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三洋貿易3176

Sanyo Trading Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 57円
安全性
安定
自己資本比率 57.9%
稼ぐ力
普通
ROE 4.3%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが普段運転している自動車。そのタイヤの耐久性を高める特殊なゴムや、バンパーを軽量化するプラスチック、シートの素材など、目には見えないけれど重要な化学製品がたくさん使われています。三洋貿易は、そうした世界中の高機能な素材や部品を見つけ出し、日本の自動車メーカーなどに届けている会社です。最近では、最新の電気自動車(EV)を分解して部品を展示・研究するユニークな事業も手がけています。普段何気なく目にしている工業製品の性能を、裏側から支えているのが三洋貿易なのです。

三洋貿易は、ゴム・化学品を主力とする技術系の専門商社です。2025年9月期の業績は売上高1,327.0億円、営業利益64.30億円で着地しましたが、続く2026年9月期は売上高1,300.0億円、営業利益62.00億円とやや減速する見通しです。しかし、長期経営計画「SANYO VISION 2028」では営業利益90億円という高い目標を掲げています。目標達成に向け、M&AやEV関連、サステナビリティ領域といった成長分野への積極的な投資を進めており、事業ポートフォリオの変革に注目が集まります。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
9月
本社
東京都千代田区神田錦町2-11

サービスの実績は?

57
1株当たり配当金
2025年9月期実績
+3.6% YoY
2.7%
売上高成長率 (YoY)
2025年9月期実績
-9.1%
営業利益成長率 (YoY)
2025年9月期実績
13万点
EV分解部品展示数
2026年時点
18
連結子会社数
2025年9月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.3%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.5%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
5.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/09期13.2%8.5%6.8%
2017/09期14.7%9.4%7.3%
2018/09期14.2%9.0%6.7%
2019/09期14.3%9.4%7.1%
2020/09期10.0%6.6%6.3%
2021/09期12.9%8.7%6.1%
2022/09期11.6%7.6%4.8%
2023/09期11.6%7.4%5.5%
2024/09期11.4%7.2%5.5%
2025/09期9.3%5.9%4.8%
1Q FY2026/94.3%(累計)2.5%(累計)5.6%

同社の収益性は、専門商社としての技術的強みを活かし営業利益率が概ね5%前後で推移する堅実な水準を維持しています。ROE(自己資本利益率)は9%から12%の範囲にあり、効率的な資本活用が実現されています。メーカー機能を持つ独自のビジネスモデルにより、単なる卸売に留まらない付加価値を創出している点が収益性を支える鍵となっています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/09期898億円55.1億円42.6億円148.5円+18.0%
2022/09期1,113億円53.2億円43.0億円149.7円+23.9%
2023/09期1,226億円67.4億円48.3億円168.0円+10.2%
2024/09期1,293億円70.7億円52.1億円180.9円+5.4%
2025/09期1,327億円64.3億円46.1億円160.2円+2.7%

三洋貿易の業績は、ゴムや化学品、機械機器など幅広い事業展開により安定的な成長を維持してきました。2021/03期から2024/03期にかけて売上高は898億円から1,293億円まで拡大し、事業ポートフォリオの多角化が収益を支えています。直近の2025/03期は一時的な減益となったものの、グローバル展開と高付加価値製品への注力により、中長期的な収益基盤は堅調です。 【1Q 2026/09期実績】売上338億円(通期予想比26%)、営業利益19億円(同30%)、純利益20億円(同50%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.3%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率上回る
この会社
5.6%
業界平均
3.6%
自己資本比率上回る
この会社
57.9%
業界平均
45.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

ゴム・化学品・機械機器を軸とした多角的な事業展開が特徴で、近年はM&Aを駆使してライフサイエンス分野などへの進出を加速しています。景気変動を受けやすい商社機能だけでなく、メーカー機能を有する独自のビジネスモデルにより、業績の安定化と成長の両立を図っています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上は堅調だが、利益目標の達成に向けたM&Aや新規事業の収益化が課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

長期経営計画「SANYO VISION 2028」
2024期〜2028期
営業利益: 目標 90億円 順調 (64.30億円)
71.4%
ROE: 目標 10~12% 順調 (9.0%)
82.3%
PBR: 目標 1倍超 順調 (0.92倍)
92%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期940億円1,113億円+18.4%
2023期1,280億円1,226億円-4.2%
2024期1,260億円1,293億円+2.6%
2025期1,320億円1,327億円+0.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期71億円64億円-9.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の長期経営計画「SANYO VISION 2028」では、最終年度に営業利益90億円という挑戦的な目標を掲げています。直近の2025年9月期実績は64.30億円で、進捗率は約71%です。目標達成には、M&Aやサステナビリティ関連などの新規事業を早期に収益化させることが不可欠です。一方、業績予想の精度は売上高こそ比較的安定しているものの、利益面ではブレが見られ、投資家としては今後の進捗を注視する必要があります。

最新ニュース

ポジティブ
1/16 · 三洋貿易公式サイト
ポジティブ
9/24 · 三洋貿易公式サイト
中立
2025年9月期第2四半期決算発表、ライフサイエンス事業が減益
5/08 · 三洋貿易公式サイト
ポジティブ
Polymerize社とのMIプラットフォームに関する代理店契約を締結
4/04 · 三洋貿易公式サイト

どんな話題が多い?

決算・財務40%
M&A・提携30%
新規事業・製品20%
ESG・その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
18
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, QUICK Money World
業界内ランキング
上位 30%
卸売業 480社中 142位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年1月業務効率化

グループ横断的な管理・運営基盤である「三洋貿易サポート・プラットフォーム(SSP)」を始動させ、経営基盤を強化。

2025年11月通期決算

2025年9月期連結決算を発表。売上高1327.0億円に対し、経常利益が前期比13%減の68億7900万円となり、減益着地。

2024年12月新規サービス

Polymerize社との提携を深め、同社技術を活用した新たな画像解析サービスの提供を本格開始。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率57.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
37.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
528億円
会社の純資産

三洋貿易の財務健全性は非常に高く、有利子負債ゼロの実質無借金経営を長期にわたり継続しています。総資産は2021/03期の508億円から2025/03期には815億円まで拡大し、自己資本比率も約63%と高い水準で推移しています。強固な財務体質により、将来の成長投資やM&Aを支える余力は十分に確保されています。 【1Q 2026/09期】総資産837億円、純資産528億円、自己資本比率57.9%、有利子負債38億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+71.6億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+2.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-32.1億円
借入・返済など
Free CF
+74.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/09期30.0億円12.0億円12.2億円18.0億円
2017/09期1.8億円13.6億円1,500万円11.8億円
2018/09期15.8億円4.1億円13.0億円11.8億円
2019/09期50.9億円10.6億円19.6億円40.3億円
2020/09期61.9億円21.9億円18.3億円40.0億円
2021/09期22.5億円10.1億円33.0億円12.4億円
2022/09期34.0億円18.1億円18.6億円52.0億円
2023/09期59.2億円29.1億円18.7億円30.0億円
2024/09期54.5億円20.4億円27.9億円34.1億円
2025/09期71.6億円2.7億円32.1億円74.3億円

営業キャッシュフローは2022/03期の一時的な低下を除き、強固な本業の稼ぐ力によって安定的にプラスを維持しています。積極的な成長投資のための支出を継続しつつ、フリーキャッシュフローも黒字で推移しており、健全な循環が機能しています。資金配分においては財務健全性を維持しながら、株主還元への原資を十分に確保しているのが特徴です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
57
方針: 累進配当
1株配当配当性向
2016/09期24.525.4%
2017/09期29.525.2%
2018/09期3225.2%
2019/09期3726.4%
2020/09期37.535.6%
2021/09期3926.3%
2022/09期4026.7%
2023/09期4325.6%
2024/09期5530.4%
2025/09期5735.6%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は現在実施されておりません。

配当方針として「配当性向30%以上」を指標に掲げつつ、累進配当を継続する方針を明確にしています。中長期的な企業価値拡大に向けた成長投資と、株主還元の両立を目指した経営体制を構築しています。安定的な配当実績により、株主に対する利益還元の姿勢を強く示しています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残382,100株
売り残9,100株
信用倍率41.99倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年9月期 第2四半期決算発表2026年5月中旬(予定)
2026年9月期 第3四半期決算発表2026年8月上旬(予定)

同社のPER(11.5倍)およびPBR(0.92倍)は、卸売業の業界平均と比較してやや割安な水準にあります。一方で配当利回りは3.48%と業界平均を上回っており、株主還元への意識の高さがうかがえます。信用倍率は41.99倍と高水準で、将来の株価上昇を期待した個人投資家の買いが多い状況ですが、信用買い残の整理による短期的な株価下落リスクには注意が必要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/09期42.7億円15.2億円35.5%
2017/09期52.7億円19.2億円36.4%
2018/09期55.8億円19.4億円34.8%
2019/09期60.8億円20.6億円33.9%
2020/09期52.7億円22.6億円42.8%
2021/09期61.9億円19.3億円31.2%
2022/09期63.0億円20.0億円31.8%
2023/09期71.5億円23.2億円32.4%
2024/09期79.0億円27.0億円34.1%
2025/09期68.8億円22.6億円32.9%

法人税等の支払いは、税引前利益の増減に伴い適正に計上されています。実効税率は概ね31%から34%の範囲内で推移しており、税務上の大きな変動要因は見当たりません。安定した利益水準を維持することで、納税を通じた社会貢献と適切な税引後利益の確保を両立しています。

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もっと知る

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三洋貿易 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 57円
安全性
安定
自己資本比率 57.9%
稼ぐ力
普通
ROE 4.3%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「自動車の高性能ゴムからEV分解まで、技術力でニッチ市場を深耕する老舗の化学品専門商社」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU