7458プライム

第一興商

DAIICHIKOSHO CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月28日

ROE15.4%
BPS113.4円
自己資本比率55.6%
FY2025/3 有報データ

カラオケ業界の絶対王者!『DAM』で人々の『歌う楽しさ』を創造する企業

業務用カラオケで培った音楽コンテンツ事業を核に、音楽をもっと楽しむための商品・サービス・空間を提供し、顧客に愛される総合エンターテインメント企業を目指す。

この会社ってなに?

あなたが友人や同僚とカラオケに行くとき、目にする「DAM」という機種は、この第一興商が作っています。全国に広がるカラオケボックス「ビッグエコー」も、実はこの会社が運営しているお店です。さらに、仕事帰りに立ち寄るかもしれない「楽蔵」や「ウメ子の家」といった居酒屋チェーンも手掛けています。普段あなたが楽しむエンターテインメントや飲食の裏側で、第一興商は日本の夜の経済を支えているのです。

業務用カラオケ「DAM」で首位を走り、直営店「ビッグエコー」も展開する業界のガリバー。コロナ禍で大打撃を受けたものの、経済活動再開に伴い業績は急回復。FY2025は売上高1,530.2億円、営業利益179.45億円を達成しました。FY2026は売上高1,627億円、営業利益180億円と増収増益を見込んでおり、安定した収益基盤と成長への回帰が期待されます。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
東京都品川区北品川5-5-26
公式
www.dkkaraoke.co.jp

社長プロフィール

保志 忠郊
保志 忠郊
代表取締役社長
挑戦者
当社は、カラオケ・飲食事業を主軸に、音楽を中心とした総合エンターテインメント企業として、人々の心を豊かにする事業を展開しています。コロナ禍からの回復を確実なものとし、新しい生活様式にも対応したサービス開発を推進。今後も『もっと音楽を、もっと元気と笑顔を。』を胸に、すべての人々に感動と喜びを提供し続けることで社会に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1973
第一興商設立、音楽エンタメへの挑戦が始まる

東京都世田谷区に株式会社第一興商を設立。業務用音響機器・映像機器の販売を開始し、カラオケ事業への道を歩み始める。

1976
カラオケ事業に本格参入

8トラックテープを使用した業務用カラオケ装置「DK-801」を開発・販売し、カラオケ事業を本格的にスタートさせる。

1987
カラオケルーム「ビッグエコー」1号店オープン

福岡県福岡市に直営カラオケルーム「ビッグエコー」の第1号店を開店。ハード(機器)とソフト(店舗)の両輪での成長戦略が加速する。

1994
通信カラオケ「DAM」誕生、業界のゲームチェンジャーに

ISDN回線を利用した業務用通信カラオケシステム「DAM」の販売を開始。高音質な音源と豊富な楽曲数で業界トップシェアを確立する。

1995
株式上場、社会的な信頼を獲得

日本証券業協会(現:JASDAQ)に株式を店頭登録。企業としての信頼性と知名度を高め、さらなる事業拡大への基盤を築く。

2000
飲食店事業の拡大と多角化

本格和食ダイニング「楽蔵」を開店するなど、カラオケ事業で培ったノウハウを活かして飲食店事業を本格化。事業の多角化を進める。

2020
コロナ禍という未曾有の危機との戦い

新型コロナウイルス感染症の拡大により、カラオケ・飲食業界は大きな打撃を受ける。厳しい環境の中、事業継続と新たな価値創造に取り組む。

2024
未来のアーティストを応援!新サービス「ANTENNA!」開始

ネクストブレイクアーティストの楽曲をDAMに配信する新サービス「ANTENNA!」を開始。音楽業界全体の活性化に貢献し、未来の音楽文化を創造する。

注目ポイント

カラオケ業界の圧倒的トップランナー

業務用通信カラオケ「DAM」で業界首位を誇り、カラオケルーム「ビッグエコー」も全国展開。エンターテインメントのインフラとして、日本の音楽文化を支え続けています。

株主還元への積極的な姿勢

安定した配当に加え、カラオケや飲食店で使える株主優待券を提供。配当と優待を合わせた利回りも魅力的で、投資家への還元意識が高い企業です。

音楽文化の未来を育む取り組み

次世代アーティストを支援する「ANTENNA!」や、高齢者の健康増進に役立つ「DKエルダーシステム」など、音楽の力で社会課題の解決や新たな文化創造にも挑戦しています。

サービスの実績は?

1,530.2億円
連結売上高
FY2025実績
+4.3% YoY
179.45億円
連結営業利益
FY2025実績
-3.5% YoY
181.78億円
親会社株主に帰属する当期純利益
FY2025実績
+44.6% YoY
57
1株当たり配当金
FY2025実績
±0% YoY
172.6
1株当たり当期純利益 (EPS)
FY2025実績
+47.5% YoY

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 28.5円
安全性
安定
自己資本比率 55.6%
稼ぐ力
高い
ROE 15.4%
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
28.5
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
FY2021/356.52.0%
FY2022/356.559.4%
FY2023/356.574.2%
FY2024/328.548.7%
FY2025/328.533.0%
1期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

配当方針は、業績連動を基本としつつも配当性向の目標を掲げた安定的な株主還元を重視しています。直近では収益の回復に合わせて無理のない水準へ配当を調整し、長期的な持続可能性を高めました。株主優待と合わせたトータルリターンで投資家に利益を還元する姿勢が鮮明です。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
15.4%
業界平均
7.7%
営業利益率上回る
この会社
11.7%
業界平均
4.9%
自己資本比率上回る
この会社
55.6%
業界平均
48.6%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3948億円
FY2023/31,282億円
FY2024/31,467億円
FY2025/31,530億円
営業利益
FY2022/3-2.9億円
FY2023/3130億円
FY2024/3186億円
FY2025/3179億円

コロナ禍での休業要請や外出自粛による大きな打撃から回復し、売上高はFY2025/3時点で約1,530億円まで急拡大しました。営業利益もFY2023/3以降は100億円超えの水準を維持しており、カラオケ需要の正常化が業績を力強く牽引しています。今後は既存事業の安定運用に加え、新業態への投資による更なる成長が期待されています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
15.4%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
8.7%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
11.7%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/3-17.7%-10.1%-2.9%
FY2022/34.9%2.9%-0.3%
FY2023/37.7%4.4%10.1%
FY2024/311.5%5.9%12.7%
FY2025/315.4%8.7%11.7%

FY2021/3の赤字から一転、稼働率の改善に伴いFY2025/3の営業利益率は11.7%まで回復しました。ROE(自己資本利益率)も15.4%と効率的な資本活用が実現できており、収益性はコロナ前の水準以上に改善しています。レジャー・飲食事業の高い固定費回収能力が、利益率の向上に大きく寄与しました。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率55.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
1,352億円
会社の純資産
1,179億円

FY2024/3に借入金が増加した影響で一時的に自己資本比率は低下しましたが、FY2025/3時点で自己資本比率は55.6%と依然として強固な財務基盤を保持しています。有利子負債の削減も進められており、十分な支払い能力を維持しながら、攻めの投資と株主還元を両立できる財務体質です。潤沢な資産背景は、将来の事業拡大に向けた安定的な経営基盤となっています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+247億円
営業CF
投資に使ったお金
-114億円
投資CF
借入・返済など
-209億円
財務CF
手元に残ったお金
+132億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/377.5億円-95.4億円222億円-17.8億円
FY2022/3182億円-93.0億円-84.9億円88.7億円
FY2023/3249億円-121億円-94.9億円128億円
FY2024/3268億円-559億円69.3億円-291億円
FY2025/3247億円-114億円-209億円132億円

事業活動によるキャッシュフローは常にプラスを維持しており、年間約250億円規模の安定した本業の稼ぎがあります。FY2024/3の投資キャッシュフローのマイナスは大規模な資産取得等が要因ですが、FY2025/3にはフリーキャッシュフローも132億円の黒字に復帰しました。財務キャッシュフローは借入の返済や配当支払いなど、健全な資本配分に使われています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1「業務用カラオケ事業」、
2「カラオケ・飲食店舗事業」、
3「音楽ソフト事業」、
4「その他の事業」の4事業により構成されておりますが、以下のような要因により当社グループの業績及び事業展開が影響を受ける可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3-11.9億円0円-
FY2022/38.9億円0円0.0%
FY2023/3136億円52.8億円38.8%
FY2024/3196億円69.9億円35.7%
FY2025/3184億円2.2億円1.2%

FY2021/3からFY2022/3にかけてはコロナ禍による損失計上や繰越欠損金の利用により法人税等は低水準でした。FY2023/3以降は業績回復に伴い納税額が増加し、一般的な税率水準に戻っています。FY2025/3の税額が極めて低いのは税務上の特例や調整項目が影響しており、今後は標準的な実効税率へ回帰する見込みです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
611万円
従業員数
3,516
平均年齢
41.2歳
平均年収従業員数前年比
当期611万円3,516-

従業員平均年収は611万円であり、娯楽・レジャー業界の中では比較的堅実な水準を維持しています。カラオケ市場の回復や多角的な事業展開に伴う業績の安定感が、従業員への安定した報酬支払いにつながっていると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主29.1%
浮動株70.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関20.1%
事業法人等9%
外国法人等20.6%
個人その他49.4%
証券会社1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はJP MORGAN CHASE BANK 380055(常任代理人 みずほ銀行)・ホシ・クリエート・アサヒビール。

保志 忠郊(12,492,000株)11.96%
保志 治紀(12,239,000株)11.71%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(11,798,000株)11.29%
JP MORGAN CHASE BANK 380055(常任代理人 ㈱みずほ銀行)(5,255,000株)5.03%
㈱ホシ・クリエート(4,899,000株)4.69%
アサヒビール㈱(3,640,000株)3.48%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(3,616,000株)3.46%
三菱UFJ信託銀行㈱(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)(2,296,000株)2.2%
保志 紀(1,943,000株)1.86%
吉田 嘉明(1,310,000株)1.25%

創業家である保志一族が上位株主の多くを占めており、安定した経営基盤を支えるオーナー企業的側面が強い構造です。一方で、日本マスタートラスト信託銀行などの信託口や海外機関投資家も上位に名を連ねており、市場からの監視と株主還元のバランスが重視される体制となっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

3億8,100万円
取締役4名の合計

業務用通信カラオケ「DAM」事業を軸に、直営店運営や飲食事業を展開するセグメント構成です。特にカラオケ業界最大手としての市場シェアを誇る一方、消費者需要の変動やエンターテインメント関連の新規投資に伴う費用負担が継続的なリスク要因として開示されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
7,400万円
連結子会社数
38
設備投資額
194.6億円
平均勤続年数(従業員)
12.4
臨時従業員数
3440

女性役員比率は10.0%であり、多様性の確保は今後の課題です。38社の連結子会社を統括する監査体制を構築しており、大企業として内部統制を重視したガバナンス環境の維持に努めています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
明確な中期経営計画の開示はないが、毎期の業績予想は概ね達成しており安定感がある。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 会社業績予想
FY2026
売上高: 目標 1,627億円 順調 (1,530.2億円)
94.1%
営業利益: 目標 180億円 順調 (179.45億円)
99.7%
当期純利益: 目標 130億円 順調 (181.78億円)
139.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251,527億円1,530億円+0.2%
FY20241,410億円1,468億円+4.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025188億円179億円-4.5%
FY2024150億円186億円+24.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を公表していませんが、毎期の業績予想を着実に達成する傾向にあります。FY2024は売上・利益ともに期初予想を上回る好決算でした。FY2025は売上高は予想通りだったものの、営業利益は若干の未達となりました。来期(FY2026)は増収増益の予想を立てており、コロナ禍からの完全回復と持続的な成長軌道への復帰が焦点となります。計画達成の蓋然性は比較的高いと評価できます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。FY2024およびFY2025において、当社のTSRはTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)しました。これは、コロナ禍からの業績回復期待で株価が上昇したものの、市場全体の成長モメンタムを牽引するハイテク株などに比べて、同社の株価上昇ペースが相対的に緩やかであったことが背景にあります。一方で、FY2023以前はTOPIXを上回るパフォーマンスを見せており、安定した配当と事業回復力が株主還元に貢献していました。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+39.1%
100万円 →139.1万円
39.1万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021152.8万円+52.8万円52.8%
FY2022128.6万円+28.6万円28.6%
FY2023163.4万円+63.4万円63.4%
FY2024150.3万円+50.3万円50.3%
FY2025139.1万円+39.1万円39.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残204,800株
売り残1,328,700株
信用倍率0.15倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月上旬
定時株主総会2026年6月

信用取引では売り残が買い残を大幅に上回る「売り長」の状態で、信用倍率は0.15倍と極めて低く、将来の株価上昇を見込む買い戻し(踏み上げ)が期待される需給環境です。PERは業界平均よりやや割安、PBRは割高ですが、配当利回りは3.32%と魅力的な水準にあります。これらの指標は、同社が安定した収益基盤を持つ成熟企業として市場から評価されていることを示唆しています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 15%
卸売業 850社中 128位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
新サービス・提携30%
株主還元・IR20%
その他10%

最近の出来事

2025年7月新サービス開始

音楽ディストリビューターと提携し、ネクストブレイクアーティストを支援する「ANTENNA!」を始動。

2025年8月業績上方修正

2026年3月期通期の最終利益予想を18%上方修正し、株主への配当も増額する方針を発表。

2025年10月地域連携

千葉県習志野市と「うたと音楽のチカラを活用した魅力発信」に関する連携協定を締結し、地域活性化を推進。

最新ニュース

中立
第一興商、カラオケ機器の提供などに関するプレスリリースを配信
3/27 · PR TIMES
ネガティブ
第一興商、2026年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比3.0%減
2/09 · 株探
ポジティブ
第一興商、千葉県習志野市と「うたと音楽のチカラを活用した魅力発信」に関する連携協定を締結
10/01 · PR TIMES
ポジティブ
第一興商、今期最終利益を18%上方修正し、配当も10円増額
8/07 · 株探
ポジティブ
ネクストブレイクアーティストを支援する新サービス「ANTENNA!」を開始
7/17 · PR TIMES

第一興商 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 28.5円
安全性
安定
自己資本比率 55.6%
稼ぐ力
高い
ROE 15.4%
話題性
好評
ポジティブ 55%

「カラオケ『DAM』の巨人、コロナ禍からのV字回復を果たし、飲食事業との両輪で夜の経済を回す総合エンタメ企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU