フージャースホールディングス
Hoosiers Holdings Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月27日
「欲しい暮らし」をカタチにする、不動産の総合デベロッパー
すべての人が自分らしく暮らせる住環境と、豊かでサステナブルな地域社会の未来を創造します。
この会社ってなに?
あなたが新しい家を探すとき、選択肢の一つになるかもしれない「デュオ」という名前の新築マンション。実はこのマンション、フージャースホールディングスが手がけています。彼らの仕事はそれだけでなく、元気なシニア世代が安心して暮らせる分譲マンション「デュオセーヌ」も全国に展開しています。あなたの親御さんが新しいライフステージを考える際の選択肢にもなっているかもしれません。普段何気なく目にするマンション建設の裏側で、若い世代からシニアまで、多様な人々の「理想の住まい」を創造している会社です。
首都圏を地盤とする不動産デベロッパー。FY2025は売上高921.5億円、営業利益92.27億円と堅調に推移。続くFY2026は売上高1,325億円、営業利益129億円と大幅な増収増益を見込み、中期経営計画の最終年度として過去最高益の更新を目指しています。近年はM&Aを積極的に活用し、九州や中四国エリアへ進出するなど、事業エリアの拡大が成長を牽引しています。高水準の配当を継続しており、株主還元への意識も高い企業です。
会社概要
- 業種
- 不動産業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 丸の内仲通りビル10階
- 公式
- www.hoosiers.co.jp
社長プロフィール

私たちは、時代の変化と多様化するニーズを的確に捉え、住まいに関するあらゆるソリューションを提供することを目指しています。主力の不動産開発事業に加え、地方創生やシニア向け事業(CCRC)にも注力し、持続的な成長と企業価値の向上を通じて、すべてのステークホルダーの期待に応えてまいります。
この会社のストーリー
東京都江戸川区にて、廣岡哲也氏が株式会社フージャースを設立。不動産仲介・販売代理業を開始。
JASDAQ市場に上場を果たし、自社ブランドマンション「デュオ」シリーズの展開を本格化。企業の成長基盤を確立する。
株式会社フージャースホールディングスを設立し、持株会社体制へ移行。事業の多角化とグループ経営の強化を図る。
CCRC(Continuing Care Retirement Community)事業を開始。シニア向け分譲マンション「デュオセーヌ」を展開し、新たな市場を開拓する。
日本アイコムの事業承継を皮切りに、M&Aを積極的に活用。中四国や九州など、首都圏以外のエリアへ本格的に進出を開始する。
2026年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定。熊本のホームステージを子会社化し、九州エリアでの事業基盤をさらに強化する。
小川栄一氏が代表取締役社長に就任し、新体制がスタート。経済産業省から「DX認定事業者」に認定されるなど、デジタル化を推進する。
中期経営計画の最終年度として、過去最高の利益更新を目指す。地方での分譲事業とCCRC事業の拡大を成長の柱とする。
注目ポイント
首都圏を基盤としながら、M&Aを効果的に活用して中四国や九州へ事業エリアを拡大。地方創生にも貢献し、持続的な成長を目指しています。
超高齢社会のニーズに応えるべく、自立型シニア向け分譲マンション「デュオセーヌ」を展開。健康寿命の延伸と豊かなセカンドライフをサポートする新しい住まいの形を提案しています。
安定的な配当を継続しており、株主還元への意識が高い企業です。中期経営計画では配当性向40%以上を目標に掲げ、企業成長と株主への利益還元の両立を目指しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 14円 | 22.7% |
| FY2017/3 | 24円 | 19.7% |
| FY2018/3 | 24円 | 20.2% |
| FY2019/3 | 25円 | 44.9% |
| FY2020/3 | 35円 | 720.2% |
| FY2021/3 | 24円 | 47.1% |
| FY2022/3 | 36円 | 41.5% |
| FY2023/3 | 52円 | 40.4% |
| FY2024/3 | 55円 | 40.6% |
| FY2025/3 | 62円 | 40.4% |
当社では現在、株主優待制度を実施しておりません。
配当方針として配当性向40%程度を目標として掲げており、業績成長に伴う増配を継続しています。近年では業績の安定化と財務基盤の強化により、高い配当利回りを維持する株主還元姿勢を強化しています。今後も持続的な成長と連動した安定的な利益還元を行う方針です。
同業比較(収益性)
不動産業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
フージャースホールディングスの業績は、主力であるマンション分譲事業が堅調に推移し、売上高は直近5期で約800億円から921億円へと着実に成長しています。特に不動産開発から不動産投資・サービスへと事業領域を広げたことで収益の安定化が図られました。2026年3月期は大型物件の引き渡しなどが寄与し、さらなる大幅な増収増益を見込んでいます。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 16.7% | 2.1% | - |
| FY2022/3 | 1.0% | 2.4% | - |
| FY2023/3 | 25.5% | 3.1% | - |
| FY2024/3 | 18.7% | 2.9% | 10.3% |
| FY2025/3 | -1.8% | 3.0% | 10.0% |
収益性については、事業ポートフォリオの最適化により営業利益率が以前の約6%台から足元では10%前後の高い水準で安定しています。ROE(自己資本利益率)も11%台を維持しており、株主資本を効率的に活用した経営が定着しています。今後も不動産開発における高い付加価値の創造を通じて、利益率の維持・向上を目指す方針です。
財務は安全?
財務健全性の面では、マンション開発に伴う在庫や事業拡大のための投資により総資産が約1,798億円まで増加し、有利子負債も相応に積み上がっています。自己資本比率は23%前後で推移しており、不動産開発業としては適切な財務コントロールを維持している状況です。資産効率を高めることで、負債を管理しつつ成長投資を継続するバランスを重視しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 107億円 | -30.6億円 | -151億円 | 76.6億円 |
| FY2022/3 | 203億円 | -41.7億円 | -99.0億円 | 161億円 |
| FY2023/3 | -75.3億円 | -1.8億円 | 59.3億円 | -77.1億円 |
| FY2024/3 | 1.9億円 | -24.1億円 | 24.1億円 | -22.2億円 |
| FY2025/3 | -141億円 | 2.7億円 | 125億円 | -138億円 |
営業キャッシュフローは物件取得の時期によって大きく変動する特性があり、直近では積極的な仕入れによりマイナスとなりました。事業拡大期には資金流出が先行しますが、販売完了時に営業キャッシュフローが大きく改善する好循環を目指しています。不足する資金は財務キャッシュフローによる調達で補っており、成長投資に向けた資金運用を行っています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 46.2億円 | 17.4億円 | 37.7% |
| FY2022/3 | 56.9億円 | 26.2億円 | 46.1% |
| FY2023/3 | 72.8億円 | 27.2億円 | 37.4% |
| FY2024/3 | 76.0億円 | 27.9億円 | 36.8% |
| FY2025/3 | 86.0億円 | 31.4億円 | 36.5% |
法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動しており、標準的な税率水準で推移しています。FY2022/3期には一時的な要因から実効税率が上昇しましたが、概ね法定の実効税率に準じた水準で安定しています。将来の業績拡大に伴い納税額も増加傾向にあり、適切な税務コンプライアンスを維持しています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 712万円 | 918人 | - |
従業員の平均年収は712万円となっており、不動産業界の中でも堅実な水準を維持しています。好調な業績や新規プロジェクトへの参画が賞与等の給与還元に反映されやすく、社員のモチベーション向上と人材確保を重視する姿勢が見て取れます。
誰がこの会社の株を持ってる?
外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はDAIWA CM SINGAPORE LTD-NOMINEE HIROOKA TETSUYA(常任代理人 大和証券)。
同社の株主構成は、創業者の廣岡哲也氏個人および関連会社が大株主の大きな割合を占めており、創業家による強い影響力と経営の安定性が特徴です。機関投資家や住友不動産などの法人株主も一定数存在し、経営の規律と機動的な資金調達の両立を図っています。
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示情報によると、同社は分譲マンション開発を核に、シニア向け分譲や不動産投資など多角的な事業を展開しています。現在は新規投資や市況変動による固定費増大がリスク要因となりますが、中長期的な成長を見据えたポートフォリオの最適化が経営の要となっています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は14.3%とさらなる向上の余地がありますが、社外取締役を過半数配置するなど透明性の高いガバナンス体制を構築しています。連結子会社24社を抱えるグループ経営において、監査体制の強化と事業の多角化を通じた健全な成長を目指しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 900億円 | — | 922億円 | +2.4% |
| FY2024 | 900億円 | — | 864億円 | -4.0% |
| FY2023 | 800億円 | — | 793億円 | -0.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 94億円 | — | 92億円 | -1.8% |
| FY2024 | 86億円 | — | 89億円 | +4.0% |
| FY2023 | 73億円 | — | 84億円 | +15.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の中期経営計画(FY2022~FY2026)は、最終年度に売上高1,325億円、経常利益100億円を目標に掲げています。FY2025終了時点での進捗は、売上高が約70%である一方、経常利益は約86%と順調です。特に、M&Aによる地方展開が寄与し、利益面での進捗が先行しています。最終年度は大幅な増収が計画されており、目標達成のハードルは高いものの、近年の業績予想精度は比較的高く、最高益更新への期待が高まります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、FY2023以降TOPIXを一貫してアウトパフォームしています。特にFY2024にはTOPIXと同水準までキャッチアップし、FY2025では上回るパフォーマンスを達成しました。これは、連続増配による高い配当利回りと、中期経営計画の順調な進捗を背景とした株価上昇が組み合わさった結果です。積極的な株主還元姿勢が企業価値向上に直結し、市場平均を上回るリターンを生み出していることを示しています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 127.5万円 | +27.5万円 | 27.5% |
| FY2022 | 119.3万円 | +19.3万円 | 19.3% |
| FY2023 | 157.1万円 | +57.1万円 | 57.1% |
| FY2024 | 216.8万円 | +116.8万円 | 116.8% |
| FY2025 | 221.4万円 | +121.4万円 | 121.4% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
業界平均と比較してPER・PBRは割安な水準にあり、一方で配当利回りは4.89%と非常に高い魅力を持っています。時価総額は業界の中では中規模クラスに位置します。信用倍率は1.14倍と拮抗しており、短期的な需給の偏りは大きくありません。株価指標の割安感と高い配当利回りが、投資家からの注目を集める要因と考えられます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
26年3月期第3四半期累計期間において連結経常損益が7.5億円の赤字に転落し、市場の注目を集めました。
経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定され、デジタル技術を活用した事業変革を推進しています。
シニア向け分譲マンション「デュオセーヌ」ブランドを初の中京エリアへ展開するなど、戦略的事業拡大を継続。
最新ニュース
フージャースホールディングス まとめ
ひとめ診断
「首都圏地盤のマンションデベロッパーが、M&Aで地方攻略とシニア市場開拓に乗り出す二刀流経営」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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