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ヤマダホールディングス9831

YAMADA HOLDINGS CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 13円
安全性
普通
自己資本比率 44.5%
稼ぐ力
普通
ROE 3.5%(累計)
話題性
不評
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが新しいテレビや冷蔵庫を買うとき、「ヤマダデンキ」を思い浮かべるかもしれません。でも、ヤマダの事業はそれだけではありません。実は、そろそろマイホームをと考えたときには「ヤマダホームズ」が、新しい家具やインテリアを探すときには「大塚家具」が、あなたの選択肢になります。さらに、リフォームや太陽光発電、最近では保険や金融サービスまで、ヤマダは家電という枠を超えて、あなたの生活全体をサポートする「くらしのパートナー」を目指している会社なのです。

ヤマダホールディングスは、国内最大の家電量販店から「住」領域を核とする総合ライフスタイル企業へと転換を進めています。2025期の売上高は1兆6,290億円、営業利益は428億円と、コロナ禍の特需以降は利益水準が低下傾向にありますが、M&Aやテック企業との提携を通じて住宅、家具、リフォーム、金融サービスを強化。PBRは0.59倍と解散価値を大きく下回っており、事業再編による収益性改善が今後の株価を左右する重要な局面です。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
群馬県高崎市栄町1番1号

サービスの実績は?

16,291億円
連結売上高
2025期実績
-1.8% YoY
428億円
連結営業利益
2025期実績
+3.2% YoY
13
1株当たり配当金
2025期実績
±0円 YoY
1,200店舗
グループ店舗数 (概算)
2026年3月時点
微減傾向
5.95%
配当+優待利回り
2026年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
3.5%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.6%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
2.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期7.7%4.1%-
2022/03期7.5%4.0%-
2023/03期4.9%2.5%-
2024/03期3.9%1.9%2.6%
2025/03期4.2%2.1%2.6%
3Q FY2026/33.5%(累計)1.6%(累計)2.9%

収益性については、家電市場の成熟と競争環境の変化を受け、営業利益率は2021/03期の5.3%から直近では2.6%水準へと低下しています。これに伴い、効率性を示す指標であるROE(自己資本利益率)も、3%台から7%台の間で推移しており、資本効率の向上が今後の課題となっています。収益性を改善すべく、高付加価値な住宅事業の拡大や、AIを活用した販促効率化に注力し、安定的な利益率の再構築を目指しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1.8兆円518億円62.8円-
2022/03期1.6兆円506億円61.0円-7.6%
2023/03期1.6兆円318億円40.3円-1.2%
2024/03期1.6兆円415億円241億円34.8円-0.5%
2025/03期1.6兆円428億円269億円38.9円+2.3%

ヤマダホールディングスは家電量販店業界の国内最大手ですが、近年は主力の家電販売が伸び悩み、直近数年は売上高が約1兆6,000億円前後で横ばい傾向となっています。住宅やリフォーム事業を組み合わせた「くらしまるごと」戦略を推進していますが、店舗網の整理や市場競争の激化により、営業利益は一時約920億円から400億円台まで減少しました。足元ではPB商品の拡充やテック企業との提携により、2026年3月期には収益回復が見込まれるなど、成長モデルの転換期にあります。 【3Q 2026/03期実績】売上1.2兆円(通期予想比71%)、営業利益351億円(同72%)、純利益222億円(同81%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
3.5%(累計)
業界平均
3.5%
営業利益率下回る
この会社
2.9%
業界平均
3.0%
自己資本比率下回る
この会社
44.5%
業界平均
47.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3,000万円
取締役2名の合計

家電販売を基盤としつつ、住宅やリフォーム事業を組み合わせた「くらしまるごと」モデルを展開しています。外部環境の変化や競合他社との競争激化が主な事業リスクとなっており、DX推進やAI活用による収益性改善が今後の鍵となります。

会社の計画は順調?

C
総合評価
旧計画は大幅未達で取り下げ。新計画は高い目標を掲げるが、達成への道筋は不透明。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧中期経営計画(取り下げ)
2023期〜2025期
売上高: 目標 2兆円 未達 (1兆6,291億円 (FY2025))
81.5%
経常利益: 目標 1,300億円 未達 (480億円 (FY2025))
37%
中期経営計画
2026期〜2030期
売上高: 目標 2兆円 順調 (1兆6,291億円 (FY2025実績))
81.5%
営業利益: 目標 1,000億円 やや遅れ (428億円 (FY2025実績))
42.8%
ROE: 目標 12%以上 大幅遅れ (3%台 (FY2025推定))
25%
自己株式取得: 目標 1,000億円 大幅遅れ (進行中)
1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2023期1兆6,940億円1兆6,006億円-5.5%
2024期1兆6,860億円1兆5,920億円-5.6%
2025期1兆6,650億円1兆6,291億円-2.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2023期739億円441億円-40.4%
2024期505億円415億円-17.8%
2025期482億円428億円-11.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

過去の中期経営計画は、コロナ特需の反動や市況悪化を読み切れず、売上・利益ともに大幅な未達となり、最終的に取り下げられました。 新たに策定された2030期までの5カ年計画では、売上2兆円・営業利益1,000億円という再挑戦の目標を掲げています。これは、家電事業の収益性改善に加え、「くらしをまるごと」戦略による住宅・金融事業の成長が前提となっており、M&AやDX投資の成果が問われることになります。過去の業績予想が下振れする傾向にあるため、計画の蓋然性については慎重な見極めが必要です。

最新ニュース

ポジティブ
住宅設備トクラスを子会社化、住建事業の基盤強化へ
2/01 · NEWSCAST
ポジティブ
ヤマダHDがAIエージェント活用でANAホールディングス関連と提携
1/30 · PR TIMES
中立
ニトリとの競合激化、ドラム式洗濯乾燥機のPB展開を強化
1/20 · 日本経済新聞
ポジティブ
テック企業とのM&A含めたオープンイノベーション推進
1/10 · M&A Online

どんな話題が多い?

業績・財務40%
M&A・提携30%
新製品・サービス20%
株主還元・優待10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
482
前月比 +5.4%
メディア数
85
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, M&A Online ほか
業界内ランキング
上位 12%
小売業 1,500社中 180位
報道のトーン
45%
好意的
25%
中立
30%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年11月中計策定

2026年3月期から2030年3月期までの5ヵ年中期経営計画を公表。

2026年1月子会社化

住宅設備メーカーのトクラスを子会社化し、住建事業の基盤を強化

2026年2月業績下方修正

第3四半期決算にて在庫適正化に伴う営業利益への影響額約240億円を発表。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率44.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
3,415億円
借金(有利子負債)
Net Assets
6,453億円
会社の純資産

財務健全性は、総資産が1兆3,000億円規模と安定的に維持されていますが、有利子負債が2024/03期から顕在化したことで自己資本比率は約48%まで低下しました。しかし、長年にわたり強固な自己資本を積み上げてきたため、依然として小売業としては十分に健全な財務基盤を維持しています。今後は中期経営計画に基づき、戦略的な成長投資と並行して資本効率を意識した経営を進める方針です。 【3Q 2026/03期】総資産1.4兆円、純資産6453億円、自己資本比率44.5%、有利子負債3415億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+516億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-351億円
投資に使ったお金
Financing CF
-40.6億円
借入・返済など
Free CF
+164億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期1,223億円148億円828億円1,075億円
2022/03期211億円223億円166億円11.8億円
2023/03期437億円252億円295億円185億円
2024/03期546億円219億円256億円326億円
2025/03期516億円351億円40.6億円164億円

営業キャッシュフローは安定的な稼ぐ力を示しており、2021/03期には約1,223億円の大きな流入を記録しました。投資キャッシュフローは店舗改装や物流施設等の設備投資により一定のマイナスを維持しており、将来に向けた成長投資を継続しています。また、財務活動においても負債の圧縮等を行いながら、着実なフリーキャッシュフロー(約164億円)の創出によって株主還元を支えています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 2名(16.7% 男性 10
17%
83%
監査報酬
2億8,400万円
連結子会社数
35
設備投資額
453.4億円
平均勤続年数(従業員)
12.9
臨時従業員数
9258

女性役員比率は16.7%であり、多様性確保に向けた取り組みが行われています。指名・報酬委員会の設置などガバナンス体制の強化を図っており、35社の連結子会社を抱える巨大グループとしての適切な監査体制構築が重視されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主29.2%
浮動株70.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16.4%
事業法人等12.8%
外国法人等14.3%
個人その他53.3%
証券会社3.3%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はテックプランニング・ソフトバンク。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(79,576,100株)11.48%
株式会社テックプランニング(65,327,300株)9.43%
山田 昇(31,903,500株)4.6%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(27,864,500株)4.02%
ソフトバンク株式会社(24,200,000株)3.49%
JPモルガン証券株式会社(14,896,100株)2.15%
株式会社群馬銀行(12,000,000株)1.73%
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(10,087,100株)1.46%
ジェーピー モルガン チェース バンク 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(8,134,300株)1.17%
NORTHERN TRUST GLOBAL SERVICES SE,LUXEMBOURG RE LUDU RE: UCITS CLIENTS 15.315 PCT NON TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(7,856,000株)1.13%

筆頭株主である日本マスタートラスト信託銀行をはじめ、信託口が上位を占めており機関投資家の保有比率が高い構造です。また、創業者の山田昇氏や関連会社であるテックプランニングが一定の株式を保有しており、創業者の経営に対する影響力が継続している点が特徴的です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1情報セキュリティポリシー(情報セキュリティ基本方針・情報セキュリティ及びIT全般統制対策基準)にて情報セキュリティに係るルールを詳細に規定し、遵守及び発生した場合のリスク対策・対応を実施しています
2プライバシーポリシー(個人情報保護方針・個人情報保護基本規程)やGDPR個人情報保護方針にて個人情報に係るルールを詳細に規定し、遵守及び発生した場合のリスク対策・対応を実施しています
3については、常にイントラネットでの閲覧が可能な状態であり、不定期に全従業員に対する勉強会を実施しています
4顧客の安全確保
5従業員の安全確保
6全社品質保証会議開催(四半期)
7品質保証監査実施(年次)
8製造委託先に対して、災害等発生時のリスク低減に向けた体制構築の要請と適宜アンケートによる現状認識、生産工場等の複数拠点化及び複数の部品供給体制構築の要請を行っています

社員の給料はどのくらい?

平均年収
519万円
従業員数
25,676
平均年齢
45.7歳
平均年収従業員数前年比
当期519万円25,676-

従業員平均年収は519万円となっており、家電量販店業界の中では標準的な水準です。M&Aによるグループ拡大や住宅事業への多角化を進める中で、多様な人材の確保と労働環境の整備が継続的な課題となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、コロナ禍の巣ごもり特需があった2021期を除き、一貫してTOPIXをアンダーパフォーム(下回る成果)しています。 これは、特需後の家電販売の落ち込みによる業績低迷と、それを受けた株価の軟調な推移が主な原因です。株価がPBR1倍を大きく割り込む状況が続いており、配当や自社株買いによる株主還元だけでは、TOPIXの成長率に追いつけていない状況を示唆しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
13
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/03期1231.4%
2017/03期1330.2%
2018/03期1335.4%
2019/03期1371.5%
2020/03期1035.2%
2021/03期1828.7%
2022/03期1829.5%
2023/03期1229.8%
2024/03期1337.4%
2025/03期1333.4%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

同社は利益配分を経営の重要課題と位置づけており、配当性向40%を目標とした安定的な還元を基本方針としています。また、全国のグループ店舗で利用可能な買物割引券を株主に贈呈することで、店舗への集客と顧客ロイヤリティの向上を同時に目指しています。業績の推移に応じた機動的な還元策も実施しており、中長期的な株主価値の向上を重視しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 117.1万円 になりました (17.1万円)
+17.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期142.7万円42.7万円42.7%
2022期96.5万円3.5万円-3.5%
2023期116.9万円16.9万円16.9%
2024期116.5万円16.5万円16.5%
2025期117.1万円17.1万円17.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残7,958,900株
売り残1,589,800株
信用倍率5.01倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

PBRが0.59倍と、業界平均の1.2倍や解散価値である1倍を大きく下回っており、市場から資産効率の低さを指摘されている状態です。 一方で配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への意識は評価されています。信用買い残は売り残を上回る5.01倍となっており、将来の株価上昇を期待する買いが多い一方、需給面での重さも懸念されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期989億円471億円47.6%
2022/03期741億円236億円31.8%
2023/03期501億円182億円36.4%
2024/03期470億円230億円48.9%
2025/03期480億円211億円44.0%

法人税等の支払いは、利益水準に連動して変動しています。2021/03期は税率が比較的高く出ていますが、これは税効果会計の影響などによる一時的な要因が含まれています。直近の税負担率は40%台で推移しており、法定実効税率に準じた水準で納税を行っています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ヤマダホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 13円
安全性
普通
自己資本比率 44.5%
稼ぐ力
普通
ROE 3.5%(累計)
話題性
不評
ポジ 45%

「『家電量販の巨人』が『住』を軸に事業を再構築、テック企業との提携で『くらしをまるごと』支えるプラットフォーマーへ変貌中」

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DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU