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六甲バター(株)2266

ROKKO BUTTER CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/25
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓(原料チーズ価格高騰と連結移行による一時的な利益率低下)
配当
少なめ
1株 20円
安全性
安定
自己資本比率 50.7%(自己資本比率54.7%で実質無借金に近い健全な財務体質)
稼ぐ力
普通
ROE 8.2%
話題性
好評
ポジ 50%

この会社ってなに?

スーパーのチーズ売場で見かける「QBBベビーチーズ」や「チーズデザート」、おつまみコーナーの「チーズで鉄分」シリーズ。これらはすべて六甲バターの商品です。世界で初めて棒状のスティックチーズを開発した会社でもあります。また、ナッツ事業では「プレミアムミックスナッツ」なども人気です。大阪・関西万博では植物性チーズのレストランを出店し、28万食を提供して話題になりました。

六甲バターは1948年に神戸で創業し、「QBB」ブランドのプロセスチーズで国内最大手の地位を築いた食品メーカーです。ベビーチーズやスティックチーズなど家庭用チーズに加え、ナッツ事業も展開。2025年12月期は売上高433億円・営業利益14億円を計上し、2026年12月期は売上高550億円(前年比+27%)を予想しています。PBR 0.68倍と割安水準にあり、三菱商事が筆頭株主として経営を支えています。

食料品プライム市場

会社概要

業種
食料品
決算期
12月
本社
兵庫県神戸市中央区坂口通1-3-13

サービスの実績は?

20
1株当たり配当金
2026期予想
横ばい
+27.0%
売上高成長率
2026期予想 (YoY)
+60.2%
営業利益成長率
2026期予想 (YoY)
495
単体従業員数
2025年12月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

チーズ事業
337億円77.8%)
ナッツ事業
96億円22.2%)
チーズ事業337億円
利益: 11億円利益率: 3.3%

QBBブランドのプロセスチーズ(ベビーチーズ、スティックチーズ、チーズデザート等)の製造販売。売上構成比約78%を占める主力事業。

ナッツ事業96億円
利益: 3億円利益率: 3.1%

ミックスナッツ・プレミアムナッツ等の販売。ミツヤグループ完全子会社化により2026年12月期から大幅拡大見込み。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.2%
株主資本の利回り
ROA
4.9%
総資産の活用度
Op. Margin
3.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2025/12期8.2%4.9%3.3%
2025/12期8.2%4.9%3.3%

営業利益率は2021/12期の4.3%から原料高で一時0.8%まで低下しましたが、価格改定と高付加価値製品の拡販により回復傾向にあります。ROEは中期経営計画で8%以上を目標としており、ミツヤグループの完全子会社化による利益率改善が期待されています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2025/12期433億円14.3億円14.8億円76.3円-

六甲バターの業績は、原料チーズ価格高騰と円安の影響で2022/12期に大幅減収減益となりましたが、価格改定効果と高付加価値商品の拡販により回復基調にあります。2025/12期は売上高433億円・純利益15億円を計上。2026/12期はミツヤグループ完全子会社化により売上高550億円(+27%)・営業利益23億円を予想し、成長加速が見込まれています。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

食料品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
8.2%
業界平均
6.7%
営業利益率下回る
この会社
3.3%
業界平均
5.4%
自己資本比率下回る
この会社
50.7%
業界平均
53.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億6,000万円
取締役5名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
チーズ事業337億円11億円3.3%
ナッツ事業96億円3億円3.1%

チーズ事業が売上の約78%を占める主力セグメントで、ナッツ事業(約22%)が成長分野として続きます。2026年12月期はミツヤグループの完全子会社化効果により、ナッツ事業の売上が大幅に拡大し、セグメント構成が変化する見込みです。中期経営計画2027では売上高620億円・営業利益43億円を目標に掲げ、チーズとナッツの両輪での成長を目指しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
中計初年度のFY2025は売上高・営業利益ともに最終目標との乖離が大きいが、FY2026のミツヤ完全子会社化による売上550億円予想で急速にキャッチアップを図る。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2027
2025期〜2027期
売上高: 目標 620億円 やや遅れ (433億円 (FY2025))
69.8%
営業利益: 目標 43億円 大幅遅れ (14億円 (FY2025))
33.4%
ROE: 目標 8%以上 やや遅れ (4.5% (FY2025))
56.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期435億円433億円-0.5%
2024期453億円429億円-5.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

六甲バターは「中期経営計画2027」のもと、2027期に売上高620億円・営業利益43億円・ROE 8%以上を最終目標に掲げています。2025期実績は売上高433億円・営業利益14億円と初年度としてはまだ道半ばですが、2026期のミツヤグループ完全子会社化とベトナム工場稼働により大幅な成長加速が期待されています。

どんな話題が多い?

業績・決算35%
M&A・事業拡大30%
新商品・ブランド20%
その他15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
35
前月比 +8.5%
メディア数
15
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 40%
食料品 122社中 48位
報道のトーン
50%
好意的
40%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月決算発表

2025年12月期の決算短信を発表。2026年12月期は売上高550億円・営業利益23億円と大幅増収増益を予想。

2026年1月海外展開

ベトナムにプロセスチーズ工場を新設すると発表。2026年9月稼働予定で、アジア市場の開拓を本格化。

2025年8月M&A

ナッツ製造のミツヤグループ本社を完全子会社化。ナッツ事業の大幅拡大でセグメント構成が変化。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率50.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
105億円
借金(有利子負債)
Net Assets
333億円
会社の純資産

自己資本比率は54〜60%と食品メーカーとして非常に健全な財務体質を維持しています。2024/12期にミツヤグループ株式取得に伴い有利子負債100億円が発生しましたが、2025/12期には90億円に減少。総資産は2025/12期に609億円まで拡大し、M&Aによる事業規模拡大が進んでいます。

お金の流れは?

本業で稼げていません
Operating CF
-16.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-21.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
+15.8億円
借入・返済など
Free CF
-38.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2024/12期0円0円0円0円
2025/12期16.7億円21.7億円15.8億円38.4億円

2025/12期の営業CFはミツヤグループ完全子会社化に伴う一時的な資金需要によりマイナスに転じましたが、2021期〜2024/12は安定的なプラスを維持していました。投資CFはM&A関連支出と設備投資を反映しており、ベトナム新工場(2026年9月稼働予定)への投資も含まれています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
3,300万円
連結子会社数
4
設備投資額
5.3億円
平均勤続年数(従業員)
15
臨時従業員数
471

取締役・監査役10名中、女性が2名(20.0%)を占めています。代表取締役社長兼CEOの塚本浩康氏のもと、攻めの経営と適切なガバナンス体制を構築しています。平均勤続年数14.6年と安定的な雇用環境を維持し、チーズ製造の専門性を活かした人材育成が行われています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主53.9%
浮動株46.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関17.1%
事業法人等32.3%
外国法人等2.7%
個人その他47.3%
証券会社0.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は三菱商事・三菱UFJ銀行・QBB持株会。

三菱商事株式会社(3,218,000株)16.52%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,141,000株)5.86%
株式会社三菱UFJ銀行(972,000株)4.99%
QBB持株会(881,000株)4.52%
三井住友信託銀行株式会社(853,000株)4.38%
株式会社メイワパックス(428,000株)2.2%
住友生命保険相互会社(398,000株)2.04%
エムエスティ保険サービス株式会社(390,000株)2%
今津 龍三(368,000株)1.89%
六甲バター労働組合(364,000株)1.87%

筆頭株主の三菱商事(16.52%)が仕入・販売面で緊密な協力関係を持ち、経営の安定基盤を支えています。三菱UFJ銀行(4.99%)・三井住友信託銀行(4.38%)など金融機関も上位に名を連ねます。QBB持株会(4.36%)と六甲バター労働組合(1.87%)の保有は従業員の企業コミットメントの高さを示しています。今津龍三氏は元取締役として安定株主に位置づけられます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1原料チーズ・乳製品の価格変動リスク(国際市況・為替の影響)
2為替変動リスク(輸入チーズの仕入コストへの影響)
3食品安全に関する事故・リコール発生リスク
4消費者嗜好の変化による需要変動リスク
5原材料の安定調達リスク(気候変動・疫病等)
6競合他社との価格競争リスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
638万円
従業員数
726
平均年齢
40歳
平均年収従業員数前年比
当期638万円726-

従業員の平均年収は645万円で、食品メーカーとしては標準的な水準です。平均年齢39.7歳・平均勤続年数14.6年と定着率が高く、チーズ製造の専門知識を持つ人材が長期的に活躍しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

六甲バターのTSRは5年間で83.1%と投資元本を下回る結果となっており、TOPIX(182.5%)を大きく下回っています。原料コスト高騰による業績低迷が主因ですが、中期経営計画2027の達成とM&A効果の発現が株価回復の鍵となるでしょう。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
20
方針: 期末配当年1回を基本方針とし、安定配当を重視
1株配当配当性向
2016/12期2011.5%
2017/12期2011.7%
2018/12期2516.6%
2019/12期2039.8%
2020/12期2040.7%
2021/12期2017.2%
2022/12期20177.1%
2023/12期25109.1%
2024/12期2037.4%
2025/12期2026.2%
1期連続増配
株主優待
あり
自社製品詰合せ(3,000円相当)
必要株数100株以上(約12万円)
金額相当約3,000円相当
権利確定月12月

配当は1株20円を基本に安定配当を継続しており、2023/12期には25円に増配した実績もあります。配当利回り1.72%に加え、株主優待(3,000円相当)を考慮した実質利回りは約4.3%と魅力的です。PBR 0.68倍の割安水準を考えると、今後の増配余地も十分にあります。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 83.1万円 になりました (-16.9万円)
-16.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期106.3万円6.3万円6.3%
2022期92.6万円7.4万円-7.4%
2023期78.2万円21.8万円-21.8%
2024期82.0万円18.0万円-18.0%
2025期83.1万円16.9万円-16.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残48,600株
売り残44,600株
信用倍率1.09倍
3/13時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月上旬(予定)
定時株主総会2026年3月下旬(予定)

六甲バターの株価指標は、PBR 0.68倍と業界平均(1.2倍)を大きく下回る割安水準にあります。PERは15.1倍と業界平均(18.5倍)をやや下回る水準です。信用倍率は1.09倍と拮抗しており、株価の方向感を模索する局面といえます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2025/12期13.3億円0円0.0%

税引前利益は2024/12期に20億円まで回復した後、2025/12期は連結移行に伴う一時要因で13億円に。2021/12期と2025/12期の実効税率0%は、繰延税金資産の計上や連結移行による会計処理の影響によるものです。2026/12期は正常化が見込まれています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

六甲バター(株) まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓(原料チーズ価格高騰と連結移行による一時的な利益率低下)
配当
少なめ
1株 20円
安全性
安定
自己資本比率 50.7%(自己資本比率54.7%で実質無借金に近い健全な財務体質)
稼ぐ力
普通
ROE 8.2%
話題性
好評
ポジ 50%

「QBBベビーチーズでおなじみ。チーズとナッツで食卓を彩るプライム上場の食品メーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU