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オールアバウト2454

All About,Inc.

スタンダードUpdated 2026/03/30
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 3円
安全性
普通
自己資本比率 45.8%
稼ぐ力
低い
ROE -4.1%(累計)
話題性
普通
ポジ 25%

この会社ってなに?

あなたが新しいシャンプーや話題のお菓子を「ちょっとだけ試してみたい」と思った時、その願いを叶えてくれるのがオールアバウトの「サンプル百貨店」です。企業から提供された商品を、送料程度の負担で手軽に体験できるこのサービスは、同社の主力事業の一つです。また、暮らしやお金に関する悩み事をインターネットで検索した際に、「専門家が教える〇〇のコツ」といった記事を読んだことはありませんか?その運営元が、同社の祖業である総合情報サイト「All About」かもしれません。このように、オールアバウトはあなたの「試したい」気持ちと「知りたい」気持ちに応えるサービスを展開しています。

2025期年度は売上高159.5億円、営業利益0.10億円と黒字転換を果たしたものの、純損失は0.39億円と依然赤字が継続。前期の営業損失4.61億円からは大幅に改善しましたが、本格的な収益回復には至っていません。主力のサンプリング事業「サンプル百貨店」の動向が業績を左右する中、新たに金融サービス仲介業の「みらいバンク」を買収し、ライフアセットマネジメント領域での成長を模索しています。

サービス業スタンダード市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
東京都渋谷区恵比寿南1-15-1

サービスの実績は?

444.9億円
グループ取扱高
2024期実績
N/A
1.6%
売上高成長率(YoY)
2025期実績
N/A
3
1株当たり配当金
2025期実績
N/A
0.10億円
営業利益
2025期実績
黒字転換
-0.39億円
純利益
2025期実績
赤字継続
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-4.1%(累計)
株主資本の利回り
ROA
-1.9%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
-1.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期10.7%6.7%-
2022/03期7.1%4.5%-
2023/03期1.7%1.0%-
2024/03期9.8%5.6%2.9%
2025/03期0.9%0.5%0.1%
3Q FY2026/34.1%(累計)1.9%(累計)1.3%

収益性については、2021/03期時点でROE(自己資本利益率)10.7%を達成していましたが、その後は赤字決算の影響から指標が大きく低下する局面を迎えました。2025/03期には営業利益率が0.1%と辛うじて黒字を確保しており、低水準ながらも回復の兆しを見せています。収益力を高めるためには、コスト管理の徹底と高収益事業の育成が喫緊の課題となっています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期173億円5.0億円37.4円-
2022/03期154億円6.6億円3.4億円25.4円-10.9%
2023/03期169億円600万円8,300万円-6.1円+9.9%
2024/03期157億円4.6億円4.6億円-33.0円-7.2%
2025/03期160億円1,100万円3,900万円-2.8円+1.6%

当社の業績は、主力メディア事業の広告単価の変動や戦略投資の影響を受け、近年は利益面で厳しい水準での推移が続いています。2024/03期には営業損失約4.6億円を計上するなど赤字が拡大しましたが、2025/03期には黒字化へ転じ、収益構造の改善を図っています。今後はデジタルプラットフォームの基盤強化により、売上成長率の回復と安定した利益創出を目指しています。 【3Q 2026/03期実績】売上116億円(前年同期比-0.7%)、営業利益△1.5億円、純利益△1.6億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
-4.1%(累計)
業界平均
11.2%
営業利益率下回る
この会社
-1.3%
業界平均
9.6%
自己資本比率下回る
この会社
45.8%
業界平均
53.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,091万円
取締役4名の合計

メディア事業とマーケティング支援事業を主軸に展開しており、継続的な戦略投資による先行コストが発生していることが収益面でのリスク要因です。買収した「みらいバンク」などの金融サービス事業とのシナジー構築が今後の業績成長の鍵となります。

会社の計画は順調?

C
総合評価
長期ビジョンは壮大だが、足元の業績は計画との乖離が大きく、達成への道筋は不透明。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

長期ビジョン
N/A
グループ取扱高: 目標 1,000億円 やや遅れ (444.9億円 (FY24))
44.5%
売上高: 目標 300億円 やや遅れ (159.5億円 (FY25))
53.2%
営業利益: 目標 30億円 大幅遅れ (0.10億円 (FY25))
0.3%
FY2026 会社予想
2026期
売上高: 目標 167.0億円 順調 (159.5億円 (FY25))
95.5%
営業利益: 目標 1.0億円 大幅遅れ (0.10億円 (FY25))
10%
純利益: 目標 0.0億円 順調 (-0.39億円 (FY25))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期165億円160億円-3.3%
2024期159億円157億円-1.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期0億円0億円+0.1億円
2024期10億円-5億円大幅未達

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

長期ビジョンとして「取扱高1,000億円、売上高300億円、営業利益30億円」を掲げていますが、2025期実績(売上高159.5億円、営業利益0.10億円)から見ると進捗は大幅に遅れています。特に2024期は期初予想10億円の営業黒字に対し、実績は4.61億円の赤字と大きく未達に終わりました。2026期予想では営業利益1.0億円への回復を見込んでいますが、過去の予想精度を鑑みると慎重な評価が必要です。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
M&A・事業提携30%
プレスリリース15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
48
前月比 +5.2%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 日本経済新聞, みんかぶ ほか
業界内ランキング
上位 38%
サービス業 2400社中 912位
報道のトーン
25%
好意的
55%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月子会社化

金融サービス仲介業を営む株式会社みらいバンクを子会社化し、ライフアセットマネジメント領域の強化を表明しました。

2025年8月調査発表

FCNTと共同で生活者1000人を対象とした「スマホの災難」白書2025を発表し、メディア価値の向上を狙いました。

2026年2月決算発表

2026年3月期第3四半期累計において経常損益1億4700万円の赤字を計上し、引き続き厳しい経営環境が続いています。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率45.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
43.0億円
会社の純資産

財務健全性を示す自己資本比率は、2021/03期の57.6%から2025/03期には48.1%へと低下基調にあります。近年は新規事業投資などに伴い有利子負債が約9.9億円発生していますが、総資産規模は80億円超を維持しており、一定の基礎体力を保持しています。今後は負債を適切にコントロールしつつ、資産効率の向上による資本基盤の強化が必要とされています。 【3Q 2026/03期】総資産85億円、純資産43億円、自己資本比率45.8%。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+2.5億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-4.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-4,200万円
借入・返済など
Free CF
-2.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期8.1億円6.0億円9,800万円2.0億円
2022/03期5.4億円4.7億円8,800万円7,400万円
2023/03期1.4億円8.5億円8,900万円7.1億円
2024/03期3.4億円3.9億円1,800万円4,500万円
2025/03期2.5億円4.5億円4,200万円2.0億円

営業キャッシュフローは黒字を維持しているものの、投資キャッシュフローが先行する投資により常時マイナスとなっており、フリーキャッシュフローの確保が課題です。特に2023/03期以降は、事業拡大に伴う投資負担が重く、キャッシュフローが圧迫される場面が続いています。今後は投資に対する回収効率を高め、本業で稼いだ資金を安定的に確保することが求められます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 0名(0.0% 男性 9
100%
監査報酬
4,260万円
連結子会社数
3
設備投資額
2.7億円
平均勤続年数(従業員)
5.9
臨時従業員数
67

女性役員比率は0.0%と、経営層のジェンダーダイバーシティ向上には大きな余地が残されています。監査体制については監査報酬4,260万円を投じており、連結子会社3社を含めたグループ全体のガバナンス監視に注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主55.3%
浮動株44.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関2.6%
事業法人等52.7%
外国法人等0.7%
個人その他40.3%
証券会社3.7%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は日本テレビ放送網・NTTドコモ・リクルートホールディングス。

日本テレビ放送網株式会社(3,385,000株)24.2%
株式会社NTTドコモ(2,093,100株)14.97%
株式会社リクルートホールディングス(984,900株)7.04%
大日本印刷株式会社(860,900株)6.16%
山口憲一(655,400株)4.69%
広田証券株式会社(387,963株)2.77%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(344,300株)2.46%
江幡哲也(338,249株)2.42%
小西晧(236,100株)1.69%
株式会社SBI証券(78,941株)0.56%

日本テレビ放送網(24.2%)とNTTドコモ(14.97%)の2社で発行済株式の約4割を占める安定した筆頭株主構成です。リクルートホールディングスや大日本印刷も主要株主として名を連ねており、メディアと通信、印刷業界の強力な事業パートナーが資本参加する体制となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1災害等による影響について当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を正確に予測することはできませんが、地震・暴風雨・洪水等の自然災害、火災・テロ・暴動・戦争等の人災が発生し、事業活動の停止並びに社会インフラの損壊及び機能低下等につながるような事態にまで発展した場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
550万円
従業員数
280
平均年齢
35.9歳
平均年収従業員数前年比
当期550万円280-

従業員の平均年収は550万円であり、IT・Webサービス業界の平均水準と照らし合わせても標準的な給与水準といえます。事業転換や先行投資が続くフェーズにおいて、安定的な雇用維持を継続しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、2022期以降TOPIXを継続的に下回る「アンダーパフォーム」となっています。特に2024期および2025期は、TOPIXが200%を超える高いリターンを記録する中で、自社TSRは100%を割り込みマイナスリターンに沈みました。これは、2023期からの営業赤字転落など厳しい業績が株価に反映された結果であり、株主価値向上が喫緊の課題であることを示唆しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
3
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期1.5-
2017/03期317.5%
2018/03期520.3%
2019/03期2-
2020/03期319.7%
2021/03期718.7%
2022/03期727.6%
2023/03期3-
2024/03期3-
2025/03期3-
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

配当方針としては、業績に連動した安定配当を基本としつつ、現在は成長に向けた投資を優先するフェーズにあります。2023/03期以降は年間3円の配当を継続しており、株主への利益還元を維持しつつ財務基盤の安定を図っています。今後は持続的な利益成長を実現し、配当水準の向上を目指す方針です。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 76.2万円 になりました (-23.8万円)
-23.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期187.3万円87.3万円87.3%
2022期123.2万円23.2万円23.2%
2023期119.3万円19.3万円19.3%
2024期89.1万円10.9万円-10.9%
2025期76.2万円23.8万円-23.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残486,100株
売り残0株
信用倍率買建のみ
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

同業他社比較では、PBR(株価純資産倍率)が1.22倍と業界平均の4.41倍を大幅に下回り、割安感があります。一方で、赤字のためPER(株価収益率)は算出不能です。信用取引では売り残がなく買い残のみが積み上がっており、将来の株価上昇を期待する個人投資家が多い一方、需給面での重さも懸念されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期9.2億円4.2億円45.5%
2022/03期6.7億円3.3億円48.7%
2023/03期2,100万円1.0億円495.2%
2024/03期-4.4億円0円-
2025/03期1,000万円4,900万円490.0%

利益水準が低迷または赤字の時期には、法人税等の負担が利益に対して過大な比率となるなど、税務コストの効率性が低下しています。特に2023/03期以降は利益が極めて僅少であるため、実効税率が著しく高く表示される結果となりました。業績回復に伴い、適正な利益水準を確保することで税負担の安定化が期待されます。

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もっと知る

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オールアバウト まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 3円
安全性
普通
自己資本比率 45.8%
稼ぐ力
低い
ROE -4.1%(累計)
話題性
普通
ポジ 25%

「情報サイトの老舗がサンプリング事業で再起をかけるも、連続赤字で正念場を迎えている状態」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU