3276プライム

JPMC

Japan Property Management Center Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE33.7%
BPS553.9円
自己資本比率53.1%
FY2025/3 有報データ

安定のストックビジネスと連続増配で、不動産オーナーと株主に安心を届ける企業

私たちは、賃貸経営の課題を解決する革新的なサービスを通じて、不動産オーナー、入居者、そして社会にとって価値ある存在であり続けることを目指します。

この会社ってなに?

街で「入居者募集」の看板がかかったアパートやマンションを見たことはありますか?実はあのような物件の多くで、大家さんは「空室が埋まらなかったらどうしよう」という不安を抱えています。JPMCは、そんな大家さんから物件を丸ごと借り上げ、毎月決まった家賃を保証するサービスを提供しています。たとえ空室が出ても、JPMCが保証してくれるので大家さんは安心です。あなたが賃貸物件を探すとき、その裏側ではJPMCのような会社が、大家さんの安定経営を支えているかもしれません。

賃貸住宅の一括借上(サブリース)事業を全国展開する不動産会社。FY2025は売上高585.0億円、営業利益26.35億円と安定したストックビジネスを基盤に成長を継続。FY2026は売上高595.0億円、営業利益29.0億円と8期ぶりの過去最高益更新を見込んでおり、7期連続となる増配計画(年間64円)も発表。株主還元への強い意識と景気に左右されにくい事業モデルが投資家からの評価を集めている。

不動産業プライム市場

会社概要

業種
不動産業
決算期
12月
本社
東京都千代田区丸の内3-4-2
公式
www.jpmc.jp

社長プロフィール

武藤 英明
武藤 英明
代表取締役 社長執行役員
堅実派
当社は安定的なキャッシュフローを基盤に、賃貸住宅の価値最大化を目指しています。株主還元にも注力しており、配当性向40%超、累進配当を継続し、株主の皆様とともに持続的な成長を実現してまいります。

この会社のストーリー

2002
日本管理センター株式会社(現JPMC)設立

賃貸住宅の一括借上(サブリース)を事業の柱として創業。不動産オーナーの安定経営を支援するビジネスモデルがスタートした。

2011
大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所)に上場

創業から約9年で株式上場を果たし、事業拡大と社会的信用の向上に向けた大きな一歩を踏み出した。

2015
管理戸数10万戸突破を目指す

全国のパートナー企業網を拡大し、管理戸数の増加を加速。事業基盤の強化を着実に進める。

2017
東京証券取引所 市場第一部へ市場変更

JASDAQ上場から約6年で東証一部(現プライム市場)へ。企業の成長性と安定性が市場から高く評価された。

2021
リークスプロパティを子会社化

地域密着型の賃貸管理会社をM&A。同業他社の買収を強化し、事業エリアと規模の拡大を推進する戦略を明確にした。

2024
三菱地所と業務提携

スマートホームサービスの導入促進で業務提携。テクノロジーを活用し、賃貸物件の付加価値向上という新たな挑戦を開始した。

2026
8期ぶりの過去最高益更新を見込む

安定したストック収益を基盤に成長を続け、2026年12月期には連結経常利益で過去最高益の更新を見込む計画を発表。

注目ポイント

魅力的な株主還元(連続増配)

安定した事業基盤を背景に、7期連続の増配を発表(2026年12月期予想)。配当性向40%超、累進配当を掲げ、株主への利益還元に積極的です。

景気に左右されにくいストック型ビジネス

主力事業は賃貸住宅の一括借上(サブリース)であり、毎月安定した収益が見込めるストック型ビジネスです。この安定性が持続的な成長と株主還元を支えています。

M&Aと提携による成長戦略

同業他社のM&Aや、三菱地所のような大手企業との業務提携を積極的に行い、事業規模の拡大とサービスの高付加価値化を両輪で進めています。

サービスの実績は?

110,000
管理運用戸数
2024年3月時点
1,400
提携パートナー企業数
2026年3月時点
64
1株あたり配当金(予想)
FY2026
+4円 vs FY2025
7期連続
連続増配(予想含む)
FY2026時点
10.1%
営業利益成長率(予想)
FY2026

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 53.1%
稼ぐ力
高い
ROE 33.7%
話題性
普通
ポジティブ 45%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 累進配当および配当性向40%超の目標
1株配当配当性向
FY2016/33241.7%
FY2017/33740.2%
FY2018/34340.1%
FY2019/33541.4%
FY2020/34268.5%
FY2021/34466.9%
FY2022/34853.2%
FY2023/35149.7%
FY2024/35553.3%
FY2025/36055.9%
6期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は現在実施されておりません。

同社は安定的なキャッシュフローを基盤に、配当性向40%超の維持と累進配当を掲げる株主還元に積極的な企業です。直近では連続増配を継続しており、配当利回りは4.5%を超える高水準を維持しています。株主への利益還元を経営の重要課題と位置づけ、配当を通じた長期的な還元姿勢を明確にしています。

同業比較(収益性)

不動産業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
33.7%
業界平均
13.4%
営業利益率下回る
この会社
4.5%
業界平均
116.9%
自己資本比率上回る
この会社
53.1%
業界平均
37.2%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3562億円
FY2023/3574億円
FY2024/3590億円
FY2025/3585億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/327.2億円
FY2025/326.4億円

JPMCは賃貸住宅の一括借り上げ事業を核としており、安定したストック型収益の積み上げにより売上高・利益ともに堅調な推移を見せています。FY2024/3までの業績は、管理戸数の拡大と業務効率化が寄与し、売上高約590億円、営業利益約27億円まで着実に成長しました。FY2026/3予想では、前期比増益を見込んでおり、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しです。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
33.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
10.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
4.5%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/329.0%6.7%-
FY2022/318.9%8.8%-
FY2023/315.6%10.0%-
FY2024/339.4%9.8%4.6%
FY2025/333.7%10.3%4.5%

収益性は非常に高く、ROE(自己資本利益率)は直近で約20%前後という高水準を維持しており、資本効率の良さが際立っています。営業利益率は4%台半ばで安定しており、薄利多売ではなく、ビジネスモデルの強靭さが裏付けられています。効率的な経営体制が確立されており、資産を有効に活用して利益を生み出す力が十分に備わっています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率53.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
15.1億円
会社の純資産
92.5億円

財務健全性は年々向上しており、自己資本比率は50%を超え、強固な財政基盤を構築しています。有利子負債については、過去の無借金経営から現在は必要に応じて調達を行う体制ですが、資産総額に対する水準は低く、財務的なリスクは限定的です。BPS(1株当たり純資産)も右肩上がりで推移しており、株主価値の増大が継続しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+26.0億円
営業CF
投資に使ったお金
-3.8億円
投資CF
借入・返済など
-29.3億円
財務CF
手元に残ったお金
+22.2億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/324.5億円-20.3億円14.7億円4.2億円
FY2022/323.7億円-4.7億円-17.5億円19.0億円
FY2023/320.1億円-9.3億円-16.0億円10.7億円
FY2024/329.5億円-4.3億円-18.7億円25.2億円
FY2025/326.0億円-3.8億円-29.3億円22.2億円

営業キャッシュフローは本業のサブリース事業からの安定した収益により、毎期20億円から30億円規模の黒字を継続的に創出できています。投資キャッシュフローは事業拡大のためのシステム投資やM&Aに充てられ、財務キャッシュフローは配当や借入金の返済に優先的に振り向けられています。強固な営業CFを基盤に、成長投資と株主還元をバランスよく実行できるキャッシュフロー経営が実現されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1気候変動 気候変動課題への関心が高まる中で、規制の導入等によるコストの増加、評判リスクの発現、異常気象による収益減少や費用の増加が発生する可能性があります
2信用リスク 当社のプロパティマネジメント事業及びその付随業務においては、入居者が賃料を適時に支払うことを前提としております

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/323.1億円11.4億円49.7%
FY2022/324.0億円8.1億円33.8%
FY2023/325.8億円7.7億円29.7%
FY2024/327.3億円8.9億円32.8%
FY2025/326.5億円8.4億円31.9%

法人税等の支払額は、税引前利益に対して概ね30%から33%程度の範囲内で推移しています。FY2021/3は特異な税負担率となりましたが、それ以降は日本の一般的な実効税率に準じた標準的な納税水準で安定しています。将来の業績予想においても、同様の税率負担を見込んだ計画となっており、納税面での予見可能性は高いと言えます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
527万円
従業員数
411
平均年齢
32.3歳
平均年収従業員数前年比
当期527万円411-

従業員の平均年収は527万円となっており、不動産業界全体の平均と比較して標準的かつ安定した水準を維持しています。ストックビジネスである賃貸管理事業を主力としているため、景気動向に左右されにくい安定した収益基盤が、社員の給与水準を支える背景にあると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主44%
浮動株56%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関11.4%
事業法人等32.6%
外国法人等7.3%
個人その他46.8%
証券会社1.9%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はムトウエンタープライズ2。

株式会社ムトウエンタープライズ2(4,401,400株)26.34%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,444,600株)8.64%
光通信KK投資事業有限責任組合(1,165,200株)6.97%
武藤 英明(525,608株)3.15%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(441,000株)2.64%
JPMC従業員持株会(364,413株)2.18%
UH Partners 2 投資事業有限責任組合(316,100株)1.89%
MBC開発株式会社(304,500株)1.82%
十河 浩一(292,696株)1.75%
株式会社明和不動産(266,000株)1.59%

大株主には資産管理会社である株式会社ムトウエンタープライズ2が約26%の株式を保有しており、創業者の武藤英明氏の影響力が強固な経営体制を構築しています。また、光通信の関連会社なども上位株主に入っており、安定株主による経営の安定性が確保される一方、市場での浮動株比率は限定的であると推測されます。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,642万円
取締役4名の合計

賃貸住宅の一括借り上げ事業を中心とした不動産ソリューション事業を展開し、安定したストック収入を収益源としています。事業リスクとしては、賃貸住宅市場の需給バランスの悪化やサブリース契約に関連する法規制の変更、および金利上昇による不動産投資意欲への影響が重要視されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
3,345万円
連結子会社数
7
設備投資額
3.8億円
平均勤続年数(従業員)
4.4
臨時従業員数
32

女性役員比率は22.2%と一定の多様性が確保されており、健康経営優良法人に5年連続で認定されるなど人的資本経営に注力しています。監査体制については監査報酬3,345万円を投じて外部監査と連携しており、連結子会社7社を統括するグループ経営において適切な内部統制が図られています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
明確な中期計画はないものの、単年度の業績予想の精度は高く、過去最高益更新と連続増配を着実に目指している。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧・中期経営計画
FY2025まで
ROE: 目標 20%以上維持 達成 (19.4% (FY2025))
100%
配当性向: 目標 40%超 達成 (54.2% (FY2025))
100%
FY2026 業績目標
FY2026
売上高: 目標 595億円 順調 (585.0億円)
98.3%
営業利益: 目標 29億円 順調 (26.35億円)
90.9%
ROE: 目標 20%以上 順調 (19.4%)
97%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025595億円585億円585億円-1.7%
FY2024604億円590億円-2.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202529億円26億円-9.1%
FY202427億円27億円+0.8%
FY202326億円26億円-0.9%
FY202223億円24億円+2.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な数値目標を掲げた中期経営計画は公表していませんが、単年度の業績予想を毎年開示しています。FY2026は売上高595億円、営業利益29億円と8期ぶりの過去最高益更新を見込んでおり、計画達成に向けた進捗は順調です。過去の業績予想は若干の未達も見られるものの、おおむね計画通りの着地が多く、経営の安定性がうかがえます。株主還元としてROE20%以上維持を目標に掲げており、資本効率を重視した経営姿勢も評価できます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、全ての年でTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、同社の株価が安定配当を下支えに底堅く推移している一方で、市場全体の上昇トレンドに乗り切れなかったことを示唆します。特にアベノミクス以降の成長株優位の相場では、同社のような安定・高配当銘柄は相対的に見劣りする期間がありました。ただし、これは裏を返せばディフェンシブ銘柄としての側面も持ち合わせていると言え、相場の下落局面では強みとなる可能性があります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+30.9%
100万円 →130.9万円
30.9万円
年度末時点評価額損益TSR
FY202188.4万円-11.6万円-11.6%
FY202292.1万円-7.9万円-7.9%
FY2023106.7万円+6.7万円6.7%
FY2024111.5万円+11.5万円11.5%
FY2025130.9万円+30.9万円30.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残情報なし
売り残情報なし
信用倍率情報なし
2026年3月26日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月中旬
2026年12月期 第2四半期決算発表2026年8月中旬
定時株主総会2027年3月下旬

業界平均と比較すると、PERは割安な水準にありますが、PBRは純資産に対して株価が比較的高く評価されています。特筆すべきは4.8%という高い配当利回りで、これは不動産業界平均を大きく上回っており、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。時価総額は業界内で中規模に位置しています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +5.2%
メディア数
12
日本経済新聞, 株探, 会社四季報オンライン, Yahoo!ファイナンス, 全国賃貸住宅新聞
業界内ランキング
上位 15%
不動産業 600社中 88位
報道のトーン
45%
好意的
40%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
業務提携・M&A30%
株主還元・増配20%
その他10%

最近の出来事

2026年2月8期ぶり最高益

2026年12月期において、前期比10.0%増となる過去最高益の達成を見込む業績予想を発表しました。

2026年3月業務提携

三菱地所とスマートホーム事業領域での業務提携を締結し、賃貸物件の資産価値向上に向けた取り組みを強化しました。

2025年9月子会社吸収合併

地域密着型賃貸管理会社のリークスプロパティを買収・合併し、全国でのストック型収益基盤を拡充しました。

JPMC まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 53.1%
稼ぐ力
高い
ROE 33.7%
話題性
普通
ポジティブ 45%

「地主の空室不安を吸い上げ、株主への連続増配に変換する『不動産サブリース』の巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU