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木徳神糧2700

KITOKU SHINRYO CO.,LTD.

スタンダードUpdated 2026/03/30
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 26円
安全性
普通
自己資本比率 33.6%
稼ぐ力
高い
ROE 30.2%
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが普段スーパーで手に取るお米や、レストランで食べるご飯、コンビニのお弁当やおにぎり。その多くに、木徳神糧が関わっているかもしれません。同社は日本有数のお米の専門商社で、全国の農家からお米を仕入れ、精米し、私たちの食卓に届けています。また、お米だけでなく、鶏の飼料や卵の販売も手掛けており、食の川上から川下までを支えています。普段何気なく食べている「ごはん」の裏側で、安定した供給を支えている縁の下の力持ち、それが木徳神糧です。

米穀卸で国内首位級の木徳神糧は、米価高騰の追い風を受け、2025年12月期に売上高1,761.9億円(前期比48.1%増)、営業利益80.25億円(同3.4倍)と過去最高の業績を達成しました。主力の米穀事業が国内外で好調だったことに加え、飼料・鶏卵事業も安定的に推移しています。2026年12月期は売上高2,000億円と増収を見込む一方、営業利益は米価の安定化を織り込み40億円と反動減を予想。今後は同業の神明との合弁会社設立など、業界再編を視野に入れた効率化と事業領域拡大が成長の鍵となります。

卸売業スタンダード市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
12月
本社
東京都千代田区神田小川町2-8 木徳神糧小川町ビル

サービスの実績は?

1,761.9億円
売上高
2025年12月期実績
+48.1% YoY
80.25億円
営業利益
2025年12月期実績
+237.6% YoY
55.20億円
純利益
2025年12月期実績
+220.4% YoY
+237.6%
営業利益成長率 (YoY)
2025年12月期実績
130
1株当たり配当金
2024年12月期実績
+62.5% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
30.2%
株主資本の利回り
ROA
11.4%
総資産の活用度
Op. Margin
4.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期4.8%1.7%-
2022/12期9.5%3.5%-
2023/12期12.0%4.8%-
2024/12期11.9%4.8%2.0%
2025/12期30.2%11.4%4.6%
2025/12期30.2%11.4%4.6%

収益性については、営業利益率が2021/03期の0.5%から2025/03期には4.6%まで改善しており、高単価商品の取り扱い増や物流効率化による利益体質の強化が鮮明です。自己資本利益率(ROE)も26.2%と非常に高い水準に達しており、資本効率の最大化に成功しています。今後は米穀事業の構造改革を通じ、より強固な収益基盤の維持を目指しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期1,078億円5.0億円62.3円-
2022/12期1,047億円10.4億円128.2円-2.9%
2023/12期1,148億円14.8億円182.5円+9.7%
2024/12期1,190億円23.8億円17.2億円212.1円+3.6%
2025/12期1,762億円80.3億円55.2億円675.4円+48.1%

米穀卸売大手として、主力の米穀事業において米価高騰による販売単価の上昇と市場シェアの拡大が寄与し、2025/03期には売上高が約1,762億円、純利益が約55億円へと大幅な増収増益を達成しました。翌期は米価変動の反動減を織り込みつつも、精米事業の共同運営など新たな効率化策を推進しています。食の安定供給という社会的役割を果たす中で、国内外での販売強化が成長の原動力となっています。 【2025/12期実績】売上1762億円(前期比48.1%)、営業利益80億円、純利益55億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
30.2%
業界平均
7.8%
営業利益率上回る
この会社
4.6%
業界平均
3.6%
自己資本比率下回る
この会社
33.6%
業界平均
46.1%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億5,398万円
取締役9名の合計

主な事業は米穀の製造販売を核とし、飼料や鶏卵事業を展開する複合的な食品商社です。米価変動による仕入コストリスクや販売価格への転嫁が主要な事業リスクとして開示されており、近年は合弁会社「日本精米センター」の設立など、物流と生産の効率化に注力しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
過去の中計は大幅達成、業績予想も保守的で上振れ傾向。計画達成能力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画
2026期〜2028期
売上高 (FY2026目標): 目標 2,000億円 順調 (1,761.9億円)
88.1%
営業利益 (FY2026目標): 目標 40億円 順調 (80.25億円)
200.6%
(旧) 中期3ヵ年経営計画
2021期〜2023期
売上高: 目標 1,120億円 達成 (1,148.3億円)
102.5%
営業利益: 目標 10億円 達成 (20.61億円)
206.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,550億円1,762億円+13.7%
2024期1,180億円1,190億円+0.8%
2023期1,120億円1,148億円+2.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期15億円24億円+58.5%
2023期10億円21億円+106.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2023年を最終年度とする旧中期経営計画は、売上・利益ともに目標を大幅に超過して達成しました。現在進行中の新中期経営計画では、2026期目標として売上高2,000億円、営業利益40億円を掲げています。直近2025期の実績が米価高騰で急伸したため、利益目標は既に達成済みですが、これは特殊要因であり、今後は安定成長路線への回帰を目指します。業績予想は保守的な傾向があり、実績が期初予想を上回ることが多い点も特徴です。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
市場環境・流通30%
提携・M&A20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
24
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 東洋経済オンライン, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
卸売業 480社中 72位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年11月業務提携

株式会社神明と精米事業における合弁会社「日本精米センター」を設立し、佐賀工場を共同運営開始。

2025年11月業績上方修正

米価高騰による収益増を背景に、2025年12月期の純利益予想を59.20億円へと上方修正し、増配を発表。

2024年4月JA連携

JA常陸と産直協定を締結し、米穀製品の品目拡大と安定供給体制の強化を図る。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率33.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
143億円
借金(有利子負債)
Net Assets
210億円
会社の純資産

財務状況については、事業拡大に伴い総資産が約566億円まで増加していますが、有利子負債の活用を並行しながら自己資本比率は36.1%を維持しており、一定の財務健全性を確保しています。潤沢な資産背景のもと、JA全農との連携など業界再編を見据えた投資を柔軟に行える環境にあります。長期的には資産の効率活用と負債管理の両立が課題となります。 【2025/12期】総資産566億円、純資産210億円、自己資本比率33.6%、有利子負債143億円。

お金の流れは?

本業で稼げていません
Operating CF
-11.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-7.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
+33.8億円
借入・返済など
Free CF
-18.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期7.7億円5.7億円3.1億円2.0億円
2022/12期43.4億円5.7億円32.9億円37.7億円
2023/12期4.7億円4.2億円1.5億円4,300万円
2024/12期9.3億円9.9億円28.6億円19.2億円
2025/12期11.7億円7.3億円33.8億円18.9億円

営業キャッシュフローは米価高騰に伴う運転資本の変動によりマイナスとなる期も見られますが、安定した事業収益により本業の稼ぐ力は健在です。投資キャッシュフローは工場の共同運営や物流施設への戦略的投資が継続しています。成長に向けた資金需要に対応するため財務キャッシュフローを調達に充てており、健全な投資サイクルを維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 1名(9.1% 男性 10
9%
91%
監査報酬
2,650万円
連結子会社数
3
設備投資額
6.3億円
平均勤続年数(従業員)
15.71
臨時従業員数
94

女性役員比率は9.0%と改善の余地があるものの、監査体制を適切に構築しています。精米事業での首位級の規模を活かしつつ、他社との提携を推進することで、市場縮小やコスト上昇といった外部環境の変化に対応するガバナンス体制を整備しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主35.3%
浮動株64.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関14.5%
事業法人等20.8%
外国法人等4.2%
個人その他58.7%
証券会社1.8%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は濱田精麦・神明ホールディングス・大和産業。

木村 良(500,000株)6.12%
濱田精麦株式会社(412,000株)5.03%
株式会社神明ホールディングス(400,000株)4.89%
大和産業株式会社(350,000株)4.27%
全国農業協同組合連合会(300,000株)3.66%
株式会社三菱UFJ銀行(300,000株)3.66%
株式会社三井住友銀行(186,000株)2.27%
農林中央金庫(186,000株)2.27%
木徳神糧従業員持株会(167,000株)2.05%
ヤマエ久野株式会社(153,000株)1.87%

木徳神糧は、創業者一族や濱田精麦、神明ホールディングス等の業界関連企業が上位株主に名を連ねる、強固な安定株主体制が特徴です。JA全農の出資も受けており、業界内の有力企業との連携を通じてサプライチェーンの安定性を確保しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年3月25日)現在において、当社グループが判断したものであります
21. 米穀事業の特殊性について (1) 「農業政策の影響」 当社グループの米穀事業においては、原料調達の大部分を国内産にて行っております
3現在、減反による生産調整の廃止、農地集積や担い手の育成、飼料用米等主食用米以外への転作等による影響等、農業の生産や流通に係る多くの課題を抱えておりますが、今後の米の生産や流通基盤の変化と、通商政策による外国産米の輸入取り扱いについての政府方針変更によって、原料調達価格の変動等が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
4当社グループは、契約手法の多様化によって原料調達価格や数量の変動リスクの低減を図るとともに、海外における収益基盤の拡充、新規事業や新商品開発に取り組んでまいります
5(2) 「天候等による影響」 当社グループの米穀事業においては、国内外の天候、災害等の影響を受ける作況動向、各国政府の備蓄に係わる方針及び数量、社会全体の景気に影響される消費動向等により仕入・販売価格が変動し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
780万円
従業員数
385
平均年齢
42.27歳
平均年収従業員数前年比
当期780万円385-

従業員平均年収は780万円と、食料品卸売業界の中では高水準に位置しています。米価高騰による業績拡大が寄与している可能性があり、安定した収益基盤と人的資本への還元姿勢が反映されています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、2022期からTOPIXを上回るパフォーマンスを示しており、特に2025期は413.9%とTOPIX(213.2%)を大幅にアウトパフォームしました。これは、米価高騰による記録的な利益成長と、それに伴う大幅な増配、株価上昇が複合的に作用した結果です。株価上昇と高い配当利回りの両方が株主への総リターンを押し上げており、資本市場から高く評価されていることがわかります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
26
方針: 連結配当性向を指標としつつ、業績に応じた利益還元を実施
1株配当配当性向
2016/12期109.2%
2017/12期109.3%
2019/12期5012.1%
2020/12期50129.5%
2021/12期5016.0%
2022/12期609.4%
2023/12期808.8%
2024/12期2612.3%
株主優待
あり
権利確定月6月・12月

配当方針としては、業績に連動した利益還元を重視しており、利益拡大に伴う増配を積極的に実施しています。配当性向は低水準で推移しており、十分な再投資余力を確保しつつも株主への還元姿勢を強めています。今後も安定的かつ魅力的な配当と株主優待を組み合わせたトータルリターンを追求する方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 413.9万円 になりました (313.9万円)
+313.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期105.0万円5.0万円5.0%
2022期128.3万円28.3万円28.3%
2023期164.7万円64.7万円64.7%
2024期170.8万円70.8万円70.8%
2025期413.9万円313.9万円313.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残140,000株
売り残0株
信用倍率買建のみ
2026年3月13日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年5月上旬
第2四半期決算発表2026年8月上旬

PER5.6倍、PBR0.82倍と、食料品業界平均(PER19.1倍、PBR1.3倍)と比較して株価は大幅に割安な水準です。配当利回りは6.32%と非常に高く、株主還元への意識も評価できます。一方、信用買い残が一定水準あるものの、売り残はなく、需給面での大きな懸念は限定的です。今後は業績の持続性が市場評価の鍵となりそうです。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期6.1億円1.1億円17.8%
2022/12期13.7億円3.3億円24.3%
2023/12期21.5億円6.8億円31.3%
2024/12期24.9億円7.6億円30.6%
2025/12期81.7億円26.5億円32.4%

税引前利益の拡大に合わせて法人税等の納税額も増加傾向にあり、2025/03期には約26億円を納付しました。実効税率は概ね30%前後で安定して推移しており、法的に定められた適切な税務コンプライアンスを維持しています。業績の変動に応じて柔軟に税務コストが管理されている状況です。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

木徳神糧 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 26円
安全性
普通
自己資本比率 33.6%
稼ぐ力
高い
ROE 30.2%
話題性
好評
ポジ 55%

「日本の食卓を支える米穀の巨人が、米価高騰を追い風に記録的利益を叩き出し、業界再編も仕掛ける攻めの姿勢」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU