2667スタンダード

イメージ ワン

ImageONE Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月30日

ROE-78.0%
BPS52.6円
自己資本比率48.9%
FY2025/3 有報データ

画像技術で医療と地球の未来を拓く、社会貢献型ソリューション企業

ヘルスケアと地球環境の分野で高品質なソリューションを提供し、豊かで健康的な社会の実現に貢献すること。

この会社ってなに?

あなたが病院でレントゲンやCTスキャンを撮ったとき、その大量の画像データを医師が見やすく管理・分析するためのシステムを、イメージワンが提供しています。複数の病院間でデータを共有したり、AIを使って診断をサポートしたりと、医療の質の向上に貢献しています。また、普段ニュースで目にする災害状況の把握や、天気予報で使われる雲の動きの分析など、宇宙から地球を撮影した「衛星画像」を販売する事業も手掛けています。私たちの生活に直接は見えにくいですが、医療や防災といった社会の重要なインフラを「画像」の力で支えている会社です。

祖業の衛星画像販売と医療向け画像システムを主力としますが、直近5期連続で営業赤字と苦戦が続いています。FY2025決算では売上高8.7億円に対し、営業損失は4.10億円を計上しました。経営再建に向けて一部事業の譲渡や資本業務提携を進めており、FY2026には売上高13.8億円、営業利益0.76億円へのV字回復を目指す計画を掲げています。この計画達成の確度が、今後の株価を左右する最大の焦点となるでしょう。

卸売業スタンダード市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
9月
本社
東京都品川区大崎1-6-3 大崎ニューシティ3号館 6F
公式
www.imageone.co.jp

社長プロフィール

川倉 歩
川倉 歩
代表取締役社長
ビジョナリー
当社は「人の健康、国の安心・安全」をテーマに、画像技術でお客様の意思決定を支援し社会に貢献することを目指しています。ヘルスケアと地球環境ソリューションを両輪に、高品質なサービスを提供し、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。

この会社のストーリー

1984
株式会社イメージ・ワン設立

人工衛星画像の販売事業を目的として会社を設立。宇宙からの視点で地球を見つめる事業をスタートさせた。

2000
ナスダック・ジャパン市場(現:東証スタンダード)へ上場

設立から16年、衛星画像事業の成長を背景に株式上場を果たす。企業としての信頼性と成長への期待が高まった。

2010
医療分野への本格進出

培ってきた画像処理技術を活かし、医療画像システム事業を開始。新たな成長の柱を築くべく挑戦が始まった。

2015
EBM社との資本業務提携

台湾の医療情報システム開発企業EBM Technologies,Inc.と提携。グローバルな技術連携で医療ソリューションを強化した。

2020
再生可能エネルギー分野へ参入

地球環境ソリューション事業の一環として、太陽光発電などの再生可能エネルギー事業に参入。事業の多角化を進める。

2024
事業ポートフォリオの再構築

医療経営管理システムなど一部事業を譲渡し、主力事業への集中を加速。収益構造の改善を目指す変革期を迎えている。

2025
AI医療診断支援装置の展開強化

総合医療診断支援装置「AI-BOX」の代理店であるブランと資本業務提携。AIを活用した最先端医療分野での成長を目指す。

注目ポイント

祖業の衛星画像から医療・環境へ

衛星画像販売からスタートし、その画像処理技術を医療分野や再生可能エネルギー分野に応用。社会貢献性の高い事業へ果敢に挑戦し続けています。

AI医療分野への積極投資

近年、AIを活用した医療診断支援システムなど、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波に乗る新事業へ注力。未来の医療を支える技術で成長を目指します。

事業再編による成長再加速

事業の選択と集中を進め、経営体制を刷新。厳しい業績が続く中でも、将来の飛躍に向けたポートフォリオ改革に取り組んでいます。

サービスの実績は?

-44.2%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
4.10億円
営業損失額
FY2025実績
1,851万円
従業員一人当たり売上高
FY2025実績ベース
0
1株あたり配当金
FY2025実績
5.59億円
純損失額
FY2025実績

ひとめ診断

業績
低迷
赤字
配当
なし
配当なし
安全性
普通
自己資本比率 48.9%
稼ぐ力
低い
ROE -78.0%
話題性
不評
ポジティブ 20%

配当・優待はもらえる?

もらえません
1株配当(最新期)
0
方針: 未定
1株配当配当性向
FY2016/300.0%
FY2017/300.0%
FY2018/300.0%
FY2019/300.0%
FY2020/300.0%
FY2021/300.0%
FY2022/300.0%
FY2023/300.0%
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

当社は長引く業績低迷のため無配が続いており、現時点で安定的な配当方針を策定できる段階にはありません。今後の配当については、業績の黒字定着と強固な財務基盤の構築を最優先とし、株主還元については将来の検討課題としています。再建計画の進捗に合わせて、持続的な企業価値向上を目指す姿勢です。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
-78.0%
業界平均
8.5%
営業利益率下回る
この会社
-47.3%
業界平均
5.4%
自己資本比率上回る
この会社
48.9%
業界平均
48.6%

業績推移

儲かってるの?

赤字です
売上高
FY2022/334.3億円
FY2023/329.8億円
FY2024/315.6億円
FY2025/38.7億円
営業利益
FY2022/3-2.6億円
FY2023/3-6.8億円
FY2024/3-8.4億円
FY2025/3-4.1億円

当社の業績は、主力事業である医療画像システム等の販売不振に加え、事業ポートフォリオの再構築に伴うコスト増により、直近数期にわたり大幅な減収および営業赤字が継続しています。FY2024/3からFY2025/3にかけて売上高は15.6億円から8.7億円へと大きく減少しており、経営環境の厳しさが顕著に表れています。一方、FY2026/3予想では売上高13.8億円、営業利益0.8億円と黒字転換を見込んでおり、抜本的な構造改革による収益改善が期待されています。

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-78.0%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
-40.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
-47.3%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/31.2%0.7%1.8%
FY2017/3-16.2%-10.2%-11.1%
FY2018/30.5%0.4%2.4%
FY2019/312.8%7.1%-2.3%
FY2020/3-31.9%-26.7%-22.8%
FY2021/3-19.0%-17.1%-13.6%
FY2022/3-13.0%-10.6%-7.7%
FY2023/3-35.6%-22.8%-23.0%
FY2024/3-121.0%-56.7%-54.0%
FY2025/3-78.0%-40.2%-47.3%

営業利益率がFY2024/3には-54.0%、FY2025/3には-47.3%と極めて低い水準で推移しており、本業の収益性が著しく悪化しています。これに伴いROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)も深刻なマイナスを記録しており、投下資本に対するリターンが確保できていない状態です。収益性の早期回復には、採算の取れない事業の整理と、成長領域への経営資源の再配分が不可欠な状況にあります。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率48.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
7.2億円

自己資本比率はFY2021/3の89.7%からFY2025/3には48.9%まで低下しており、継続的な赤字計上によって純資産が大きく毀損しています。有利子負債はゼロで推移している点は評価できますが、資産規模もFY2022/3の32.2億円からFY2025/3には13.9億円へと縮小傾向にあります。財務基盤を安定させるためには、赤字の解消による資本蓄積の再開が最優先の経営課題です。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-4.5億円
営業CF
投資に使ったお金
-6,100万円
投資CF
借入・返済など
+5.2億円
財務CF
手元に残ったお金
-5.1億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/31.2億円-2,300万円1.8億円9,900万円
FY2017/3-4.2億円-4,300万円2.6億円-4.6億円
FY2018/32,700万円-2.6億円7.3億円-2.3億円
FY2019/3-2,000万円4.5億円-600万円4.3億円
FY2020/31.6億円0円-5.0億円1.6億円
FY2021/3-5.2億円-1,900万円12.3億円-5.4億円
FY2022/3-3.2億円-9.8億円3.0億円-13.0億円
FY2023/33,900万円2.5億円-9,100万円2.9億円
FY2024/3-2.1億円-2,500万円-3,600万円-2.3億円
FY2025/3-4.5億円-6,100万円5.2億円-5.1億円

本業の稼ぐ力を示す営業キャッシュフローが断続的にマイナスとなっており、営業活動による現金創出が困難な状況が続いています。FY2025/3には財務キャッシュフローが5.2億円のプラスとなっていますが、これは主に資金調達によるものであり、持続可能なキャッシュ創出構造への転換が急務です。投資キャッシュフローは限定的であり、現時点では成長投資よりも事業維持と資金繰りの確保が優先されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/31,700万円700万円41.2%
FY2017/3-1.8億円0円-
FY2018/31,600万円800万円50.0%
FY2019/36.9億円4.5億円64.9%
FY2020/3-5.8億円0円-
FY2021/3-4.1億円0円-
FY2022/3-3.2億円0円-
FY2023/3-7.1億円0円-
FY2024/3-8.7億円0円-
FY2025/3-4.5億円0円-

業績不振による度重なる経常赤字の影響で、過去数期にわたり法人税等の支払いは発生していません。赤字による繰越欠損金の存在が税負担を抑える要因となっており、当面は納税負担の発生しない状況が続くと見込まれます。FY2026/3予想においても黒字転換を見込みつつ、過去の欠損金の利用により実効税率は特殊な数値を示しています。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報では、医療画像システムや衛星画像販売といった特定セグメントへの収益依存度が高いことがリスク要因として指摘されています。近年は不採算事業の撤退や組織改革を進めており、構造転換が経営上の最重要課題となっています。

会社の計画は順調?

D
総合評価
過去の中計は大幅未達。業績予想も利益面での乖離が大きく、計画達成力に課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 業績予想
FY2026
売上高: 目標 13.8億円 やや遅れ (8.7億円)
63%
営業利益: 目標 0.76億円 大幅遅れ (-4.10億円)
0%
純利益: 目標 2.26億円 大幅遅れ (-5.59億円)
0%
(旧)中期経営計画
FY2019~FY2021
売上高: 目標 40億円 未達 (24.4億円)
61%
営業利益: 目標 8億円 未達 (-3.31億円)
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202231億円34億円+10.6%
FY202344億円30億円-31.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20221億円-3億円大幅未達
FY20231億円-7億円大幅未達

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

過去の中期経営計画(FY2021目標)は売上高40億円・営業利益8億円に対し、実績は売上高24.4億円・営業損失3.31億円と大幅な未達に終わりました。近年の業績予想も、売上は達成することもある一方、利益計画は未達が常態化しており、収益性の改善が急務です。現在、明確な中期経営計画は取り下げられており、FY2026の単年度業績予想として黒字転換を掲げていますが、その達成確度を慎重に見極める必要があります。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,463,100株
売り残47,400株
信用倍率30.87倍
2026年3月時点の観測値時点
今後の予定
2026年9月期 第2四半期決算発表2026/05/14 (予定)
2026年9月期 第3四半期決算発表2026/08/13 (予定)

PBRは4.20倍と業界平均を大きく上回っており、将来の黒字転換への期待が織り込まれている一方、割高感も否めません。信用倍率は30倍を超え、信用買い残が積み上がっているため、将来的な需給悪化のリスクには注意が必要です。時価総額29億円は小型株に分類され、ボラティリティ(株価変動率)が高くなりやすい傾向があります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
18
前月比 -15.2%
メディア数
12
株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, M&A Online, 日本経済新聞
業界内ランキング
上位 65%
卸売業 480社中 312位
報道のトーン
20%
好意的
35%
中立
45%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算45%
事業譲渡・M&A30%
大株主動向15%
商品・サービス10%

最近の出来事

2026年2月事業譲渡

医療経営管理システム「ONE Viewer」等の事業をメディカル・トラスト・ソリューションズへ譲渡し、経営効率化を推進。

2026年2月1Q赤字

2026年9月期第1四半期決算は、売上高1.7億円、経常損益△1.3億円と収益性が低迷

2025年12月資本業務提携

AI医療診断支援装置「AI-BOX」代理店のブランと資本業務提携を締結。

2025年10月計測システム販売

低コストで高精度な地図作成が可能な3次元データ計測システムの販売を開始。

最新ニュース

ネガティブ
2/12 · Yahoo!ファイナンス
中立
【5%ルール】:イメージワン、abc株式会社の保有割合が19.11%に上昇
1/26 · Yahoo!ファイナンス
中立
Seacastle Singapore Pte.Ltdの保有割合が減少
1/20 · 株探
ポジティブ
新規商品 取扱い開始のお知らせ
1/13 · PR TIMES

イメージ ワン まとめ

ひとめ診断

業績
低迷
赤字
配当
なし
配当なし
安全性
普通
自己資本比率 48.9%
稼ぐ力
低い
ROE -78.0%
話題性
不評
ポジティブ 20%

「衛星画像と医療ITの二刀流で、赤字脱却とV字回復を目指す技術系商社」

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU