JUMP

東海ソフト4430

TOKAI SOFT CO.,LTD.

スタンダードUpdated 2026/05/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 55円
安全性
安定
自己資本比率 53.9%
稼ぐ力
高い
ROE 13.4%
話題性
好評
ポジ 62%

この会社ってなに?

あなたが毎日乗る車のエンジンや電動化システムを制御するソフト、工場の生産ラインを動かす仕組み、銀行や役所のシステムの裏側――そうした「見えないソフトウエア」を名古屋から支えているのが東海ソフトです。最大の強みはトヨタグループ向けの車載ECU(電子制御ユニット)など組込み制御ソフトで、SDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)化が進む自動車の電動化・コネクティッド領域に深く食い込んでいます。さらに国内製造業向けの工場・物流システム(mcframe連携のMESソリューションなど)、日立グループの協力会社として担う金融機関・官公庁向けシステムと、3つの分野で景気変動に強い受託開発を積み上げてきました。1970年創業の独立系ソフトハウスとして従業員808名を抱え、2025/05期の売上は106.8億円。あなたの暮らしや産業のデジタル基盤を、名古屋から黙々と支え続けている会社です。

東海ソフトは1970年創業、名古屋に本社を置く独立系のソフトウエア開発会社です(東証スタンダード・名証プレミア上場、5月決算)。トヨタグループ向けの車載ECUなど組込み制御ソフト、国内製造業・物流業向けの業務システム、日立グループの協力会社として手がける金融・公共システムを3本柱に、ソフトウエア開発の単一セグメントで事業を展開しています。2025/05期期より連結決算へ移行し、2024年12月にソフトウエア開発会社のAJ・Flat株式会社(名古屋・売上約19億円)を取得価額18.7億円で完全子会社化しました。2025/05期の売上高106.8億円(前期比+22.2%)は、本業の成長に加えAJ・Flatの半期分の連結寄与によるものです。2026/05期は第3四半期累計で営業利益11.37億円と当初予想をほぼ達成し、2026年4月10日に通期予想を上方修正。売上高120.0億円(+12.4%)・営業利益13.5億円(+20.5%)・経常利益14.0億円(+22.0%)・純利益9.0億円(+10.7%)と過去最高益更新を計画し、年間配当も前期実績の55円から60円へ増配(当初予想57円からの上方修正)しました。営業利益率は7%台から11%台へ改善傾向、ROEは10%台で安定、自己資本比率53.9%と財務も健全です。

情報・通信業スタンダード市場

注目ポイント

5期連続増収&過去最高益更新、上方修正で勢い加速

2021/05期の66.8億円から2026/05期予想120.0億円へ5期連続増収。2026/05期は3Q累計で当初予想をほぼ達成し通期を上方修正、最高益を上乗せ。営業利益率も7%台から11%台へ改善傾向にあります。

車載×製造DX×金融公共の3本柱で景気に強い

トヨタグループ向け車載ECUなど組込み制御、製造業の工場・物流システム(mcframe連携MES)、日立系協力会社としての金融・公共システムを3本柱に展開。SDV化・製造DX・行政デジタル化という追い風を取り込んでいます。

近年4期連続増配&健全財務

2022/05期以降4期連続増配(2026/05期予想で5期連続)で配当性向は30%超へ。自己資本比率53.9%・ROE 10%台と財務も健全。名古屋拠点・従業員808名の独立系ソフトハウスとして堅実な成長を続けています。

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
5月
本社
愛知県名古屋市中村区則武二丁目16番1号
公式
www.tokai-soft.co.jp

サービスの実績は?

47.7億円
製造・流通及び業務システム関連事業
2026/05期 3Q累計売上(最大区分)
+29.0% YoY
30.2億円
組込み関連事業
2026/05期 3Q累計売上(トヨタ系車載ECU等)
+16.5% YoY
13.3億円
金融・公共関連事業
2026/05期 3Q累計売上(日立系協力会社)
±0.0% YoY
808
従業員数
2025/05期・平均年齢36歳・平均年収632万円
独立系ソフトハウス
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

ソフトウエア開発事業(単一セグメント)
106.8億円100.0%)
ソフトウエア開発事業(単一セグメント)106.8億円
利益: 11.2億円利益率: 10.5%

報告セグメントはソフトウエア開発事業の単一セグメント(2025/05期実績)。社内では3区分で管理し、2026/05期 第3四半期累計(25年6月-26年2月)の区分別売上は、(1)製造・流通及び業務システム関連事業47.7億円(+29.0%、最大区分。工場の生産ライン監視制御・物流・製造業の業務システム。mcframe連携のMESソリューション等)、(2)組込み関連事業30.2億円(+16.5%。トヨタグループ向け車載ECU・民生/産業機器の制御ソフト。SDV化に伴うEV・コネクティッド領域が重要性増大)、(3)金融・公共関連事業13.3億円(±0.0%。日立グループの協力会社として金融機関・官公庁向けシステムを開発。デジタル庁関連案件も視野)。製造・業務システムと組込みが成長を牽引し、金融・公共は横ばい。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.4%
株主資本の利回り
ROA
7.2%
総資産の活用度
Op. Margin
10.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/05期10.6%5.5%7.0%
2022/05期10.8%5.7%9.2%
2023/05期13.3%8.0%11.2%
2024/05期13.9%8.8%11.5%
2025/05期13.4%7.2%10.5%
3Q FY2026/511.7%(累計)6.5%(累計)12.4%

ROEは10%台で安定的に推移し、受託ソフト開発としては良好な資本効率を維持しています。営業利益率は2021/05期の7.0%から2024/05期の11.5%へ着実に改善し、付加価値の高い開発案件へのシフトと生産性向上が寄与。2025/05期はROE 13.4%・ROA 7.2%・営業利益率10.5%で、連結移行・成長投資に伴う総資産の増加(前期比+33.9%)でROAは一時的に低下しましたが、収益力の構造は維持されています。純利益は2018/05期期以降8期連続で増益を続けており(2017/05期の減益を底に右肩上がり)、利益の安定成長が続いています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2021/05期66.8億円4.7億円4.0億円81.9円
2022/05期73.0億円6.7億円4.4億円90.3円+9.4%
2023/05期77.2億円8.6億円6.2億円131.1円+5.7%
2024/05期87.4億円10.0億円7.4億円154.4円+13.2%
2025/05期107億円11.2億円8.1億円170.2円+22.2%

売上高は66.8億円(2021/05期)から106.8億円(2025/05期)へ着実に拡大し、2026/05期予想は120.0億円と5期連続増収・過去最高更新を計画。2025/05期期より連結決算へ移行し、2024年12月に完全子会社化したソフトウエア開発会社AJ・Flat(売上約19億円)の半期分連結が加わったことも、2025/05期の+22.2%増収を押し上げました(本業の受託ソフト開発の成長+M&A寄与)。営業利益は4.65億円→11.2億円へと拡大し、営業利益率は7.0%から10%台へ改善。2026/05期は第3四半期累計で営業利益11.37億円(+18.3%)と当初予想をほぼ達成したため、2026年4月10日に通期予想を上方修正(営業利益13.5億円〔+20.5%〕・経常利益14.0億円〔+22.0%〕・純利益9.0億円〔+10.7%〕)。上方修正後の高い目標に対しても3Q時点で順調なペースです。 【3Q 2026/05期実績】売上92億円(通期予想比77%)、営業利益11億円(同84%)、純利益7.1億円(同79%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
13.4%
業界平均
15.0%
営業利益率下回る
この会社
10.5%
業界平均
14.5%
自己資本比率上回る
この会社
53.9%
業界平均
49.1%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

今期の業績予想と進捗

3Q 2026/05期予想据置

単純進捗ベース
オンペース
前年同期進捗比較
+4.2pt予想額 加重平均
期間経過 75%
売上高
累計実績
92.0億円
通期予想 120億円
76.7%
前年同期
5.0pt
営業利益
累計実績
11.4億円
通期予想 13.5億円
84.2%
前年同期
1.6pt
最終利益
累計実績
7.1億円
通期予想 9.0億円
79.3%
前年同期
1.4pt

会社の公式開示情報

役員報酬

1億6,303万円
取締役5名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
ソフトウエア開発事業(単一セグメント)106.8億円11.2億円10.5%

東海ソフトの事業はソフトウエア開発の単一セグメントで、社内的には組込み関連、製造・流通及び業務システム関連、金融・公共関連の3区分で運営されています。2026/05期 第3四半期累計では製造・業務システム関連(+29.0%)と組込み関連(+16.5%)が成長を牽引し、金融・公共関連は横ばい。SDV化が進む自動車向け組込みソフト、製造DX・MESソリューション(mcframe連携)、デジタル庁関連を含む公共DXが今後の成長領域です。事業リスクとしては、特定顧客(トヨタ系)依存、IT人材の確保難、受託開発の工数・原価管理、連結子会社・M&A、公共/金融案件の予算変動、生成AI等の技術変化への対応が挙げられます。

会社の計画は順調?

A
総合評価
FY2026/5は3Q累計で営業利益11.37億円と当初予想をほぼ達成し通期を上方修正。上方修正後の高い目標に対しても3Q時点で順調なペースで進捗しています。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

明確な数値目標を伴う公表中期経営計画は確認できなかったため、FY2026/5上方修正後予想(売上高120.0億円・営業利益13.5億円)を当期目標として進捗を評価しています。
FY2026/5 上方修正後 業績予想(当期目標)
2025年6月〜2026年5月
売上高: 目標 120.0億円(前期比+12.4%) 順調 (92.0億円(3Q累計))
77%
営業利益: 目標 13.5億円(前期比+20.5%) 順調 (11.37億円(3Q累計))
84%
経常利益: 目標 14.0億円(前期比+22.0%) 順調 (11.64億円(3Q累計))
83%
純利益: 目標 9.0億円(前期比+10.7%) 順調 (7.14億円(3Q累計))
79%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2026/05期120億円120億円+0.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2026/05期12億円14億円+8.1%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2026/05期9億円9億円+5.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

公表されている数値目標付きの中期経営計画は確認できなかったため、ここでは2026/05期の上方修正後予想(売上高120.0億円・営業利益13.5億円)を当期目標として進捗を評価しています。2026/05期は第3四半期累計で営業利益11.37億円・進捗率約84%と、当初予想をほぼ達成して通期を上方修正したにもかかわらず、上方修正後の高い目標に対しても順調なペース。製造・業務システムと組込みの成長が牽引しており、過去最高益更新への信頼感は高い水準です。

最新ニュース

ポジティブ
東海ソフト、今期経常を4%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額
4/10 · 株探
ポジティブ
東海ソフト<4430>、26年5月期Q3累計の連結経常利益は前年同期比21.6%増
4/10 · みんかぶ
ポジティブ
本日の【サプライズ決算】速報(04月10日)
4/10 · 株探
ポジティブ
東海ソフト、26年5月期は連結決算へ移行――過去最高益を更新
7/14 · 自社IR

どんな話題が多い?

決算・業績45%
上方修正・予想20%
配当・株主還元15%
連結移行・M&A12%
その他8%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
6
前月比 +0%
メディア数
6
株探, 日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報オンライン, 自社IR
業界内ランキング
中位 50%
情報・通信業の中堅独立系SI。決算・増配・連結移行を中心に露出
報道のトーン
62%
好意的
33%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1970年
名古屋で独立系ソフトハウスとして創業

東海ソフトは1970年5月、名古屋で独立系のソフトウエア開発会社として創業。『品質第一・納期厳守・アフターサービス充実』をモットーに、特定資本に属さない独立系の強みを活かして事業を広げてきました。

2000年代
車載組込み・製造・金融公共の3本柱を確立

トヨタグループ向けの車載ECUなど組込み制御ソフト、国内製造業向けの業務システム、日立グループの協力会社としての金融・公共システムという3つの分野を確立。景気変動に強い受託開発のポートフォリオを築きました。

2018年〜2019年
株式上場と株式分割

東京証券取引所・名古屋証券取引所に上場し、独立系ソフトハウスとして資本市場での知名度を高めました。上場前後には1株を2株とする株式分割を実施し、投資単位の引き下げと流動性向上を図りました。

2025年
連結決算へ移行し過去最高益を更新

2025/05期期よりソフトウエア開発会社AJ・Flat株式会社(売上約19億円)を完全子会社化して連結決算を開始。本業の成長に加えAJ・Flatの半期分連結も寄与し、売上高106.8億円(+22.2%)・営業利益11.2億円と過去最高益を更新しました。

2026年〜
上方修正・増配で成長加速、SDV・製造DXへ

2026/05期は第3四半期累計で営業利益11.37億円と当初予想をほぼ達成し、通期予想を上方修正(売上120.0億円・営業利益13.5億円)。配当も60円へ増額。SDV化が進む車載組込み、mcframe連携の製造DX、公共DXを次の成長エンジンに据えています。

出来事の年表

2026年4月上方修正

2026/05期 第3四半期決算と同時に通期予想を上方修正。売上高120.0億円(+12.4%)・営業利益13.5億円(+20.5%)・経常利益14.0億円(+22.0%)・純利益9.0億円(+10.7%)と過去最高益更新を計画し、最高益予想を上乗せ。

2026年4月増配

業績の上方修正に合わせ、2026/05期の年間配当予想を当初の57円から60円へ増額(前期実績55円から+5円の増配)。2022/05期以降4期連続の増配となり、2026/05期予想で5期連続増配を見込む。

2026年4月3Q好調

2026/05期 第3四半期累計(25年6月-26年2月)の連結経常利益が前年同期比21.7%増の11.64億円、営業利益も11.37億円(+18.3%)と当初通期予想をほぼ達成。製造・業務システムと組込みが牽引。

2025年7月本決算

2025/05期本決算を発表。売上高106.8億円(+22.2%)・営業利益11.2億円・純利益8.1億円と過去最高を更新。本業の成長に加え、2024年12月に完全子会社化したソフトウエア開発会社AJ・Flatの半期分連結が増収に寄与。

2025年4月連結移行

2025/05期期より連結決算を開始(2025年4月14日開示)。ソフトウエア開発会社のAJ・Flat株式会社(名古屋・2008年設立・売上約19億円)を取得価額18.7億円で完全子会社化(2024年12月)。ソフト開発体制の強化とIT人材の拡充が狙い。

2019年株式分割

上場前後に1株を2株とする株式分割を実施。流動性向上と投資単位の引き下げを図った。発行済株式数は現在4,920,300株。

社長プロフィール

尾上 雅憲
代表取締役社長
堅実な技術派
当社は1970年の創業以来、独立系ソフトハウスとして『品質第一・納期厳守・アフターサービス充実』をモットーに、お客様の信頼を一つひとつ積み重ねてまいりました。自動車のSDV化や製造業のDX、行政のデジタル化など、社会のあらゆる場面でソフトウエアの重要性が高まる今こそ、当社の出番だと考えています。組込み制御、製造・業務システム、金融・公共という3つの領域で培った技術力を磨き続け、人材を『資本』と捉えた教育投資と協業・M&Aを通じて、お客様の課題解決と社会のデジタル基盤づくりに貢献してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率53.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
24.9億円
借金(有利子負債)
Net Assets
60.6億円
会社の純資産

財務体質は健全。自己資本比率は2021/05期の52.0%から2024/05期には63.2%まで上昇し、有利子負債もこの間に20.09億円→10.57億円へ着実に圧縮しました。2025/05期は連結決算移行・成長投資により総資産が前期比+33.9%の112.4億円に拡大し、有利子負債も24.89億円へ増加、自己資本比率は53.9%へ低下しています。それでも自己資本比率は5割超を維持しており、BPSは1,265円と着実に積み上がっています。 【3Q 2026/05期】総資産106億円、純資産66億円、自己資本比率59.5%、有利子負債19億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+7.5億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-2.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-300万円
借入・返済など
Free CF
+5.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/05期1.6億円25.4億円17.6億円27.1億円
2022/05期12.3億円7,400万円5.6億円11.5億円
2023/05期1,200万円3,300万円3.9億円2,100万円
2024/05期7.4億円3,600万円4.8億円7.0億円
2025/05期7.5億円2.5億円300万円5.0億円

2021/05期は本社・開発拠点等への大型投資年で投資CFが△25.45億円、営業CFも一時的にマイナスとなりFCFは大きく落ち込みました。その後は営業CFが安定的にプラスを確保し、2024/05期は7.01億円、2025/05期は5.03億円のFCFを計上。2025/05期は連結移行に伴う投資CF(△2.48億円)が拡大しましたが、営業CF 7.51億円で十分に賄えており、稼ぐ力と投資のバランスは良好です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 1名(14.3% 男性 6
14%
86%
監査報酬
4,000万円
連結子会社数
1
設備投資額
819万円
平均勤続年数(従業員)
11

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主33.3%
浮動株66.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関0.8%
事業法人等4.4%
外国法人等6.2%
個人その他86.1%
証券会社2.5%

筆頭株主は取締役(コンプライアンス担当)で創業家系の水谷慎介氏(18.06%)、これに取締役会長の伊藤秀和氏(5.99%)、東海ソフト社員持株会(9.28%)を加えた合計33.3%を安定株主と算定しました。仁井田博義氏(4.18%)など他の個人大株主も安定株主である可能性はありますが、保守的に算定しています。株主構成は個人その他が86.1%と高く、浮動株比率は約66.7%。

水谷 慎介(864,000株)18.06%
東海ソフト社員持株会(444,000株)9.28%
伊藤 秀和(286,000株)5.99%
仁井田 博義(200,000株)4.18%
ビジネスエンジニアリング株式会社(78,000株)1.63%
光通信株式会社(77,000株)1.61%
インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社(54,000株)1.15%
山下 一浩(50,000株)1.05%
野島 誠(47,000株)0.98%
仲原 龍(41,000株)0.87%

筆頭株主は取締役(コンプライアンス担当)の水谷慎介氏で約18%を保有し、取締役会長の伊藤秀和氏(約6%)、社員持株会(約9%)が続く創業家系の色彩が残る株主構成です。事業面で協業するビジネスエンジニアリング株式会社(mcframe)も株主に名を連ねています。個人株主の比率が高く、機関投資家・外国人比率は限定的です(2025年5月末時点、第56期有価証券報告書)。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1特定顧客・特定業界への依存リスク:トヨタグループ向けの車載組込みソフトをはじめ自動車関連の比重が高く、自動車業界の生産・開発投資動向や、SDV化に伴う技術要求の急変が業績に影響を与える可能性がある。
2IT人材の確保・育成リスク:深刻なエンジニア採用難の中、優秀な人材の確保・定着・リスキリングが持続的成長の前提であり、採用難や離職の増加は受注機会の損失・原価上昇につながる。
3受託開発の工数・原価管理リスク:プロジェクトの大規模化・複雑化により、見積精度の低下や不採算案件の発生(実際に2026/05期上半期に一部不採算案件が発生)が利益率を圧迫するリスクがある。
4連結子会社・M&Aに関するリスク:2025/05期期より連結決算へ移行し、M&Aや人材獲得を成長戦略に掲げる中、買収先の統合(PMI)が想定通り進まない場合、のれんの減損等のリスクがある。
5金融・公共案件の予算・景気変動リスク:日立グループ等の大手SIer経由で参画する金融・公共分野の案件は、官公庁の予算編成や金融機関のIT投資方針に左右され、案件の縮小・後ろ倒しが収益に影響する。
6技術革新(生成AI・DX)への対応リスク:生成AIやクラウド・データ連携など技術変化が速く、対応が遅れると競争力低下や、AIによる開発の内製化進展で受託需要が縮小する可能性がある。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
632万円
従業員数
808
平均年齢
36歳
平均年収従業員数前年比
当期632万円808-

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 業績連動を基本としつつ、配当性向30%前後を目安とした安定的・継続的な株主還元
1株配当配当性向
2021/05期1518.3%
2022/05期1617.7%
2023/05期3022.9%
2024/05期4730.4%
2025/05期5532.3%
2026/05期(予想)6031.9%
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度はありません(過去に市場変更記念のQUOカード優待を実施した経緯がありますが、現行は実施なし)。

配当は年1回(期末配当のみ)です。2020/05期と2021/05期がともに15円で横ばいだったため連続増配の起点は2022/05期で、2022/05期以降4期連続増配(2026/05期予想で5期連続)と近年は増配基調を強めています。配当性向は18%前後から30%超へ段階的に引き上げられており、2025/05期は32.3%。2026/05期は業績の上方修正に合わせて2026年4月10日に年間配当を57円→60円へ増額し、配当性向は約31.9%(60円÷187.84円)の水準を見込みます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/05期5.2億円1.1億円21.9%
2022/05期6.6億円2.2億円32.8%
2023/05期8.6億円2.4億円27.8%
2024/05期10.1億円2.7億円26.8%
2025/05期11.5億円3.3億円29.1%

東海ソフトは特別損益がほとんど発生しないため、経常利益=税引前利益となるシンプルな損益構造です(短信で確認)。実効税率は22〜33%のレンジで推移し、法定実効税率(約30%)と概ね整合しています。税引前利益は5.15億円(2021/05期)から11.47億円(2025/05期)へと拡大し、納税額も着実に増加しています。

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東海ソフト まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 55円
安全性
安定
自己資本比率 53.9%
稼ぐ力
高い
ROE 13.4%
話題性
好評
ポジ 62%

「名古屋拠点の独立系ソフトハウス。トヨタ系車載×製造DX×公共で過去最高益更新、5月期連続上方修正&増配」

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最終更新: 2026/05/28 / データ提供: OSHIKABU