トーセイ
TOSEI CORPORATION
最終更新日: 2026年3月29日
首都圏の不動産を再生し、新たな価値を創造する総合不動産企業
私たちは、不動産と金融の融合による新たな価値とサービスの創造を通じて、お客様、株主、従業員、そして社会の満足を追求し、共に成長発展することを目指します。
この会社ってなに?
街で少し古くなったオフィスビルやマンションを見かけたことはありますか?トーセイは、そうした建物の価値を見出し、リノベーションで新しく生まれ変わらせるプロフェッショナルです。あなたが普段利用するオフィスや、週末に泊まるかもしれない「トーセイホテル ココネ」のようなホテルも、実は同社が手掛けたものかもしれません。同社はただ建物を売買するだけでなく、不動産に新しい命を吹き込み、街の景色を豊かにすることで私たちの生活に関わっているのです。
首都圏中心に中古不動産の再生・開発を手掛ける総合不動産企業。FY2025は売上高946.9億円、営業利益223.36億円と5期連続の最高益更新を見込むなど、安定した成長を継続しています。近年は名古屋鉄道との資本業務提携を通じて首都圏での共同事業を推進しており、事業承継支援による物件取得も積極的に行っています。安定した収益基盤に加え、事業ポートフォリオの多角化と戦略的提携による成長加速が期待されます。
会社概要
- 業種
- 不動産業
- 決算期
- 11月
- 本社
- 東京都港区芝浦4丁目5番4号 田町トーセイビル
- 公式
- www.toseicorp.co.jp
社長プロフィール

私たちは、不動産と金融の融合による新たな価値とサービスの創造を通じて、お客様、株主、従業員、そして社会の満足を追求し、共に成長発展することを目指します。6つの事業セグメントの専門性と総合力を最大限に発揮し、どのような事業環境下においても持続的な成長を実現してまいります。
この会社のストーリー
飲食業を目的として設立。ここからトーセイの歴史が始まる。
飲食業から不動産業へと事業の軸足を移し、新たなスタートを切る。
さらなる成長を目指し、株式市場に上場。公開価格を大幅に上回る初値を記録し、市場の高い期待を集める。
マザーズ上場からわずか2年で東証一部(現プライム市場)へ。企業の信頼性と成長性が認められた瞬間。
世界的な金融危機により不動産市況が悪化し、業績が一時的に落ち込む困難な時期を経験する。
自社がスポンサーとなる総合型REITを上場させ、アセットマネジメント事業を強化。新たな収益の柱を確立する。
名古屋鉄道と資本業務提携を締結。首都圏および東海圏での不動産事業の連携を深め、さらなる事業拡大を目指す。
堅調な業績を背景に、5期連続での最終利益の最高益更新と実質的な増配を計画。持続的な成長への挑戦は続く。
注目ポイント
中古不動産を仕入れ、リノベーション等で価値を高めて再販する「不動産再生事業」が強み。築古物件でも価値を蘇らせるノウハウで高い収益性を実現しています。
不動産の再生・開発・賃貸・管理・ファンド・ホテルという6つの事業を展開。市況の変化に強い多角的なポートフォリオを構築し、安定した成長を続けています。
業績好調を背景に、増配傾向にあります。QUOカードや自社グループホテルで使える宿泊割引券など、個人投資家に嬉しい株主優待も魅力の一つです。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 9.5円 | 26.7% |
| FY2022/3 | 12.75円 | 28.1% |
| FY2023/3 | 16.5円 | 30.0% |
| FY2024/3 | 19.75円 | 31.9% |
| FY2025/3 | 25円 | 65.7% |
| 権利確定月 | 11月 |
同社は利益成長に応じた株主還元を重視しており、継続的な増配を実施する方針をとっています。配当性向の目標を掲げつつ、安定した利益成長を背景に配当額を引き上げてきました。今後も株主に対する適正な利益還元を経営の重要事項として位置付けています。
同業比較(収益性)
不動産業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
トーセイは、不動産再生や開発事業を主力としており、5期連続で過去最高益を更新する高い成長力を実現しています。FY2025/3には売上高947億円、純利益148億円を達成し、積極的な物件売却と開発の進展が業績を押し上げました。FY2026/3も成長は続き、売上高1,230億円を見込むなど、不動産市況の変化を捉えた柔軟な経営が奏功しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 10.2% | 3.4% | 17.8% |
| FY2022/3 | 11.9% | 4.1% | 19.0% |
| FY2023/3 | 12.8% | 4.3% | 20.5% |
| FY2024/3 | 13.2% | 4.3% | 22.5% |
| FY2025/3 | 14.3% | 4.8% | 23.6% |
収益性は年々向上しており、営業利益率はFY2025/3に23.6%まで上昇するなど、高収益体質を維持しています。ROE(自己資本利益率)も14.3%と効率的な資本活用がなされており、不動産再生事業のノウハウが利益率の向上に直結しています。今後も市況に応じた資産の入れ替えにより、さらなる収益基盤の強化が期待されます。
財務は安全?
総資産は成長に伴い拡大し、FY2025/3時点で約3,074億円に達していますが、自己資本比率33.4%を維持し財務の安定性を確保しています。なお、検索の結果、同社は不動産開発や再生事業に伴う借入金を保有しており、API上の「有利子負債0」はXBRLの抽出特性上、実際の内容と異なります。適切なキャッシュ管理と資産構成により、健全な財務状態を維持しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 9.7億円 | -154億円 | 110億円 | -145億円 |
| FY2022/3 | -2.0億円 | -90.8億円 | 74.8億円 | -92.8億円 |
| FY2023/3 | 57.2億円 | -161億円 | 178億円 | -104億円 |
| FY2024/3 | -130億円 | -56.1億円 | 143億円 | -187億円 |
| FY2025/3 | -17.4億円 | -34.9億円 | 99.5億円 | -52.3億円 |
営業キャッシュフローがマイナスとなる期が多いのは、成長に向けた不動産在庫の積み増しによる棚卸資産の増加が主因です。将来の売却利益を見越した投資活動が先行するため、投資キャッシュフローは常に支出超過傾向にあります。これらを補うために財務キャッシュフローで資金調達を行っており、成長投資と手元流動性のバランスを重視した資金繰りを行っています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 110億円 | 42.4億円 | 38.7% |
| FY2022/3 | 135億円 | 49.1億円 | 36.3% |
| FY2023/3 | 163億円 | 57.5億円 | 35.4% |
| FY2024/3 | 185億円 | 65.0億円 | 35.2% |
| FY2025/3 | 223億円 | 75.8億円 | 33.9% |
法人税等の支払額は、経常利益の拡大に連動して増加傾向にあります。実効税率は概ね34〜38%の範囲で推移しており、税効果会計の影響や税制上の繰越欠損金の活用状況によって変動します。通期の税引前利益が200億円規模に成長する中で、納税を通じた社会貢献と適切な税務管理がなされています。
会社の公式開示情報
不動産再生、開発、賃貸、ファンド・コンサルティングなど6つの事業を展開する多角的なビジネスモデルが特徴です。直近の決算では各セグメントが成長を牽引しており、5期連続で最高益を更新する勢いを見せるなど、外部環境の変化に左右されにくい強固な財務体質を構築しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 800億円 | — | 710億円 | -11.3% |
| FY2023 | 850億円 | — | 795億円 | -6.5% |
| FY2024 | 921億円 | — | 822億円 | -10.8% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 128億円 | — | 135億円 | +5.9% |
| FY2024 | 177億円 | — | 185億円 | +4.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は売上高の期初予想を下回る傾向が見られる一方、営業利益は予想を上回って着地することが多いのが特徴です。これは、市況に応じて利益率の高い案件を選択・集中する、収益性重視の経営戦略を反映していると考えられます。進行中の中期経営計画では、売上・利益ともに高い成長を目指しており、特に利益目標の進捗は順調と言えるでしょう。
株の売買状況と今後の予定
PERは業界平均より割安ですが、PBRはやや割高と評価が分かれています。特筆すべきは配当利回りで、業界平均の2倍以上となる6.41%と非常に高い水準です。信用買い残が売り残を大幅に上回っており、信用倍率は120倍と高水準で、将来の株価上昇を期待する買いが多い一方、需給の緩みを警戒する見方もあります。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
名古屋鉄道と資本業務提携を締結し、首都圏での共同事業を強化。
2025年11月期通期税引前利益の上方修正を発表し、5期連続最高益への期待が高まる。
浅草における新築分譲マンション開発に着手し、ポートフォリオの拡充を加速。
最新ニュース
トーセイ まとめ
ひとめ診断
「首都圏の中古不動産を磨き上げ価値を再生するプロ集団、ホテルやファンド事業も手掛ける総合不動産企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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