セントラルスポーツ
CENTRAL SPORTS CO.,LTD.
最終更新日: 2026年3月28日
スイミングから始まる、一生涯の健康パートナー
世界中の人々の健康で快適な生活の実現に貢献すること。
この会社ってなに?
週末に汗を流したくなった時や、健康のために運動を始めようと考えた時、あなたの街の近くにあるのが「セントラルスポーツ」かもしれません。特に、お子さんの習い事としてスイミングスクールを探した経験がある方なら、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。セントラルスポーツは、プールを備えた大型フィットネスクラブを全国に展開しており、赤ちゃんからシニアまで、幅広い世代の健康づくりをサポートしています。あなたが普段利用するスポーツジムや、お子さんが通うスイミングスクールが、実はセントラルスポーツの運営かもしれません。
フィットネスクラブ業界大手。FY2025は売上高465.9億円、営業利益19.46億円で着地。コロナ禍からの回復は一巡し踊り場にあるものの、来期FY2026は売上高505.0億円(前期比8.4%増)、営業利益30.30億円(同55.7%増)とV字回復を見込む。M&Aや小型店の出店を通じた規模拡大と、介護予防など新規事業の育成が今後の成長ドライバーとなる。株価はPBR1倍近辺で推移しており、今後の収益性改善が評価向上のカギを握る。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都中央区新川1丁目21-2
- 公式
- www.central.co.jp
社長プロフィール

1969年の創業以来、スイミングスクールを原点として、子どもからシニアまで、0歳から一生涯の健康づくりに貢献できる事業を展開してまいりました。これからもスポーツの普及と振興を通じて、お客様の健康で快適な生活をサポートし続けることをお約束します。
この会社のストーリー
日本初のスイミングスクールとして「セントラルスイムクラブ」を設立。水泳指導を通じて、子どもたちの健全な育成と健康づくりをスタートさせた。
フィットネスクラブ事業に進出し、プール併設型の総合スポーツクラブの展開を開始。子どもから大人まで楽しめる施設づくりを進めた。
株式を店頭公開(現JASDAQ)。資金調達により、全国への店舗網拡大と事業の多角化を加速させ、フィットネス業界での地位を確立した。
明治ホールディングス子会社のフィットネスクラブ事業を買収。M&A戦略により事業規模をさらに拡大し、収益基盤を強化した。
新型コロナウイルス感染拡大により、臨時休業や会員数の減少など厳しい経営環境に直面。感染対策を徹底し、事業継続に尽力した。
創業55周年を迎え、フィットネスクラブ運営のRefcoを買収。長年の歴史を礎に、さらなる成長へと歩みを進めている。
新サービス「Avatar Fit Party」の提供を開始予定。リアル店舗の強みに加え、デジタル技術を活用した新しいフィットネス体験の創造を目指す。
注目ポイント
日本初のスイミングスクールとして創業した歴史を持ち、子ども向けの水泳指導に定評があります。少子化の中でも安定した収益基盤となっています。
自社スポーツクラブで利用できる優待券を年2回株主に提供。個人投資家からの人気も高く、NISAでの保有にも適した銘柄です。
近年もフィットネスクラブの買収を行うなど、積極的なM&Aで事業を拡大。小型店舗の出店も加速させ、持続的な成長を目指しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 52円 | 30.5% |
| FY2017/3 | 72.5円 | 30.0% |
| FY2018/3 | 78円 | 30.1% |
| FY2019/3 | 78円 | 33.3% |
| FY2020/3 | 57円 | 29.9% |
| FY2021/3 | 5円 | 0.4% |
| FY2022/3 | 41円 | 29.8% |
| FY2023/3 | 31円 | 43.7% |
| FY2024/3 | 36円 | 34.7% |
| FY2025/3 | 50円 | 41.2% |
| 必要株数 | 100株以上(約24万円) |
| 金額相当 | 約3,000円相当〜 |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
セントラルスポーツは業績連動を基本としつつ、配当性向30〜40%を目安とした安定的かつ継続的な利益還元を方針としています。近年の業績回復に伴い、配当額も増額傾向にあります。株主優待と合わせたトータルリターンを重視する投資家にとって魅力的な設計です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
セントラルスポーツは、コロナ禍の影響から着実に回復しており、直近のFY2025/3決算では売上高約466億円、純利益約13.6億円を達成しました。新規出店や不採算店舗の整理が進んだ結果、FY2026/3期には営業利益が約30億円に達する見通しです。スイミングスクールに強みを持つ安定的な事業基盤を背景に、成長路線へ回帰しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -9.9% | -5.4% | - |
| FY2022/3 | 6.1% | 3.4% | - |
| FY2023/3 | 3.3% | 1.9% | - |
| FY2024/3 | 5.3% | 2.8% | 5.8% |
| FY2025/3 | 5.4% | 3.3% | 4.2% |
収益性は、コロナ禍での赤字計上から営業利益率が5.8%まで改善するなど、経営効率化の成果が顕著に表れています。ROE(自己資本利益率)も徐々に回復基調にあり、2025/3期には5.3%まで向上しました。今後はさらなる店舗稼働率の改善を通じて、資本効率の最適化を図る段階にあります。
財務は安全?
自己資本比率はFY2025/3期時点で62.8%に達しており、極めて強固な財務体質を維持しています。かつて無借金経営を実現していましたが、積極投資に伴う一部の有利子負債導入後も健全性は十分に確保されています。豊富な純資産を背景に、安定した経営基盤を継続できる余裕があります。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -29.7億円 | -4.6億円 | 35.0億円 | -34.2億円 |
| FY2022/3 | 63.2億円 | -4.8億円 | -26.5億円 | 58.4億円 |
| FY2023/3 | 21.0億円 | -3.5億円 | -30.1億円 | 17.5億円 |
| FY2024/3 | 31.2億円 | -11.8億円 | -25.8億円 | 19.4億円 |
| FY2025/3 | 20.6億円 | -19.5億円 | -21.9億円 | 1.1億円 |
営業キャッシュフローは堅調な本業の稼ぎにより常にプラスを維持し、安定した資金創出能力を示しています。投資CFは新規店舗展開や施設改修のために投下されており、将来の収益基盤拡大に寄与しています。財務CFは借入金返済等によりマイナスで推移しており、健全なキャッシュ管理が行われています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 7.5億円 | 31.1億円 | 414.2% |
| FY2022/3 | 25.9億円 | 10.6億円 | 40.7% |
| FY2023/3 | 13.5億円 | 5.5億円 | 41.1% |
| FY2024/3 | 21.8億円 | 10.2億円 | 46.8% |
| FY2025/3 | 15.2億円 | 1.6億円 | 10.8% |
法人税等の変動は、会計上の利益と税務上の所得の差異や繰延税金資産の影響を大きく受けています。特に2025/3期は、一時的な税務調整により実効税率が低水準となりました。今後は通常の税率水準に収束する見込みです。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 563万円 | 934人 | - |
平均年収は563万円で、フィットネス業界の水準としては平均的です。コロナ禍での業績低迷期を経て、直近は増収増益基調にあるため、今後は従業員への還元や賃上げが進むかどうかが焦点となります。
誰がこの会社の株を持ってる?
外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はセントラルトラスト・セントラルスポーツ社員持株会。
同社は大株主に創業者一族関連のセントラルトラスト株式会社(30.71%)を筆頭に、後藤忠治氏、聖治氏ら一族が上位を占めており、創業家による強力な経営支配体制が構築されています。市場における流通株は比較的限られた構成となっており、安定株主の比率が高い傾向にあります。
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報によれば、フィットネスクラブの運営を主軸としつつ、介護予防事業や受託業務も展開しています。人口減少や競合の激化による会員獲得の難易度上昇が主たる事業リスクとして認識されています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は0.0%と、多様性の確保においては今後の改善が求められる状況です。監査体制は監査報酬2,800万円を投じて整備されていますが、ガバナンスの更なる高度化のためには多様な視点を持つ社外役員の登用拡大が鍵となります。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 420億円 | — | 403億円 | -3.9% |
| FY2023 | 450億円 | — | 436億円 | -3.1% |
| FY2024 | 462億円 | — | 454億円 | -1.8% |
| FY2025 | 486億円 | — | 466億円 | -4.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 20億円 | — | 15億円 | -24.2% |
| FY2023 | 32億円 | — | 19億円 | -41.5% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は具体的な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想がその代わりとなります。しかし、過去数年の実績を見ると、特に利益面で期初予想を大幅に下回る傾向が続いており、計画達成力には課題があります。FY2026は大幅な増益を見込んでいますが、この保守的な予想すら達成できるかどうかが、市場の信頼回復に向けた試金石となるでしょう。投資家としては、ガイダンスの信頼性を見極める必要があります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、コロナ禍での業績悪化と、その後の回復ペースが市場全体の成長に追いついていないことが主な要因です。特にFY2024以降はTOPIXの上昇率が著しく、同社の株価の伸び悩みが相対的に目立つ結果となりました。株価上昇と増配による株主還元の強化が、TSR向上のためには不可欠です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 109.5万円 | +9.5万円 | 9.5% |
| FY2022 | 104.2万円 | +4.2万円 | 4.2% |
| FY2023 | 110.8万円 | +10.8万円 | 10.8% |
| FY2024 | 115.4万円 | +15.4万円 | 15.4% |
| FY2025 | 111.0万円 | +11.0万円 | 11.0% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
信用取引では売り残が買い残を大幅に上回る「売り長」の状態で、信用倍率は0.05倍と極端に低い水準です。これは、将来の株価下落を見込む空売りが多い一方、将来的な買い戻し需要(踏み上げ)のポテンシャルも秘めていることを示唆します。業界比較ではPER、PBRともに平均を下回っており、割安感があります。配当利回りは業界平均を上回っており、株価の下支え要因となる可能性があります。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
Refco社の事業買収によりフィットネスクラブの運営網を拡大し、市場シェアの強化を図る。
創業55周年を機に、地域社会に向けた健康増進プロジェクトの展開を開始。
DX活用による「Avatar Fit Party」を導入し、次世代型フィットネス体験を提供開始。
最新ニュース
セントラルスポーツ まとめ
ひとめ診断
「スイミングスクール発祥のフィットネス大手が、コロナ後の健康ニーズを捉え再成長を目指す業界の古豪」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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