丹青社
TANSEISHA CO.,LTD.
最終更新日: 2026年3月29日
心揺さぶる空間を創造し、社会に感動を届けるプロ集団
私たちは、事業活動を通じて人間社会のコミュニケーションづくりに貢献し、こころ豊かな社会の実現をめざします。
この会社ってなに?
あなたが普段訪れる商業施設や話題のテーマパーク、感動した展覧会。その魅力的な空間の裏側で、企画からデザイン、施工までを一手に手掛けているのが丹青社です。多くの人が集まり、心を動かされる『体験』を創り出すプロフェッショナル集団と言えるでしょう。あなたが何気なく楽しんでいるエンターテイメント空間や、買い物をしている商業施設の多くは、実は丹青社の手によって生み出されているかもしれません。
2026年1月期決算では、売上高1,072.2億円(前期比16.7%増)、営業利益83.58億円(同62.4%増)と大幅な増収増益を達成しました。商業施設や文化施設などの空間づくり需要が旺盛なことに加え、大阪・関西万博関連の大型案件が業績を強力に牽引しています。好調な業績を背景に中期経営計画の目標を前倒しで達成・上方修正しており、連結配当性向50%以上という高い株主還元方針も掲げています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 1月
- 本社
- 港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス19F
- 公式
- www.tanseisha.co.jp
社長プロフィール

当社は、商業施設や文化施設などの空間づくりを通じて、人々の心にのこる時間と空間の豊かさを提供することを目指しています。中期経営計画では、事業環境の変化に対応しながら持続的な成長を実現するため、事業基盤の強化と新たな価値創造に挑戦し、企業価値の向上に努めてまいります。
この会社のストーリー
創業者が画家・渡辺青外と出会い、その作品に感銘を受けたことが社名の由来。「丹青(たんせい)」は絵画や画家の意。ここから丹青社の歴史が始まる。
日本万国博覧会(大阪万博)に参画し、企業のパビリオンなどを手掛ける。これを機に、ディスプレイ業界における存在感を高め、事業拡大の礎を築いた。
社会的な信用と知名度を高め、さらなる事業拡大を目指すため株式上場を果たす。企業としての基盤を固め、安定した成長軌道に乗る。
品川シーズンテラスへ本社を移転し、旧本社の土地建物を売却。同時期に子会社株式を一部譲渡するなど、経営資源の効率化と事業の選択と集中を進める。
HARTiやピクシーダストテクノロジーズなど、先進技術を持つ企業との資本業務提携を加速。NFTや波動制御技術を空間づくりに取り入れ、新たな体験価値の創造に挑む。
2025年に開催される大阪・関西万博において、多くのパビリオンや施設の空間づくりに参画。創業の精神を受け継ぎ、未来の社会に向けたメッセージを発信する。
上方修正された中期経営計画の最終年度。持続的な成長を実現し、連結売上高950億円、営業利益55億円の目標達成を目指し、さらなる企業価値向上を図る。
注目ポイント
連結配当性向50%以上を目標に掲げ、3期連続の増配を達成。高い配当利回りは、株主への利益還元を重視する経営姿勢の表れです。
大阪・関西万博関連の需要が業績を大きく牽引し、2026年1月期は大幅な増収増益を達成。中期経営計画の目標を前倒しで上方修正するなど、力強い成長が続いています。
NFTアートや波動制御技術など、最先端テクノロジー企業との提携を積極的に推進。デジタル技術を融合させた「空間DX」で、これまでにない体験価値の創造を目指しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2022/3 | 26円 | 86.3% |
| FY2023/3 | 30円 | 309.9% |
| FY2024/3 | 30円 | 51.7% |
| FY2025/3 | 45円 | 54.8% |
| FY2026/3 | 72円 | 56.7% |
現在、株主優待制度は実施していません。
丹青社は連結配当性向50%以上を目標とし、業績成長に合わせて積極的に還元を拡大しています。直近3期連続で増配を達成しており、収益の拡大が直接的に配当額の増加につながる株主還元重視の姿勢が明確です。今後も安定した利益成長を前提として、DOE(純資産配当率)や配当性向の観点から継続的な還元を目指す方針です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
丹青社は空間ディスプレイ業界のリーディングカンパニーとして、再開発ビルや文化施設向け案件が堅調に推移し、売上高はFY2022/3の約627億円からFY2026/3には約1,072億円まで大幅に拡大しました。営業利益についても、大型プロジェクトの獲得や空間DXソリューションの推進により成長が続き、直近では83億円を超える水準を達成しています。今後は万博関連案件の寄与が一巡することから、FY2027/3は前期比で微減の計画ですが、高い利益水準を維持する見通しです。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 4.9% | 3.2% | 3.2% |
| FY2023/3 | 1.6% | 1.1% | 1.0% |
| FY2024/3 | 8.8% | 5.5% | 4.8% |
| FY2025/3 | 11.6% | 7.2% | 5.6% |
| FY2026/3 | 15.9% | 10.8% | 7.8% |
収益性指標は、大型案件の積み上げとともに着実に改善しており、売上高営業利益率はFY2023/3の1.0%からFY2026/3には7.8%まで飛躍的に向上しました。ROE(自己資本利益率)も15.9%まで上昇し、資本効率を重視した経営が奏功しています。これは、高付加価値な企画・デザイン領域へのシフトや、BIM活用による業務効率化が進んだことが主な要因です。
財務は安全?
同社の財務健全性は極めて高く、有利子負債がゼロの実質無借金経営を継続しており、自己資本比率は60%台後半を安定的に維持しています。総資産も事業拡大に合わせて約557億円まで増加していますが、現預金や売上債権を中心とした健全な資産構成を保っています。強固な財務基盤を背景に、将来的な成長投資や株主還元を機動的に行える体制が整っているといえます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2022/3 | -9.9億円 | 8.2億円 | -14.5億円 | -1.7億円 |
| FY2023/3 | 18.1億円 | -10.8億円 | -13.6億円 | 7.3億円 |
| FY2024/3 | 27.8億円 | -3.8億円 | -14.7億円 | 24.0億円 |
| FY2025/3 | 10.2億円 | 9.4億円 | -14.6億円 | 19.6億円 |
| FY2026/3 | 37.4億円 | -1.9億円 | -31.6億円 | 35.5億円 |
営業キャッシュフローは、業績拡大に伴いFY2026/3には約37億円のプラスを創出しており、本業で安定的に現金を稼ぐ力を示しています。潤沢なフリーキャッシュフローを背景に、配当性向を高める積極的な株主還元と、将来の成長に向けた技術投資を両立させています。財務キャッシュフローのマイナスは、主に配当金の支払いや自己株式の取得に充当されたことによるもので、健全な資金循環といえます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2022/3 | 22.1億円 | 7.8億円 | 35.1% |
| FY2023/3 | 7.9億円 | 3.3億円 | 42.1% |
| FY2024/3 | 40.0億円 | 12.2億円 | 30.6% |
| FY2025/3 | 53.2億円 | 14.4億円 | 27.1% |
| FY2026/3 | 83.4億円 | 23.4億円 | 28.1% |
法人税等の支払いは、連結業績の推移に連動しており、FY2026/3には約23億円の税負担が発生しました。実効税率は概ね30%前後で推移しており、日本の標準的な税率水準に近い適正な納税状況です。業績が大幅に改善した直近の期間でも、安定して納税を履行しつつ高い利益を残せています。
会社の公式開示情報
主な事業は商業施設、文化施設、イベント空間などの企画・デザインから施工までをワンストップで提供する空間ディスプレイ事業です。再開発案件や万博関連など景気の影響を受けやすい側面はありますが、近年はDX支援などで収益構造の安定化を図っています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 72億円 | 86億円 | 84億円 | +16.1% |
| FY2025 | 40億円 | — | 51億円 | +28.7% |
| FY2024 | 30億円 | — | 39億円 | +29.4% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 未公表 | — | — | N/A |
| FY2025 | 830億円 | — | 919億円 | +10.7% |
| FY2024 | 760億円 | — | 812億円 | +6.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は現行の中期経営計画(FY2025~FY2027)の最終年度目標(売上高950億円、営業利益55億円)を、わずか2年で大幅に前倒し達成しました。これは旺盛な空間づくり需要と、特に大阪・関西万博関連の大型案件が寄与した結果です。期初の会社予想を上回る着地が続いており、業績の勢いは市場の期待を上回っていると言えます。この力強い実績は、同社の事業遂行能力の高さを明確に示しています。
株の売買状況と今後の予定
同業他社比較では、PERは業界平均に対して割安な水準にありますが、PBRはやや高めで、市場からは資産価値以上に将来の成長性を評価されていることが伺えます。特筆すべきは配当利回りの高さで、4%後半と市場平均を大幅に上回っており、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用倍率は27倍と高水準で、将来の株価上昇を見込んだ買いが多い一方、需給面での重さも意識されます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
アルバルク東京と提携し、TOYOYA ARENA TOKYOの空間づくりを推進。
商業施設等の需要増加により、通期営業利益を86.00億円へ上方修正。
26年1月期は売上高1072.2億円、営業利益83.58億円で大幅な増収増益を達成。
最新ニュース
丹青社 まとめ
ひとめ診断
「美術館から万博まで、リアル空間の『体験』を創り出す、日本代表の空間プロデューサー集団」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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