9989プライム

サンドラッグ

SUNDRUG CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月30日

ROE11.4%
BPS226円
自己資本比率60.7%
FY2025/3 有報データ

24期連続増配!株主還元に厚い、首都圏地盤の堅実成長ドラッグストア

お客様に信頼され、気軽に相談できる、地域で最も身近なドラッグストア・調剤薬局を確立すること。

この会社ってなに?

あなたが風邪をひいて薬を買いに行ったり、シャンプーや化粧品、日用品を選んだりする、街でよく見かける「サンドラッグ」を運営している会社です。実は、九州などを中心に展開するディスカウントストア「ダイレックス」も同じグループです。医薬品から食品、家電まで幅広い商品をお得な価格で提供することで、私たちの毎日の暮らしを支えてくれています。普段何気なく利用しているお店が、実はサンドラッググループの一員かもしれません。

ドラッグストア大手のサンドラッグは、着実な成長を続ける安定企業です。2025年3月期決算では売上高8,018.1億円(前期比+6.7%)、営業利益444.96億円(前期比+8.5%)と増収増益を達成しました。さらに2026年3月期には売上高8,500億円、営業利益473億円を見込んでおり、成長は継続する見通しです。24期連続増配という株主還元の姿勢や、キリン堂HDへの出資などM&Aによる事業拡大も積極的に進めており、安定性と成長性を兼ね備えています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
3月
本社
東京都府中市若松町1丁目38番地の1
公式
www.sundrug.co.jp

社長プロフィール

貞方 宏司
貞方 宏司
代表取締役社長 CEO
挑戦者
「国民の“健康で豊かな暮らし”の実現」を目指し、お客様に信頼される地域で最も身近なドラッグストア・調剤薬局の確立をビジョンに掲げています。今後もM&Aやアライアンスを積極的に活用し、お客様のニーズに応えることで企業価値の向上に努めてまいります。

この会社のストーリー

1957
前身となる「サンドラッグ」を開業

東京都世田谷区にわずか3坪半の薬店として「サンドラッグ」を開業。ここから地域に根差した薬局の歴史が始まる。

1980
株式会社サンドラッグ設立

多店舗展開を目的として株式会社サンドラッグを設立。本格的なチェーンストア経営へと舵を切る。

1994
株式を店頭登録(現JASDAQ)

事業拡大を背景に、日本証券業協会に株式を店頭登録し、企業としての信頼性と資金調達力を高める。

2002
東京証券取引所第一部に上場

さらなる成長を遂げ、東証一部(現プライム市場)へ上場。ドラッグストア業界での地位を確固たるものにする。

2009
ディスカウントストア「ダイレックス」を子会社化

九州を地盤とするディスカウントストア「ダイレックス」を子会社化し、ドラッグストア事業に次ぐ第2の柱を確立する。

2019
貞方宏司氏が代表取締役社長に就任

子会社ダイレックスの成長を牽引した貞方宏司氏が社長に就任。新たなリーダーシップのもとで成長戦略を加速させる。

2024
キリン堂HDへの出資と連続増配記録の更新

キリン堂ホールディングスへの出資により、さらなる事業拡大を図る。同時に24期連続となる増配を発表し、株主への還元姿勢を明確に示す。

2025
新たな中期経営計画へ

次期中期経営計画の策定を進め、M&AやDX推進を通じて持続的な成長と企業価値向上を目指す未来を描く。

注目ポイント

24期連続増配!驚異の株主還元力

2025年3月期までで24期連続の増配を達成。長期にわたり安定して株主に利益を還元し続けており、安定性を重視する投資家にとって大きな魅力です。

M&Aによる二刀流成長戦略

主力のドラッグストア事業に加え、ディスカウントストア「ダイレックス」のM&A成功で成長を加速。最近ではキリン堂HDにも出資し、業界再編をリードする積極的な姿勢が光ります。

堅実な業績と安定した収益性

売上高・利益ともに過去最高を更新し続けるなど、堅実な業績拡大を実現。安定した収益基盤を持ちながら、将来の成長に向けた投資も積極的に行っています。

サービスの実績は?

1,124店舗
ドラッグストア店舗数
2025年3月末時点
+6.7% YoY
418店舗
ディスカウントストア店舗数
2025年3月末時点
+8.5% YoY
8,018.1億円
連結売上高
2025年3月期
+6.7% YoY
130
1株当たり配当金
2025年3月期実績
24期連続増配
3.8%
純利益率
2025年3月期
前期比+0.2pt
8.5%
営業利益成長率(YoY)
2025年3月期
前期比+1.8pt

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 130円
安全性
安定
自己資本比率 60.7%
稼ぐ力
高い
ROE 11.4%
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
130
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2021/37032.3%
FY2022/37134.8%
FY2023/310045.5%
FY2024/311445.8%
FY2025/313049.4%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

サンドラッグは、長年にわたり連続増配を継続しており、株主還元に対する強い姿勢が特徴です。配当方針として安定的な配当の維持と業績に応じた利益配分を掲げ、配当性向を意識した適正な還元を実施しています。潤沢なキャッシュフローを背景に、今後も株主に対する長期的な還元強化が期待されます。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
11.4%
業界平均
5.0%
営業利益率下回る
この会社
5.5%
業界平均
5.9%
自己資本比率上回る
この会社
60.7%
業界平均
49.9%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/36,487億円
FY2023/36,905億円
FY2024/37,518億円
FY2025/38,018億円
営業利益
FY2022/3341億円
FY2023/3375億円
FY2024/3410億円
FY2025/3445億円

サンドラッグの業績は、ドラッグストアおよび調剤薬局事業の安定的な成長により、5期連続で売上高と利益の両面で拡大基調を維持しています。FY2021/3の売上高約6,343億円からFY2025/3には約8,018億円まで順調に伸長しており、出店戦略と店舗運営の効率化が奏功しました。FY2026/3も売上高8,500億円、純利益317億円の増収増益を見込んでおり、堅調な業績推移を継続しています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
11.4%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.9%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
5.5%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/312.3%8.2%5.9%
FY2022/310.8%7.3%5.2%
FY2023/310.9%7.1%5.4%
FY2024/311.5%6.9%5.5%
FY2025/311.4%6.9%5.5%

収益性については、売上高営業利益率が5%台半ばで安定的に推移しており、高い販売管理費コントロールと調剤事業の収益貢献が利益水準を支えています。ROE(自己資本利益率)は11%前後で推移し、株主資本を効率的に活用した経営が実現されています。ドラッグストア業界における競争が激化する中、ディスカウントストア事業とのシナジー効果も高い収益性の維持に寄与しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率60.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
1,113億円
会社の純資産
2,697億円

財務健全性は非常に高く、自己資本比率は60%超を維持しており、強固な財務基盤を有しています。FY2024/3以降に有利子負債が増加していますが、これは事業拡大に向けた積極的な投資や戦略的な資金調達に伴うものであり、過度な懸念には至っていません。総資産も着実に増加しており、長期的かつ安定的な成長に向けた資産構成が構築されています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+412億円
営業CF
投資に使ったお金
-354億円
投資CF
借入・返済など
-106億円
財務CF
手元に残ったお金
+57.9億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3318億円-179億円-80.6億円139億円
FY2022/3317億円-207億円-81.9億円110億円
FY2023/3374億円-285億円-173億円88.7億円
FY2024/3412億円-749億円225億円-337億円
FY2025/3412億円-354億円-106億円57.9億円

営業活動によるキャッシュフローは、高い営業利益を背景に400億円規模の創出能力を誇り、本業の稼ぐ力が極めて安定しています。投資活動では新規出店や設備投資に加えて、戦略的な提携やM&Aを適宜行っているため、時期によってキャッシュアウトが変動する構造です。全体として、潤沢な営業CFを原資として成長投資と株主還元をバランスよく両立させています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1当社グループは、取扱い商品の大半を卸業者及び一部を製造メーカーより仕入れておりますが、仕入れ値が変動する可能性があり、売上高及び売上総利益へ影響を及ぼす可能性があります
2店舗賃貸借契約にて、賃貸人に対し、敷金・保証金・建設協力金等を預託・貸付することがありますが、賃貸人の倒産等により、当該預託・貸付資金の回収が困難になる可能性があります
3のリスク軽減のために、法改定に迅速に対応すべく、企業理念である“一歩先を考え、半歩先に行動する”人材育成に傾注した研修を更にブラッシュアップしつつ実施し、対処しております
4「女性活躍推進法」に基づく『えるぼし(3ツ星)』(最高位)認証、
5「次世代育成支援対策推進法」に基づく『プラチナくるみん』認証をそれぞれ取得

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3382億円129億円33.7%
FY2022/3347億円109億円31.3%
FY2023/3381億円124億円32.6%
FY2024/3417億円126億円30.2%
FY2025/3438億円131億円29.9%

法人税等の支払いは税引前利益の伸びに連動して推移しています。実効税率は概ね30%から33%程度の範囲に収まっており、適正な税務処理が行われていることを示唆しています。今後も業績拡大に伴い、社会インフラを支える企業として安定した納税を継続する見込みです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
582万円
従業員数
7,145
平均年齢
34歳
平均年収従業員数前年比
当期582万円7,145-

従業員の平均年収は582万円となっており、小売りドラッグストア業界の平均水準と比較して競争力のある給与体系を維持しています。全国展開による安定した収益基盤と、店舗運営の効率化によって捻出された利益が従業員への還元に回されているものと推測されます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主62.2%
浮動株37.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関24.9%
事業法人等37.3%
外国法人等24.7%
個人その他11.7%
証券会社1.4%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はイリュウ商事。

株式会社イリュウ商事(43,776,000株)37.43%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(14,705,000株)12.57%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(9,203,000株)7.87%
CEP LUX-ORBIS SICAV(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店 ダイレクト・カストディ・クリアリング業務部)(5,019,000株)4.29%
多田 直樹(3,113,000株)2.66%
多田 高志(2,205,000株)1.89%
全国共済農業協同組合連合会(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(2,069,000株)1.77%
ジェーピー モルガン チェース バンク 385047(常任代理人㈱みずほ銀行決済営業部)(1,679,000株)1.44%
株式会社日本カストディ銀行(信託口4)(1,279,000株)1.09%
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001(常任代理人㈱みずほ銀行決済営業部)(1,051,000株)0.9%

サンドラッグの株主構成は、株式会社イリュウ商事が37.43%を保有する筆頭株主であり、創業家に関連する企業が強固な支配権を維持しています。機関投資家や海外投資家も一定の保有割合を示していますが、創業系や信託口の保有比率が高いため、安定した経営基盤を背景とした長期的な経営戦略が特徴です。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億1,600万円
取締役8名の合計

EDINET開示情報によると、サンドラッグはドラッグストアおよびディスカウントストアの運営を軸に、連結子会社5社を擁する多角的なネットワークを展開しています。事業リスクとして、原材料費や物流コストの上昇、ドラッグストア業界の過当競争による収益性の低下、および規制緩和による医薬品販売の環境変化を慎重に管理しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 4名(40.0% 男性 6
40%
60%
監査報酬
5,700万円
連結子会社数
5
設備投資額
359.3億円
平均勤続年数(従業員)
8
臨時従業員数
8391

同社は女性役員比率が40.0%と非常に高く、ジェンダーダイバーシティと経営の多様性を重視したガバナンス体制を構築しています。監査報酬5,700万円を投じて適正な内部統制を図り、大規模な小売チェーンとして透明性の高い経営を維持する体制を整えています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想はやや保守的だが、着実な成長と連続増配で株主還元を実践している。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 業績目標
FY2026
売上高: 目標 8,500億円 順調 (8,018.1億円)
94.3%
営業利益: 目標 473億円 順調 (444.96億円)
94.1%
1株当たり配当金: 目標 131円 順調 (130円)
99.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20226,566億円6,487億円-1.2%
FY20236,930億円6,905億円-0.4%
FY20247,465億円7,518億円+0.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2022368億円341億円-7.5%
FY2023354億円375億円+5.8%
FY2025462億円445億円-3.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は明確な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想が実質的な目標となります。過去の実績を見ると、売上・利益ともに期初予想に対して若干の未達となる傾向が見られますが、一貫して増収増益基調を維持しています。特に24期連続の増配を達成している点は、経営の安定性と株主還元への強い意志を示しており、高く評価できます。今後は、M&Aの効果が業績にどう貢献するかが注目されます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。サンドラッグのTSRは、過去5年間において一貫して市場平均であるTOPIXを下回る(アンダーパフォーム)状況が続いています。これは、同社の業績が安定的に成長している一方で、株価の伸びが市場全体の勢いに及んでいないことを意味します。連続増配による配当の貢献は大きいものの、それを上回る株価の力強い上昇が今後の課題と言えるでしょう。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+35.7%
100万円 →135.7万円
35.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021119.1万円+19.1万円19.1%
FY202290.1万円-9.9万円-9.9%
FY2023112.0万円+12.0万円12.0%
FY2024145.1万円+45.1万円45.1%
FY2025135.7万円+35.7万円35.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残105,400株
売り残441,900株
信用倍率0.24倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年8月中旬(予定)
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年11月中旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

マーケットデータを見ると、信用倍率が0.24倍と売り残が買い残を大幅に上回っており、将来の株価下落を見込む投資家が多いことを示唆しています。これは将来的な買い戻し(踏み上げ)のエネルギーにもなり得ます。業界比較ではPERが平均よりやや割安、配当利回りは魅力的な水準にあります。時価総額は業界大手の一角を占めており、安定した経営基盤が評価されています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +5.2%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1,200社中 180位
報道のトーン
55%
好意的
40%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績50%
株主還元・増配25%
M&A・事業提携15%
その他10%

最近の出来事

2025年2月増収増益

サンドラッグは2026年3月期において堅調な業績推移を示し、増収増益を継続しました。

2025年5月キリン堂出資

キリン堂ホールディングスへの持分法適用会社化を通じ、さらなる業界再編を主導しています。

2026年2月24期連続増配

24期連続の増配を発表し、株主還元を重視する姿勢を市場へ強くアピールしました。

サンドラッグ まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 130円
安全性
安定
自己資本比率 60.7%
稼ぐ力
高い
ROE 11.4%
話題性
好評
ポジティブ 55%

「堅実経営のドラッグストアが、連続増配とM&Aでじわりと勢力を拡大する首都圏の優等生」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU