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丹青社

TANSEISHA CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE15.9%
BPS77.8円
自己資本比率67.6%
FY2026/3 有報データ

心揺さぶる空間を創造し、社会に感動を届けるプロ集団

私たちは、事業活動を通じて人間社会のコミュニケーションづくりに貢献し、こころ豊かな社会の実現をめざします。

この会社ってなに?

あなたが普段訪れる商業施設や話題のテーマパーク、感動した展覧会。その魅力的な空間の裏側で、企画からデザイン、施工までを一手に手掛けているのが丹青社です。多くの人が集まり、心を動かされる『体験』を創り出すプロフェッショナル集団と言えるでしょう。あなたが何気なく楽しんでいるエンターテイメント空間や、買い物をしている商業施設の多くは、実は丹青社の手によって生み出されているかもしれません。

2026年1月期決算では、売上高1,072.2億円(前期比16.7%増)、営業利益83.58億円(同62.4%増)と大幅な増収増益を達成しました。商業施設や文化施設などの空間づくり需要が旺盛なことに加え、大阪・関西万博関連の大型案件が業績を強力に牽引しています。好調な業績を背景に中期経営計画の目標を前倒しで達成・上方修正しており、連結配当性向50%以上という高い株主還元方針も掲げています。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
1月
本社
港区港南1丁目2番70号 品川シーズンテラス19F
公式
www.tanseisha.co.jp

社長プロフィール

小林 統
小林 統
代表取締役社長
ビジョナリー
当社は、商業施設や文化施設などの空間づくりを通じて、人々の心にのこる時間と空間の豊かさを提供することを目指しています。中期経営計画では、事業環境の変化に対応しながら持続的な成長を実現するため、事業基盤の強化と新たな価値創造に挑戦し、企業価値の向上に努めてまいります。

この会社のストーリー

1959
創業と社名の由来

創業者が画家・渡辺青外と出会い、その作品に感銘を受けたことが社名の由来。「丹青(たんせい)」は絵画や画家の意。ここから丹青社の歴史が始まる。

1970
大阪万博への出展

日本万国博覧会(大阪万博)に参画し、企業のパビリオンなどを手掛ける。これを機に、ディスプレイ業界における存在感を高め、事業拡大の礎を築いた。

1983
東京証券取引所市場第二部へ上場

社会的な信用と知名度を高め、さらなる事業拡大を目指すため株式上場を果たす。企業としての基盤を固め、安定した成長軌道に乗る。

2015
品川へ本社を移転、事業の選択と集中

品川シーズンテラスへ本社を移転し、旧本社の土地建物を売却。同時期に子会社株式を一部譲渡するなど、経営資源の効率化と事業の選択と集中を進める。

2021
テクノロジー企業との連携強化

HARTiやピクシーダストテクノロジーズなど、先進技術を持つ企業との資本業務提携を加速。NFTや波動制御技術を空間づくりに取り入れ、新たな体験価値の創造に挑む。

2025
大阪・関西万博への貢献

2025年に開催される大阪・関西万博において、多くのパビリオンや施設の空間づくりに参画。創業の精神を受け継ぎ、未来の社会に向けたメッセージを発信する。

2027
中期経営計画の目標達成へ

上方修正された中期経営計画の最終年度。持続的な成長を実現し、連結売上高950億円、営業利益55億円の目標達成を目指し、さらなる企業価値向上を図る。

注目ポイント

積極的な株主還元姿勢

連結配当性向50%以上を目標に掲げ、3期連続の増配を達成。高い配当利回りは、株主への利益還元を重視する経営姿勢の表れです。

万博特需と好調な業績

大阪・関西万博関連の需要が業績を大きく牽引し、2026年1月期は大幅な増収増益を達成。中期経営計画の目標を前倒しで上方修正するなど、力強い成長が続いています。

未来の空間を創るDX戦略

NFTアートや波動制御技術など、最先端テクノロジー企業との提携を積極的に推進。デジタル技術を融合させた「空間DX」で、これまでにない体験価値の創造を目指しています。

サービスの実績は?

1,072.2億円
連結売上高
2026年1月期実績
+16.7% YoY
83.58億円
連結営業利益
2026年1月期実績
+62.4% YoY
72
1株当たり配当金
2026年1月期実績
+60.0% YoY
50%以上
連結配当性向
経営目標
9,633万円
従業員一人当たり売上高
2026年1月期実績
+16.7% YoY

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 72円
安全性
安定
自己資本比率 67.6%
稼ぐ力
高い
ROE 15.9%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
72
方針: 配当性向50%以上目標
1株配当配当性向
FY2022/32686.3%
FY2023/330309.9%
FY2024/33051.7%
FY2025/34554.8%
FY2026/37256.7%
2期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

丹青社は連結配当性向50%以上を目標とし、業績成長に合わせて積極的に還元を拡大しています。直近3期連続で増配を達成しており、収益の拡大が直接的に配当額の増加につながる株主還元重視の姿勢が明確です。今後も安定した利益成長を前提として、DOE(純資産配当率)や配当性向の観点から継続的な還元を目指す方針です。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
15.9%
業界平均
12.4%
営業利益率下回る
この会社
7.8%
業界平均
11.9%
自己資本比率上回る
この会社
67.6%
業界平均
51.3%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2023/3642億円
FY2024/3812億円
FY2025/3919億円
FY2026/31,072億円
営業利益
FY2023/36.2億円
FY2024/338.8億円
FY2025/351.5億円
FY2026/383.6億円

丹青社は空間ディスプレイ業界のリーディングカンパニーとして、再開発ビルや文化施設向け案件が堅調に推移し、売上高はFY2022/3の約627億円からFY2026/3には約1,072億円まで大幅に拡大しました。営業利益についても、大型プロジェクトの獲得や空間DXソリューションの推進により成長が続き、直近では83億円を超える水準を達成しています。今後は万博関連案件の寄与が一巡することから、FY2027/3は前期比で微減の計画ですが、高い利益水準を維持する見通しです。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
15.9%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
10.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
7.8%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2022/34.9%3.2%3.2%
FY2023/31.6%1.1%1.0%
FY2024/38.8%5.5%4.8%
FY2025/311.6%7.2%5.6%
FY2026/315.9%10.8%7.8%

収益性指標は、大型案件の積み上げとともに着実に改善しており、売上高営業利益率はFY2023/3の1.0%からFY2026/3には7.8%まで飛躍的に向上しました。ROE(自己資本利益率)も15.9%まで上昇し、資本効率を重視した経営が奏功しています。これは、高付加価値な企画・デザイン領域へのシフトや、BIM活用による業務効率化が進んだことが主な要因です。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率67.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
377億円

同社の財務健全性は極めて高く、有利子負債がゼロの実質無借金経営を継続しており、自己資本比率は60%台後半を安定的に維持しています。総資産も事業拡大に合わせて約557億円まで増加していますが、現預金や売上債権を中心とした健全な資産構成を保っています。強固な財務基盤を背景に、将来的な成長投資や株主還元を機動的に行える体制が整っているといえます。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+37.4億円
営業CF
投資に使ったお金
-1.9億円
投資CF
借入・返済など
-31.6億円
財務CF
手元に残ったお金
+35.5億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2022/3-9.9億円8.2億円-14.5億円-1.7億円
FY2023/318.1億円-10.8億円-13.6億円7.3億円
FY2024/327.8億円-3.8億円-14.7億円24.0億円
FY2025/310.2億円9.4億円-14.6億円19.6億円
FY2026/337.4億円-1.9億円-31.6億円35.5億円

営業キャッシュフローは、業績拡大に伴いFY2026/3には約37億円のプラスを創出しており、本業で安定的に現金を稼ぐ力を示しています。潤沢なフリーキャッシュフローを背景に、配当性向を高める積極的な株主還元と、将来の成長に向けた技術投資を両立させています。財務キャッシュフローのマイナスは、主に配当金の支払いや自己株式の取得に充当されたことによるもので、健全な資金循環といえます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2022/322.1億円7.8億円35.1%
FY2023/37.9億円3.3億円42.1%
FY2024/340.0億円12.2億円30.6%
FY2025/353.2億円14.4億円27.1%
FY2026/383.4億円23.4億円28.1%

法人税等の支払いは、連結業績の推移に連動しており、FY2026/3には約23億円の税負担が発生しました。実効税率は概ね30%前後で推移しており、日本の標準的な税率水準に近い適正な納税状況です。業績が大幅に改善した直近の期間でも、安定して納税を履行しつつ高い利益を残せています。

会社の公式開示情報

主な事業は商業施設、文化施設、イベント空間などの企画・デザインから施工までをワンストップで提供する空間ディスプレイ事業です。再開発案件や万博関連など景気の影響を受けやすい側面はありますが、近年はDX支援などで収益構造の安定化を図っています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
中期経営計画を大幅に前倒し達成し、ガイダンスも上回る極めて好調な進捗。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(上方修正後)
FY2025~FY2027
売上高: 目標 950億円 前倒し達成 (1,072.2億円)
112.9%
営業利益: 目標 55億円 前倒し達成 (83.58億円)
152%
当期純利益: 目標 39億円 前倒し達成 (59.93億円)
153.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202672億円86億円84億円+16.1%
FY202540億円51億円+28.7%
FY202430億円39億円+29.4%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026未公表N/A
FY2025830億円919億円+10.7%
FY2024760億円812億円+6.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は現行の中期経営計画(FY2025~FY2027)の最終年度目標(売上高950億円、営業利益55億円)を、わずか2年で大幅に前倒し達成しました。これは旺盛な空間づくり需要と、特に大阪・関西万博関連の大型案件が寄与した結果です。期初の会社予想を上回る着地が続いており、業績の勢いは市場の期待を上回っていると言えます。この力強い実績は、同社の事業遂行能力の高さを明確に示しています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残739,400株
売り残27,100株
信用倍率27.29倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2027年1月期 第1四半期決算発表2026年06月16日(予定)
第68回定時株主総会2026年04月23日

同業他社比較では、PERは業界平均に対して割安な水準にありますが、PBRはやや高めで、市場からは資産価値以上に将来の成長性を評価されていることが伺えます。特筆すべきは配当利回りの高さで、4%後半と市場平均を大幅に上回っており、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用倍率は27倍と高水準で、将来の株価上昇を見込んだ買いが多い一方、需給面での重さも意識されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
38
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, FISCO ほか
業界内ランキング
上位 15%
サービス業 2400社中 360位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績45%
新規提携・事業25%
配当・株主還元20%
その他10%

最近の出来事

2025年10月パートナーシップ

アルバルク東京と提携し、TOYOYA ARENA TOKYOの空間づくりを推進。

2025年12月業績上方修正

商業施設等の需要増加により、通期営業利益を86.00億円へ上方修正

2026年3月決算発表

26年1月期は売上高1072.2億円、営業利益83.58億円で大幅な増収増益を達成。

丹青社 まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 72円
安全性
安定
自己資本比率 67.6%
稼ぐ力
高い
ROE 15.9%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「美術館から万博まで、リアル空間の『体験』を創り出す、日本代表の空間プロデューサー集団」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU