日本駐車場開発(株)2353
NIPPON PARKING DEVELOPMENT Co.,Ltd.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
街中のコインパーキングや商業施設の駐車場。実は日本駐車場開発が運営しているかもしれません。同社は駐車場オーナーから遊休スペースを借り上げ、効率的に運営することで収益を生み出すビジネスモデルです。さらに、白馬・菅平などのスキー場運営や、那須りんどう湖レイクビューなどのテーマパーク・宿泊施設も手がけており、レジャーを楽しむ方にも身近な企業です。
日本駐車場開発は1991年設立、商業施設等の転貸型月極駐車場運営を中核に、スキー場運営(日本スキー場開発)やテーマパーク・宿泊事業(日本テーマパーク開発)も展開するユニークな企業です。2025/07期は売上高368億円(前年比+12.7%)、営業利益77億円と過去最高を更新。2026/07期予想は売上高408億円・営業利益85億円とさらなる成長を見込みます。ROE 21%超の高収益体質に加え、有利子負債ゼロの実質無借金経営が特長で、4期連続増配中です。
会社概要
- 業種
- 不動産業
- 決算期
- 7月
- 本社
- 大阪府大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
事業ごとの売上・利益
商業施設等の転貸型月極駐車場を国内外で運営。月極駐車場検索サイトで掲載物件数No.1。売上構成比54%を占める最大セグメント。
子会社の日本スキー場開発が白馬・菅平等のスキー場を運営。インバウンド回復で好調。グリーンシーズン営業にも注力。売上構成比24%。
日本テーマパーク開発が那須りんどう湖レイクビュー等を運営。NX不動産買収で別荘地管理にも参入。地域活性化(RX)を推進。売上構成比17%。
EV充電サービス、ワーケーション関連サービス等。新規事業領域として育成中。売上構成比5%。
稼ぐ力はどのくらい?
FY2025/7実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/07期 | 14.5% | 5.9% | 10.9% |
| 2017/07期 | 24.0% | 9.9% | 13.9% |
| 2018/07期 | 21.0% | 9.3% | 15.5% |
| 2019/07期 | 24.6% | 11.8% | 17.1% |
| 2020/07期 | 10.5% | 4.3% | 11.6% |
| 2021/07期 | 21.4% | 7.9% | 13.7% |
| 2022/07期 | 27.8% | 11.1% | 17.4% |
| 2023/07期 | 34.3% | 15.6% | 19.5% |
| 2024/07期 | 31.4% | 14.3% | 19.8% |
| 2025/07期 | 23.2% | 10.4% | 20.8% |
| 2Q FY2026/7 | 14.8%(累計) | 5.1%(累計) | 22.3% |
営業利益率は13.7%から20.8%へと着実に向上しており、不動産業界の中でもトップクラスの収益性を誇ります。ROEは21〜32%と極めて高水準で推移しており、資本効率に優れた経営を実践しています。アセットライトなビジネスモデルにより、少ない資本で高い利益を生み出す構造が確立されています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/07期 | 238億円 | 32.6億円 | 23.4億円 | 7.1円 | +3.5% |
| 2022/07期 | 263億円 | 45.8億円 | 31.3億円 | 9.6円 | +10.5% |
| 2023/07期 | 319億円 | 62.0億円 | 44.1億円 | 13.8円 | +21.3% |
| 2024/07期 | 327億円 | 64.6億円 | 51.0億円 | 16.1円 | +2.6% |
| 2025/07期 | 368億円 | 76.6億円 | 48.0億円 | 15.1円 | +12.7% |
日本駐車場開発の業績は5期連続の増収増益トレンドを描いています。2025/07期は売上高368億円・営業利益77億円と過去最高を更新し、2026/07期は売上高408億円・営業利益85億円を予想。駐車場事業の安定成長に加え、スキー場事業のインバウンド回復やテーマパーク事業の拡大が成長ドライバーとなっています。 【2Q 2026/07期実績】売上199億円(通期予想比49%)、営業利益44億円(同52%)、純利益27億円(同47%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
不動産業の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 駐車場事業 | 199億円 | 48億円 | 24.1% |
| スキー場事業 | 87億円 | 15億円 | 17.2% |
| テーマパーク・宿泊事業 | 62億円 | 8億円 | 12.9% |
| その他事業 | 20億円 | 6億円 | 30.0% |
駐車場事業が売上の54%・利益の約62%を占める中核事業で、営業利益率24.1%と高収益です。スキー場事業(24%)はインバウンド回復で成長軌道に乗り、テーマパーク・宿泊事業(17%)はM&Aを通じた拡大フェーズにあります。駐車場の安定収益をベースに、レジャー事業で成長を加速するポートフォリオ戦略が特長です。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 364億円 | — | 368億円 | +1.2% |
| 2024期 | 330億円 | — | 327億円 | -0.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
日本駐車場開発は売上高408億円・営業利益85億円を2026/07期の目標に掲げています。2025/07期実績は売上高368億円・営業利益77億円と目標の約90%に到達しており、最終年度での達成が射程圏内です。駐車場事業の安定成長に加え、スキー場・テーマパーク事業の拡大とM&A戦略が目標達成の鍵を握っています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2026/07期上期の連結経常利益は前年同期比7.6%増で着地。11-1月期も11%増益と成長が加速。
日本テーマパーク開発がNXHD子会社のNX不動産を買収。那須エリアの別荘地管理事業に参入し、地域活性化を推進。
2025/07期は売上高・各段階利益ともに過去最高を更新。15期連続増配(1株9円)も発表。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも2Q FY2026/7末時点
総資産は2021/07期の287億円から2025/07期には500億円へと拡大しています。特筆すべきは有利子負債ゼロの実質無借金経営であり、自己資本比率も29%から38%へ改善。M&Aによる事業拡大を進めながらも、健全な財務体質を維持しています。BPSも26円から60円へと着実に成長しています。 【2Q 2026/07期】総資産540億円、純資産230億円、自己資本比率32.8%、有利子負債205億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/07期 | 6.0億円 | 24.9億円 | 3.0億円 | 30.9億円 |
| 2017/07期 | 37.8億円 | ▲31.4億円 | ▲5.5億円 | 6.4億円 |
| 2018/07期 | 29.5億円 | ▲28.5億円 | ▲27.9億円 | 9,600万円 |
| 2019/07期 | 41.8億円 | ▲17.5億円 | ▲23.5億円 | 24.3億円 |
| 2020/07期 | 29.8億円 | ▲11.8億円 | 41.1億円 | 18.0億円 |
| 2021/07期 | 34.1億円 | ▲21.9億円 | ▲42.2億円 | 12.1億円 |
| 2022/07期 | 39.4億円 | ▲13.6億円 | ▲45.0億円 | 25.8億円 |
| 2023/07期 | 61.1億円 | ▲25.7億円 | ▲42.5億円 | 35.4億円 |
| 2024/07期 | 62.0億円 | ▲73.6億円 | 64.9億円 | ▲11.6億円 |
| 2025/07期 | 81.8億円 | ▲48.9億円 | 12.0億円 | 32.9億円 |
営業キャッシュフローは34億円から82億円へと着実に拡大しており、本業の稼ぐ力が強化されています。2024/07期は日本テーマパーク開発によるNX不動産買収などの大型投資で投資CFが増加しましたが、2025/07期にはFCF33億円を確保。継続的なフリーキャッシュフローの創出が株主還元の原資となっています。
この会社のガバナンスは?
取締役・監査役16名中、女性が2名(12.5%)を占めています。25社の連結子会社を統括するグループ経営で、駐車場からスキー場・テーマパークまで多角的な事業ポートフォリオを運営しています。平均勤続年数7.5年と若い組織で、ベンチャー精神を持ったスピーディな経営が特長です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 2025/07期 | 548万円 | 1,120人 | - |
従業員の平均年収は548万円で、平均年齢35.0歳と若い組織構成が特長です。連結従業員数は1,120名。駐車場運営を核としたアセットライトモデルにより、少人数で高い生産性を実現しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
日本駐車場開発のTSRは5年間で195%と堅調ですが、TOPIX(213%)をやや下回るパフォーマンスです。ただし直近は増配加速と業績成長により株価が上昇基調にあり、今後のTSR改善が期待されます。4期連続増配と業績成長の継続が、中長期的なTSR向上の鍵となるでしょう。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/07期 | 3.5円 | 94.1% |
| 2017/07期 | 3.75円 | 56.3% |
| 2018/07期 | 4円 | 61.0% |
| 2019/07期 | 4.25円 | 50.4% |
| 2020/07期 | 4.5円 | 124.0% |
| 2021/07期 | 4.75円 | 66.7% |
| 2022/07期 | 5円 | 52.0% |
| 2023/07期 | 5.25円 | 38.0% |
| 2024/07期 | 5.5円 | 34.2% |
| 2025/07期 | 8円 | 53.2% |
| 必要株数 | 100株以上(約2.7万円) |
| 金額相当 | 数千円相当〜 |
| 権利確定月 | 1月・7月 |
配当は4期連続増配を継続中で、2026/07期は1株9円(予想)と過去最高を計画しています。配当利回りは3.31%と魅力的な水準です。さらに、株主優待として駐車場割引券やスキー場リフト券、テーマパーク入園券など多彩な優待を年2回提供しており、レジャー好きの個人投資家に人気の高い銘柄です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 100.0万円 | 0.0万円 | 0.0% |
| 2022期 | 115.0万円 | 15.0万円 | 15.0% |
| 2023期 | 140.0万円 | 40.0万円 | 40.0% |
| 2024期 | 155.0万円 | 55.0万円 | 55.0% |
| 2025期 | 195.0万円 | 95.0万円 | 95.0% |
※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは15.2倍と業界平均並みですが、PBR 4.54倍はROE 21%の高収益性を反映した水準です。アセットライト経営により帳簿上の純資産は少ないものの、高い資本効率が株価に織り込まれています。配当利回り3.31%は業界平均を上回り、成長と利回りを兼ね備えた銘柄として位置づけられます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/07期 | 22.4億円 | 9.8億円 | 44.0% |
| 2017/07期 | 32.1億円 | 9.7億円 | 30.2% |
| 2018/07期 | 36.1億円 | 14.0億円 | 38.8% |
| 2019/07期 | 41.5億円 | 13.3億円 | 32.0% |
| 2020/07期 | 27.4億円 | 15.4億円 | 56.2% |
| 2021/07期 | 34.6億円 | 11.3億円 | 32.5% |
| 2022/07期 | 46.4億円 | 15.1億円 | 32.6% |
| 2023/07期 | 62.2億円 | 18.1億円 | 29.1% |
| 2024/07期 | 65.1億円 | 14.1億円 | 21.6% |
| 2025/07期 | 78.3億円 | 30.3億円 | 38.7% |
税引前利益は35億円から78億円へと堅調に拡大しています。実効税率は2024/07期に21.6%と低水準でしたが、2025/07期は38.7%に上昇。グループ会社の利益構成や税効果の変動により年度ごとに幅がありますが、2026/07期は33%程度に正常化する見込みです。
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日本駐車場開発(株) まとめ
「駐車場から始まり、スキー場・テーマパークまで。遊休資産を価値に変えるプライム企業」
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