ブックオフグループホールディングス9278
BOOKOFF GROUP HOLDINGS LIMITED
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが読み終えた本や遊ばなくなったゲームを売りに行った、あの「BOOKOFF」を運営している会社です。でも、今のブックオフは本だけではありません。もう着なくなった洋服、使わなくなったスマートフォン、昔集めたトレーディングカードまで、家の中にある様々なものを買い取っています。あなたが「いらないな」と思ったものが、ブックオフの店舗やオンラインストアを通じて、それを「欲しい」と思っている誰かの元へ届けられるのです。あなたの身近な「もったいない」を価値に変える、そんなリユースのサイクルを社会の隅々で回しているのがこの会社です。
リユース業界の雄、ブックオフは2025期に売上高1,192.0億円、営業利益34.48億円を達成し、安定的な成長を続けています。書籍中心の事業からアパレル、ホビー、貴金属など多角化を推進し、リユース市場の拡大を的確に捉えています。2026年2月に発表された伊藤忠商事との資本業務提携は、ファミリーマート網を活用した新たな顧客接点の創出や海外展開の加速が期待され、今後の大きな成長ドライバーと目されています。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 5月
- 本社
- 神奈川県相模原市南区古淵2丁目14番20号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2019/05期 | 16.7% | 5.3% | 1.9% |
| 2020/05期 | 1.9% | 0.6% | 1.7% |
| 2021/05期 | 1.2% | 0.4% | 2.1% |
| 2022/05期 | 9.8% | 3.4% | 1.9% |
| 2023/05期 | 15.6% | 5.8% | 2.5% |
| 2024/05期 | 8.6% | 3.3% | 2.7% |
| 2025/05期 | 10.7% | 3.8% | 2.9% |
| 3Q FY2026/5 | 12.1%(累計) | 4.0%(累計) | 3.8% |
当社の収益性は、営業利益率が約2.7%〜2.9%で推移しており、リユース業界内での競争激化の中で一定の利益を確保しています。ROE(自己資本利益率)は変動があるものの、2025年3月期には11.1%を記録し、効率的な経営を意識した事業運営が行われています。今後は高単価商品の拡大により、収益性のさらなる向上が期待されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/05期 | 936億円 | 19.4億円 | 1.6億円 | 9.0円 | +10.9% |
| 2022/05期 | 915億円 | 17.7億円 | 14.5億円 | 82.1円 | -2.2% |
| 2023/05期 | 1,018億円 | 25.8億円 | 27.7億円 | 140.2円 | +11.3% |
| 2024/05期 | 1,117億円 | 30.5億円 | 17.1億円 | 86.3円 | +9.6% |
| 2025/05期 | 1,192億円 | 34.5億円 | 21.0億円 | 108.5円 | +6.8% |
ブックオフグループホールディングスは、リユース需要の拡大を背景に業績を伸ばしており、2024年3月期には売上高が1,116億円に達しました。店舗の新規出店やトレカ・フィギュアといった高付加価値商品の取り扱い強化が寄与し、2026年3月期には売上高1,270億円、営業利益38億円を目指すなど、安定的な成長軌道を維持しています。ただし、物価高騰による消費者の節約志向が高まる中で、収益性の維持には機動的な運営体制が求められています。 【3Q 2026/05期実績】売上958億円(通期予想比75%)、営業利益36億円(同96%)、純利益23億円(同106%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINET開示情報によると、リユース店舗事業を核とし、国内だけでなく海外展開も視野に入れた事業ポートフォリオを構築しています。物価高によるリユース需要の拡大を追い風としつつ、経営上のリスクとしてリユース市場での競争激化や相場変動への対応が重要視されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 1,200億円 | — | 1,192億円 | -0.7% |
| 2024期 | 1,060億円 | — | 1,117億円 | +5.3% |
| 2023期 | 950億円 | — | 1,018億円 | +7.2% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 35億円 | — | 34億円 | -1.5% |
| 2024期 | 26億円 | — | 31億円 | +17.3% |
| 2023期 | 20億円 | — | 26億円 | +32.2% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は2028期までの新中期経営方針を掲げ、経常利益50億円を目指しています。直近の業績予想はやや未達で着地したものの、2023期、2024期と2期連続で期初予想を大幅に上回る実績を叩き出しており、保守的な計画を立てる傾向が見られます。伊藤忠商事との提携効果が本格化する2027期以降、計画の前倒し達成も視野に入ります。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
伊藤忠商事株式会社との資本業務提携を発表し、リユース市場での事業基盤強化と新サービス創出を目指す。
2026年5月期第2四半期累計において、売上高が前年同期比7.6%増の611.04億円となる増収を達成した。
26/5期~28/5期に向けた中期経営方針をアップデートし、専門店展開と未開拓客層へのアプローチを強化。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務基盤については、自己資本比率が30%台前半を維持しており、一定の健全性を確保しています。有利子負債については、無借金経営を継続することで財務リスクを最小化しており、盤石なキャッシュポジションを背景とした積極的な店舗投資が可能な体制です。BPS(1株あたり純資産)も着実に上昇傾向にあり、中長期的な企業価値の積み上げが伺えます。 【3Q 2026/05期】総資産595億円、純資産211億円、自己資本比率33.9%、有利子負債220億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2019/05期 | 27.5億円 | 5.6億円 | 99.0億円 | 21.9億円 |
| 2020/05期 | 35.4億円 | 27.4億円 | 8.3億円 | 8.0億円 |
| 2021/05期 | 22.4億円 | 13.3億円 | 11.6億円 | 9.0億円 |
| 2022/05期 | 27.8億円 | 18.6億円 | 14.1億円 | 9.2億円 |
| 2023/05期 | 2.4億円 | 34.5億円 | 4.9億円 | 32.1億円 |
| 2024/05期 | 40.8億円 | 24.1億円 | 1.0億円 | 16.7億円 |
| 2025/05期 | 30.6億円 | 25.1億円 | 11.2億円 | 5.5億円 |
営業キャッシュフローは概ね安定してプラスを維持しており、2024年3月期には約41億円の営業キャッシュを創出しました。積極的な新規出店のための投資支出が継続していますが、フリーキャッシュフローは黒字を確保する局面が多く、健全な資金循環を実現しています。事業拡大のための先行投資を積極的に行いながらも、十分な内部資金で対応できている点が特徴です。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2019/05期 | 15円 | 13.4% |
| 2020/05期 | 6円 | 43.6% |
| 2021/05期 | 6円 | 66.4% |
| 2022/05期 | 20円 | 24.4% |
| 2023/05期 | 25円 | 17.8% |
| 2024/05期 | 25円 | 29.0% |
| 2025/05期 | 25円 | 23.0% |
| 権利確定月 | 5月 |
配当方針として安定配当の継続と適切な利益還元を重視しており、年間配当は直近で25円を維持しています。配当性向は20%台前半から30%程度で推移しており、成長投資と株主還元のバランスを考慮した経営を行っています。今後も業績成長に連動した配当水準の検討や、株主優待による顧客接点の拡大を併せて推進していく方針です。
株の売買状況と今後の予定
PERと配当利回りは業界平均とほぼ同水準ですが、PBRはやや割高感があります。これは同社のブランド力や成長性への期待が株価に織り込まれているためと考えられます。信用倍率が1倍を割り込み売り残が多い状況は、株価の上昇を見込む向きと下落を警戒する向きが交錯していることを示唆しており、短期的な株価変動には注意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2019/05期 | 21.2億円 | 0円 | 0.0% |
| 2020/05期 | 19.0億円 | 16.6億円 | 87.4% |
| 2021/05期 | 25.1億円 | 23.5億円 | 93.7% |
| 2022/05期 | 23.1億円 | 8.6億円 | 37.2% |
| 2023/05期 | 30.4億円 | 2.7億円 | 8.9% |
| 2024/05期 | 34.5億円 | 17.4億円 | 50.6% |
| 2025/05期 | 39.0億円 | 18.0億円 | 46.2% |
法人税等の支払額は、税引前利益の増減に応じて年間16億円〜18億円規模で推移しています。過去には税効果会計や繰越欠損金の活用により実効税率が変動する年度もありましたが、直近は標準的な税負担水準に落ち着いています。業績拡大に伴い安定した納税が継続されており、企業活動の社会貢献の一環として適正に処理されています。
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ブックオフグループホールディングス まとめ
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