3148プライム

クリエイトSDホールディングス

CREATE SD HOLDINGS CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE11.0%
BPS2209.2円
自己資本比率60.3%
FY2025/3 有報データ

地域密着のドミナント戦略で、健康と暮らしを支え続ける安定成長企業

地域社会の医療と生活に貢献し、お客様の多様なニーズに応える商品・サービスを提供することで、持続的な企業価値向上を目指します。

この会社ってなに?

風邪をひいて薬を買いに行くとき、あるいはシャンプーや洗剤といった日用品が切れたとき、近所の『薬 クリエイト』に立ち寄ったことはありませんか?実は、そのドラッグストアを運営しているのがクリエイトSDホールディングスです。医薬品だけでなく、化粧品から食料品、お弁当まで幅広く取り揃えることで、あなたの『ちょっとした買い物』を支えています。普段何気なく利用しているお店の裏側で、地域の人々の健康と快適な暮らしをサポートしている会社なのです。

クリエイトSDホールディングスは、神奈川県を地盤とするドラッグストアチェーン大手です。FY2025決算では売上高4,570.9億円、営業利益226.25億円と過去最高を更新し、10期以上の連続増配を続ける安定成長企業です。近年は食品スーパー「ヤオハン」を買収するなどM&Aを積極化し、既存のドミナント戦略に加えて事業領域を拡大しています。食品・調剤併設によるワンストップショッピングの利便性向上で、持続的な成長を目指しています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
5月
本社
神奈川県横浜市青葉区荏田西2-3-2
公式
www.createsdhd.co.jp

社長プロフィール

廣瀨 泰三
代表取締役社長
堅実派
私たちは創業以来「地域のお客様に、より身近で、より信頼される、かかりつけのドラッグストア」の実現を目指しています。新中期経営計画『Next STAGE 2030』のもと、M&Aも活用しながら調剤併設型ドラッグストアの展開を加速させ、地域社会の医療と生活に貢献し続けます。

この会社のストーリー

1975
創業の第一歩

神奈川県横浜市緑区(現青葉区)に、創業者である山本久雄が「株式会社ミヤモト」を設立。これがクリエイトSDグループの原点となる。

1983
法人設立と事業拡大

「株式会社クリエイト」を設立し、ドラッグストア事業を本格的に開始。神奈川県を基盤に店舗網を拡大していく。

2002
調剤事業への本格参入

調剤薬局事業を本格的に開始。医薬品と日用品をワンストップで提供する、現在の事業モデルの基礎を築く。

2009
ホールディングス化と東証上場

持株会社「株式会社クリエイトSDホールディングス」を設立し、東京証券取引所に上場。さらなる成長に向けた経営基盤を強化した。

2015
積極的なM&A戦略の開始

調剤薬局を運営するサンエフを子会社化。これを皮切りに、M&Aを通じてドミナントエリアの強化と商圏拡大を加速させる。

2023
食品スーパー事業の統合

食品スーパー「ヤオハン」を運営する八百半ホールディングスを子会社化。食品分野を強化し、顧客の利便性を一層高める。

2024
新たな成長ステージへ

新中期経営計画「Next STAGE 2030」を策定。2030年5月期に売上高6,800億円、ROE12%以上を目指し、持続的な成長を誓う。

注目ポイント

神奈川県No.1のドミナント戦略

地盤である神奈川県を中心に店舗を集中出店する「ドミナント戦略」で高い地域シェアを誇ります。地域住民の生活に深く根差し、安定した経営基盤を築いています。

株主還元への高い意識

連続増配の実績があり、安定した配当が魅力です。お買い物優待券がもらえる株主優待制度も実施しており、株主への還元に積極的な姿勢を示しています。

M&Aによる積極的な成長戦略

地域の調剤薬局や食品スーパーをM&Aでグループに加え、事業領域を拡大。既存事業とのシナジーを創出し、新たな成長ステージへと挑戦を続けています。

サービスの実績は?

777店舗
グループ総店舗数
2024年5月31日時点
+46店舗 YoY
4570.9億円
売上高
2025年5月期
+8.2% YoY
226.25億円
営業利益
2025年5月期
+11.8% YoY
78
1株当たり配当金
2025年5月期実績
13期連続増配
3.43%
売上高純利益率
2025年5月期
改善傾向

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 78円
安全性
安定
自己資本比率 60.3%
稼ぐ力
高い
ROE 11.0%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
78
方針: 配当性向30%以上を基準としつつ、業績向上に伴う連続増配を積極的に推進。
1株配当配当性向
FY2017/33119.4%
FY2018/33422.5%
FY2019/33623.4%
FY2020/34020.6%
FY2021/34422.5%
FY2022/34623.1%
FY2023/35225.4%
FY2024/36429.7%
FY2025/37832.1%
8期連続増配
株主優待
あり
権利確定月5月

同社は利益成長に合わせた配当性向の引き上げと連続増配を基本方針として掲げています。配当性向は30%強の水準まで高まっており、株主還元への意識が年々強まっています。持続的な増配による長期的な株主利益の最大化を目指す姿勢が、IR資料や実績からも明確に示されています。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
11.0%
業界平均
5.0%
営業利益率下回る
この会社
4.9%
業界平均
5.9%
自己資本比率上回る
この会社
60.3%
業界平均
49.9%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/33,507億円
FY2023/33,810億円
FY2024/34,223億円
FY2025/34,571億円
営業利益
FY2022/3182億円
FY2023/3189億円
FY2024/3202億円
FY2025/3226億円

同社は神奈川県を中心にドラッグストアを展開し、調剤薬局の併設と食品の強化によるドミナント戦略が奏功して増収基調を維持しています。FY2025/3の売上高は4,571億円、純利益は157億円に達し、着実な店舗網の拡大が成長を支えています。今期FY2026/3も売上高4,915億円を見込み、堅調な地域密着型のビジネスモデルにより安定した業績成長が期待されます。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
11.0%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
4.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/317.3%9.3%6.0%
FY2017/316.3%9.2%5.8%
FY2018/313.8%7.9%5.2%
FY2019/312.6%7.3%5.0%
FY2020/314.1%8.0%5.6%
FY2021/312.8%7.6%5.5%
FY2022/311.8%7.1%5.2%
FY2023/311.1%6.6%5.0%
FY2024/310.5%6.3%4.8%
FY2025/311.0%6.6%4.9%

ドラッグストア業界における厳しい競争環境下でも、営業利益率は4.8%〜5.5%の範囲で推移しており、効率的な店舗運営による一定の収益性を確保しています。ROEは10%〜13%前後を維持しており、株主資本に対する運用効率は高い水準にあります。調剤併設による付加価値の創出が、安定した利益率を支える重要な要因となっています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率60.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
1,427億円

自己資本比率は60%前後と極めて高い水準を維持しており、強固な財務体質を構築しています。特筆すべきは有利子負債がゼロの実質無借金経営を継続している点であり、外部環境の変化に対する高い耐性を有しています。豊富な内部留保を背景に、将来の出店やM&Aに向けた戦略的な投資余力が確保されています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+236億円
営業CF
投資に使ったお金
-207億円
投資CF
借入・返済など
-33.9億円
財務CF
手元に残ったお金
+29.3億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/3118億円-42.8億円-14.8億円75.6億円
FY2017/3129億円-108億円-19.0億円20.6億円
FY2018/3113億円-46.5億円-21.7億円66.5億円
FY2019/3134億円-107億円-22.1億円27.8億円
FY2020/3228億円-105億円-30.5億円123億円
FY2021/3116億円-104億円-26.6億円11.5億円
FY2022/3161億円-108億円-29.1億円52.9億円
FY2023/3190億円-205億円-30.3億円-15.1億円
FY2024/3210億円-202億円-1.4億円8.3億円
FY2025/3236億円-207億円-33.9億円29.3億円

営業キャッシュフローは236億円規模にまで拡大し、本業による潤沢な資金創出能力が定着しています。投資キャッシュフローは積極的な新規出店やM&Aに伴い年間200億円規模の支出が続いていますが、これを営業CFの範囲内で賄う好循環を実現しています。手元資金を重視した規律ある投資管理により、長期的な成長と財務健全性を両立させています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/3143億円50.4億円35.2%
FY2017/3148億円46.5億円31.5%
FY2018/3142億円47.0億円33.0%
FY2019/3146億円49.0億円33.5%
FY2020/3182億円59.6億円32.7%
FY2021/3191億円66.8億円35.1%
FY2022/3187億円60.7億円32.5%
FY2023/3194億円65.0億円33.5%
FY2024/3209億円71.9億円34.4%
FY2025/3234億円77.3億円33.0%

実効税率は概ね32%〜35%の範囲内で推移しており、会計上の利益水準に応じた適切な納税を行っています。業績拡大に伴い税引前利益は241億円規模に達する見込みで、法人税等の額も相応に増額しています。税負担は標準的な範囲内であり、特段の大きな税務上の懸念事項は見当たりません。

会社の公式開示情報

事業内容はドラッグストア事業を主軸に、調剤薬局、介護事業、および近年では食品スーパーの買収(八百半HDなど)を進めることで複合的な収益モデルを構築しています。リスク要因として、小売業界特有の激しい出店競争や、処方箋薬価改定の影響、およびM&A後の統合プロセスによる収益性変動が挙げられます。

会社の計画は順調?

A
総合評価
旧中計の売上高目標を前倒しで達成するなど、計画達成に向けた実行力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画「NextSTAGE2030」
FY2026~FY2030
売上高: 目標 6,800億円 やや遅れ (4,570.9億円)
67.2%
経常利益率: 目標 5.0%以上 順調 (4.94%)
98.8%
ROE: 目標 12.0%以上 順調 (11.8%)
98.3%
旧中期経営計画
FY2023~FY2025
売上高: 目標 4,200億円 前倒し達成 (4,570.9億円)
108.8%
経常利益率: 目標 5.0% 順調 (4.94%)
98.8%
店舗数: 目標 850店舗 順調 (777店舗)
91.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20254,576億円4,571億円-0.1%
FY20244,041億円4,223億円+4.5%
FY20233,713億円3,810億円+2.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025220億円226億円+2.8%
FY2024192億円202億円+5.1%
FY2023170億円189億円+11.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は、FY2025を最終年度とする旧中期経営計画で掲げた売上高4,200億円の目標を、実績4,570.9億円と大幅に前倒しで達成しました。現在はFY2030に向けた新中計「NextSTAGE2030」を推進中で、売上高6,800億円、ROE12%以上という高い目標を掲げています。業績予想の精度も高く、特に利益面では期初予想を上回る着地が多く見られるなど、堅実な経営手腕がうかがえます。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残41,300株
売り残13,700株
信用倍率3.01倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年5月期 第3四半期決算発表2026年4月中旬
2026年5月期 本決算発表2026年7月上旬

業界平均と比較してPERは割安な水準にあり、株価の割高感は限定的です。一方、配当利回りは2.76%と業界平均より高く、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的と言えます。信用取引残高を見ると、信用倍率は3倍程度で過熱感はなく、需給バランスは比較的安定しています。今後は、四半期ごとの決算発表で、M&Aの効果や利益率の推移が株価のカタリストとなりそうです。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン, 日本M&Aセンター
業界内ランキング
上位 15%
小売業 2,200社中 330位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

M&A・成長戦略40%
決算・業績30%
株主還元20%
その他10%

最近の出来事

2025年7月新中計策定

2030年5月期に売上高6,800億円を目指す中期経営計画「Next STAGE 2030」を発表しました。

2025年10月ヤオハン子会社化

食品スーパー運営の八百半ホールディングスを子会社化し、ドミナント戦略による地域密着の利便性強化を推進。

2026年3月人事異動

グループ子会社における人事異動を実施し、組織体制の最適化を図りました。

クリエイトSDホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 78円
安全性
安定
自己資本比率 60.3%
稼ぐ力
高い
ROE 11.0%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「神奈川地盤の堅実経営ドラッグストアが、M&Aで食品スーパーも取り込み『地域のライフライン』化を加速」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU