ドウシシャ7483
DOSHISHA CO.,LTD.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段、ホームセンターや総合スーパーで「これ便利そう!」と手に取る商品の多くに、実はドウシシャが関わっています。例えば、夏に活躍する電動ふわふわとろ雪かき氷器や、冬の乾燥を防ぐおしゃれな加湿器、毎日の料理が楽になるフライパンなど、ドウシシャは私たちの生活をちょっと豊かにするアイデア商品を企画・開発している会社です。表には名前が出なくても、様々なブランドの裏側でヒット商品を生み出し、全国のお店に届けることで、私たちの暮らしを支えています。
ドウシシャは、自社企画のプライベートブランド(PB)商品開発を強みとする卸売企業です。直近の2025期決算では、売上高1139.4億円、営業利益89.95億円と堅調に推移しました。2026期は売上高1200.0億円、営業利益98.0億円を目指しており、既存事業の成長に加え、ECショップ運営会社の子会社化などデジタルシフトを加速させています。株主還元にも積極的で、14期連続の増配を予定しており、安定した収益基盤と成長戦略の両輪で企業価値向上を図っています。
会社概要
- 業種
- 卸売業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-5-5
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
2025/03期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 8.8% | 7.0% | - |
| 2022/03期 | 6.8% | 5.4% | - |
| 2023/03期 | 7.2% | 5.8% | - |
| 2024/03期 | 7.1% | 5.8% | 7.5% |
| 2025/03期 | 7.4% | 6.3% | 7.9% |
| 3Q 2026/03期 | 8.4%(累計) | 7.0%(累計) | 11.0% |
同社の収益性は、高付加価値なPB商品を軸としたビジネスモデルにより、安定した営業利益率を維持しています。2025/03期の営業利益率は約7.9%であり、効率的な商品開発体制が利益率を下支えしています。ROEについては概ね7%前後で安定しており、資本効率を意識した経営が継続的に行われていることを示しています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 1,013億円 | — | 65.9億円 | 186.6円 | — |
| 2022/03期 | 1,010億円 | — | 51.3億円 | 146.6円 | -0.2% |
| 2023/03期 | 1,057億円 | — | 56.2億円 | 164.3円 | +4.6% |
| 2024/03期 | 1,058億円 | 79.3億円 | 57.8億円 | 169.4円 | +0.1% |
| 2025/03期 | 1,139億円 | 90.0億円 | 64.1億円 | 185.3円 | +7.7% |
ドウシシャの業績は、雑貨や家電を中心とした自社企画・開発のプライベートブランド(PB)商品の好調な販売に支えられ、堅調に推移しています。2025/03期には売上高が約1,139億円、営業利益が約90億円に達し、付加価値の高い商品展開が収益を牽引しました。2026/03期もEC事業の拡大や新規子会社化によるシナジー効果が見込まれ、過去最高水準の増収増益を継続する見通しです。 【3Q 2026/03期実績】売上956億円(通期予想比80%)、営業利益106億円(同108%)、純利益74億円(同111%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
卸売業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業内容は自社で企画・開発するPB(プライベートブランド)商品を中心とした開発型ビジネスと、ブランド品などを扱う卸売型ビジネスの2軸で構成されています。国内外の景気変動や調達コストの増減が業績リスクとして開示されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 1,100億円 | — | 1,139億円 | +3.6% |
| 2024期 | 1,110億円 | — | 1,058億円 | -4.7% |
| 2023期 | 1,080億円 | — | 1,057億円 | -2.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 90億円 | — | 90.0億円 | -0.1% |
| 2024期 | 90億円 | — | 79.3億円 | -12.0% |
| 2023期 | 83億円 | — | 80.5億円 | -3.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は具体的な中期経営計画を公表していませんが、毎期の業績予想が実質的な経営目標となります。2025期は売上高が期初予想を上回った一方、営業利益はほぼ計画通りに着地しました。過去を振り返ると、売上・利益ともに期初予想をやや下回る傾向が見られ、目標設定が若干挑戦的、あるいは外部環境の変動を受けやすい可能性があります。株主還元の指針である連続増配は着実に実行しており、安定性を重視する姿勢が伺えます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
サンアドシステムを子会社化し、D2C型ECビジネスと自社商品開発力のシナジーを強化。
Android OS搭載の27インチ移動式スマートモニターを投入し、新たな視聴スタイルを提案。
公式オンラインストア「FemCia」にてAIによるWeb接客を開始し、顧客体験を向上。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q 2026/03期末時点
ドウシシャは極めて強固な財務基盤を有しており、自己資本比率は80%を超える高水準を維持しています。長年実質無借金経営を貫いており、バランスシートには潤沢な現預金が蓄積されています。この盤石な財務体質により、M&Aや新規事業投資などの成長戦略を柔軟に実行できる非常に高い財務健全性を誇ります。 【3Q 2026/03期】総資産1095億円、純資産947億円、自己資本比率83.6%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 88.5億円 | ▲4.8億円 | 18.8億円 | 83.7億円 |
| 2022/03期 | 50.1億円 | ▲10.3億円 | ▲34.2億円 | 39.8億円 |
| 2023/03期 | 71.2億円 | ▲3.0億円 | ▲28.6億円 | 68.2億円 |
| 2024/03期 | 53.8億円 | ▲13.1億円 | ▲27.3億円 | 40.7億円 |
| 2025/03期 | 74.7億円 | ▲87.3億円 | ▲81.2億円 | ▲12.6億円 |
営業キャッシュフローは本業の好調さから安定的にお金を生み出していますが、2025/03期は投資活動によるキャッシュアウトが増加しました。これは将来の成長に向けた積極的な投資や子会社化などが影響したもので、一時的なフリーキャッシュフローのマイナス要因となっています。財務キャッシュフローについても、株主還元としての配当や自己資本の適正化を反映した動きが見られ、健全な資金循環が行われています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は8.0%と更なる登用が期待される段階ですが、監査体制の強化やコーポレートガバナンスへの取り組みを推進しています。中堅・大企業規模として、連結子会社を統括する管理体制の整備に努めています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 660万円 | 1,270人 | - |
従業員平均年収は660万円で、製造や卸売業界の中では比較的水準が安定しています。年間を通じて多様な商品を扱う商社機能として、多様な人材が活躍しており、専門性に基づいた給与体系が整っていると評価されます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。2024期および2025期において、ドウシシャのTSRはTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」となりました。これは、同期間にTOPIX全体が市場の牽引役となる大型株を中心に大きく上昇したのに対し、ドウシシャの株価上昇が相対的に緩やかだったことを示唆しています。ただし、同社は安定的な配当成長を続けており、株価も堅調に推移しているため、長期的な視点での株主価値向上が期待されます。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 45円 | 28.8% |
| 2017/03期 | 50円 | 37.8% |
| 2018/03期 | 50円 | 32.9% |
| 2019/03期 | 50円 | 43.7% |
| 2020/03期 | 50円 | 43.6% |
| 2021/03期 | 55円 | 29.5% |
| 2022/03期 | 60円 | 40.9% |
| 2023/03期 | 65円 | 39.6% |
| 2024/03期 | 75円 | 44.3% |
| 2025/03期 | 85円 | 45.9% |
| 権利確定月 | 3月 |
配当方針として、業績向上に伴う安定的な利益還元を重視しており、継続的な増配を実現しています。配当性向は概ね40%台を目指す傾向にあり、業績の成長を株主にしっかりと還元する姿勢が鮮明です。強固な財務体質を背景に、今後も持続的な配当成長が期待できる株主還元策を維持しています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 150.5万円 | 50.5万円 | 50.5% |
| 2022期 | 126.1万円 | 26.1万円 | 26.1% |
| 2023期 | 165.5万円 | 65.5万円 | 65.5% |
| 2024期 | 184.5万円 | 84.5万円 | 84.5% |
| 2025期 | 197.4万円 | 97.4万円 | 97.4% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
ドウシシャの株価指標を見ると、PER・PBR共に卸売業の業界平均を上回っており、市場から高い成長期待を寄せられていることがわかります。配当利回りも業界平均より高く、株主還元への積極姿勢が評価されています。信用倍率は1倍を切り売り残が買い残を上回る状況で、短期的な価格変動には注意が必要ですが、過熱感は限定的と見られます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 97.3億円 | 31.5億円 | 32.3% |
| 2022/03期 | 76.0億円 | 24.7億円 | 32.5% |
| 2023/03期 | 83.4億円 | 27.2億円 | 32.6% |
| 2024/03期 | 84.1億円 | 26.3億円 | 31.2% |
| 2025/03期 | 93.5億円 | 29.4億円 | 31.4% |
法人税等の支払額は、税引前当期純利益の変動に伴って推移しています。実効税率は概ね31%から32%程度で安定しており、税務上の大きな特例や特殊要因による歪みは見られません。各期の利益水準に応じた適切な納税が行われており、税務コンプライアンスが維持されています。
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ドウシシャ まとめ
「ホームセンターのヒット商品、実は私たちが作ってます。ニッチなニーズを捉える企画開発型・卸売企業」
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