(株)中広2139
CHUCO CO.,LTD.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
お住まいのポストに届く無料の地域情報誌、見たことはありませんか?地元のグルメ店や美容室、住宅リフォームなどの広告が載った「地域みっちゃく生活情報誌」を発行しているのが中広です。全国で1,100万部以上を各戸に届けるポスティング型のフリーメディアで、地域の暮らしに役立つ情報を届けています。また、求人情報誌「Workin」の事業も展開しています。
中広は1978年創業の総合広告会社で、ポスティング型フリーメディア「ハッピーメディア(R)地域みっちゃく生活情報誌(R)」を全国で発行する独自ビジネスモデルを展開しています。2025/03期は売上高113億円(前年比+10.7%)と成長を継続。直営・FC方式で全国展開を進め、M&Aによるエリア拡大も積極的に推進しています。PER 14.2倍・配当利回り2.40%で、地域密着型メディアの成長企業として注目されます。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 岐阜県岐阜市東興町27番地
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
事業ごとの売上・利益
ポスティング型フリーメディア「地域みっちゃく生活情報誌」の発行・広告営業が主力。全国で1,100万部超を各戸配布。直営・FC方式で全国展開。売上構成比約78%を占める最大セグメント。
広済堂ホールディングスから承継した求人情報誌「Workin(ワーキン)」を東北・北陸エリア中心に展開。2025年に事業承継し新たな収益源として育成中。売上構成比約13%。
デジタルマーケティング支援、子会社Asian Bridgeによるシステム開発、キャリア教育副教材の企画発行など。デジタル開発体制を拡充し成長分野として注力。売上構成比約9%。
稼ぐ力はどのくらい?
FY2025/3実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | ▲21.4% | ▲9.5% | - |
| 2022/03期 | 5.8% | 2.6% | - |
| 2023/03期 | 4.7% | 2.0% | - |
| 2024/03期 | 9.9% | 4.0% | 3.0% |
| 2025/03期 | 8.0% | 3.2% | 2.7% |
| 3Q FY2026/3 | 3.6%(累計) | 1.4%(累計) | 1.5% |
コロナ禍の2021/03期に大幅赤字となりましたが、その後は着実に改善しています。営業利益率は2024/03期の3.0%をピークに安定的に推移しており、ROEも7〜10%台と資本効率の改善が進んでいます。2025/03期はM&A関連費用の影響でやや利益率が低下しましたが、2026/03期には回復が見込まれます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 65.5億円 | — | ▲3.7億円 | -54.1円 | — |
| 2022/03期 | 70.6億円 | — | 1.0億円 | 14.9円 | +7.8% |
| 2023/03期 | 85.2億円 | 5,840万円 | 8,500万円 | 12.5円 | +20.6% |
| 2024/03期 | 102億円 | 3,041億円 | 1.9億円 | 28.4円 | +20.2% |
| 2025/03期 | 113億円 | 3,098億円 | 1.6億円 | 24.1円 | +10.7% |
中広の業績は、コロナ禍で赤字に転落した2021/03期を底にV字回復を遂げ、5期連続の増収を達成しています。M&Aによるエリア拡大と既存エリアの深耕により、2025/03期は売上高113億円に到達。2026/03期は売上高132億円・営業利益4億円を予想し、成長トレンドの加速が見込まれています。 【3Q 2026/03期実績】売上88億円(通期予想比67%)、営業利益1.3億円(同34%)、純利益72百万円(同30%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| フリーメディア事業 | 88億円 | 2.5億円 | 2.8% |
| 求人メディア事業 | 15億円 | 0.3億円 | 2.0% |
| その他事業 | 10億円 | 0.3億円 | 3.0% |
フリーメディア事業が売上の約78%を占める主力セグメントで、地域密着型の無料情報誌ビジネスモデルが中広の強みです。2025年に承継した求人メディア「Workin」が新たな柱として加わり、デジタル関連事業も成長中です。M&Aによるエリア拡大と既存エリアの収益性向上の両輪で事業を拡大しています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
広済堂ホールディングスの求人媒体事業「Workin」の承継会社を買収。東北・北陸エリアの求人メディアを取得し事業領域を拡大。
Asian Bridgeを子会社化し、デジタル開発体制を拡充。DX推進による事業基盤の強化を図る。
2025/03期決算を発表。売上高113億円(+10.7%)と成長継続も、営業利益は横ばいの3億円。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q FY2026/3末時点
総資産は2021/03期の約39億円から2025/03期には約51億円へ拡大しています。2024/03期以降はM&A資金として有利子負債を活用し、約22億円の借入がありますが、自己資本比率は40%前後を維持しており、財務健全性は確保されています。BPSも着実に増加しています。 【3Q 2026/03期】総資産54億円、純資産21億円、自己資本比率36.7%、有利子負債13億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | ▲800万円 | ▲2.6億円 | 3.2億円 | ▲2.6億円 |
| 2022/03期 | ▲600万円 | 4,100万円 | 2.0億円 | 3,500万円 |
| 2023/03期 | 2.5億円 | 2,200万円 | ▲9,200万円 | 2.8億円 |
| 2024/03期 | 5.1億円 | 5,300万円 | ▲4.1億円 | 5.6億円 |
| 2025/03期 | 700万円 | ▲2.5億円 | ▲2,300万円 | ▲2.4億円 |
2023期〜2024/3にかけて営業キャッシュフローが大幅に改善し、2024/03期には5億円の営業CFを計上しました。2025/03期は事業拡大に伴う運転資金増加で営業CFが縮小しましたが、投資CFのマイナスはM&Aによる成長投資を反映しています。
この会社のガバナンスは?
取締役・監査役8名中、女性が2名(25.0%)を占めており、ダイバーシティの観点で業界平均を上回る水準です。4社の連結子会社を有するグループ経営を行い、代表取締役社長の大島斉氏のもと、M&Aを活用した積極的な成長戦略を推進しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 488万円 | 527人 | - |
従業員の平均年収は488万円で、平均年齢41.4歳・平均勤続年数10年です。サービス業の中では標準的な給与水準です。連結従業員数はM&Aによるグループ拡大に伴い増加傾向にあり、2023/03期の439名から2025/03期には527名へ拡大しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
中広のTSRは5年間で109.1%とTOPIXの213.4%を大きく下回るパフォーマンスとなっています。小型株特有の流動性の低さや、コロナ禍からの回復の遅れが要因です。ただし、M&Aによる事業規模の拡大と増益基調が続けば、今後のTSR改善が期待されます。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 10円 | 20.8% |
| 2017/03期 | 11円 | 21.4% |
| 2018/03期 | 12円 | 54.8% |
| 2019/03期 | 12円 | 30.7% |
| 2020/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/03期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/03期 | 5円 | 33.6% |
| 2023/03期 | 10円 | 80.1% |
| 2024/03期 | 12円 | 42.3% |
| 2025/03期 | 12円 | 49.8% |
| 必要株数 | 100株以上(約5万円) |
| 金額相当 | 1,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
コロナ禍で無配となった2021/03期から復配し、2022/03期以降は3期連続の増配を実現しました。2025/03期は1株12円を維持。配当利回り2.40%に加え、株主優待のQUOカード1,000円分を合わせた総合利回りが魅力的です。最低投資金額が約5万円と低く、個人投資家が参入しやすい銘柄です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 87.0万円 | ▲13.0万円 | -13.0% |
| 2022期 | 92.8万円 | ▲7.2万円 | -7.2% |
| 2023期 | 97.0万円 | ▲3.0万円 | -3.0% |
| 2024期 | 101.9万円 | 1.9万円 | 1.9% |
| 2025期 | 109.1万円 | 9.1万円 | 9.1% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
中広の株価指標は、PER 14.2倍とサービス業の業界平均(18.5倍)を下回る水準にあります。配当利回り2.40%は業界平均を上回り、QUOカード優待を加えた実質利回りは約4.4%と魅力的です。信用倍率3.23倍と買い残がやや多い状況で、需給面での注意は必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | -2.7億円 | 0円 | - |
| 2022/03期 | 1.2億円 | 2,000万円 | 16.5% |
| 2023/03期 | 1.7億円 | 8,700万円 | 50.6% |
| 2024/03期 | 3.1億円 | 1.1億円 | 37.3% |
| 2025/03期 | 3.2億円 | 1.6億円 | 49.2% |
税引前利益は2022/03期の1.2億円から2025/03期の3.2億円へと着実に拡大しています。実効税率は2023/03期と2025/03期に50%前後と高くなっていますが、これはのれん償却やM&A関連の一時的な税務調整の影響です。2026/03期は正常化が見込まれます。
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(株)中広 まとめ
「地域に届ける無料情報誌のパイオニア。フリーメディアで全国1,100万部超を展開するスタンダード企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。