オオバ
OHBA CO.,LTD.
最終更新日: 2026年3月29日
創業100年を超える歴史で未来のまちを創る、総合建設コンサルタント
次の100年を見据え、多様化する社会課題に対し最適なサービスを提供し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。
この会社ってなに?
あなたが普段何気なく利用している駅前の再開発エリアや、新しくできたショッピングモール。その裏側では、オオバのような会社が土地の測量から設計、行政との調整まで、複雑な「まちづくり」の計画をまとめています。また、大雨や地震に備えて、安全な避難経路を確保したり、インフラを整備したりするのも大切な仕事です。私たちの安全で快適な暮らしは、こうした専門家たちの地道な仕事に支えられているのです。
総合建設コンサルタントの老舗。2025年5月期決算では売上高181.0億円、営業利益19.36億円と堅調に推移し、14期連続の営業増益を達成しました。特に強みを持つ都市開発・区画整理事業を軸に、安定した事業基盤を築いています。進行中の中期経営計画ではROE12%を目標に掲げ、4期連続の増配や株主優待の拡充など、株主還元にも積極的な姿勢を示しています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 5月
- 本社
- 東京都千代田区神田錦町3丁目7番1号 興和一橋ビル
- 公式
- www.k-ohba.co.jp
社長プロフィール

創業100周年を超え、強みである『まちづくり』を核として持続的な成長を実現しています。次の100年『Next Century』を見据え、多様化する社会課題に対応し最適なサービスを提供することで、社会に貢献し続けます。
この会社のストーリー
創業者大場宗平が、関東大震災からの復興を支えるため、土地家屋調査と測量を主業務とする個人事業を開始。これが株式会社オオバの原点となる。
戦後の復興需要に対応するため法人化。建設コンサルタントとしての基盤を固め、事業拡大への一歩を踏み出す。
創業50周年を機に株式を上場し、社会的信用を高めるとともに、さらなる事業展開のための資金調達基盤を確立する。
測量・土木設計の枠を超え、都市計画や環境アセスメントなどを含む総合建設コンサルタントへと事業領域を拡大。現在の社名に変更し、企業イメージを刷新する。
東日本大震災の復興関連業務での連携を強化するため、同業大手と提携。激甚化する自然災害への対応力を高める。
創業から一世紀。まちづくりのプロフェッショナルとして、日本の社会インフラ整備に貢献し続ける。次の100年「Next Century」に向けた新たなスタートを切る。
中期経営計画を1年前倒しで達成するなど、安定した成長を継続。強みである「まちづくり」を核に、着実な利益改善を実現している。
2028年5月期を最終年度とする中期経営計画で、ROE12%を目標に掲げる。持続的成長と企業価値向上を目指し、さらなる高みへ挑戦する。
注目ポイント
強みである「まちづくり」を核に、安定した事業基盤を構築。中期経営計画を前倒しで達成するなど、着実な成長を続けています。
4期連続の増配を発表し、配当利回りは3.7%前後と高水準です。長期保有で拡充されるQUOカードの株主優待も魅力です。
1世紀にわたり日本のインフラを支えてきた実績を基盤に、「Next Century」を見据えています。災害復興やインフラ老朽化対策など、未来の社会課題解決に貢献します。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 15円 | 28.8% |
| FY2022/3 | 23円 | 34.3% |
| FY2023/3 | 24円 | 36.0% |
| FY2024/3 | 37円 | 44.2% |
| FY2025/3 | 42円 | 50.2% |
| 権利確定月 | 5月 |
同社は業績向上に合わせて配当を積極的に引き上げる方針をとっており、近年の連続増配により投資家への還元を強化しています。株主優待制度も拡充を進めており、配当と優待を組み合わせた総合利回りの高さが魅力です。今後も利益成長と連動した安定的かつ積極的な利益還元を目指す姿勢が明確です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
オオバは都市計画や社会資本整備を強みとする建設コンサルタント企業であり、売上高は近年のインフラ老朽化対策や都市開発ニーズを背景に順調に拡大傾向にあります。FY2025/3には売上高が約181億円に到達し、営業利益も堅調に推移するなど、専門性を活かした受注活動が業績を牽引しました。FY2026/3は一時的な減収予想ですが、高単価案件の確保により営業利益のさらなる成長を目指しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 9.2% | 6.2% | 8.4% |
| FY2022/3 | 10.6% | 7.5% | 9.9% |
| FY2023/3 | 9.8% | 6.7% | 11.0% |
| FY2024/3 | 10.6% | 7.5% | 11.2% |
| FY2025/3 | 10.1% | 7.5% | 10.7% |
同社の収益性は非常に高く、営業利益率は10%を超える安定した水準を維持しており、同業他社と比較しても効率的な運営が特徴です。ROE(自己資本利益率)は10%前後で推移し、限られた資産で効率的に利益を生み出す経営基盤が構築されています。今後も高付加価値なコンサルティングサービスの提供により、収益性の高い体質を継続できる見込みです。
財務は安全?
オオバの財務状況は極めて健全であり、実質無借金経営を長年維持している点に加え、自己資本比率は71.0%と非常に高い水準を誇ります。潤沢な自己資本により安定した事業運営と積極的な株主還元が可能となっており、盤石な財務基盤が強みです。今後も不測の事態に耐えうる強固な貸借対照表を背景に、成長投資と配当継続の両立が見込まれます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 19.9億円 | -8.5億円 | -4.8億円 | 11.5億円 |
| FY2022/3 | -3.5億円 | -1.8億円 | -5.2億円 | -5.2億円 |
| FY2023/3 | 22.9億円 | 5.7億円 | -6.2億円 | 28.7億円 |
| FY2024/3 | -3.5億円 | -1.6億円 | -5.8億円 | -5.1億円 |
| FY2025/3 | -5.1億円 | -1.2億円 | -8.0億円 | -6.3億円 |
営業キャッシュフローはプロジェクトの進捗や収益認識のタイミングにより変動する傾向にあります。投資活動は主に社内システムの強化や人的資本への投資が中心であり、将来の競争力確保に向けた先行投資が継続されています。財務キャッシュフローでは、積極的な配当支払いにより株主還元を重視した資金流出が見られるのが特徴です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 13.8億円 | 5.3億円 | 38.3% |
| FY2022/3 | 16.5億円 | 5.7億円 | 34.4% |
| FY2023/3 | 17.9億円 | 7.1億円 | 39.8% |
| FY2024/3 | 19.3億円 | 5.9億円 | 30.6% |
| FY2025/3 | 20.0億円 | 6.6億円 | 33.2% |
実効税率は概ね30%から40%の範囲内で推移しています。法人税等の金額は税引前利益の変動に伴って変化しており、特段の税務上の特異事項は見当たりません。今後の予想についても、標準的な税率水準に基づいた合理的な納税額を見込んでいます。
会社の公式開示情報
オオバは「まちづくり」を核とした総合建設コンサルタントであり、都市開発・区画整理に関する高い技術力を強みとしています。経営リスクとしては、公共事業依存度の高さや公共投資予算の変動、自然災害対応におけるプロジェクト採算の厳格な管理が挙げられます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 170億円 | 181億円 | 181億円 | +6.5% |
| FY2024 | 170億円 | — | 165億円 | -3.1% |
| FY2023 | 160億円 | — | 157億円 | -2.2% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 20億円 | — | 19億円 | -3.2% |
| FY2024 | 18億円 | — | 18億円 | +2.3% |
| FY2023 | 16億円 | — | 17億円 | +7.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2028年5月期を最終年度とする新中期経営計画では、売上高220億円、営業利益25億円、そして資本効率の改善を示すROE12%を目標に掲げています。直近の業績予想の精度を見ると、営業利益は期初予想を上回ることが多い一方、売上高は若干未達になる傾向があります。これは利益率の高い案件を優先する戦略の結果と考えられます。継続的な増配方針と合わせて、収益性と株主還元の両立を目指す姿勢が伺えます。
株の売買状況と今後の予定
同業他社と比較してPER・PBR共にやや高めであり、市場からの成長期待が織り込まれていると考えられます。信用取引では、売り残に対して買い残が約21倍と多い状況で、将来の株価上昇を見込む投資家が多いことを示唆しています。ただし、信用買い残の整理が進む局面では、株価の上値が重くなる可能性もあるため注意が必要です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
25年5月期決算にて売上高181.0億円、営業利益19.36億円を達成し、継続的な成長を示した。
パシフィックコンサルタンツグループとの提携により、インフラプロジェクト対応力を強化。
配当予想の増額修正を発表し、株主還元姿勢の強化を明確化した。
最新ニュース
オオバ まとめ
ひとめ診断
「創業100年を超える『まちづくり』の黒子役、官公需から民間の都市開発まで手掛ける建設コンサルの老舗」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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