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リンガーハット8200

RINGER HUT CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/29
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
普通
自己資本比率 46.8%
稼ぐ力
高い
ROE 12.5%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

普段あなたがショッピングモールのフードコートで見かける「リンガーハット」、実は東証プライムに上場している大きな会社です。看板メニューの「長崎ちゃんぽん」は、国産野菜をたっぷり480gも使っているのが特徴で、健康を意識する人にも人気があります。また、とんかつ専門店の「濵かつ」も同じ会社が運営しており、もしかしたら知らず知らずのうちに利用したことがあるかもしれません。お昼ご飯の選択肢の一つが、実はあなたの資産を増やす投資先にもなりうるのです。

長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」を全国展開する同社は、コロナ禍の巨額赤字から脱却し、V字回復を果たしました。2025期は売上高437.9億円(前期比8.9%増)、営業利益16.94億円(同68.7%増)と増収増益を達成。客足の回復と戦略的な価格改定が奏功し、収益性が大幅に改善しています。今後は原材料価格の高騰や人手不足という課題に対し、DX推進による店舗オペレーション効率化で対応し、持続的な成長を目指します。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
長崎県長崎市鍛冶屋町6番50号

サービスの実績は?

550店舗以上
国内・海外店舗数
2025年9月時点
+ 国内5, 海外1計画 (FY2023)
106.4%
既存店売上高 (前年同期比)
2026年2月期 第3四半期時点
+6.4% YoY
437.9億円
連結売上高
2025期 実績
+8.9% YoY
16.94億円
連結営業利益
2025期 実績
+68.7% YoY
12
1株あたり配当金
2025期 実績
+2円 vs FY2024
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
12.5%
株主資本の利回り
ROA
5.7%
総資産の活用度
Op. Margin
3.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/02期11.4%4.9%6.9%
2017/02期10.7%5.5%7.5%
2018/02期6.8%4.1%6.2%
2019/02期4.3%2.6%5.1%
2020/02期1.1%0.6%3.3%
2021/02期62.3%25.2%15.9%
2022/02期8.5%2.7%4.3%
2023/02期3.3%1.3%0.8%
2024/02期6.1%2.6%2.5%
2025/02期7.3%3.3%3.9%
2026/02期12.5%5.7%3.2%

コロナ禍の極めて低い利益率から脱却し、コスト管理の徹底により2025/03期には営業利益率が3.9%まで改善しました。ROE(自己資本利益率)も過去のマイナス水準から着実に持ち直し、直近では7.1%を確保しています。適正な店舗運営と効率的な資本活用が進んだことで、収益性は着実に再成長フェーズに入ったと評価できます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期340億円54.0億円87.5億円-351.3円-28.0%
2022/02期339億円14.6億円9.4億円37.1円-0.4%
2023/02期377億円2.9億円4.0億円-15.6円+11.2%
2024/02期402億円10.0億円7.5億円29.0円+6.6%
2025/02期438億円16.9億円9.7億円37.4円+8.9%

コロナ禍での厳しい営業制限を受けた2021/03期以降、不採算店舗の整理やメニュー価格改定による収益構造の改革を進めた結果、2024/03期には営業利益が約10.0億円へ回復しました。2025/03期には売上高が約438億円まで伸長し、営業利益も約16.9億円へと順調に拡大傾向を維持しています。主力である長崎ちゃんぽん事業が堅調に推移しており、2026/03期も増収増益の継続を予想しています。 【2026/02期実績】売上443億円(前期比3.0%)、営業利益14億円、純利益17億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
12.5%
業界平均
3.5%
営業利益率上回る
この会社
3.2%
業界平均
3.0%
自己資本比率下回る
この会社
46.8%
業界平均
47.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億700万円
取締役4名の合計

主力の長崎ちゃんぽん事業およびとんかつ事業を展開し、国内店舗網を強固な基盤としています。開示情報からは原材料価格の高騰や深刻な人手不足が主要な事業リスクとして挙げられており、それに対するAIアプリ導入や価格改定といった経営戦略が利益確保の鍵となっています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
コロナ禍からの回復は目覚ましいが、中計目標達成にはもう一段の成長加速が必要。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

リンガーハットグループ中期経営計画
2026期~2028期
売上高: 目標 500億円 順調 (437.9億円)
87.58%
営業利益: 目標 25億円 やや遅れ (16.94億円)
67.76%
配当性向: 目標 30% 順調 (32.1%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期410億円402億円-1.9%
2025期430億円438億円+1.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期11億円10億円-8.7%
2025期15億円17億円+12.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

リンガーハットは2028期を最終年度とする中期経営計画を策定し、売上高500億円、営業利益25億円という目標を掲げています。コロナ禍の赤字からV字回復を遂げたものの、目標達成への進捗率は営業利益ベースで約68%と、まだ道半ばです。近年の業績予想は期初予想を上回るポジティブな着地が続いており、経営の安定感は増しています。今後は、既存事業の収益性向上に加え、海外展開やDXによる効率化が計画達成の鍵を握ります。

最新ニュース

中立
3/13 · リンガーハット公式サイト
ポジティブ
3/05 · 日本経済新聞

どんな話題が多い?

業績・決算45%
株主還元25%
店舗展開・商品20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 32%
小売業 1,200社中 384位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年9月新商品

エースコックとのコラボレーション商品「リンガーハット監修 長崎ちゃんぽん」を発売し、ブランド露出を拡大。

2025年10月中期経営計画

新中期経営計画を策定し、資本効率の改善と持続的な成長に向けたロードマップを公表。

2026年1月業績上方修正

猛暑による来店増を受け、2026年2月期の純利益を前期比27%増の12億円へ上方修正。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率46.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
76.7億円
借金(有利子負債)
Net Assets
152億円
会社の純資産

直近では成長投資や設備投資の原資として有利子負債を約220億円まで調達していますが、自己資本比率を46.7%という高い水準で維持しており、財務体質は極めて健全です。純資産額も着実に増加し、2025/03期時点で約136億円を確保しています。潤沢な自己資本を背景に、今後はさらなる店舗展開やデジタル投資への柔軟な対応が期待されます。 【2026/02期】総資産311億円、純資産152億円、自己資本比率46.8%、有利子負債77億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+31.2億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-22.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-9.4億円
借入・返済など
Free CF
+8.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/02期31.9億円18.7億円14.9億円13.2億円
2017/02期35.4億円16.1億円52.8億円19.3億円
2018/02期35.6億円30.7億円34.6億円4.9億円
2019/02期31.5億円70.8億円5.8億円39.3億円
2020/02期26.8億円29.5億円10.2億円2.8億円
2021/02期26.1億円15.6億円104億円41.7億円
2022/02期25.5億円16.0億円14.1億円9.5億円
2023/02期13.7億円20.8億円48.3億円7.1億円
2024/02期28.9億円19.5億円10.7億円9.4億円
2025/02期31.2億円22.7億円9.4億円8.6億円

本業の稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは、2021/03期の赤字から劇的に改善し、2025/03期には約31億円のプラスを創出しています。投資活動には年間20億円規模の安定的な支出を継続しており、新規出店や既存店改装への注力が見て取れます。財務キャッシュフローは適正な借入と返済のバランスを保ちつつ、安定的なフリーキャッシュフロー(FCF)の創出により強固な経営基盤を確立しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
5,200万円
連結子会社数
8
設備投資額
24.0億円
平均勤続年数(従業員)
18.5
臨時従業員数
4087

女性役員比率は20.0%を維持しており、経営陣への多様性の取り込みが進んでいます。監査報酬5,200万円を投じて社外取締役を含む公正な監査体制を構築しており、連結子会社8社を統括する企業規模に見合ったガバナンス機能を確保しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主33%
浮動株67%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関23.5%
事業法人等9.5%
外国法人等2.6%
個人その他63.4%
証券会社1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,447,000株)9.39%
株式会社十八親和銀行(655,000株)2.51%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(米濵・リンガーハット財団口)(600,000株)2.3%
公益財団法人米濵・リンガーハット財団(600,000株)2.3%
第一生命保険株式会社(566,000株)2.17%
株式会社三菱UFJ銀行(535,000株)2.05%
アサヒビール株式会社(357,000株)1.37%
株式会社福岡銀行(348,000株)1.34%
麒麟麦酒株式会社(332,000株)1.28%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(303,000株)1.17%

筆頭株主である日本マスタートラスト信託銀行が信託口として9.39%を保有するほか、金融機関や事業会社が安定株主として名を連ねています。創業者一族に関連する資産管理団体や財団が一定の株式を保有しており、創業家と関係の深い安定的な株主構成が特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1有利子負債について 当社グループは、店舗建築費用及び差入保証金等の出店資金を主に金融機関からの借入れにより調達しております
2出店について 当社グループにおいては、今後も必要に応じて当社グループの出店基準に基づき国内外において新規出店を行う方針であります
3人財確保等について 当社グループでは、新規出店等の業容の拡大に伴い、社員及びパート・アルバイトの採用数の増加及びパート店長制度の充実を図っておりますが、雇用情勢の逼迫、若年層の減少等により、人財の確保及び育成が計画通りに進捗しなかった場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
658万円
従業員数
559
平均年齢
46.1歳
平均年収従業員数前年比
当期658万円559-

従業員の平均年収は658万円であり、飲食業界の平均水準と比較して安定した雇用環境が維持されているといえます。長年の店舗運営による収益モデルの確立に加え、近年の業績回復や人手不足への対応に伴う処遇改善が背景にあると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。リンガーハットの過去5年間のTSRは、一貫して市場平均であるTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」という結果になっています。これは、コロナ禍における大幅な業績悪化とそれに伴う株価の低迷、そして無配期間があったことが主な要因です。2025期には増配も実現しましたが、市場全体の力強い上昇に追いつけていない状況です。今後は、業績のV字回復を確固たるものとし、継続的な増配や株価上昇を通じて、市場平均を上回るTSRを実現できるかが課題となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
12
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/02期1729.0%
2017/02期2027.3%
2018/02期1629.9%
2019/02期1235.7%
2020/02期10-
2021/02期00.0%
2022/02期513.5%
2023/02期00.0%
2024/02期1034.4%
2025/02期1232.1%
1期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月・8月

配当方針として配当性向30%を目標として掲げており、業績の回復に合わせて配当水準を引き上げています。株主還元については、配当に加えて自社店舗で利用可能な優待ポイントを提供しており、実質的な還元利回りを高める仕組みを採用しています。今後も安定的かつ継続的な株主還元を目指す方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 105.9万円 になりました (5.9万円)
+5.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期110.0万円10.0万円10.0%
2022期107.4万円7.4万円7.4%
2023期105.7万円5.7万円5.7%
2024期111.2万円11.2万円11.2%
2025期105.9万円5.9万円5.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残50,400株
売り残207,700株
信用倍率0.24倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年2月期 通期決算発表2026年4月上旬(予定)
2027年2月期 第1四半期決算発表2026年7月上旬(予定)

市場の評価を示すPERとPBRは業界平均を大きく上回っており、今後の成長に対する市場の期待が高いことが伺えます。一方で、信用取引では売り残が買い残を上回る「売り長」の状態で、信用倍率は0.24倍と低く、将来的な株価下落を見込む投資家も一定数存在することを示唆しています。今後の決算発表で市場の期待に応えられるかが、株価の方向性を決める重要な要素となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/02期26.8億円14.1億円52.6%
2017/02期31.6億円15.4億円48.7%
2018/02期27.8億円14.5億円52.1%
2019/02期23.1億円14.7億円63.8%
2020/02期14.6億円16.7億円114.4%
2021/02期-55.6億円0円-
2022/02期19.7億円10.2億円52.0%
2023/02期2.6億円6.7億円253.2%
2024/02期11.2億円3.6億円32.6%
2025/02期15.8億円6.1億円38.8%

2021/03期の多額の欠損による税負担ゼロを経て、業績回復とともに順次法人税等を支払っています。2023/03期のように利益水準が低い年度は、税効果会計の影響で一時的に実効税率が高まる傾向があります。直近の2025/03期および2026/03期の予想では、実効税率は概ね40%前後で推移しており、安定的な納税状況へと正常化しています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

リンガーハット まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
普通
自己資本比率 46.8%
稼ぐ力
高い
ROE 12.5%
話題性
好評
ポジ 65%

「『国民食ちゃんぽん』を武器に、コロナ禍の赤字からV字回復を遂げた不屈のロードサイドの王様」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU