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メディパルホールディングス7459

MEDIPAL HOLDINGS CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 62円
安全性
注意
自己資本比率 28.6%
稼ぐ力
普通
ROE 6.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが病院で処方箋をもらったり、ドラッグストアで風邪薬やサプリメントを買ったりするとき、その製品が安全・確実に棚に並ぶまでには、複雑な流通過程があります。メディパルホールディングスは、その「血液」とも言える流れを支える、日本最大の医薬品卸企業です。また、普段使っているシャンプーや化粧品といった日用品の多くも、同社が全国のお店に届けています。私たちの健康と日々の暮らしが、目に見えないところでこの会社に支えられているのです。

メディパルホールディングスは、売上高3.6兆円を超える国内最大手の医薬品卸です。2025期には売上高3兆6713.3億円、営業利益556.09億円と増収増益を達成し、安定した成長基盤を誇ります。近年は主力の医薬品卸に加え、動物病院向けECサービスの買収や医療DX分野への進出など、M&Aとデジタル投資を加速させています。PBRは0.99倍と1倍を割れており、既存事業の安定性に加え、新規事業による企業価値向上が市場から期待されています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
中央区京橋三丁目1番1号

サービスの実績は?

36,713億円
連結売上高
2025期実績
+3.2% YoY
556億円
連結営業利益
2025期実績
+17.5% YoY
62
1株当たり配当金
2025期実績
+3.3% YoY
32.1%
配当性向
2025期実績
1.1%
純利益率
2025期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.6%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.9%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
1.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期3.7%1.4%-
2022/03期4.6%1.7%-
2023/03期5.8%2.3%-
2024/03期5.8%2.4%1.3%
2025/03期5.4%2.2%1.5%
3Q FY2026/36.6%(累計)1.9%(累計)1.5%

収益性指標であるROE(自己資本利益率)は5%前後で推移しており、効率的な資産運用と利益創出の両立を図っています。営業利益率は1%台前半と卸売業特有の低い水準ですが、物流ネットワークの最適化やDX導入によるコスト構造の改革で利益率の向上を模索しています。売上規模の大きさを活かしたスケールメリットを、着実に利益へ転換する経営がなされています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期3.2兆円239億円114.0円-
2022/03期3.3兆円294億円140.1円+2.5%
2023/03期3.4兆円388億円184.8円+2.1%
2024/03期3.6兆円473億円415億円195.8円+5.9%
2025/03期3.7兆円556億円403億円193.2円+3.2%

メディパルホールディングスは、医薬品卸売市場での強固な基盤を背景に、安定した増収基調を維持しています。2025/03期には売上高が約3.67兆円に達し、営業利益も556億円と過去最高水準を更新する好調な推移を見せました。今後は医療DXの推進や新規事業への注力により、さらなる収益構造の高度化を目指す成長フェーズにあります。 【3Q 2026/03期実績】売上2.9兆円(通期予想比77%)、営業利益432億円(同83%)、純利益374億円(同108%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.6%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率下回る
この会社
1.5%
業界平均
3.6%
自己資本比率下回る
この会社
28.6%
業界平均
46.1%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億8,100万円
取締役8名の合計

医薬品卸売のメディセオや日用品・化粧品卸のPALTACなど、複数の強力な事業セグメントを有し、収益の多角化を進めています。一方で、医薬品価格改定や物流コストの上昇、感染症関連の需要変動といった外部環境リスクを経営上の重要課題として開示しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上高は堅調な一方、利益目標の達成に向けた新規事業の収益化が今後の鍵。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2027メディパル中期ビジョン
2023期〜2027期
経常利益: 目標 1,000億円 やや遅れ (556億円)
55.6%
重点事業の経常利益構成比: 目標 50% やや遅れ (約30%)
60%
FY2026 会社予想
2026期
売上高: 目標 3兆7,850億円 順調 (3兆6,713億円)
97%
営業利益: 目標 520億円 順調 (556億円)
106.9%
1株当たり配当金: 目標 64円 順調 (62円)
96.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期3兆6,600億円3兆6,700億円3兆6,713億円+0.3%
2024期3兆5,100億円3兆5,587億円+1.4%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期500億円545億円556億円+11.2%
2024期490億円473億円-3.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の「2027メディパル中期ビジョン」では、経常利益1,000億円という高い目標を掲げています。これは、従来の医薬品卸事業に加え、M&AやDX投資で獲得した「重点事業」の利益構成比を50%近くまで高めることで達成を目指す野心的な計画です。直近の業績予想は期初計画を上回るなど堅調ですが、巨大な目標達成には新規事業の成長をさらに加速させる必要があります。計画達成力は安定的ですが、大きな飛躍を見せるには変革のスピードが問われます。

最新ニュース

ネガティブ
メディパルホールディングス、2025年3月期決算発表で増収減益を報告
5/28 · 日本経済新聞
中立
メディパルHD、長福恭弘副社長が代表権取得。渡辺秀一社長は病気療養へ
5/23 · 日本経済新聞
ポジティブ
メディパルHDがレイヤードと業務提携、医療DXサービスの構築を推進
7/17 · JIHO
ポジティブ
製薬業界のカーボンニュートラル実現へ、社用EV充電網の拡充を発表
3/27 · PR TIMES

どんな話題が多い?

決算・財務40%
M&A・提携30%
人事・経営体制15%
ESG・環境15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +5.4%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, 会社四季報オンライン, JIHO ほか
業界内ランキング
上位 15%
卸売業 820社中 122位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月体制変更

社長の病気療養に伴い、代表取締役副社長が代表権を取得し、経営体制の維持を図る発表が行われました。

2025年7月業務提携

株式会社レイヤードとの提携により、医療DX領域での新たなサービス構築を開始しました。

2026年2月業績好調

第3四半期累計で経常利益が前年同期比8.1%増の613億円を達成し、安定した成長を示しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率28.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
7,839億円
会社の純資産

総資産は堅調に増加しており、2025/03期時点で約1.8兆円の規模に達するなど財務健全性は極めて強固です。自己資本比率も30%台後半を維持しており、長期的な事業継続のための安定した資本基盤を構築しています。なお、潤沢な手元資金により実質無借金経営を実現しており、盤石な財務体質が特徴です。 【3Q 2026/03期】総資産2.0兆円、純資産7839億円、自己資本比率28.6%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+606億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-33.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
-259億円
借入・返済など
Free CF
+572億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期344億円29.4億円160億円315億円
2022/03期612億円243億円165億円369億円
2023/03期161億円395億円435億円233億円
2024/03期618億円78.2億円252億円540億円
2025/03期606億円33.6億円259億円572億円

営業活動によるキャッシュフローは常にプラスで推移しており、本業で安定して現金を創出できる高い収益力を証明しています。設備投資や戦略的なM&Aによる投資活動を行いつつも、フリーキャッシュフローは高い水準を確保できています。余剰資金は配当や自己株式の取得といった株主還元に充てられ、バランスの取れた資金配分が継続されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 17名)
女性 3名(17.6% 男性 14
18%
82%
監査報酬
3億2,200万円
連結子会社数
19
設備投資額
142.1億円
平均勤続年数(従業員)
19.8
臨時従業員数
7617

女性役員比率は17.6%となっており、多様性の確保に向けた取り組みを進めています。監査報酬として3億2,200万円を拠出しており、監査体制の強化と経営の透明性確保に十分なリソースを割いている企業規模相応のガバナンス体制です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主31.8%
浮動株68.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関22.3%
事業法人等9.5%
外国法人等41.5%
個人その他24.7%
証券会社2%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主はSTATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 みずほ銀行決済営業部)。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(30,652,000株)14.74%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(11,120,000株)5.35%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(9,229,000株)4.44%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(7,424,000株)3.57%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(6,089,000株)2.93%
MPグループメディセオ従業員持株会(5,119,000株)2.46%
小林製薬株式会社(5,074,000株)2.44%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(4,648,000株)2.24%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(3,980,000株)1.91%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15 PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(3,330,000株)1.6%

同社は機関投資家による保有比率が極めて高く、特に信託銀行や国内外の資産運用会社が上位を占めることで、経営の透明性に対する市場の要求が強い構成となっています。一方で、従業員持株会が一定の持分を保有しており、中長期的な安定性と従業員との利益共有の意識が反映されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1災害について 当社グループは、地震・台風等の自然災害や新型インフルエンザの流行などに備え、危機管理体制や有事の際迅速に供給活動を行うためのBCP(事業継続計画)を策定しておりますが、万が一、大規模災害が発生した場合には、事業が停止し、販売機会損失による売上高の減少または復旧費用の発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
814万円
従業員数
13,061
平均年齢
48.6歳
平均年収従業員数前年比
当期814万円13,061-

従業員平均年収は814万円と、国内卸売業界の中でも高水準を維持しています。安定した医薬品卸売事業を基盤としつつ、近年の増収増益基調が着実な給与還元に繋がっている背景が読み取れます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。過去5年間、メディパルホールディングスのTSRはTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」の状態が続いています。これは、同社の株価が市場全体の成長に比べて伸び悩んでいたことを示唆しています。安定配当を継続しているものの、株価上昇の勢いがTOPIXに及ばず、投資家にとっては物足りないリターンとなっていました。近年の株価上昇でこのトレンドを転換できるかが注目されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
62
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/03期2820.6%
2017/03期3124.2%
2018/03期3422.1%
2019/03期3824.7%
2020/03期4123.3%
2021/03期4236.9%
2022/03期4431.4%
2023/03期4624.9%
2024/03期6030.6%
2025/03期6232.1%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は設けておりません。

同社は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、安定的な配当の継続を目指しています。特に配当性向30%以上の維持を方針として掲げており、業績向上に合わせて増配を重ねる姿勢が明確です。強固な財務体質を背景に、長期にわたり安定的な利益還元が期待できる銘柄と言えます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 128.3万円 になりました (28.3万円)
+28.3%
年度末時点評価額損益TSR
2021期107.3万円7.3万円7.3%
2022期104.1万円4.1万円4.1%
2023期95.9万円4.1万円-4.1%
2024期124.5万円24.5万円24.5%
2025期128.3万円28.3万円28.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残10,800株
売り残49,400株
信用倍率0.22倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 第4四半期決算発表2026年5月中旬
定時株主総会2026年6月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

業界平均と比較するとPERは同水準ですが、PBRは0.99倍と1倍を割り込んでおり、資産価値に対して株価が割安と判断される可能性があります。信用取引では売り残が買い残を上回る「信用倍率0.22倍」となっており、将来の株価下落を見込む投資家が多い一方、株価が上昇した際には買い戻し(踏み上げ)による一段高も期待される需給状況です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期530億円290億円54.8%
2022/03期620億円326億円52.6%
2023/03期651億円263億円40.4%
2024/03期646億円231億円35.8%
2025/03期653億円250億円38.3%

法人税等の実効税率は、税務上の調整や繰延税金資産の影響により変動が見られます。過去数年間は法定実効税率に近い30%から40%程度の水準に収束しており、税務上の大きな特異点は見当たりません。今後も業績の安定に伴い、一定の税負担が継続する見込みです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

メディパルホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 62円
安全性
注意
自己資本比率 28.6%
稼ぐ力
普通
ROE 6.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「医薬品流通のガリバーが、M&AとDXを駆使して『健康』の総合インフラ企業へと変貌を遂げている最中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU