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ドトール・日レスホールディングス3087

DOUTOR・NICHIRES Holdings Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 76.3%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが普段、待ち合わせや休憩で「ドトールコーヒーショップ」に立ち寄ったり、休日に「星乃珈琲店」でふわふわのスフレパンケーキを楽しんだりした経験はありませんか?もしかしたら、ランチで「洋麺屋五右衛門」のパスタを選んだことがあるかもしれません。これらのお店はすべて、ドトール・日レスホールディングスが運営しています。私たちの日常の様々な「ちょっと一息」や「おいしい食事」のシーンの裏側で、この会社は多彩なブランドを通じて快適な時間と空間を提供しているのです。

ドトール・日レスホールディングスは、コロナ禍からの回復を経て増収増益基調を確立しています。2025年2月期決算では売上高1488.2億円、営業利益95.97億円を達成し、続く2026年2月期は売上高1545.1億円、営業利益105.99億円と過去最高益の更新を見込んでいます。主力の「ドトールコーヒーショップ」と「星乃珈琲店」が共に好調で、価格改定後も客足は堅調に推移。今後は原材料高や人件費上昇を、付加価値の高い商品開発とブランド力で吸収できるかが焦点となります。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
東京都渋谷区猿楽町10番11号

サービスの実績は?

104%
ドトール事業 既存店売上高
2025期実績 (前年比)
好調
103%
日レス事業 既存店売上高
2025期実績 (前年比)
堅調
56
年間配当金(1株あたり)
2026期予想
+12.0% YoY
5.8%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
+5.8% YoY
2,767
従業員数
2024年2月末時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.9%
株主資本の利回り
ROA
5.3%
総資産の活用度
Op. Margin
6.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/02期5.7%4.5%7.6%
2017/02期6.2%4.9%8.3%
2018/02期6.8%5.4%7.9%
2019/02期6.0%4.8%7.8%
2020/02期5.8%4.7%7.8%
2021/02期11.0%8.9%4.5%
2022/02期1.3%1.0%1.6%
2023/02期3.6%2.9%2.3%
2024/02期5.6%4.4%5.2%
2025/02期6.8%5.3%6.4%
2026/02期6.9%5.3%6.4%

収益性については、2021/03期に営業赤字を計上しましたが、その後は経営効率化により営業利益率は改善傾向にあります。2025/03期には営業利益率が6.4%まで向上し、ROE(自己資本利益率)も6.6%へと回復するなど、資本効率の改善と収益体質の立て直しが進んでいます。外食需要の回復に加え、高付加価値メニューの投入が利益率の押し上げに寄与しました。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期961億円43.2億円110億円-248.4円-26.7%
2022/02期1,094億円17.8億円12.2億円27.6円+13.8%
2023/02期1,269億円29.7億円34.3億円77.6円+16.0%
2024/02期1,406億円73.2億円54.9億円124.9円+10.8%
2025/02期1,488億円96.0億円68.8億円157.0円+5.8%

当社の業績は、コロナ禍の影響を受けた2021/03期を底に、以降は店舗運営の正常化と高単価戦略が功を奏し、売上高は4期連続の増収を達成しました。2025/03期には売上高が約1,488億円、純利益が約69億円となり、コーヒー事業や星乃珈琲店などの主要ブランドが堅調に推移しています。2026/03期も引き続き増益を見込んでおり、事業環境の改善に伴う収益力の回復基調が鮮明です。 【2026/02期実績】売上1591億円(前期比6.9%)、営業利益102億円、純利益72億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.9%
業界平均
3.5%
営業利益率上回る
この会社
6.4%
業界平均
2.9%
自己資本比率上回る
この会社
76.3%
業界平均
47.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

600万円
取締役3名の合計

ドトールコーヒーショップや星乃珈琲店などの多岐にわたる外食ブランドを擁する同社は、19社の子会社を抱えるホールディングス体制を敷いています。開示データでは原材料価格の高騰や人件費の増大が主要な事業リスクとして挙げられており、これに対する価格転嫁やメニュー構成の最適化が業績維持の鍵となります。

会社の計画は順調?

B
総合評価
明確な中計はないものの、期初予想は概ね達成しており安定感がある。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧中期目標 (2011年2月期)
〜2011期
売上高: 目標 1,100億円 未達 (1,078億円)
98%
経常利益: 目標 65億円 未達 (53.6億円)
82.5%
現行経営目標(会社計画)
2026期
売上高: 目標 1,545.1億円 順調 (1,488.2億円)
96.3%
営業利益: 目標 106.0億円 順調 (96.0億円)
90.5%
1株当たり配当金: 目標 56円 順調 (50円)
89.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,465億円1,488億円+1.6%
2024期1,387億円1,406億円+1.4%
2023期1,244億円1,269億円+2.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期97億円96億円-0.8%
2024期73億円73億円+0.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を公表していませんが、毎期の業績予想が実質的な経営目標となります。過去3年間の業績予想を見ると、売上高・営業利益ともに期初予想を若干上回る水準で着地する傾向があり、堅実な経営姿勢がうかがえます。2026期は最高益更新を目指す計画であり、既存店売上の堅調な推移とコスト管理が達成の鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
株価・配当30%
サステナビリティ15%
店舗・新業態10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
34
日本経済新聞, 株探, 会社四季報オンライン, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス
業界内ランキング
上位 25%
小売業 1,500社中 312位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月増配決定

2026年2月期の年間配当を従来計画から2円引き上げ、56円へ増配することを発表し、株主還元姿勢を強化しました。

2025年10月減益決算

3〜8月期の連結純利益が原材料高や人件費高騰の影響を受け、前年同期比7%減の39億円となりました。

2025年6月脱炭素強化

サステナビリティ施策の一環として、グループ傘下店舗を中心に113拠点で再エネ電力の導入を開始しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率76.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
5.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,056億円
会社の純資産

財務健全性は極めて良好であり、自己資本比率は77.5%と高い水準を維持しています。有利子負債は極めて限定的であるか、あるいは実質無借金に近い状況を保っており、盤石な自己資本基盤が強固な財務体質を裏付けています。今後も既存事業への投資を継続しつつ、この健全なバランスシートを活用した成長戦略の遂行が期待されます。 【2026/02期】総資産1365億円、純資産1056億円、自己資本比率76.3%、有利子負債5.5億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+124億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-62.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
-29.3億円
借入・返済など
Free CF
+61.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/02期104億円47.1億円19.0億円56.5億円
2017/02期94.0億円54.3億円34.0億円39.7億円
2018/02期107億円76.7億円99.6億円30.5億円
2019/02期92.1億円47.8億円21.9億円44.3億円
2020/02期122億円51.9億円24.1億円69.8億円
2021/02期28.8億円59.5億円21.5億円88.3億円
2022/02期146億円49.3億円15.0億円97.0億円
2023/02期51.7億円55.9億円19.8億円4.2億円
2024/02期118億円49.0億円33.7億円68.9億円
2025/02期124億円62.3億円29.3億円61.2億円

営業キャッシュフローは店舗事業の回復に伴い安定的にプラス圏で推移しており、2025/03期には約124億円のキャッシュを創出しました。積極的な店舗投資や設備更新といった投資活動を行いながらも、潤沢な営業キャッシュフローによってフリーキャッシュフローを確保できている点は評価されます。財務キャッシュフローは主に配当金の支払いや負債の調整に充てられており、安定した株主還元と成長投資の両立がなされています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 2名(18.2% 男性 9
18%
82%
監査報酬
7,400万円
連結子会社数
19
設備投資額
68.1億円
平均勤続年数(従業員)
8
臨時従業員数
5514

女性役員比率は18.2%と外食業界としては平均的ですが、継続的な多様性の確保に取り組んでいます。監査体制については7,400万円の監査報酬を支払うなど実効性のある監督機能の強化に努めており、19社の子会社を統括するホールディングスとして適切なガバナンス体制を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主24.5%
浮動株75.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関10.8%
事業法人等13.7%
外国法人等14.1%
個人その他58.4%
証券会社3%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はマダム・ヒロ・日本たばこ産業。

大林 豁史(6,795,000株)15.5%
株式会社マダム・ヒロ(3,732,000株)8.51%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(3,344,000株)7.63%
鳥羽 博道(1,360,000株)3.1%
日本たばこ産業株式会社(1,320,000株)3.01%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,051,000株)2.4%
鳥羽 豊(833,000株)1.9%
大林 美重子(474,000株)1.08%
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社(456,000株)1.04%
JPモルガン証券株式会社(448,000株)1.02%

大株主構成は、創業家である大林家および鳥羽家が上位を占めており、強固なオーナーシップが継続しています。日本たばこ産業(JT)との資本関係も継続していますが、信託銀行などの機関投資家も一定の保有割合を持っており、安定的な株主構成と長期的な経営方針の維持が図られています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1減損会計の適用について 当社グループは、店舗環境の変化や経済的要因により店舗毎の収益性が損なわれた場合、減損損失を認識する必要があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
578万円
従業員数
2,767
平均年齢
41.2歳
平均年収従業員数前年比
当期578万円2,767-

従業員の平均年収は578万円となっており、外食産業全体の中では平均を上回る安定した水準にあります。コロナ禍からの回復に伴う業績改善や、店舗運営効率の向上により、持続可能な賃金体系を維持している点が背景にあります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、過去5年間を通じてTOPIXを一貫して下回る(アンダーパフォーム)状況が続いています。これは、コロナ禍における外食産業全体の業績低迷期に株価が伸び悩んだことが主な要因です。しかし、直近の2025期では、自社TSRが141.2%と大きく改善し、TOPIXとの差を縮小しています。今後の業績回復と株主還元の強化により、TOPIXを上回るパフォーマンスを達成できるかが注目されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
50
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/02期2824.7%
2017/02期3023.7%
2018/02期3222.4%
2019/02期3223.9%
2020/02期3424.8%
2021/02期24-
2022/02期2694.1%
2023/02期3038.7%
2024/02期4032.0%
2025/02期5031.9%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月

当社は経営基盤の強化と将来の成長に向けた投資を考慮しつつ、株主への安定的な利益還元を継続することを基本方針としています。業績の回復に伴い配当金は増額傾向にあり、2025/03期には50円まで引き上げられました。今後も安定したキャッシュフローを背景に、配当性向を意識した適正な還元水準を維持していく見通しです。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 141.2万円 になりました (41.2万円)
+41.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期90.5万円9.5万円-9.5%
2022期92.2万円7.8万円-7.8%
2023期107.4万円7.4万円7.4%
2024期120.2万円20.2万円20.2%
2025期141.2万円41.2万円41.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残63,500株
売り残7,700株
信用倍率8.25倍
2026年4月25日時点
今後の予定
2027年2月期 第1四半期決算発表2026年7月12日(予定)
定時株主総会2026年5月(予定)

同社のPER(18.3倍)およびPBR(1.26倍)は、小売業界の平均と比較してやや割安な水準にあります。一方、配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への意識が見られます。信用取引では買い残が売り残を上回る状況が続いており、株価上昇への期待感が根強いことを示唆しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/02期94.9億円40.4億円42.5%
2017/02期107億円46.3億円43.3%
2018/02期104億円37.0億円35.6%
2019/02期103億円43.6億円42.4%
2020/02期103億円42.3億円41.1%
2021/02期-41.8億円0円-
2022/02期-14.8億円0円-
2023/02期34.7億円3,700万円1.1%
2024/02期77.0億円22.1億円28.7%
2025/02期96.2億円27.4億円28.4%

2021/03期から2022/03期にかけてはコロナ禍による営業赤字のため法人税等の支払いは発生していません。業績が黒字化した2023/03期以降は納税が再開され、2024/03期以降は税引前利益の拡大とともに実効税率も標準的な水準へと戻っています。今後は継続的な利益成長に伴い、税負担額も年間30億円規模で安定的に推移すると予測されます。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ドトール・日レスホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 76.3%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%
話題性
普通
ポジ 45%

「街角のドトールと、くつろぎの星乃珈琲店。二つの顔を持つ、日本の喫茶・外食文化の巨人」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU