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ベルーナ

BELLUNA CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月30日

ROE6.2%
BPS145.7円
自己資本比率45.2%
FY2025/3 有報データ

カタログ通販からホテル事業まで、顧客の暮らしを豊かにする多角化のパイオニア

衣食住遊の分野において、お客様の生活を豊かにする商品・サービスを提供し、安定性と成長性を兼ね備えたエクセレントカンパニーとなることを目指します。

この会社ってなに?

あなたが自宅のポストで、ファッションや生活雑貨の通販カタログを見かけたことはありませんか?そのカタログを発行しているのがベルーナかもしれません。同社は特にミセス層向けの衣料品に強く、お母さん世代にはお馴染みの存在です。また、最近では温泉旅行で人気のホテルも運営しており、「屈斜路プリンスホテル」や「ホテル瑞鳳」といった有名旅館もベルーナグループの一員です。あなたが美味しいワインや日本酒をお取り寄せするときも、その裏側でベルーナのグルメ専門通販が活躍している可能性があります。このように、ベルーナはあなたの暮らしの様々なシーンに寄り添うサービスを展開しています。

ベルーナは、カタログ通販を主軸としながら事業の多角化を積極的に推進しています。2025年3月期決算では、売上高2108.6億円(前期比1.2%増)、営業利益118.87億円(前期比21.5%増)と増収増益を達成しました。特にホテル事業がM&Aを通じて成長を牽引しており、インバウンド需要の取り込みも進めています。2026年3月期には売上高2146億円、営業利益135億円を見込んでおり、既存事業の安定性と新規事業の成長性で、継続的な企業価値向上を目指しています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
埼玉県上尾市宮本町4-2
公式
www.belluna.co.jp

社長プロフィール

安野 清
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは国際的な視野を持ち、衣食住遊の各分野で事業を展開しています。お客様の生活と幸せの向上に貢献することを使命とし、安定性と成長性を両立させることで、社会から必要とされるエクセレントカンパニーを目指し続けます。

この会社のストーリー

1968
印鑑の訪問販売から始まった挑戦

創業者である安野清氏が、埼玉県上尾市で印鑑の訪問販売を開始。これがベルーナの原点となる。

1977
株式会社として新たなスタート

「株式会社友華堂」を設立し、法人化。後のベルーナとなる組織の基礎を築いた。

1983
通信販売事業への本格参入

通信販売事業を開始し、カタログ『ベルーナ』を創刊。全国の顧客へ商品を届けるビジネスモデルへと転換した。

1994
株式上場と社名変更

日本証券業協会(現JASDAQ)に株式を店頭登録。翌年には社名を「株式会社ベルーナ」に変更し、社会的信用を高めた。

2000
東証一部への上場

東京証券取引所市場第一部に上場。カタログ通販大手としての地位を確固たるものにした。

2010年代
事業の多角化を加速

アパレル通販で培った顧客基盤を活かし、グルメや化粧品、ナース向け通販など専門分野へ進出。事業の柱を増やし、安定性を強化した。

2020年代
ホテル事業の急成長とM&A戦略

インバウンド需要を見据え、ホテル事業への投資を本格化。「ホテル瑞鳳」や「屈斜路プリンスホテル」などをM&Aで取得し、新たな収益源として急成長を遂げている。

2025~
総合生活提案企業への未来

通販事業の安定基盤の上に、ホテル事業などの新たな収益の柱を確立。衣食住遊のあらゆるシーンで顧客の生活を支える総合生活提案企業として、さらなる成長を目指す。

注目ポイント

通販からホテルまで!華麗なる事業転換

カタログ通販の雄が、近年はホテル事業で急成長。既存の顧客基盤を活かしつつ、M&Aを駆使して新たな収益の柱を確立する事業の多角化力と変革力が魅力です。

株主への感謝を忘れない!魅力的な株主優待

通販で使える割引券や自社取扱商品など、年に2回もらえる充実した株主優待が人気です。ベルーナの商品やサービスをお得に利用しながら、企業を応援できます。

堅実な経営と安定した成長

通販事業で築いた安定した収益基盤を持ち、営業利益率も業界平均を上回ります。この堅実な経営が、ホテル事業など新たな成長分野への積極投資を可能にしています。

サービスの実績は?

29
1株当たり配当金
FY2025実績
+41.5% YoY
2,108億円
連結売上高
FY2025実績
+1.2% YoY
118.87億円
連結営業利益
FY2025実績
+21.5% YoY
91.3
1株当たり純利益 (EPS)
FY2025実績
+51.2% YoY
1,060,123
従業員持株会保有株式数
最新の株主構成より
安定保有

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 29円
安全性
普通
自己資本比率 45.2%
稼ぐ力
普通
ROE 6.2%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
29
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
FY2021/316.514.5%
FY2022/31918.0%
FY2023/32026.1%
FY2024/320.533.9%
FY2025/32931.8%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

配当方針として、業績連動をベースとしつつも長期的に安定した利益還元を目指す方針を掲げています。配当性向は30%程度を一つの目安としており、近年は業績の回復に合わせて1株あたりの配当金を増額させています。今後も企業価値の成長と合わせ、株主への利益還元を強化していく姿勢が明確です。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.2%
業界平均
5.0%
営業利益率下回る
この会社
5.6%
業界平均
5.9%
自己資本比率下回る
この会社
45.2%
業界平均
50.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/32,201億円
FY2023/32,124億円
FY2024/32,083億円
FY2025/32,109億円
営業利益
FY2022/3138億円
FY2023/3112億円
FY2024/397.9億円
FY2025/3119億円

ベルーナの業績は、主力である総合通販事業の安定した収益基盤に加え、ホテル事業の積極的な拡大とM&A戦略が成長を牽引しています。直近のFY2025/3決算では売上高約2,109億円を計上し、ホテル運営での訪日外国人需要取り込みが奏功して増収増益を達成しました。今後はさらなるインバウンド需要の取り込みと、収益性の高い事業へのシフトにより、FY2026/3期には売上高約2,146億円への拡大を見込んでいます。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
2.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
5.6%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/39.7%4.6%7.6%
FY2022/38.6%4.0%6.3%
FY2023/35.9%2.6%5.3%
FY2024/34.3%1.9%4.7%
FY2025/36.2%2.8%5.6%

当社の収益性は、カタログ通販の強固な顧客基盤と、ホテル事業の買収によるポートフォリオの多角化によって維持されています。FY2025/3時点での営業利益率は5.6%を確保しており、小売業平均を上回る効率的な経営体制を構築しています。今後はホテル事業のさらなる磨き上げにより、ROE(自己資本利益率)の改善と中長期的な収益性の向上が期待されます。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率45.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
3,112億円
会社の純資産
1,417億円

財務健全性については、積極的な投資活動に伴い総資産が約3,125億円まで増加しており、負債を伴う事業拡大フェーズにあるといえます。一方で自己資本比率は45.2%と安定した水準を維持しており、強固な財務基盤を背景に事業投資を推進できる余力を有しています。今後は負債の効率的なコントロールと自己資本の蓄積により、さらなる安定経営を目指す姿勢です。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+96.9億円
営業CF
投資に使ったお金
-178億円
投資CF
借入・返済など
+67.2億円
財務CF
手元に残ったお金
-81.0億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3208億円-51.9億円-70.0億円156億円
FY2022/371.5億円-170億円86.5億円-98.8億円
FY2023/382.4億円-299億円235億円-217億円
FY2024/3128億円-144億円59.7億円-16.3億円
FY2025/396.9億円-178億円67.2億円-81.0億円

営業キャッシュフローは堅調に推移し、本業で安定して現金を稼ぎ出しています。一方で投資キャッシュフローはマイナス幅が拡大傾向にありますが、これは屈斜路プリンスホテル等の宿泊施設取得という戦略的な設備投資を積極的に進めているためです。成長投資を優先しつつも営業CFの範囲内でコントロールされており、持続的な成長に向けたキャッシュ配分が行われています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1不動産市況の動向プロパティ事業については、景気動向や地価動向、金融環境等の経済情勢の影響により保有不動産に減損又は評価損が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
2有価証券の価格変動リスク 当社グループは、流動性のある有価証券を保有しております
3有形固定資産減損のリスク当社グループは、プロパティ事業を中心に有形固定資産を有しております

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3169億円58.4億円34.6%
FY2022/3145億円43.3億円29.8%
FY2023/3125億円50.4億円40.5%
FY2024/3118億円59.9億円50.6%
FY2025/3133億円44.6億円33.6%

法人税等の実効税率は年度によって変動が見られますが、これは利益水準の変化や一時的な税務調整の影響を受けたものです。過去には50%を超える期もありましたが、FY2025/3以降は30%前後の水準に落ち着いています。業績の安定化に伴い、税負担も今後一定の範囲内で推移する見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
536万円
従業員数
3,884
平均年齢
34.3歳
平均年収従業員数前年比
当期536万円3,884-

従業員の平均年収は536万円となっており、通信販売・小売業界の平均的な水準に位置しています。売上高2,000億円超の規模を持つ大手企業として、安定した収益基盤を背景に勤続年数11.3年と社員の定着率が一定程度確保されていることが推察されます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主61.7%
浮動株38.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関17.2%
事業法人等44.5%
外国法人等8.1%
個人その他29.4%
証券会社0.8%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はフレンドステージアセットマネジメント。

株式会社フレンドステージアセットマネジメント(41,383,000株)43%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(7,174,000株)7.45%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(3,206,000株)3.33%
安 野   清(2,916,000株)3.03%
安 野   公(2,914,000株)3.02%
株式会社三井住友銀行(2,246,000株)2.33%
野村信託銀行株式会社(退職給付信託三菱UFJ銀行口)(1,968,000株)2.04%
ベルーナ共栄会(1,625,000株)1.68%
ベルーナ従業員持株会(1,060,000株)1.1%
株式会社日本カストディ銀行(信託口4)(953,000株)0.99%

ベルーナは、筆頭株主である株式会社フレンドステージアセットマネジメントが43%の株式を保有しており、創業家を中心とした強固な支配体制下にあります。安野清氏ら創業者一族が直接的・間接的に高い影響力を持つ構造であり、安定した経営方針が維持されやすい一方、浮動株比率が抑制される傾向にあります。

会社の公式開示情報

役員報酬

8,900万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、ベルーナはカタログ通販を中核としつつ、近年はホテル事業や専門通販など多角化を進めており、インバウンド需要の取り込みによる成長を目指しています。一方で、事業リスクとして個人情報の管理や原材料価格の変動、ホテル運営に伴う景気敏感性の影響を抱えています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 2名(25.0% 男性 6
25%
75%
監査報酬
4,000万円
連結子会社数
57
設備投資額
152.3億円
平均勤続年数(従業員)
11.3
臨時従業員数
2313

女性役員比率が25.0%と、上場企業の中でも比較的高い水準で多様性のあるガバナンス体制を構築しています。監査体制の強化に加え、連結子会社57社という大規模なグループ経営を統括しており、効率的な内部統制の維持が求められる事業規模となっています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
明確な中期経営計画の開示が限定的。業績予想は売上未達が続く一方、利益は上振れる傾向。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 業績予想
FY2026
売上高: 目標 2146億円 順調 (2108.6億円)
98.26%
営業利益: 目標 135億円 順調 (118.87億円)
88.05%
経常利益: 目標 137億円 大幅遅れ (N/A)
0%
純利益: 目標 95億円 順調 (87.97億円)
92.6%
(旧) 中期経営計画の一部
FY2026目標
化粧品健康食品事業 営業利益: 目標 15億円 大幅遅れ
0%
グルメ事業 営業利益: 目標 20億円 大幅遅れ
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20252,170億円2,109億円-2.8%
FY20242,190億円2,083億円-4.9%
FY20232,190億円2,124億円-3.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025115億円119億円+3.4%
FY2024140億円98億円-30.1%
FY2023150億円112億円-25.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ベルーナは現在、包括的な中期経営計画を公表していませんが、FY2026の単年度業績予想を実質的な経営目標として開示しています。過去3期分の業績予想を振り返ると、売上高は期初予想に対して未達で着地する傾向が見られます。一方で、FY2025の営業利益はコスト管理などが奏功し、期初予想を3.4%上回って着地しました。投資家としては、特にホテル事業などの新規M&Aが業績に与える影響と、売上計画の達成精度を注視する必要があります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)を見ると、ベルーナはFY2022からFY2024にかけてTOPIXをアンダーパフォームする期間が続きました。これは、同期間における業績の伸び悩みや、市場全体のテーマから外れていたことなどが株価の低迷につながったためと考えられます。しかし、FY2025には218.5%とTOPIXの213.4%を上回るパフォーマンスを回復しました。これは、ホテル事業の拡大や株主還元強化(FY2025の配当は29円と前期比で大幅増配)が評価され、株価が再評価されたことを示唆しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+118.5%
100万円 →218.5万円
118.5万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021273.3万円+173.3万円173.3%
FY2022158.3万円+58.3万円58.3%
FY2023157.5万円+57.5万円57.5%
FY2024144.7万円+44.7万円44.7%
FY2025218.5万円+118.5万円118.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残623,600株
売り残636,100株
信用倍率0.98倍
2026年3月20日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年7月下旬
第2四半期決算発表2026年10月下旬

現在の株価は、業界平均と比較してPER(8.9倍 vs 17.6倍)、PBR(0.60倍 vs 1.8倍)ともに大幅に割安な水準にあります。特にPBRが1倍を大きく下回っている点は、資産価値に対して株価が過小評価されている可能性を示唆しています。一方で配当利回りは3.31%と業界平均を上回っており、インカムゲインを重視する投資家にとっても魅力的です。信用倍率は0.98倍と拮抗しており、短期的な需給は中立的と言えます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1200社中 180位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

ホテル・観光事業45%
決算・財務情報30%
店舗戦略15%
その他10%

最近の出来事

2025年10月事業拡大

「ホテル瑞鳳」および「秋保グランドホテル」を取得し、ホテル事業の収益基盤を強化。

2025年10月業容拡大

宿泊特化型ホテルへの新規参入を発表し、インバウンド需要の取り込みを加速。

2026年3月買収

「屈斜路プリンスホテル」を買収し、道東エリアでの集客力強化を図る。

最新ニュース

ポジティブ
3/24 · 日本経済新聞
ポジティブ
ベルーナ、宿泊特化型ホテル参入
10/25 · 日本経済新聞

ベルーナ まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 29円
安全性
普通
自己資本比率 45.2%
稼ぐ力
普通
ROE 6.2%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「カタログ通販の雄が、シニア層への強みを武器にホテル買収を加速させ、リアルとオンラインの顧客基盤を融合させる多角化企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU