9.4%
3Q FY2026/316.7%(累計)8.2%(累計)9.9%

収益性は年々向上しており、営業利益率は2021/03期の5.6%から2025/03期には9.4%へと大幅に改善しました。資産効率を示すROE(自己資本利益率)も18.3%まで上昇しており、資本を効率的に活用した利益創出能力の高さが際立ちます。高付加価値な工事案件の受注増や、保守領域での提案型ビジネスが利益率改善に大きく寄与しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,097億円48.0億円117.1円-
2022/03期1,101億円47.2億円115.3円+0.4%
2023/03期1,267億円52.3億円127.4円+15.1%
2024/03期1,407億円99.0億円70.0億円170.4円+11.1%
2025/03期1,560億円147億円112億円272.1円+10.8%

東テクは空調機器の販売や計装工事において強固な事業基盤を持ち、売上高は2021/03期の約1,100億円から2025/03期には約1,560億円まで着実に拡大しています。建設需要の旺盛さと保守・更新需要の取り込みが奏功し、営業利益も2021/03期の約62億円から2025/03期には約147億円へと飛躍的な成長を遂げました。2026/03期も売上高1,600億円、営業利益150億円を見込むなど、高水準な業績を維持する見通しです。 【3Q 2026/03期実績】売上1232億円(通期予想比77%)、営業利益122億円(同81%)、純利益91億円(同85%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
16.7%(累計)
業界平均
7.8%
営業利益率上回る
この会社
9.9%
業界平均
3.6%
自己資本比率上回る
この会社
47.7%
業界平均
46.0%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億1,800万円
取締役4名の合計

EDINET開示情報によると、空調機器販売および計装工事を柱とし、安定的な収益基盤を構築しています。事業上の主なリスクとして、建設需要の変動や部材調達の価格高騰、および設備工事におけるコスト管理の徹底が挙げられており、利益率を維持するための専門的な経営体制が示されています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
第一次中計を1年前倒しで大幅に達成。ガイダンスも保守的で、実績は常に上振れ傾向。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第一次中期経営計画
2023期〜2025期
売上高: 目標 1,500億円 前倒し達成 (1,559.6億円)
103.97%
経常利益: 目標 110億円 前倒し達成 (146.91億円)
133.55%
配当性向: 目標 40%以上 達成 (42.6%)
100%
長期経営目標
〜2030期
売上高: 目標 2,000億円 順調 (1,559.6億円)
77.98%
経常利益: 目標 150億円 順調 (146.91億円)
97.94%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期105億円150億円147億円+39.9%
2024期88億円99億円+12.6%
2023期70億円77億円+10.4%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,460億円1,600億円1,560億円+6.8%
2024期1,350億円1,407億円+4.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は2025期を最終年度とする第一次中期経営計画を掲げていましたが、旺盛な建設・設備投資需要を背景に、売上高・利益ともに1年前倒しで目標を大幅に超過達成しました。特に利益面での伸長が著しく、計画達成力は極めて高いと評価できます。期初に出される会社予想は保守的な傾向があり、期中に上方修正されるパターンが続いており、2025期の営業利益は期初予想を約40%も上回る着地となりました。現在は2030期年に売上高2,000億円を目指す長期目標を進行中です。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
M&A・事業拡大30%
株主還元・配当15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
38
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 12%
卸売業 2,000社中 240位
報道のトーン
62%
好意的
28%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年11月業績上方修正

第2四半期累計で売上高が前年同期比15%増を記録し、経常利益計画を6.3%上方修正しました。

2025年11月会長逝去

東テクグループ会長である草野和幸氏が逝去し、経営体制の移行が発表されました。

2026年2月企業買収

計装工事事業を手掛ける三王機工を子会社化し、ビル管理および施工体制の更なる強化を図りました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率47.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
128億円
借金(有利子負債)
Net Assets
696億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は58.2%と盤石な水準を維持しています。2024/03期には有利子負債が増加しましたが、2025/03期には約113億円まで圧縮するなど、適切な財務管理がなされています。潤沢な自己資本と低い負債比率は、今後も持続的な成長や株主還元を支えるための安定的な基盤となります。 【3Q 2026/03期】総資産1187億円、純資産696億円、自己資本比率47.7%、有利子負債128億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+139億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-11.0億円
投資に使ったお金
Financing CF
-84.1億円
借入・返済など
Free CF
+128億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期52.4億円22.6億円38.0億円29.8億円
2022/03期110億円51.3億円33.0億円58.8億円
2023/03期47.6億円50.3億円26.5億円2.7億円
2024/03期99.4億円4.4億円60.2億円95.0億円
2025/03期139億円11.0億円84.1億円128億円

営業キャッシュフローは本業の好調さを反映し、2025/03期には約139億円のプラスを創出するなど強力な稼ぐ力を示しています。一方で投資キャッシュフローはM&Aや設備投資に伴い適度なマイナスを計上しており、成長のための資源配分が計画的です。稼ぎ出したキャッシュは、積極的な株主還元や将来の成長投資へ適切に振り向けられる好循環が構築されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 2名(25.0% 男性 6
25%
75%
監査報酬
7,100万円
連結子会社数
13
平均勤続年数(従業員)
12
臨時従業員数
28

同社は女性役員比率25.0%を達成しており、多様な視点を経営に取り入れています。また、連結子会社13社を有するグループ全体に対し、7,100万円規模の監査報酬を支払うなど厳格な監査体制を敷いており、上場企業として適切なコーポレート・ガバナンスが機能していると言えます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主52.1%
浮動株47.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関18.7%
事業法人等33.4%
外国法人等17.6%
個人その他29.4%
証券会社1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は日本レイ・ダイキン工業・BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(PRINCIPAL ALL SECTOR SUBPORTFOLIO)(常任代理人 三菱UFJ銀行)。

日本レイ株式会社(5,280,000株)12.78%
ダイキン工業株式会社(3,000,000株)7.26%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,781,000株)6.73%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(PRINCIPAL ALL SECTOR SUBPORTFOLIO)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(2,169,000株)5.25%
株式会社みずほ銀行(2,010,000株)4.86%
東テクグループ従業員持株会(1,857,000株)4.5%
草野 和幸(1,176,000株)2.85%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,139,000株)2.76%
昭和鉄工株式会社(1,134,000株)2.74%
住友商事株式会社(946,000株)2.29%

同社は大株主に日本レイ株式会社やダイキン工業株式会社といった事業上のパートナーが名を連ねており、安定した株主構成を維持しています。筆頭株主である日本レイによる持分比率は12%超であり、創業家や特定の事業会社による一定の影響力が確認できる一方、機関投資家も保有しており経営の規律が図られています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1外注先の確保当社グループは「工事事業」を行っており、質の高い協力会社の確保が極めて重要であります
2情報の管理当社グループは事業の過程で入手した取引先・個人の情報や建物の設備情報を保有しています
3保有資産の価格変動当社グループは土地、株式等を保有しており、今後時価が著しく下落した場合には減損の対象となり当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります
4業績の季節的変動当社グループが行っている「商品販売事業」及び「工事事業」は建築工事の完工や検収時期によって収益が偏る傾向があり、上半期より下半期に、また、各期ともに期末に売上高が増えるという季節的変動があります
5自然災害等想定外の大規模地震・津波・洪水等の自然災害や火災等の事故災害、感染症の流行、その他の要因による社会的混乱等が発生したことにより、当社グループや主要取引先の事業活動の停止または事業継続に支障をきたす事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
841万円
従業員数
2,679
平均年齢
41歳
平均年収従業員数前年比
当期841万円2,679-

従業員の平均年収は841万円と、空調設備商社やサブコン業界において高水準な給与水準を実現しています。これは、専門性の高い技術職や保守管理能力に対する適正な還元と、業績連動型のインセンティブが機能している結果であると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。東テクのTSRは、2022期を除き、過去5年間にわたりTOPIX(東証株価指数)を大幅にアウトパフォームし続けています。特に2024期にはTOPIXの216.8%に対し548.3%という極めて高いリターンを記録しました。これは、好調な業績を背景とした株価の力強い上昇と、13期連続増配という積極的な株主還元策の両輪がうまく機能している結果であり、資本市場から高く評価されていることの証左と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
116
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/03期3420.0%
2017/03期4220.4%
2018/03期5222.7%
2019/03期6722.7%
2020/03期8022.9%
2021/03期8423.9%
2022/03期13940.2%
2023/03期16242.4%
2024/03期205120.3%
2025/03期11642.6%
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

東テクは長期的な利益還元を重視しており、13期連続の増配を継続するなど積極的な株主還元姿勢が特徴です。配当方針として安定的な配当維持と成長に応じた利益還元を掲げており、配当性向40%程度を一つの目安としています。今後も業績拡大を通じた配当原資の増加により、持続的な増配が期待できる銘柄と言えます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 440.1万円 になりました (340.1万円)
+340.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期159.3万円59.3万円59.3%
2022期133.7万円33.7万円33.7%
2023期253.9万円153.9万円153.9%
2024期548.3万円448.3万円448.3%
2025期440.1万円340.1万円340.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残37,500株
売り残44,500株
信用倍率0.84倍
2026年3月20日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

業界平均と比較してPERは同水準ですが、PBR(株価純資産倍率)は2.44倍と著しく高く評価されています。これは同社の高い収益性(ROE)と成長期待が株価に織り込まれていることを示唆しています。配当利回りも業界平均を大きく上回っており、株主還元への積極性がうかがえます。信用倍率は1倍を切り売り長となっており、短期的な過熱感は限定的ですが、今後の需給動向には注意が必要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期68.1億円20.1億円29.5%
2022/03期71.2億円24.0億円33.7%
2023/03期81.7億円29.4億円36.0%
2024/03期106億円35.8億円33.8%
2025/03期156億円43.8億円28.1%

同社の実効税率は概ね28%から36%の範囲で推移しており、日本の標準的な法人税制に即した納税を行っています。税引前利益の拡大に合わせて納税額も着実に増加しており、社会的な責任を適切に果たしています。2025/03期は利益急伸に伴い法人税等も約44億円に達しました。今後も業績連動で安定した納税が見込まれます。

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もっと知る

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東テク まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 116円
安全性
普通
自己資本比率 47.7%
稼ぐ力
高い
ROE 16.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 62%

「空調設備のガリバーが、施工・保守まで垂直統合し、13期連続増配という形で安定成長を株主に還元し続けている状態」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU