8919プライム

カチタス

KATITAS CO.,LTD

最終更新日: 2026年3月29日

ROE20.9%
BPS58.1円
自己資本比率54.9%
FY2025/3 有報データ

空き家を価値ある住まいに変える、中古住宅再生のパイオニア

日本で一番、ひとびとの暮らしを豊かにする会社。

この会社ってなに?

あなたが地方や郊外で手頃な価格のマイホームを探しているとき、カチタスの物件に出会うかもしれません。同社は、誰も住まなくなった少し古い家(空き家)を買い取り、キッチンやお風呂などの水回りを中心にきれいにリフォームして販売しています。新築よりもぐっと価格を抑えつつ、すぐに快適に住める状態になっているのが特徴です。家具大手のニトリと提携しているので、モデルルームのように家具がコーディネートされた住宅もあり、新しい暮らしをイメージしやすくなっています。

中古住宅再生の最大手。空き家を安価で仕入れ、自社企画のリフォームで価値を高めて再販するビジネスモデルで、FY2025には売上高1,295.4億円、営業利益142.2億円を達成し、安定成長を継続しています。ニトリHDとの資本業務提携による家具付き住宅の販売や共同販促が強み。第4次中期経営計画では2028年3月期に年間販売件数1万件、営業利益200億円という高い目標を掲げ、さらなる事業拡大を目指しています。

不動産業プライム市場

会社概要

業種
不動産業
決算期
3月
本社
群馬県桐生市美原町4-2
公式
katitas.co.jp

社長プロフィール

新井 健資
新井 健資
代表取締役社長
ビジョナリー
当社は「日本で一番、ひとびとの暮らしを豊かにする会社」を目指しています。空き家という社会課題をビジネスで解決し、中古住宅を手頃な価格で再生・提供することで、お客様の暮らしに価値をタス(足す)ことを使命としています。2027年度には年間販売件数1万件、営業利益200億円を達成し、さらなる成長を目指します。

この会社のストーリー

1978
やすらぎの商号で創業

群馬県桐生市にて、株式会社やすらぎの商号で設立。ここから中古住宅再生事業の歴史が始まる。

2012
新経営体制と商号変更

現社長の新井健資氏が就任し、新経営体制がスタート。「価値を足す」を由来とする「株式会社カチタス」へ商号を変更し、全国展開を加速。

2017
ニトリHDとの提携と東証一部上場

ニトリホールディングスと資本業務提携を締結。同年12月には東京証券取引所第一部に上場を果たし、事業成長の基盤を強化。

2019
販売件数 国内No.1を達成

中古住宅の買取再販事業において、年間販売件数で国内No.1を達成。名実ともに業界のリーディングカンパニーとなる。

2021
コロナ禍での挑戦と成長

新型コロナウイルスの影響で一時は業績に懸念もあったが、地方移住や郊外での住宅需要の高まりを追い風に、継続的な成長を達成。

2024
累計販売10万棟を突破

グループ会社のリプライスと合わせて、中古住宅の累計販売棟数が10万棟に到達。多くの家族に再生住宅を届けてきた実績を築く。

2025
第4次中期経営計画を始動

長期ビジョン「日本で一番、ひとびとの暮らしを豊かにする会社」の実現に向け、新たな中期経営計画を策定し、さらなる成長ステージへ。

2027
未来への目標:年間販売1万件へ

中期経営計画の最終年度目標として、年間販売件数1万件、営業利益200億円の達成を掲げ、挑戦を続ける。

注目ポイント

社会課題を成長の力に

深刻化する「空き家問題」をビジネスチャンスと捉え、中古住宅を買い取りリフォームして再販。社会貢献と事業成長を両立する独自のビジネスモデルが強みです。

圧倒的No.1の実績と成長性

中古住宅の買取再販で年間販売戸数No.1を誇ります。地方の潜在需要を掘り起こし、ニトリHDなどとの提携も活かして、安定した高成長を続けています。

積極的な株主還元

業績拡大に伴い、増配を継続する傾向にあります。安定した事業基盤を背景に、株主への利益還元にも積極的な姿勢が魅力です。

サービスの実績は?

100,000
グループ累計販売棟数
2025年時点
+8,000棟 YoY
7,381
年間販売戸数
2025年3月期実績
+3.4% YoY
1,295億円
売上高
2025年3月期実績
+2.2% YoY
142.2億円
営業利益
2025年3月期実績
+12.2% YoY
56
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+3.7% YoY
737
従業員数(連結)
2025年6月時点
増員傾向

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 56円
安全性
安定
自己資本比率 54.9%
稼ぐ力
高い
ROE 20.9%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
56
方針: 配当性向40%〜50%目安
1株配当配当性向
FY2021/329.530.5%
FY2022/333.537.8%
FY2023/34962.3%
FY2024/35449.4%
FY2025/35645.8%
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

カチタスは、安定的な利益成長に伴い増配を続ける配当性向40%〜50%を目安とした株主還元方針をとっています。業績に応じた利益配分を行うことで、株主価値の向上を継続的に図っています。今後も成長投資とのバランスを考慮しつつ、持続的な利益成長に基づく株主還元が期待されます。

同業比較(収益性)

不動産業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
20.9%
業界平均
13.7%
営業利益率下回る
この会社
11.0%
業界平均
116.8%
自己資本比率上回る
この会社
54.9%
業界平均
37.2%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/31,013億円
FY2023/31,213億円
FY2024/31,267億円
FY2025/31,295億円
営業利益
FY2022/3131億円
FY2023/3141億円
FY2024/3127億円
FY2025/3142億円

カチタスの業績は、中古住宅の買い取り・リフォーム販売事業が順調に拡大しており、売上高はFY2021/3の約977億円からFY2025/3には約1,295億円まで安定的に成長しています。営業利益においても、FY2026/3予想では162億円を見込むなど、中古戸建再生市場でのトップシェアを背景とした高い収益力を維持しています。ニトリホールディングスとの資本業務提携による相乗効果も発揮され、今後も年間販売件数1万件の目標達成に向けた拡大基調が継続する見通しです。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
20.9%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
11.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
11.0%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/326.3%13.4%11.6%
FY2022/320.9%10.9%13.0%
FY2023/317.0%9.2%11.6%
FY2024/321.1%11.0%10.0%
FY2025/320.9%11.5%11.0%

収益性は非常に高く、営業利益率は多くの期で11%前後を安定的に維持しており、中古住宅ビジネスにおける高い付加価値創造能力を証明しています。ROE(自己資本利益率)は20%前後と極めて高い水準にあり、限られた資本で効率よく利益を生み出す経営が浸透しています。不動産業界の中でも突出した資本効率を実現しており、リフォームによる物件価値の最大化が収益力の源泉となっています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率54.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
530億円
会社の純資産
457億円

財務健全性は極めて強固で、自己資本比率は50%から55%という高い水準で推移しており、長期的な経営の安全性は十分に確保されています。FY2024/3以降は成長投資のための有利子負債を計上していますが、依然として強固な純資産を背景に安定した財務基盤を保持しています。実質無借金経営に近い状態から成長投資へのシフトを進めており、事業拡大と財務規律のバランスが取れた健全な構成です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+11.6億円
営業CF
投資に使ったお金
-1.5億円
投資CF
借入・返済など
-42.7億円
財務CF
手元に残ったお金
+10.1億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3147億円-2,100万円-47.3億円147億円
FY2022/3-24.9億円-2,000万円-31.9億円-25.1億円
FY2023/3-14.7億円-8,500万円-31.3億円-15.5億円
FY2024/395.0億円-1.9億円39.9億円93.1億円
FY2025/311.6億円-1.5億円-42.7億円10.1億円

営業キャッシュフローは物件の仕入れ状況や販売時期によって年度ごとに変動が大きい傾向があります。FY2024/3には積極的な仕入れに伴う大規模な資金調達を実施したことで、一時的に財務キャッシュフローがプラスに転じるなど、成長に向けた投資を優先した動きが見られます。基本的には本業での営業キャッシュフローを原資として事業を拡大しており、売上増に伴う必要な投資と配当支払いのバランスを維持しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1会計及び税制について 当社グループは、日本における会計基準及び法人税をはじめとした各種の税制が適用されております
2第5475号 自 2024年3月29日 至 2029年3月28日 宅地建物 取引業法 同法第5条 及び第66条 株式会社リプライス 宅地建物取引業免許 国土交通大臣
3第7920号 自 2024年10月21日 至 2029年10月20日 宅地建物 取引業法 同法第5条 及び第66条

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3111億円36.9億円33.1%
FY2022/3127億円58.5億円46.1%
FY2023/3138億円77.4億円56.0%
FY2024/3123億円38.2億円31.0%
FY2025/3139億円43.3億円31.2%

法人税等の支払額は、年度ごとの税引前当期純利益の増減および税務上の調整事項に連動しています。FY2022/3からFY2023/3にかけて実効税率が上昇したのは、主に税務上の損益調整や繰延税金資産の取り崩し等が影響したと考えられます。直近のFY2024/3以降は31%程度で安定しており、標準的な税負担水準に収束しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
542万円
従業員数
922
平均年齢
33.7歳
平均年収従業員数前年比
当期542万円922-

平均年収は542万円となっており、不動産業界の平均水準と比較して競争力があります。事業の成長に伴い、決算特別賞与の支給など人的資本投資を積極的に行っており、従業員への利益還元を重視する姿勢が反映されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主56.2%
浮動株43.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関22.1%
事業法人等34.1%
外国法人等36%
個人その他6.1%
証券会社1.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主はニトリホールディングス・STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 みずほ銀行決済営業部)・STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 みずほ銀行決済営業部)。

株式会社ニトリホールディングス(26,712,420株)34.16%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(8,648,300株)11.06%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(6,592,400株)8.43%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 みずほ銀行決済営業部)(5,556,313株)7.11%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 みずほ銀行決済営業部)(2,352,153株)3.01%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE UKUC UCITS CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(1,657,600株)2.12%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,121,422株)1.43%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(1,102,300株)1.41%
THE BANK OF NEW YORK 133652 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,016,500株)1.3%
野村信託銀行株式会社(投信口)(919,400株)1.18%

筆頭株主である株式会社ニトリホールディングスが34.16%の株式を保有しており、戦略的パートナーとしての強固な関係を築いています。機関投資家による保有比率も高く、市場での信頼性は高い一方で、浮動株比率は限定的であり、安定した株主構造が形成されています。

会社の公式開示情報

役員報酬

8,100万円
取締役3名の合計

主な事業は中古住宅の買い取り・リフォーム・販売を手掛ける住宅再生事業です。ニトリホールディングスとの業務提携による家具付き販売やコスト効率化が強みであり、空き家の増加という社会課題を背景に安定した収益基盤を構築しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 3名(27.3% 男性 8
27%
73%
監査報酬
4,400万円
連結子会社数
1
平均勤続年数(従業員)
6.6
臨時従業員数
59

女性役員比率が27.2%と比較的高い水準を維持しており、多様な視点を取り入れた経営体制を目指しています。監査報酬として4,400万円を計上し、連結子会社を管理する中で適切な監査体制を構築しており、東証プライム上場企業としてガバナンスへの取り組みが強化されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
営業利益は予想を上回るも、売上高は未達傾向。中計目標は挑戦的だが進捗は順調。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第4次中期経営計画
FY2026〜FY2028
年間販売件数: 目標 10,000件 順調 (7,381件)
73.8%
営業利益: 目標 200億円 順調 (142.2億円)
71.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251,345億円1,295億円-3.7%
FY20241,325億円1,267億円-4.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025140億円142億円+1.6%
FY2024132億円127億円-4.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

カチタスは2028年3月期を最終年度とする第4次中期経営計画を推進中です。年間販売件数1万件と営業利益200億円という高い目標を掲げています。直近のFY2025実績は営業利益142.2億円(進捗率71.1%)と順調に見えますが、売上高の期初予想は2期連続で未達となっており、物価高によるリフォーム費用の増加や消費マインドの冷え込みが販売件数の伸びを抑制している可能性があります。目標達成には、仕入れ競争力の強化と販売ペースの加速が鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

カチタスのTSR(株主総利回り)は、FY2022まではTOPIXを上回るパフォーマンスを見せていましたが、FY2023以降はTOPIXに劣後(アンダーパフォーム)しています。これは、同社の安定成長は続いているものの、金利上昇懸念や住宅市場の不透明感が株価の上値を抑えた一方、TOPIXは大型株主導で大きく上昇したことが背景にあると考えられます。株価が再度TOPIXを上回るパフォーマンスを示すには、中計目標の達成による成長ストーリーの再評価が不可欠です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+26.7%
100万円 →126.7万円
26.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021179.8万円+79.8万円79.8%
FY2022198.4万円+98.4万円98.4%
FY2023155.1万円+55.1万円55.1%
FY2024124.8万円+24.8万円24.8%
FY2025126.7万円+26.7万円26.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残80,700株
売り残49,600株
信用倍率1.63倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第48期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
第48期定時株主総会2026年6月下旬

カチタスのPER(24.1倍)とPBR(5.69倍)は不動産業界の平均を大きく上回っており、市場から高い成長性が期待されていることを示唆しています。一方で配当利回りは業界平均より低めです。信用倍率は1.63倍と比較的落ち着いており、過熱感は限定的。今後は、高い期待に見合う業績成長を続けられるかが株価の焦点となります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
38
日本経済新聞, 株探, IFIS株予報, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 15%
不動産業 500社中 75位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績報告45%
中期経営計画25%
株価・レーティング15%
地域連携・CSR15%

最近の出来事

2026年2月3Q好調

第3四半期決算にて営業利益が前年同期比31.1%増の142.48億円を記録し、高い成長性を証明。

2025年11月業績上方修正

4〜9月期の純利益が59億円に達し、通期業績予想を上方修正。

2025年5月中期経営計画

第4次中期経営計画を策定し、年間販売1万件および営業利益200億円の長期目標を掲げる。

カチタス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 56円
安全性
安定
自己資本比率 54.9%
稼ぐ力
高い
ROE 20.9%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「地方の空き家再生で国内No.1、ニトリと組んで『お、ねだん以上。』な中古住宅を全国展開」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU