イメージ ワン2667
ImageONE Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが病院でレントゲンやCTスキャンを撮ったとき、その大量の画像データを医師が見やすく管理・分析するためのシステムを、イメージワンが提供しています。複数の病院間でデータを共有したり、AIを使って診断をサポートしたりと、医療の質の向上に貢献しています。また、普段ニュースで目にする災害状況の把握や、天気予報で使われる雲の動きの分析など、宇宙から地球を撮影した「衛星画像」を販売する事業も手掛けています。私たちの生活に直接は見えにくいですが、医療や防災といった社会の重要なインフラを「画像」の力で支えている会社です。
祖業の衛星画像販売と医療向け画像システムを主力としますが、直近5期連続で営業赤字と苦戦が続いています。2025期決算では売上高8.7億円に対し、営業損失は4.10億円を計上しました。経営再建に向けて一部事業の譲渡や資本業務提携を進めており、2026期には売上高13.8億円、営業利益0.76億円へのV字回復を目指す計画を掲げています。この計画達成の確度が、今後の株価を左右する最大の焦点となるでしょう。
会社概要
- 業種
- 卸売業
- 決算期
- 9月
- 本社
- 東京都品川区大崎1-6-3 大崎ニューシティ3号館 6F
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 1.2% | 0.7% | 1.8% |
| 2017/09期 | 17.2% | 10.3% | 11.1% |
| 2018/09期 | 0.6% | 0.4% | 2.4% |
| 2019/09期 | 13.6% | 8.6% | 2.3% |
| 2020/09期 | 31.7% | 21.2% | 22.8% |
| 2021/09期 | 22.2% | 19.4% | 13.6% |
| 2022/09期 | 12.9% | 11.1% | 7.7% |
| 2023/09期 | 29.1% | 21.4% | 23.0% |
| 2024/09期 | 69.6% | 40.3% | 54.0% |
| 2025/09期 | 77.0% | 37.8% | 47.3% |
| 1Q FY2026/9 | 22.2%(累計) | 10.0%(累計) | 72.3% |
営業利益率が2024/03期には-54.0%、2025/03期には-47.3%と極めて低い水準で推移しており、本業の収益性が著しく悪化しています。これに伴いROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)も深刻なマイナスを記録しており、投下資本に対するリターンが確保できていない状態です。収益性の早期回復には、採算の取れない事業の整理と、成長領域への経営資源の再配分が不可欠な状況にあります。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/09期 | 24.4億円 | 3.3億円 | 5.0億円 | -55.4円 | +23.0% |
| 2022/09期 | 34.3億円 | 2.6億円 | 3.4億円 | -33.3円 | +40.9% |
| 2023/09期 | 29.8億円 | 6.8億円 | 6.5億円 | -60.4円 | -13.3% |
| 2024/09期 | 15.6億円 | 8.4億円 | 8.9億円 | -82.9円 | -47.5% |
| 2025/09期 | 8.7億円 | 4.1億円 | 5.6億円 | -50.5円 | -44.6% |
当社の業績は、主力事業である医療画像システム等の販売不振に加え、事業ポートフォリオの再構築に伴うコスト増により、直近数期にわたり大幅な減収および営業赤字が継続しています。2024/03期から2025/03期にかけて売上高は15.6億円から8.7億円へと大きく減少しており、経営環境の厳しさが顕著に表れています。一方、2026/03期予想では売上高13.8億円、営業利益0.8億円と黒字転換を見込んでおり、抜本的な構造改革による収益改善が期待されています。 【1Q 2026/09期実績】売上1.7億円(通期予想比12%)、営業利益△1.2億円(同-162%)、純利益△1.4億円(同-60%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
卸売業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINET開示情報では、医療画像システムや衛星画像販売といった特定セグメントへの収益依存度が高いことがリスク要因として指摘されています。近年は不採算事業の撤退や組織改革を進めており、構造転換が経営上の最重要課題となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 31億円 | — | 34億円 | +10.6% |
| 2023期 | 44億円 | — | 30億円 | -31.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 1億円 | — | -3億円 | 大幅未達 |
| 2023期 | 1億円 | — | -7億円 | 大幅未達 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
過去の中期経営計画(2021期目標)は売上高40億円・営業利益8億円に対し、実績は売上高24.4億円・営業損失3.31億円と大幅な未達に終わりました。近年の業績予想も、売上は達成することもある一方、利益計画は未達が常態化しており、収益性の改善が急務です。現在、明確な中期経営計画は取り下げられており、2026期の単年度業績予想として黒字転換を掲げていますが、その達成確度を慎重に見極める必要があります。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
医療経営管理システム「ONE Viewer」等の事業をメディカル・トラスト・ソリューションズへ譲渡し、経営効率化を推進。
2026年9月期第1四半期決算は、売上高1.7億円、経常損益△1.3億円と収益性が低迷。
AI医療診断支援装置「AI-BOX」代理店のブランと資本業務提携を締結。
低コストで高精度な地図作成が可能な3次元データ計測システムの販売を開始。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
自己資本比率は2021/03期の89.7%から2025/03期には48.9%まで低下しており、継続的な赤字計上によって純資産が大きく毀損しています。有利子負債はゼロで推移している点は評価できますが、資産規模も2022/03期の32.2億円から2025/03期には13.9億円へと縮小傾向にあります。財務基盤を安定させるためには、赤字の解消による資本蓄積の再開が最優先の経営課題です。 【1Q 2026/09期】総資産13億円、純資産5.9億円、自己資本比率41.3%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 1.2億円 | 2,300万円 | 1.8億円 | 9,900万円 |
| 2017/09期 | 4.2億円 | 4,300万円 | 2.6億円 | 4.6億円 |
| 2018/09期 | 2,700万円 | 2.6億円 | 7.3億円 | 2.3億円 |
| 2019/09期 | 2,000万円 | 4.5億円 | 600万円 | 4.3億円 |
| 2020/09期 | 1.6億円 | 0円 | 5.0億円 | 1.6億円 |
| 2021/09期 | 5.2億円 | 1,900万円 | 12.3億円 | 5.4億円 |
| 2022/09期 | 3.2億円 | 9.8億円 | 3.0億円 | 13.0億円 |
| 2023/09期 | 3,900万円 | 2.5億円 | 9,100万円 | 2.9億円 |
| 2024/09期 | 2.1億円 | 2,500万円 | 3,600万円 | 2.3億円 |
| 2025/09期 | 4.5億円 | 6,100万円 | 5.2億円 | 5.1億円 |
本業の稼ぐ力を示す営業キャッシュフローが断続的にマイナスとなっており、営業活動による現金創出が困難な状況が続いています。2025/03期には財務キャッシュフローが5.2億円のプラスとなっていますが、これは主に資金調達によるものであり、持続可能なキャッシュ創出構造への転換が急務です。投資キャッシュフローは限定的であり、現時点では成長投資よりも事業維持と資金繰りの確保が優先されています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2017/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2018/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2019/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/09期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/09期 | 0円 | 0.0% |
現在、株主優待制度は実施していません。
当社は長引く業績低迷のため無配が続いており、現時点で安定的な配当方針を策定できる段階にはありません。今後の配当については、業績の黒字定着と強固な財務基盤の構築を最優先とし、株主還元については将来の検討課題としています。再建計画の進捗に合わせて、持続的な企業価値向上を目指す姿勢です。
株の売買状況と今後の予定
PBRは4.20倍と業界平均を大きく上回っており、将来の黒字転換への期待が織り込まれている一方、割高感も否めません。信用倍率は30倍を超え、信用買い残が積み上がっているため、将来的な需給悪化のリスクには注意が必要です。時価総額29億円は小型株に分類され、ボラティリティ(株価変動率)が高くなりやすい傾向があります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 1,700万円 | 700万円 | 41.2% |
| 2017/09期 | -1.8億円 | 0円 | - |
| 2018/09期 | 1,600万円 | 800万円 | 50.0% |
| 2019/09期 | 6.9億円 | 4.5億円 | 64.9% |
| 2020/09期 | -5.8億円 | 0円 | - |
| 2021/09期 | -4.1億円 | 0円 | - |
| 2022/09期 | -3.2億円 | 0円 | - |
| 2023/09期 | -7.1億円 | 0円 | - |
| 2024/09期 | -8.7億円 | 0円 | - |
| 2025/09期 | -4.5億円 | 0円 | - |
業績不振による度重なる経常赤字の影響で、過去数期にわたり法人税等の支払いは発生していません。赤字による繰越欠損金の存在が税負担を抑える要因となっており、当面は納税負担の発生しない状況が続くと見込まれます。2026/03期予想においても黒字転換を見込みつつ、過去の欠損金の利用により実効税率は特殊な数値を示しています。
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イメージ ワン まとめ
「衛星画像と医療ITの二刀流で、赤字脱却とV字回復を目指す技術系商社」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。