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ワタミ7522

WATAMI CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 10円
安全性
普通
自己資本比率 33.4%
稼ぐ力
高い
ROE 19.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが仕事帰りに仲間と立ち寄る居酒屋「鳥メロ」や「ミライザカ」。実はこれらはワタミが運営しているお店です。また、ご両親や祖父母の家で、管理栄養士が考えたバランスの良いお弁当が毎日届くサービスを利用していませんか?それこそが、今やワタミの事業の柱となっている「ワタミの宅食」です。最近では、街でよく見かけるサンドイッチの「サブウェイ」もワタミグループの一員になりました。このように、ワタミは居酒屋から健康的な食事の宅配、そしてファストフードまで、私たちの食生活の様々な場面に関わっています。

ワタミは2025期に売上高887.1億円、営業利益45.68億円を達成し、コロナ禍からのV字回復を鮮明にしています。かつての主力であった国内外食事業が回復基調にある中、安定収益源となった「宅食事業」が業績を下支えしています。さらに、サンドイッチチェーン「サブウェイ」の日本事業買収によりファストフード市場へ本格参入し、新たな成長ドライバーの育成を急いでいます。業績回復に伴い2023期から配当を再開(2025期は10円)するなど、株主還元への意識も高まっています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
東京都大田区羽田一丁目1番3号

サービスの実績は?

887.1億円
連結売上高
2025期実績
+7.4% YoY
10
1株当たり配当金
2025期実績
+33.3% YoY
45.68億円
連結営業利益
2025期実績
+21.7% YoY
4.82%
売上高総利益率
2025期実績
20.75億円
従業員一人当たり売上高(年間)
2025期実績ベース
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
19.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.9%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
6.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期340.4%25.8%-
2022/03期20.5%3.8%-
2023/03期10.3%3.1%-
2024/03期21.0%6.9%4.6%
2025/03期14.3%5.2%5.1%
3Q FY2026/319.0%(累計)5.9%(累計)6.0%

コロナ禍の営業赤字から脱却し、コスト管理の徹底と高付加価値業態への転換により、営業利益率は着実に改善し5%台を確保しています。ROE(自己資本利益率)も2024年3月期に18.9%を記録するなど、資本効率の大幅な向上が確認できます。今後は外食と宅食の両輪で、安定的な収益性を維持できるかが焦点となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期609億円116億円-292.7円-
2022/03期644億円18.4億円-45.5円+5.8%
2023/03期779億円16.7億円41.3円+21.1%
2024/03期823億円37.5億円41.9億円92.7円+5.6%
2025/03期887億円45.7億円35.2億円75.9円+7.8%

コロナ禍での厳しい赤字期を経て、外食事業の回復および宅食事業の成長により、2023年3月期以降は連続増収増益を達成しました。2025年3月期には売上高が約887億円に達し、居酒屋業態の再編やサブウェイの買収など、事業多角化が収益を押し上げています。今後はこれらの成長投資により、売上高900億円超えの持続的な拡大が見込まれます。 【3Q 2026/03期実績】売上693億円(通期予想比76%)、営業利益42億円(同91%)、純利益42億円(同104%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
19.0%(累計)
業界平均
3.4%
営業利益率上回る
この会社
6.0%
業界平均
2.9%
自己資本比率下回る
この会社
33.4%
業界平均
47.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億600万円
取締役3名の合計

外食事業を軸に、宅食事業、農業、環境事業と多角的な収益モデルを構築しています。最新の開示資料では、外食の好調とサブウェイ買収による事業拡大が売上を牽引する一方、原材料コストの高騰や市場環境の変化が経営上の重要なリスクとして挙げられています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
直近の業績予想の精度は改善傾向にあるが、過去には未達もあり、計画達成力は平均的。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 業績予想(会社計画)
2026期
売上高: 目標 910.0億円 順調 (887.1億円)
97.4%
営業利益: 目標 46.0億円 順調 (45.68億円)
99.3%
当期純利益: 目標 40.0億円 順調 (35.22億円)
88%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期910億円887億円-2.5%
2024期823億円823億円±0.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期46億円46億円-0.7%
2024期17億円38億円+127.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ワタミは現在、明確な中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を計画目標としています。2024期は営業利益予想を127.5%と大幅に上回る着地を見せるなど、収益改善が計画を上回るペースで進んでいることが示されました。一方、2025期は売上・利益ともに期初予想にわずかに届きませんでした。今後は「サブウェイ」事業の貢献度も含め、安定的かつ達成可能な計画を提示できるかが市場からの信頼を得る上で重要となります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
事業提携・買収30%
新サービス・キャンペーン20%
人事・ガバナンス10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
45
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 30%
小売業 1,200社中 360位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年4月業務提携

タイミーと業務提携し、サブウェイ店舗運営におけるスキマバイト活用を本格化

2025年9月新商品

「ワタミの宅食」において、業界最安値となる1食450円の新プランを全国展開。

2025年11月好決算

2026年3月期中間決算にて経常利益17.9%増を達成し、配当予想を修正。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率33.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
226億円
借金(有利子負債)
Net Assets
294億円
会社の純資産

2021年3月期には債務超過に近い状態でしたが、経営再建と収益改善により自己資本は着実に蓄積され、自己資本比率は約38%まで回復しました。一方で、事業拡大に向けた積極的な投資により有利子負債は約656億円まで増加しています。今後の成長に伴い、この負債をいかに効率的に返済し、財務の健全性を維持していくかが鍵となります。 【3Q 2026/03期】総資産705億円、純資産294億円、自己資本比率33.4%、有利子負債226億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+68.9億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-65.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
-1,300万円
借入・返済など
Free CF
+3.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期43.2億円34.1億円116億円77.3億円
2022/03期10.2億円154億円101億円143億円
2023/03期66.8億円49.9億円15.4億円16.9億円
2024/03期47.4億円30.6億円5,900万円16.8億円
2025/03期68.9億円65.6億円1,300万円3.3億円

営業活動によるキャッシュフローが2023年3月期以降安定して黒字化しており、本業による稼ぐ力が着実に回復しています。投資活動にはサブウェイ買収など成長のための資金が充てられており、投資を継続しつつも営業キャッシュフローの範囲内で賄う健全な姿勢が見て取れます。今後も外食事業の拡大と並行し、フリー・キャッシュ・フローの安定的創出が課題となります。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 6名)
女性 1名(16.7% 男性 5
17%
83%
監査報酬
9,000万円
連結子会社数
26
設備投資額
24.1億円
平均勤続年数(従業員)
11.56
臨時従業員数
3184

女性役員比率は16.7%(1人/5人)であり、取締役会における多様性の確保が今後の課題です。監査等委員会設置会社として監査体制の強化を図っており、子会社26社を統括する連結グループとしてのガバナンス体制を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主60.6%
浮動株39.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関17%
事業法人等43.5%
外国法人等4.6%
個人その他32.7%
証券会社2%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はサントリー。

有限会社アレーテー(9,760,000株)24.36%
サントリー株式会社(5,421,000株)13.53%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,912,000株)7.26%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,935,000株)4.83%
株式会社横浜銀行(645,000株)1.61%
ワタミ従業員持株会(500,000株)1.24%
損害保険ジャパン株式会社(440,000株)1.09%
極洋商事株式会社(400,000株)0.99%
明治安田生命保険相互会社(384,000株)0.95%
株式会社みずほ銀行(379,000株)0.94%

筆頭株主である有限会社アレーテー(24.36%)は創業者の渡邉美樹氏の資産管理会社であり、同氏による強力なリーダーシップと経営支配力が維持されていることが伺えます。次いでサントリーホールディングス系のサントリー株式会社(13.53%)が安定株主として名を連ねており、創業家と大手事業会社による強固な資本構成が特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1仕入の変動要因に関するリスク 伝染病の蔓延や天候不順、仕入先の環境変化、外国為替相場の大幅な変動、さらには自然災害の発生等により食材の需給が逼迫し仕入単価が高騰した場合、当社連結業績に影響を及ぼす可能性があります
2戦略」の「(d)人材育成に関する方針」、「(e)ダイバーシティの推進」及び「(f)労働環境の改善に向けた社内環境整備に関する方針」をご参照ください
3差入保証金に関するリスク 当社グループは事業を展開するにあたり、物件オーナーと賃貸借契約を締結し保証金の差入をしております
4TCFD提言に沿った情報開示 「2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください

社員の給料はどのくらい?

平均年収
543万円
従業員数
1,614
平均年齢
44.2歳
平均年収従業員数前年比
当期543万円1,614-

従業員平均年収は543万円と、外食業界の中では一定水準を確保しています。近年の売上高成長やサブウェイ事業の買収など、多角化による収益構造の改善が、給与原資の安定に寄与していると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

ワタミのTSR(株主総利回り)は、分析期間である2021期から2025期まで、5期連続でTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、コロナ禍による外食事業の深刻な業績悪化と、それに伴う長期間の株価低迷、無配期間が続いたことが主な原因です。2023期から配当を再開しましたが、株価の回復がTOPIXの上昇ペースに追いついていないのが現状です。宅食事業やサブウェイ事業の収益貢献を通じて、持続的な成長と株価上昇を実現できるかが、今後のTSR改善の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
10
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期104.8%
2017/03期5-
2018/03期7.5194.3%
2019/03期7.521.3%
2020/03期2.5-
2021/03期00.0%
2022/03期00.0%
2023/03期7.518.2%
2024/03期1010.8%
2025/03期1013.2%
2期連続増配
株主優待
あり
グループ店舗・宅食で利用可能な優待食事割引券
必要株数100株以上(約10.2万円)
金額相当4,000円相当〜
権利確定月3月・9月

配当については、業績回復に伴い2023年3月期から復配し、安定した配当の継続を基本方針としています。現在は将来の成長投資を優先しつつも、株主への利益還元として1株あたり10円の配当を実施中です。今後もさらなる成長に合わせて適切な還元水準を検討していく姿勢です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 115.1万円 になりました (15.1万円)
+15.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期107.7万円7.7万円7.7%
2022期100.3万円0.3万円0.3%
2023期97.9万円2.1万円-2.1%
2024期107.7万円7.7万円7.7%
2025期115.1万円15.1万円15.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残120,400株
売り残193,400株
信用倍率0.62倍
2026年3月16日時点時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月中旬(予定)
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月中旬(予定)

信用取引残高を見ると、売り残が買い残を上回る「信用倍率0.62倍」となっており、将来の株価下落を見込む投資家が多い状況を示唆しています。これは将来的な買い戻し圧力(踏み上げ)につながる可能性もあります。業界平均比較では、PERは割安ですが、PBRは割高な水準です。これは市場が将来の収益成長よりも、純資産に対してプレミアムを支払っている状態を示しており、事業改革への期待感が株価に織り込まれていると考えられます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期-81.7億円0円-
2022/03期26.6億円45.1億円169.2%
2023/03期38.8億円22.1億円56.9%
2024/03期59.7億円17.8億円29.9%
2025/03期52.5億円17.2億円32.9%

過去の赤字期には法人税等は発生していませんでしたが、業績回復に伴い納税が再開されました。2022年3月期は特殊要因により税負担率が高まりましたが、直近は法定実効税率に近い水準で推移しています。今後は安定した黒字経営を継続することで、納税を通じた社会貢献が続く見込みです。

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もっと知る

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ワタミ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 10円
安全性
普通
自己資本比率 33.4%
稼ぐ力
高い
ROE 19.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「居酒屋の雄が、宅食事業と『サブウェイ』買収で復活を賭ける、業態転換のチャレンジャー」

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DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU