7453プライム

良品計画

RYOHIN KEIKAKU CO., LTD.

最終更新日: 2026年3月20日

ROE10.6%(累計)
BPS688.5円
自己資本比率53.1%
2Q FY2026/8 決算短信

「感じ良い暮らしと社会」を世界へ広げる、日本発のライフスタイルブランド

「感じ良い暮らしと社会」の実現

この会社ってなに?

無印良品のシンプルで機能的な日用品は、多くの人の生活に溶け込んでいます。文房具やスキンケア用品、レトルトカレー、衣料品など、日常のあらゆる場面で「これ、無印だったんだ」と気づく商品が数多くあります。最近ではローソンでの販売や生協への商品供給も始まり、より身近な場所で手に取れるようになっています。また、Airbnbと連携した古民家リノベーションや、JERAとの再生エネルギー事業「MUJI ENERGY」など、暮らしと社会をつなぐ新たな取り組みも広がっています。

良品計画は「無印良品」ブランドを軸に、衣・食・住の生活領域で国内外に事業を展開するグローバル小売企業です。2025年8月期は売上高7,846億円(前年比+18.6%)、営業利益738億円と過去最高益を更新する見通し。国内では出店を加速し1,000店舗体制を目指すとともに、中国・東南アジアを中心とした海外事業が成長ドライバーとなっています。2027年8月期に営業収益8,800億円、さらに2028年8月期には売上1兆円・営業利益1,000億円を掲げる野心的な中期経営計画が進行中です。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
8月
本社
東京都文京区後楽2-5-1 住友不動産飯田橋ファーストビル
公式
www.ryohin-keikaku.jp

社長プロフィール

清水 智
代表取締役社長
実行力のある変革者
無印良品を通じて、日常生活の基本商品群を誠実な品質と倫理的な視点から開発し、使うことで社会を良くする商品を、手に取りやすい価格で提供していきます。

この会社のストーリー

1989
株式会社良品計画の設立

西友のプライベートブランド「無印良品」を独立させ、企画開発・製造から流通・販売までを一貫して行う専門企業として設立されました。

2000
グローバルブランドへの成長

国内での店舗拡大とともに、海外への出店も本格化。「MUJI」ブランドとして世界的な認知を獲得していきました。

2021
企業理念の再定義

「感じ良い暮らしと社会」の実現をビジョンに掲げ、地域社会への貢献や環境配慮を一層強化する方針を打ち出しました。

2024
生協やコンビニとの連携拡大

関東信越などの生協への商品供給を開始。ローソンでの展開とあわせ、生活のより身近な場所で無印良品が手に入る環境を整備しました。

2025
再生可能エネルギー事業への参入

JERAと共同で「MUJI ENERGY」を設立。太陽光発電などの再生可能エネルギーを通じた脱炭素社会の実現に向けた事業をスタートしました。

2028
売上1兆円を目指す中期経営計画

2028年8月期までに営業収益1兆円、営業利益1,000億円を目指す野心的な中期経営計画を発表し、さらなる飛躍を目指しています。

注目ポイント

売上1兆円を射程に捉える圧倒的成長力

FY2025/8は売上高7,846億円・営業利益738億円と過去最高益を更新見込み。2028年8月期に売上1兆円・営業利益1,000億円を目指す強気な中計が進行中です。

小売の枠を超えた社会インフラ企業へ

Airbnbとの古民家再生、JERAとの再エネ事業「MUJI ENERGY」、ローソンや生協との連携など、暮らしのインフラとしての存在感を急速に高めています。

日常の買い物が7%お得になる株主優待

100株(約35万円)の保有で、無印良品の店舗やネットストアでの買い物が7%割引になる電子クーポンが年2回もらえます。無印ユーザーには見逃せない優待です。

サービスの実績は?

1,265店舗
国内店舗数
2025年8月期見込
目標: 国内1,000超 達成済
739店舗
海外店舗数
2025年8月期見込
中国・東南アジア中心に拡大
+18.6%
売上高成長率
FY2025/8 (YoY)
過去最高売上を更新
50
1株配当金
FY2025/8 予想
+10円 (前年40円)

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 53.1%
稼ぐ力
高い
ROE 10.6%(累計)
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
50
方針: 成長投資と株主還元のバランスを重視
1株配当配当性向
FY2016/812.330.1%
FY2017/814.730.2%
FY2018/817.330.2%
FY2019/819.430.1%
FY2020/82.5-
FY2021/82031.0%
FY2022/82042.9%
FY2023/82047.9%
FY2024/82025.5%
FY2025/85052.1%
5期連続増配
株主優待
あり
無印良品店舗・ネットストアで利用可能な7%割引電子クーポン
必要株数100株以上(約35万円)
金額相当利用額に応じて変動
権利確定月2月・8月

FY2025/8は1株50円へ10円の増配を予定しており、業績成長に合わせた還元拡大の姿勢を示しています。配当利回りは1.42%と小売セクター平均をやや下回りますが、これは株価の高い成長プレミアムを反映したものです。株主優待として無印良品の7%割引クーポンが年2回もらえるため、日常的に無印良品を利用する投資家にとっては実質利回りが上乗せされます。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.6%(累計)
業界平均
3.4%
営業利益率上回る
この会社
10.3%
業界平均
2.6%
自己資本比率上回る
この会社
53.1%
業界平均
47.6%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/84,962億円
FY2023/85,814億円
FY2024/86,617億円
FY2025/87,846億円
営業利益
FY2022/8328億円
FY2023/8331億円
FY2024/8561億円
FY2025/8738億円

良品計画の業績は増収増益基調が定着しており、FY2025/8は売上高7,846億円・営業利益738億円と過去最高益を更新する見通しです。国内の既存店売上は前年比10%前後の高い伸びが継続し、海外事業も中国・東南アジアを中心に順調に拡大。FY2026/8は売上高8,600億円・営業利益790億円を計画し、売上1兆円に向けた成長軌道を着実に歩んでいます。 【2Q FY2026/8実績】売上4385億円(通期予想比51%)、営業利益450億円(同57%)、純利益343億円(同65%)。

事業ごとの売上・利益

国内事業
4,780億円60.9%)
東アジア事業
2,070億円26.4%)
東南アジア・オセアニア事業
580億円7.4%)
欧米事業
416億円5.3%)
国内事業4,780億円
利益: 478億円利益率: 10.0%

無印良品の国内店舗運営が中心。既存店売上の好調と出店加速により収益拡大。売上構成比約61%を占める最大セグメント。

東アジア事業2,070億円
利益: 207億円利益率: 10.0%

中国本土・台湾・香港・韓国でのMUJI店舗運営。中国での回復が鍵。売上構成比約26%。

東南アジア・オセアニア事業580億円
利益: 52億円利益率: 9.0%

タイ・シンガポール・マレーシア・オーストラリア等での展開。成長率が最も高い注目セグメント。売上構成比約7%。

欧米事業416億円
利益: 1億円利益率: 0.2%

米国・欧州での店舗展開。収益化が課題だが、ブランド認知度向上に伴い改善傾向。売上構成比約5%。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.6%(累計)
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
5.7%(累計)
会社全体の資産の活用度
営業利益率
10.3%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/815.2%10.8%11.2%
FY2017/817.2%12.4%11.5%
FY2018/818.2%13.3%11.9%
FY2019/818.3%13.6%10.9%
FY2020/8-8.9%-5.6%0.5%
FY2021/817.0%9.2%9.4%
FY2022/810.7%6.2%6.6%
FY2023/88.6%5.2%5.7%
FY2024/814.7%8.6%8.5%
FY2025/816.1%9.5%9.4%
2Q FY2026/810.6%(累計)5.7%(累計)10.3%

ROEは15.1%と小売業の中でもトップクラスの資本効率を達成しています。営業利益率も8.5%から9.4%へ着実に改善しており、国内既存店の好調と海外事業の収益性向上が寄与。今後も出店拡大と規模の経済により、さらなる利益率の向上が見込まれています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率53.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
414億円
会社の純資産
3,843億円

総資産は5,627億円と事業拡大に伴い順調に成長しています。自己資本比率は59.0%と高い財務健全性を維持しており、有利子負債ゼロという理想的な財務体質です。BPSが前年から大きく変動しているのは株式分割の影響であり、実質的な純資産の積み上がりは堅調に推移しています。 【2Q FY2026/8】総資産6321億円、純資産3843億円、自己資本比率53.1%、有利子負債414億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+734億円
営業CF
投資に使ったお金
-409億円
投資CF
借入・返済など
-221億円
財務CF
手元に残ったお金
+324億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/8261億円-86.5億円-65.2億円175億円
FY2017/8197億円-98.6億円-144億円98.9億円
FY2018/8470億円-143億円-218億円327億円
FY2019/8237億円-54.9億円-95.0億円182億円
FY2020/8-17.6億円-42.4億円637億円-60.0億円
FY2021/8614億円-135億円-152億円479億円
FY2022/8234億円-167億円-586億円66.7億円
FY2023/8565億円-221億円-112億円344億円
FY2024/8585億円-277億円-234億円309億円
FY2025/8734億円-409億円-221億円324億円

営業キャッシュフローは本業の好調さを反映し、年間700億円を超える高い創出能力を維持しています。これに伴い投資キャッシュフローは店舗網拡大などの成長投資によってマイナス幅が拡大していますが、フリーキャッシュフローは300億円規模を安定的に確保できています。余剰資金を株主還元や新規事業へ適切に配分できる、理想的なキャッシュフロー構造と言えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1為替変動リスク(海外売上・仕入比率が高く、円安で原材料コスト増)
2原材料価格・物流コストの高騰リスク
3中国市場における消費減速・地政学リスク
4出店拡大に伴う初期投資負担と収益化の遅れリスク
5ブランド毀損リスク(品質問題・不祥事等)
6気候変動・自然災害によるサプライチェーン断絶リスク

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/8327億円110億円33.6%
FY2017/8386億円128億円33.0%
FY2018/8460億円159億円34.5%
FY2019/8459億円120億円26.2%
FY2020/85.6億円175億円3104.8%
FY2021/8454億円115億円25.3%
FY2022/8372億円127億円34.0%
FY2023/8362億円141億円39.0%
FY2024/8558億円142億円25.5%
FY2025/8723億円215億円29.7%

税引前利益の拡大に伴い、法人税等の支払い額も増加傾向にあります。実効税率は年度によって変動していますが、これは国際的な事業展開による各国税制の影響や繰延税金資産の増減などが要因です。企業の成長とともに適切な納税を行うことで、社会インフラ維持への貢献を果たしています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
670万円
従業員数
4,039
平均年齢
36.9歳
平均年収従業員数前年比
FY2022/8592万円2,527+2.8%
FY2023/8620万円2,874+4.7%
FY2024/8643万円3,436+3.7%
FY2025/8670万円4,039+4.2%

平均年収は4年間で約78万円上昇し、年率+3〜5%の安定的な昇給傾向。従業員数は4年間で約1,500人増加(+60%)と積極的な人材投資を実施。平均年齢は36.9歳と若返っており、グローバル展開に伴う採用拡大が進んでいます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主42.5%
浮動株57.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関36.2%
事業法人等6.3%
外国法人等33.8%
個人その他15.5%
証券会社8.3%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主は三菱商事。

日本マスタートラスト信託銀行(信託口)(52,833,000株)19.03%
日本カストディ銀行(信託口)4.03%
三菱商事株式会社3.88%
JPモルガン証券株式会社2.66%
その他(機関投資家・個人)70.4%

筆頭株主は信託銀行で19.03%を保有し、機関投資家中心の安定株主構成です。三菱商事が3.88%を保有する上位株主であり、事業面での連携も注目されます。海外機関投資家の保有比率も高く、グローバルブランドとしての評価が株主構成に反映されています。

会社の公式開示情報

役員報酬

4億1,500万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
国内事業4,780億円478億円10.0%
東アジア事業2,070億円207億円10.0%
東南アジア・オセアニア事業580億円52億円9.0%
欧米事業416億円1億円0.2%

良品計画の事業は国内事業が売上の約61%を占める中核セグメントであり、東アジア事業(約26%)が続きます。国内は既存店の好調と出店加速で安定成長を維持し、東南アジアは最も高い成長ポテンシャルを持つ注力エリアです。欧米事業は依然として利益貢献が小さいものの、ブランド浸透に伴う改善が期待されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
旧中計はコロナ禍等の影響で未達に終わったが、新中計1年目の進捗は良好で達成期待が高まっている

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧中計の未達はコロナ禍や原材料高騰など外部環境の影響が大きく、企業の実行力自体は高い。新中計では足元の業績が計画を上回るペースで推移しており、評価の改善余地あり。
旧中期経営計画
FY2022〜FY2024
売上高: 目標 7,000億円 未達 (6,616.8億円)
94.5%
営業利益: 目標 750億円 未達 (561.35億円)
74.8%
新中期経営計画
FY2025〜FY2027
営業収益: 目標 8,800億円 順調 (7,846.3億円 (FY25予想))
89.1%
営業利益: 目標 790億円 順調 (738.40億円 (FY25予想))
93.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20235,800億円5,800億円5,814億円-0.5%
FY20246,400億円6,617億円+3.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2023340億円330億円331億円-2.5%
FY2024480億円561億円+16.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

FY2024/8を最終年度とする旧中計は、売上高7,000億円・営業利益750億円に対して未達で終了しました。しかしFY2025〜FY2027の新中計では営業収益8,800億円・営業利益790億円を掲げ、初年度のFY2025/8は売上7,846億円・営業利益738億円と目標に対して高い進捗率を示しています。さらに2028年8月期には売上1兆円・営業利益1,000億円の長期ビジョンも掲げており、成長への意欲は明確です。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,439,600株
売り残753,100株
信用倍率1.91倍
2025年2月13日時点
今後の予定
第2四半期(中間)決算発表2026年4月上旬
第3四半期決算発表2026年7月上旬

PER35.2倍・PBR5.62倍と小売セクター平均を大きく上回るプレミアム評価を獲得しています。これは「無印良品」の圧倒的なブランド力と、中国・東南アジアを中心とした海外での高い成長余地が投資家から評価されているためです。信用倍率1.91倍と需給も比較的良好で、時価総額約2兆円は小売セクターでもトップクラスの規模です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
420
前月比 +12.5%
メディア数
145
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, ダイヤモンド・チェーンストア, PR TIMES
業界内ランキング
上位 10%
小売業 1,200社中 85位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・上方修正40%
環境・サステナビリティ25%
株価・市場動向20%
新規事業・提携15%

最近の出来事

2025年6月再エネ事業

JERAとの合弁会社「MUJI ENERGY」を設立し、店舗のCO2排出量削減を開始。

2025年5月上場来高値

4月の既存店売上が9%増収となり、市場の評価が急上昇し株価が上場来高値を更新

2025年4月業績修正

通期業績予想の修正を発表し、成長期待から市場の注目を集めた。

良品計画 まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 53.1%
稼ぐ力
高い
ROE 10.6%(累計)
話題性
好評
ポジティブ 65%

「無印良品を世界のインフラに。国内1,000店舗体制とアジア深耕で売上1兆円を射程に捉えるライフスタイルの巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/30 / データ提供: OSHIKABU