8255プライム

アクシアル リテイリング

Axial Retailing Inc.

最終更新日: 2026年3月29日

ROE10.1%
BPS95.4円
自己資本比率66.0%
FY2025/3 有報データ

新潟・群馬の食卓を支える!生鮮食品に強みを持つ地域密着型スーパー

食を通じて地域社会の豊かな未来を創造し、お客様にとって最も信頼され、なくてはならない存在となることを目指します。

この会社ってなに?

あなたが新潟県や群馬県を訪れた際、「原信」や「ナルス」、「フレッセイ」といったスーパーマーケットで買い物をしたことはありませんか?実はこれらの地域に根差したお店を運営しているのが、アクシアル リテイリングです。私たちが普段手に取る新鮮な野菜やお肉、美味しいお惣菜は、同社が地域の生産者と協力し、効率的な物流網を駆使することで届けられています。あなたの食卓に並ぶ「いつもの味」の裏側で、アクシアル リテイリングが地域の食生活を力強く支えているのです。

新潟・群馬を地盤とする食品スーパー連合。FY2025は売上高2,818.7億円(前期比4.3%増)、営業利益120.60億円(同2.4%増)と増収増益を達成しました。しかし、FY2026の会社予想では売上高2,860億円(同1.5%増)と増収を維持するものの、営業利益は114億円(同5.5%減)と減益を見込んでいます。競争激化やコスト増を背景に、今後は物流拠点新設による効率化やPB商品の強化を通じて収益性を維持できるかが焦点となります。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
新潟県長岡市中之島1993番地17
公式
www.axial-r.com

社長プロフィール

原 和彦
原 和彦
代表取締役社長・CEO
堅実派
私たちは、毎日の生活に不可欠な商品をより安く提供し、お客様の豊かな文化生活に貢献することを使命としています。これからも現状の改革と計画の実現にスピード感を持って取り組み、地域社会と共に成長していくことを目指します。

この会社のストーリー

1967
原信ナルスホールディングスの前身が設立

新潟県長岡市でスーパーマーケット事業を開始。後のアクシアル リテイリングの中核となる企業の歴史が始まる。

1988
株式を店頭登録(現:上場)

企業としての信頼性を高め、さらなる成長に向けた経営基盤を確立する。

2013
新潟の原信ナルスと群馬のフレッセイが経営統合

新潟と群馬の有力スーパーが統合し「アクシアル リテイリング株式会社」が誕生。北関東・信越地方での競争力を一気に高める大きな転機となった。

2017
長野市に新たな物流拠点を開設

長野県内での事業拡大を目指し、物流網を強化。より効率的な商品供給体制を構築する。

2019
公式アプリ「原信ナルス公式アプリ」をリリース

顧客とのデジタル接点を強化し、利便性を向上させる。お得な情報やクーポンを提供し、ロイヤリティ向上を図る。

2023
連結子会社の吸収合併

グループ内の経営資源を最適化し、経営基盤の強化を図るため、子会社のフレッセイが力丸流通サービスを吸収合併した。

2024
新中期経営計画(2024~2026年度)がスタート

持続的な成長を目指し、新たな3ヶ年の中期経営計画を始動。資本効率を意識した経営と事業改革に取り組む。

注目ポイント

新潟・群馬地盤の安定した経営

新潟の「原信」「ナルス」、群馬の「フレッセイ」という地域一番店が統合して誕生。盤石な顧客基盤を背景に、安定した業績を継続しています。

生鮮食品への強みと独自サービス

自社の加工センターを活用した鮮度の高い生鮮食品が強みです。また、購入商品を詰めてくれる「袋詰めサービス」など、独自のサービスで顧客満足度を高めています。

選べる株主優待

株主は保有株式数に応じて、店舗で使える優待券、QUOカード、新潟県産コシヒカリ、自社開発商品詰合せから好きなものを選べます。

サービスの実績は?

2,818.7億円
連結売上高
FY2025実績
+4.3% YoY
120.60億円
連結営業利益
FY2025実績
+2.4% YoY
27
1株当たり配当金
FY2025実績
-58円 YoY
85
1株当たり配当金 (FY2024)
FY2024実績
+5円 YoY
1.5%増
売上高成長率予想
FY2026会社予想
5.5%減
営業利益成長率予想
FY2026会社予想

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 27円
安全性
安定
自己資本比率 66.0%
稼ぐ力
高い
ROE 10.1%
話題性
好評
ポジティブ 60%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
27
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
FY2021/38022.3%
FY2022/38026.1%
FY2023/38029.0%
FY2024/385103.9%
FY2025/32727.1%
株主優待
あり
権利確定月3月

当グループは配当の安定性を重視しつつ、連結配当性向の目標を掲げた株主還元方針をとっています。収益成長に応じた適切な利益配分を行い、株主の皆様への長期的な還元を目指しています。今後も強固な財務体質と営業キャッシュフローを背景に、持続的な配当維持・向上を志向しています。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.1%
業界平均
5.0%
営業利益率下回る
この会社
4.3%
業界平均
5.9%
自己資本比率上回る
この会社
66.0%
業界平均
49.9%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/32,465億円
FY2023/32,550億円
FY2024/32,702億円
FY2025/32,819億円
営業利益
FY2022/3103億円
FY2023/3104億円
FY2024/3118億円
FY2025/3121億円

当グループは新潟県を地盤とする食品スーパー「原信」「ナルス」等の展開が主軸であり、売上高は堅調に推移し、FY2025/3には2,818億円を記録しました。コロナ禍の影響による消費行動の変化や競合他社の出店攻勢はあるものの、グループ内での経営資源の最適化や効率的な物流体制の構築により、利益面での成長を維持しています。次期も更なる収益拡大を見込んでおり、強固な営業基盤を背景とした安定的な売上成長が期待されています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.1%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.7%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
4.3%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/312.0%7.3%4.7%
FY2022/39.6%6.1%4.2%
FY2023/38.1%5.2%4.1%
FY2024/38.9%5.7%4.4%
FY2025/310.1%6.7%4.3%

売上高営業利益率は4%前後で安定しており、小売業として一定の効率性を維持しています。ROE(自己資本利益率)はFY2025/3時点で10.1%まで回復しており、資本を効率的に活用して利益を生み出す体質が強化されています。生鮮食品を中心とした独自サービスの提供やDX推進によるコストコントロールが、収益性の高い経営基盤を支える要因となっています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率66.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
37.6億円
会社の純資産
893億円

自己資本比率は66.0%と非常に高い水準を維持しており、極めて強固な財務体質を誇ります。有利子負債は極めて低水準で推移しており、負債に頼らない無借金経営に近い健全な資本構成が特徴です。豊富な内部留保を元手に、物流拠点の拡充や新店開設といった成長投資を積極的に行える財政的な余力を保持しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+118億円
営業CF
投資に使ったお金
-76.7億円
投資CF
借入・返済など
-32.8億円
財務CF
手元に残ったお金
+41.5億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3145億円-76.3億円-21.7億円68.2億円
FY2022/394.3億円-58.0億円-22.1億円36.3億円
FY2023/3126億円-92.9億円-22.1億円33.0億円
FY2024/3171億円-119億円-37.5億円52.4億円
FY2025/3118億円-76.7億円-32.8億円41.5億円

営業キャッシュフローは安定して100億円を超える水準を創出しており、本業での高い収益獲得能力が裏付けられています。投資キャッシュフローは店舗刷新や物流網の拡充に伴う設備投資が中心であり、将来の成長に向けた戦略的な資金配分が継続的に行われています。潤沢な営業キャッシュフローにより、財務活動(配当支払い等)と投資のバランスを保ちながら強固なキャッシュポジションを維持しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1重要事象等 提出会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他提出会社の経営に重要な影響を及ぼす事象はありません
2電子記録移転有価証券表示権利等に関する事項 該当事項はありません

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3126億円42.9億円34.1%
FY2022/3106億円35.4億円33.4%
FY2023/3109億円45.8億円41.9%
FY2024/3123億円48.9億円39.7%
FY2025/3127億円37.0億円29.1%

法人税等の支払額は税引前利益の増減に伴い変動しており、概ね法定実効税率に準じた範囲で推移しています。FY2023/3およびFY2024/3に見られた実効税率の一時的な上昇は、特定の税務調整や会計処理の影響によるものと考えられます。基本的には安定した収益確保により、社会貢献としての納税義務を適切に果たしています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
807万円
従業員数
2,620
平均年齢
52.1歳
平均年収従業員数前年比
当期807万円2,620-

従業員平均年収は807万円と、小売業界の平均と比較しても非常に高い水準にあります。これは新潟・北陸・北関東を地盤とする地域密着型の強固な収益基盤と、加工センターを活用した生鮮食品の付加価値経営が、従業員への利益還元として機能している背景があります。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主49.9%
浮動株50.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関25.2%
事業法人等24.8%
外国法人等11.3%
個人その他37.7%
証券会社1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は商工組合中央金庫。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(7,532,000株)8.39%
株式会社第四北越銀行(常任代理人  日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(4,005,000株)4.46%
植木 威行(3,709,000株)4.13%
株式会社商工組合中央金庫(2,912,000株)3.24%
原  和彦(2,800,000株)3.12%
原  信博(2,754,000株)3.06%
株式会社ニューサンライフ(2,538,000株)2.82%
原和彦アセットマネジメント株式会社(2,217,000株)2.47%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,821,000株)2.02%
アクシアル リテイリング従業員持株会(1,791,000株)1.99%

同社の株主構成は、日本マスタートラスト信託銀行等の機関投資家が上位を占めており、安定した保有体制が見て取れます。一方で、創業家に関連する個人や関連法人の持株比率も一定水準を維持しており、経営に対する創業家の影響力が依然として重要な役割を果たしている構造です。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億4,900万円
取締役7名の合計

同社はスーパーマーケット事業を主軸に、情報処理や印刷、清掃等の関連事業を抱える連結子会社11社体制で展開しています。開示情報からは、競合他社との低価格競争や業態の垣根を越えた競争激化が事業リスクとして認識されており、物流網の効率化と持続的な経営基盤強化が最優先課題となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 1名(7.7% 男性 12
8%
92%
監査報酬
5,400万円
連結子会社数
11
設備投資額
79.1億円
平均勤続年数(従業員)
3.2
臨時従業員数
6492

女性役員比率は7.7%と向上余地があるものの、監査体制の強化や連結経営の推進が進んでいます。グループ全体で2,620人の正社員と約6,500人の臨時従業員を抱える大規模な小売グループであり、持続可能な成長とガバナンス体制の両立に向けた取り組みが統合報告書等でも明示されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
期初予想を上回る着地が多く精度は高いが、成長の勢いは緩やか。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(2024〜2026)
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 2,860億円 順調 (2,818.7億円)
98.56%
営業利益: 目標 114億円 順調 (120.60億円)
105.79%
ROE: 目標 8.0%以上 順調 (8.7%)
108.75%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20252,800億円2,819億円+0.7%
FY20242,560億円2,702億円+5.6%
FY20232,475億円2,550億円+3.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025121億円121億円-0.3%
FY202489億円118億円+32.3%
FY202398億円104億円+6.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では、最終年度(FY2026)の売上高2,860億円、営業利益114億円を目標としています。直近のFY2025実績は売上高2,818.7億円、営業利益120.60億円と、目標に対して売上高進捗率98.6%、営業利益は既に超過達成しており、計画は順調に進んでいると言えます。過去の業績予想も保守的な傾向があり、期初予想を上回って着地するケースが多く見られ、堅実な経営姿勢が伺えます。ただし、来期は減益予想であり、目標達成に向けた収益性改善が課題となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

同社のTSR(株主総利回り)は、FY2021からFY2025までの5年間、継続してTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)しています。これは、株価がTOPIXの上昇率ほどには伸び悩んだことを示唆しています。同社が安定した配当を維持している一方で、食品スーパー業界の競争激化や成長性の限界が市場から意識され、株価の上昇モメンタムが限定的だったことが背景にあると考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+7.7%
100万円 →107.7万円
7.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021123.0万円+23.0万円23.0%
FY202284.4万円-15.6万円-15.6%
FY202392.2万円-7.8万円-7.8%
FY2024112.6万円+12.6万円12.6%
FY2025107.7万円+7.7万円7.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残7,100株
売り残60,800株
信用倍率0.12倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月上旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

信用倍率は0.12倍と売り残が買い残を大幅に上回っており、将来の株価下落を見込む空売りが多い状況です。これは短期的な過熱感への警戒や、将来の業績への懸念を反映している可能性があります。一方で、PER・PBRは業界平均と比較してやや割安な水準にあり、配当利回りは平均を上回っています。割安感と高い信用売り残が交錯しており、今後の決算発表が株価の方向性を決める重要な材料となりそうです。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1,300社中 195位
報道のトーン
60%
好意的
35%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績発表45%
物流・事業拡大25%
M&A・組織再編20%
その他10%

最近の出来事

2024年12月組織再編

連結子会社のフレッセイが力丸流通サービスを吸収合併し、グループ経営資源の効率化を推進。

2025年1月物流拠点稼働

長野市内に新たな物流拠点を開設し、供給体制の強化による営業基盤の拡充を図る。

2025年2月好決算

2026年3月期第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比9.4%増の103億円を達成。

最新ニュース

中立
アクシアルリテイリングの2月度月次業績推移を発表
3/3 · 日本経済新聞
中立
アクシアルリテイリング、役員の異動に関するお知らせ
2/24 · 日本経済新聞
ポジティブ
第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.4%増
2/3 · 株探
ポジティブ
アクシアルリテイリング、長野市内の新物流拠点が稼働
1/18 · 日本経済新聞
ポジティブ
傘下の連結子会社フレッセイが力丸流通サービスを吸収合併
12/12 · 日本経済新聞

アクシアル リテイリング まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 27円
安全性
安定
自己資本比率 66.0%
稼ぐ力
高い
ROE 10.1%
話題性
好評
ポジティブ 60%

「新潟・群馬の地元密着スーパー連合が、生鮮食品の強みを武器に堅実成長を続ける地域経済の要」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU