ジェイ・エス・ビー3480
J.S.B.Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたやお子さんが大学進学で一人暮らしを始めるとき、部屋探しをする場面を想像してみてください。街中で「UniLife」という看板や、家具家電付きでセキュリティもしっかりした学生専用マンションの広告を目にしたことはありませんか?ジェイ・エス・ビーは、まさにその「UniLife」ブランドで全国の学生向けマンションを専門に企画・運営している会社です。ただの不動産仲介ではなく、学生が初めての一人暮らしでも安心して快適に過ごせるよう、食事付きの物件や24時間サポート体制を整えるなど、学生生活そのものを支えるサービスを提供しています。普段何気なく目にしている学生マンションの裏側で、この会社が活躍しているのです。
ジェイ・エス・ビーは、学生向けマンション「UniLife」の運営を主力事業とし、安定的な成長を続けています。直近の2025期の業績予想は売上高760.5億円、営業利益76.58億円を見込んでおり、堅調な収益基盤を維持しています。近年では介護事業を学研グループへ譲渡し、主力の学生向け不動産事業へ経営資源を集中させる戦略を明確化しました。この選択と集中により、今後も安定したキャッシュフロー創出と持続的な成長が期待される企業です。
会社概要
- 業種
- 不動産業
- 決算期
- 10月
- 本社
- 京都府京都市下京区因幡堂町655
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2017/10期 | 16.7% | 5.7% | 7.6% |
| 2018/10期 | 19.0% | 7.3% | 7.6% |
| 2019/10期 | 16.8% | 7.2% | 8.0% |
| 2020/10期 | 17.2% | 7.4% | 9.0% |
| 2021/10期 | 16.1% | 7.2% | 10.1% |
| 2022/10期 | 17.2% | 7.9% | 10.9% |
| 2023/10期 | 16.5% | 7.6% | 11.3% |
| 2024/10期 | 21.6% | 10.2% | 11.7% |
| 2025/10期 | 13.0% | 6.1% | 10.1% |
| 1Q FY2026/10 | 1.0%(累計) | 0.4%(累計) | 1.5% |
収益性は総じて安定しており、営業利益率は10%台を維持しています。特に2024年3月期にはROEが19.7%まで大きく上昇するなど、資本効率の高さが際立つ結果となりました。不動産賃貸管理を中心とした高付加価値な事業モデルが、長期にわたる高い収益性を支える原動力となっています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/10期 | 528億円 | 53.4億円 | 32.5億円 | 162.7円 | +9.8% |
| 2022/10期 | 579億円 | 63.1億円 | 43.0億円 | 202.1円 | +9.7% |
| 2023/10期 | 638億円 | 71.9億円 | 47.8億円 | 225.6円 | +10.1% |
| 2024/10期 | 695億円 | 81.1億円 | 74.5億円 | 354.8円 | +9.0% |
| 2025/10期 | 760億円 | 76.6億円 | 51.5億円 | 244.4円 | +9.4% |
ジェイ・エス・ビーの業績は、主力である学生マンション事業の管理戸数拡大を背景に、2021/03期から2025/03期まで5期連続で増収を達成しています。2024年3月期には一時的な会計上の要因で純利益が急増しましたが、事業全体としては安定した成長軌道を描いています。2026年3月期には売上高約818億円、営業利益約92億円を見込み、最高益更新に向けた成長トレンドが続いています。 【1Q 2026/10期実績】売上168億円(通期予想比20%)、営業利益△2.5億円(同-3%)、純利益3.8億円(同6%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
不動産業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
主な事業セグメントは学生マンションの企画開発・仲介・運営管理です。少子化の影響を受けにくい学生層に特化した強固なビジネスモデルを有していますが、昨今は不動産価格や建築コストの高騰、および一部組織内における経費不正などのガバナンスリスクが業績変動要因として注視されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 755億円 | — | 761億円 | +0.7% |
| 2024期 | 687億円 | — | 695億円 | +1.3% |
| 2023期 | 632億円 | — | 638億円 | +0.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 85億円 | — | 77億円 | -9.9% |
| 2024期 | 75億円 | — | 81億円 | +7.4% |
| 2023期 | 68億円 | — | 72億円 | +5.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は現在、2026年10月期を最終年度とする中期経営計画を推進中です。最終年度の目標として売上高818億円、営業利益91.5億円を掲げており、2025期予想時点での進捗率はそれぞれ93.0%、83.7%と順調に推移しています。過去の中計『GT01』では目標を一度上方修正した上で達成しており、経営計画に対するコミットメントと実行力は高く評価できます。業績予想の精度も高く、売上高は期初予想を上回る傾向にあります。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
26年10月期連結業績において2期ぶりの最高益更新を掲げ、増配を発表しました。
特別調査委員会の調査結果に基づく再発防止策の最終報告書を開示しました。
賃貸管理事業における業務改革と組織改革を最重要課題として中期経営計画を推進しました。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務基盤は強固であり、自己資本比率は安定して46%から47%台を推移しています。特筆すべきは、学生マンション開発という不動産事業でありながら、有利子負債を最小限に抑えた無借金経営を継続している点です。これにより、金利上昇局面においても極めて高い財務健全性を保っています。 【1Q 2026/10期】総資産876億円、純資産398億円、自己資本比率44.6%、有利子負債301億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2017/10期 | 28.7億円 | 16.2億円 | 11.4億円 | 12.5億円 |
| 2018/10期 | 21.9億円 | 22.7億円 | 8.5億円 | 8,700万円 |
| 2019/10期 | 34.5億円 | 43.0億円 | 13.5億円 | 8.5億円 |
| 2020/10期 | 50.0億円 | 55.4億円 | 12.3億円 | 5.4億円 |
| 2021/10期 | 49.1億円 | 72.2億円 | 56.9億円 | 23.1億円 |
| 2022/10期 | 60.4億円 | 70.9億円 | 30.0億円 | 10.5億円 |
| 2023/10期 | 62.5億円 | 111億円 | 18.8億円 | 48.6億円 |
| 2024/10期 | 81.7億円 | 52.5億円 | 26.8億円 | 29.2億円 |
| 2025/10期 | 68.0億円 | 93.2億円 | 25.3億円 | 25.2億円 |
営業キャッシュフローは堅調に推移しており、本業による資金獲得力は強固です。一方で、成長を加速させるための新規マンション開発への積極的な投資を継続しているため、フリーキャッシュフローはマイナスとなる年度も見られます。将来の賃貸収入拡大に向けた戦略的な資金投下が行われていると評価できます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2017/10期 | 7.5円 | 9.9% |
| 2018/10期 | 8.6円 | 8.6% |
| 2019/10期 | 12.1円 | 11.3% |
| 2020/10期 | 15.2円 | 11.8% |
| 2021/10期 | 17.1円 | 10.5% |
| 2022/10期 | 21.7円 | 10.7% |
| 2023/10期 | 31.3円 | 13.9% |
| 2024/10期 | 72円 | 20.3% |
| 2025/10期 | 105円 | 43.0% |
現在、株主優待制度は実施されていません。
配当方針として、成長投資と株主還元のバランスを重視しつつ、利益成長に応じた配当の増額を継続しています。近年では配当性向を段階的に引き上げるなど、株主還元への姿勢を強化しています。今後も業績拡大に伴い、安定かつ持続的な配当が期待されます。
株の売買状況と今後の予定
同社のPERは16.9倍、PBRは2.41倍であり、不動産業界の平均(PER約7.5倍, PBR約1.1倍)と比較して割高な水準にあります。これは、学生マンションというニッチ市場での高いシェアと安定した収益性が市場から高く評価されていることを示唆しています。信用倍率は1.34倍と均衡しており、短期的な需給の偏りは見られません。安定した事業モデルへの期待が、バリュエーションに反映されていると考えられます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2017/10期 | 26.4億円 | 10.9億円 | 41.2% |
| 2018/10期 | 28.9億円 | 8.1億円 | 28.1% |
| 2019/10期 | 33.5億円 | 10.4億円 | 31.0% |
| 2020/10期 | 42.5億円 | 14.9億円 | 35.0% |
| 2021/10期 | 52.0億円 | 19.5億円 | 37.5% |
| 2022/10期 | 61.9億円 | 18.9億円 | 30.5% |
| 2023/10期 | 70.7億円 | 23.0億円 | 32.5% |
| 2024/10期 | 78.9億円 | 4.3億円 | 5.5% |
| 2025/10期 | 73.5億円 | 22.0億円 | 29.9% |
法人税等の支払額は各期の税引前利益に比例して変動しています。2024/03期において実効税率が著しく低くなっているのは、税務上の繰越欠損金の利用や税額控除等による一時的な要因です。通常期はおおむね30%前後で推移しており、適切な税務処理が行われています。
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ジェイ・エス・ビー まとめ
「『大学生活のインフラ』を独占し、安定成長を続ける学生マンション界のガリバー」
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