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アズワン7476

AS ONE CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 62円
安全性
安定
自己資本比率 64.4%
稼ぐ力
高い
ROE 10.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが病院で検査を受けたり、薬を飲んだりするとき、その裏側では多くの研究者が新しい技術や治療法の開発に取り組んでいます。アズワンは、そうした大学の研究室や製薬会社のラボで使われるビーカー、フラスコ、白衣といった専門的な道具や機器を何百万点も取り揃え、カタログやネット通販で販売している会社です。科学の進歩や医療の発展に欠かせない「縁の下の力持ち」として、私たちの暮らしと健康を支えています。普段目にすることのない研究開発の現場で、アズワンの商品は日々活躍しているのです。

理化学機器・用品卸の国内最大手。2025期は売上高1,037.5億円(前期比8.6%増)、営業利益115.93億円(同11.1%増)と15期連続の増収を見込むなど、安定成長を継続しています。盤石なカタログ・EC販売網を基盤に、M&Aによる事業領域拡大と物流DXによる効率化を推進し、研究・産業・医療の三本柱で持続的な成長を目指す戦略です。株価は高値圏から調整局面にあるものの、堅調な業績と50%超の配当性向を掲げる株主還元姿勢が下支え要因となっています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市西区江戸堀2丁目1番27号

サービスの実績は?

1,000万点超
取扱商品点数
2024年時点
継続拡大中
62
1株当たり配当金
2025期実績
15期連続増配
8.6%
売上高成長率(YoY)
2025期実績
+8.6% YoY
11.1%
営業利益成長率(YoY)
2025期実績
+11.1% YoY
11.2%
営業利益率
2025期実績
+0.2pt YoY
2
年間M&A・資本提携件数
2023年実績
積極推進
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.5%(累計)
株主資本の利回り
ROA
6.7%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
11.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期9.5%6.4%-
2022/03期11.2%7.6%-
2023/03期12.5%8.4%-
2024/03期11.7%7.8%10.9%
2025/03期12.5%8.4%11.2%
3Q FY2026/310.5%(累計)6.7%(累計)11.9%

収益性は非常に高く安定しており、営業利益率は概ね11%前後の水準を維持しています。ROE(自己資本利益率)は10%台から最大12.7%と良好な水準にあり、効率的な資本運用によって高い収益力を継続的に創出しています。在庫管理の効率化や物流インフラの最適化など、卸売業としてのオペレーション改善が利益率の下支えとして機能しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期816億円59.9億円80.1円-
2022/03期870億円72.0億円96.3円+6.6%
2023/03期914億円81.1億円109.5円+5.1%
2024/03期955億円104億円75.0億円103.7円+4.5%
2025/03期1,038億円116億円82.3億円114.9円+8.6%

アズワンは研究・産業・医療向け機器の専門商社として強固な基盤を持ち、2021/03期から2025/03期にかけて売上高は816億円から1,038億円まで継続的な成長を遂げています。特に理化学分野での圧倒的な品揃えと独自カタログによる販路拡大が寄与しており、2026/03期も増収増益の堅調な業績を見込んでいます。ECプラットフォーム『AXEL』の展開など、DXを通じた利便性向上により市場シェアを拡大している点が成長の源泉です。 【3Q 2026/03期実績】売上792億円(通期予想比71%)、営業利益94億円(同77%)、純利益67億円(同77%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.5%(累計)
業界平均
7.9%
営業利益率上回る
この会社
11.9%
業界平均
3.5%
自己資本比率上回る
この会社
64.4%
業界平均
45.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億7,500万円
取締役4名の合計

アズワンは理化学機器、産業機器、看護・介護用品の卸売を展開し、カタログや自社ECサイトを通じたワンストップサービスが強みです。事業上の重要なリスクとしては、主要顧客である研究機関や医療機関の予算動向や公的機関の投資状況、および為替変動による仕入価格への影響が挙げられます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
明確な中計はないが、単年度の業績予想の達成精度は比較的高く、安定感がある。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 1,122.9億円 順調 (1,037.5億円)
92.4%
営業利益: 目標 122.9億円 順調 (115.93億円)
94.3%
純利益: 目標 87.5億円 順調 (82.29億円)
94%
1株当たり配当金: 目標 63.0円 順調 (62円)
98.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,123億円1,038億円-7.6%
2024期966億円955億円-1.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期123億円116億円-5.7%
2024期103億円104億円+1.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

アズワンは現在、複数年度にわたる中期経営計画を公表していませんが、毎期着実な成長を目指す方針です。2026期の会社予想では、売上高1,122.9億円、営業利益122.9億円を目標に掲げており、15期連続増収を達成した2025期の実績をベースに更なる成長を目指します。業績予想の精度は比較的高く、2024期は営業利益で期初予想を上回るなど、堅実な経営がうかがえます。今後は、EC事業の強化やM&Aによるシナジー創出が成長の鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・提携25%
新サービス20%
株主還元15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +5.2%
メディア数
14
株探, 日本経済新聞, 会社四季報オンライン, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 12%
卸売業 316社中 38位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年10月業績上方修正

26年3月期第2四半期累計の連結経常利益が前年同期比12.1%増を達成し、最高益予想を上乗せする上方修正を発表しました。

2025年7月資本業務提携

GLサイエンスとの資本業務提携により、理化学機器・消耗品の販路拡大およびサプライチェーンの最適化を強化しました。

2025年1月株式売出し

93億円規模の株式売出し(PO)を実施し、市場での流動性向上と安定的な株主構成の確保を図りました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率64.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
53.6億円
借金(有利子負債)
Net Assets
684億円
会社の純資産

同社の財務健全性は極めて高く、自己資本比率は60%後半を安定して推移しています。2024/03期以降は成長投資やM&Aを背景に有利子負債が発生していますが、潤沢な資産背景と強固な資本構成により健全な財務状態を維持しています。無借金経営に近い期間が長かったことから、負債を活用した新たな事業投資や事業提携にも柔軟に取り組める財務的な余地は十分です。 【3Q 2026/03期】総資産999億円、純資産684億円、自己資本比率64.4%、有利子負債54億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+93.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+8.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-6.6億円
借入・返済など
Free CF
+102億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期53.8億円21.2億円1,100万円32.6億円
2022/03期88.4億円5.9億円51.6億円94.3億円
2023/03期69.7億円3.7億円72.8億円66.0億円
2024/03期65.0億円19.3億円90.4億円45.7億円
2025/03期93.1億円8.5億円6.6億円102億円

営業キャッシュフローは毎期安定してプラスを維持しており、本業による高い稼ぐ力によって潤沢なフリーキャッシュフローを創出しています。投資キャッシュフローは適宜M&Aや物流施設への投資が行われていますが、過度な負担はなく規律ある投資活動が継続されています。財務キャッシュフローについては配当支払いや自己株式取得を通じた株主還元を積極的に実施しており、バランスの取れた資金配分を行っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 1名(12.5% 男性 7
13%
88%
監査報酬
3,900万円
連結子会社数
6
設備投資額
17.5億円
平均勤続年数(従業員)
11.2
臨時従業員数
100

女性役員比率は12.5%と向上余地があるものの、取締役会による監督体制が整備されています。監査体制については監査等委員会設置会社を採用しており、経営の透明性を確保しつつ迅速な意思決定を両立させる体制を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主36.4%
浮動株63.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関23%
事業法人等13.4%
外国法人等35.3%
個人その他27.3%
証券会社1.1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主はSTATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 みずほ銀行)・JP MORGAN CHASE BANK 380055(常任代理人 みずほ銀行)。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(9,793,800株)13.64%
有限会社井内盛英堂(7,566,292株)10.54%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(4,319,731株)6.02%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(3,479,118株)4.85%
JP MORGAN CHASE BANK 380055(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(2,897,480株)4.04%
井内  郁江(1,917,272株)2.67%
JP MORGAN CHASE BANK 385632(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(1,805,297株)2.51%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUND(常任代理人  香港上海銀行)(1,747,600株)2.43%
BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT(常任代理人  株式会社三菱UFJ銀行)(1,734,483株)2.42%
井内 英夫(1,572,476株)2.19%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行(13.64%)や日本カストディ銀行といった機関投資家が上位を占めており、安定的な株式保有構造がうかがえます。一方で、井内関連の個人・法人も一定比率を保有しており、創業家による経営への関与と信頼性が維持されている点が特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1固定資産の減損リスク当社グループは土地、建物及び投資不動産などの固定資産を保有しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
717万円
従業員数
731
平均年齢
38歳
平均年収従業員数前年比
当期717万円731-

従業員の平均年収は717万円と、卸売業界の中でも水準が高い部類にあります。これは、研究用機器や医療用品という高付加価値なニッチ分野でトップシェアを誇る安定的な収益基盤が、従業員への着実な還元につながっている結果と言えます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、2021期、2022期にはTOPIXを上回っていましたが、2023期以降はTOPIXの上昇ペースに及ばず、アンダーパフォームが続いています。これは、堅実な増配を続ける一方で、2021年の高値から株価が大きく調整したことが主な要因です。安定した業績成長を株価上昇に繋げ、再びTOPIXをアウトパフォームできるかが今後の課題となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
62
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
2016/03期10149.9%
2017/03期11049.8%
2018/03期12550.2%
2019/03期14150.0%
2020/03期16050.1%
2021/03期41.850.3%
2023/03期11150.7%
2024/03期112108.1%
2025/03期6254.0%
株主優待
あり
QUOカードまたは自社取扱商品
必要株数100株以上(約23万円)
金額相当約1,000円相当〜
権利確定月9月

アズワンは安定した業績成長を背景に、配当性向50%を目安とした積極的な利益還元を方針として掲げています。長年にわたる増配の姿勢は投資家から評価されており、株主優待と合わせた総還元利回りの高さが特徴です。今後も持続的な成長投資と株主還元の両立を目指し、資本効率を意識した経営を行う方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 108.4万円 になりました (8.4万円)
+8.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期147.8万円47.8万円47.8%
2022期155.8万円55.8万円55.8%
2023期123.9万円23.9万円23.9%
2024期120.0万円20.0万円20.0%
2025期108.4万円8.4万円8.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残38,400株
売り残87,100株
信用倍率0.44倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年7月下旬
第2四半期決算発表2026年10月下旬

PERは卸売業の業界平均とほぼ同水準ですが、PBRは平均を大きく上回っており、資本効率の高さや成長性が市場から評価されていることを示唆します。信用取引では売り残が買い残を上回る「売り長」の状態で、信用倍率は0.44倍と低く、将来の買い戻し需要が株価の下支えとなる可能性があります。配当利回りは2.79%と比較的高い水準です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期102億円42.1億円41.3%
2022/03期95.7億円23.7億円24.7%
2023/03期116億円35.3億円30.3%
2024/03期108億円33.3億円30.7%
2025/03期121億円38.4億円31.8%

法人税等の支払額は税引前利益の変動に連動しており、実効税率は概ね30%前後で推移しています。2022/03期には税負担が軽減される要因がありましたが、基本的には国内の法定実効税率に準拠した税務コストが計上されています。安定した利益水準を背景に、適正な納税を継続している状況です。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

アズワン まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 62円
安全性
安定
自己資本比率 64.4%
稼ぐ力
高い
ROE 10.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「研究室のAmazonが、ECとM&Aを両輪に、研究開発から医療現場まで日本の科学インフラを構築する」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU