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アインホールディングス9627

AIN HOLDINGS INC.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 80円
安全性
注意
自己資本比率 28.4%
稼ぐ力
普通
ROE 7.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

病院で処方せんをもらった後、あなたが立ち寄る薬局、それがもしかしたら日本最大の調剤薬局チェーン『アイン薬局』かもしれません。また、駅前やショッピングモールで見かける、おしゃれなコスメやスキンケア用品が並ぶ『アインズ&トルペ』。このお店もアインホールディングスが運営しています。さらに、人気のインテリア雑貨店『Francfranc(フランフラン)』も最近グループに加わりました。病気の時の薬から、日々の暮らしを彩るコスメや雑貨まで、実はあなたの生活の様々な場面でアイングループは関わっています。

調剤薬局最大手として、積極的なM&Aにより売上規模を急拡大。2025期は売上高4,568.0億円(前年比14.3%増)を達成したものの、M&A関連コスト等で営業利益は168.71億円(同17.4%減)と減益着地でした。しかし、買収した「さくら薬局」や雑貨の「Francfranc」が通年で寄与する来期(2026期予想)は、売上高5,220.0億円、営業利益218.60億円へのV字回復を見込んでいます。利益率の改善とM&A後のシナジー創出が今後の焦点となります。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
4月
本社
北海道札幌市白石区東札幌5条2丁目4番30号

サービスの実績は?

1,200店舗超
グループ調剤薬局店舗数
2025年8月時点
M&Aにより増加
14.3%
売上高成長率(YoY)
2025期実績
+14.3% YoY
80
1株当たり配当金
2025期実績
+20円 vs FY2024
30.3%
配当性向
2025期実績
横ばい
415,000百万円
翌期売上高予想
2026期会社予想
M&A効果で拡大
17,800百万円
翌期営業利益予想
2026期会社予想
V字回復見込み
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
4.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/04期14.8%5.7%6.2%
2017/04期14.0%5.4%5.9%
2018/04期13.5%6.2%7.3%
2019/04期9.0%4.8%5.8%
2020/04期8.5%4.8%5.5%
2021/04期5.9%3.4%3.7%
2022/04期6.0%3.4%4.8%
2023/04期7.5%4.2%4.5%
2024/04期8.7%4.7%5.1%
2025/04期6.7%3.3%3.7%
3Q FY2026/47.0%(累計)2.4%(累計)4.5%

収益性については、積極的なM&Aに伴う統合費用やシステム投資などの先行コストが一時的に利益を圧迫する局面もあり、直近の営業利益率は3.7%から5.1%の間で推移しています。調剤薬局業界は人件費や医薬品価格の変動を受けやすい特性がありますが、規模の経済を活かしたコスト管理や物販事業の収益力向上により、利益率の改善を図っています。今後は事業ポートフォリオの最適化を通じて、さらなるROE(自己資本利益率)の向上が期待されます。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/04期2,973億円109億円67.0億円189.0円+1.6%
2022/04期3,162億円151億円70.9億円201.5円+6.4%
2023/04期3,587億円160億円92.3億円262.9円+13.4%
2024/04期3,998億円204億円114億円324.6円+11.5%
2025/04期4,568億円169億円92.6億円264.3円+14.3%

アインホールディングスは、調剤薬局事業の拡大に加え、コスメ&ドラッグストア事業の強化を推進し、連結売上高は4,568億円と継続的な成長を遂げています。積極的なM&A戦略により「さくら薬局」を運営するクラフト社等を傘下に取り込み、トップライン(売上高)の拡大を加速させています。今後はこれらの買収効果がフル寄与し、2026年3月期には売上高5,220億円、純利益114億円の増収増益を計画しています。 【3Q 2026/04期実績】売上4749億円(通期予想比91%)、営業利益212億円(同97%)、純利益102億円(同89%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
7.0%(累計)
業界平均
3.5%
営業利益率上回る
この会社
4.5%
業界平均
3.0%
自己資本比率下回る
この会社
28.4%
業界平均
47.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

調剤薬局事業を核としつつ、コスメ・ドラッグストア事業の「アインズ&トルペ」が収益の二本柱です。直近ではさくら薬局運営会社の買収等により売上規模が急拡大している一方、先行投資や統合コストが利益を一時的に圧迫するリスクを抱えています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上はM&Aで拡大するも、利益予想のブレが大きく安定性に課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中長期ビジョン Ambitious Goals 2034
〜2034期
純利益率: 目標 4.0% 順調 (2.8% (FY2024))
70%
ROE: 目標 13.0% やや遅れ (7.2% (FY2025))
55.4%
FY2026 業績予想
2026期
売上高: 目標 5,220億円 順調 (4,568億円 (FY2025実績))
87.5%
営業利益: 目標 218.6億円 順調 (168.7億円 (FY2025実績))
77.2%
純利益: 目標 114.5億円 順調 (92.6億円 (FY2025実績))
80.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期4,150億円4,568億円4,568億円+10.1%
2024期3,750億円3,998億円+6.6%
2023期3,630億円3,587億円-1.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期178億円169億円-5.2%
2024期157億円204億円+30.5%
2023期200億円160億円-20.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な中期経営計画の数値目標を限定的に開示しており、「Ambitious Goals 2034」として純利益率4.0%やROE13%といった長期ビジョンを掲げています。直近の業績予想はM&Aによる売上拡大を強く意識していますが、2023期、2025期と営業利益が期初予想を下回るなど、利益の安定性には課題を残します。買収した事業のPMI(統合プロセス)を進め、収益性をいかに向上させるかが計画達成の鍵となります。

どんな話題が多い?

M&A・事業拡大40%
業績・決算30%
ESG・人的資本15%
株価・市況15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, 東洋経済オンライン, ダイヤモンド・オンライン
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1200社中 180位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年8月大型買収

「さくら薬局」を運営するクラフトを子会社化し、調剤薬局の店舗網を大幅に拡大

2025年12月戦略改定

グループのマテリアリティを見直し、持続的な企業価値向上に向けた新たな経営課題を設定。

2026年3月人的資本経営

「人的資本経営品質2025」に選定され、従業員の育成と職場環境への投資が高く評価された。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率28.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
1,872億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,512億円
会社の純資産

財務基盤は強固であり、自己資本比率は45.7%を維持しつつ、事業拡大に向けた投資を継続しています。かつては実質無借金経営に近い状態でしたが、近年の大規模買収に伴う資金調達のため、有利子負債を適切に管理しながら財務の健全性を確保しています。潤沢なネットアセット(純資産)を背景に、将来の成長に向けた戦略的な設備投資や事業展開を支える資本効率を重視した経営を行っています。 【3Q 2026/04期】総資産5250億円、純資産1512億円、自己資本比率28.4%、有利子負債1872億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+231億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-659億円
投資に使ったお金
Financing CF
+211億円
借入・返済など
Free CF
-428億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/04期214億円209億円20.3億円4.8億円
2017/04期184億円112億円1.2億円72.3億円
2018/04期217億円52.8億円176億円164億円
2019/04期148億円200億円107億円52.0億円
2020/04期177億円115億円78.4億円62.7億円
2021/04期149億円94.9億円36.4億円54.4億円
2022/04期262億円139億円77.5億円122億円
2023/04期203億円223億円112億円20.3億円
2024/04期230億円157億円51.1億円72.8億円
2025/04期231億円659億円211億円428億円

営業キャッシュフローは堅調に推移しており、本業による安定した稼ぐ力が維持されています。一方で、投資キャッシュフローはM&Aによる事業拡大のための支出が大幅に増加しており、2025/03期には大型買収に伴い一時的にマイナス幅が拡大しました。今後は、買収した事業からのキャッシュ創出により、財務バランスを調整しつつ成長投資を継続する方針です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
80
方針: 連結配当性向25%〜30%を目途とした安定配当
1株配当配当性向
2016/04期4016.0%
2017/04期5019.9%
2018/04期5016.1%
2019/04期5521.6%
2020/04期5521.2%
2021/04期5529.1%
2022/04期5527.3%
2023/04期6022.8%
2024/04期8024.6%
2025/04期8030.3%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月4月

配当方針は、業績に応じた利益還元を基本としつつ、安定的な配当の維持と中長期的な増配を重視しています。配当性向は20〜30%を目安とし、成長投資とのバランスを図りながら還元を行っています。株主優待と合わせたトータルリターンの向上に努め、株主の皆さまへの感謝を還元する姿勢を明確にしています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残53,800株
売り残30,500株
信用倍率1.76倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年4月期 第1四半期決算発表2026年6月中旬
第57回定時株主総会2026年7月下旬
2026年4月期 第2四半期決算発表2026年9月上旬

同社のPERは17.2倍と小売業の平均(約20倍)をやや下回っており、市場からは成長性に対して若干慎重な見方がされている可能性があります。信用倍率は1.76倍と均衡しており、需給面での大きな偏りはありません。M&A効果が本格化する来期の業績次第で、これらの指標が再評価される可能性があります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/04期152億円72.4億円47.8%
2017/04期151億円71.3億円47.3%
2018/04期201億円95.6億円47.5%
2019/04期166億円76.1億円45.7%
2020/04期168億円76.4億円45.4%
2021/04期126億円59.5億円47.1%
2022/04期160億円89.5億円55.8%
2023/04期171億円78.3億円45.9%
2024/04期214億円99.8億円46.7%
2025/04期181億円88.2億円48.8%

法人税等の支払額は、税引前利益の増減に伴い概ね推移しています。実効税率が法定税率より高く見える年があるのは、買収関連費用等の税務上の損金算入制限や、その他の税務調整項目が影響していると考えられます。今後も業績拡大に伴い、安定的な納税を通じて社会的な責任を果たしていく見通しです。

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アインホールディングス まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 80円
安全性
注意
自己資本比率 28.4%
稼ぐ力
普通
ROE 7.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「調剤薬局のガリバーが、積極的なM&Aでコスメ・雑貨領域にも進出するヘルス&ビューティーの総合商社」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU