7504プライム

高速

KOHSOKU CORPORATION

最終更新日: 2026年3月28日

ROE8.7%
BPS189.5円
自己資本比率65.0%
FY2025/3 有報データ

「食」の現場を支え続ける、安定成長のパッケージ専門商社

創立60周年を機に、2035年を見据えた次期長期ビジョン「高速ファンづくりチャレンジ 2035 to be a good company」を策定。ステークホルダーから愛される「良い会社」を目指す。

この会社ってなに?

あなたがスーパーマーケットでお惣菜や生鮮食品を手に取るとき、その商品を包んでいる透明なトレーやラップ、お弁当の容器をきっと目にしていますよね。実は、それらの食品パッケージの多くを全国の食品メーカーや小売店に供給しているのが高速という会社です。普段何気なく使っている食品パッケージの裏側で、日本の食の安全と利便性を支える重要な役割を担っています。この会社がなければ、私たちの食生活は少し不便になってしまうかもしれません。

高速は、食品軽包装資材の専門商社として安定した成長を続けています。直近の2025年3月期決算では売上高1159.2億円、営業利益45.32億円と過去最高を更新し、続く2026年3月期も増収増益を見込んでいます。景気動向に左右されにくい食品インフラを支える事業特性に加え、積極的なM&Aによる規模拡大が成長を牽引している点が特徴です。安定した配当実績も魅力であり、堅実な成長を求める投資家に注目されています。

卸売業プライム市場

会社概要

業種
卸売業
決算期
3月
本社
宮城県仙台市宮城野区扇町二丁目3番14号
公式
www.kohsoku.com

社長プロフィール

赫 裕規
赫 裕規
代表取締役 社長執行役員
ビジョナリー
食品軽包装資材の専門商社として、お客様のニーズに迅速かつ的確にお応えし、豊かな食生活を支えることを使命としています。環境配慮型製品の提供も推進しながら、社会の変化に対応し、持続的な成長と企業価値の向上を目指します。

この会社のストーリー

1966
株式会社高速 設立

食品包装資材の販売を目的として、宮城県仙台市に株式会社高速を設立。食文化を支える事業がスタートした。

1996
株式を店頭登録(現JASDAQ)

事業拡大に伴い、日本証券業協会に株式を店頭登録。社会的な信用を高め、さらなる成長への基盤を築いた。

2004
東京証券取引所市場第二部へ上場

事業の成長と安定性が評価され、東証二部へ市場変更。企業としてのステージを一段階引き上げた。

2013
東証一部へ指定替え

継続的な業績拡大を背景に、東京証券取引所市場第一部(現プライム市場)へ指定。日本を代表する企業の一社となった。

2021
中期経営計画(第2フェーズ)始動

2025年度までの中期経営計画をスタート。持続的な成長と企業価値向上に向けた具体的な戦略を推進する。

2025
増収増益を継続

堅調な需要を背景に、売上高・利益ともに成長を継続。安定した事業基盤と経営手腕を証明した。

2026
創立60周年と次期長期ビジョン策定

創立60周年を迎え、2035年を見据えた長期ビジョン「高速ファンづくりチャレンジ 2035」を発表。持続可能な未来へ向けて新たな一歩を踏み出す。

注目ポイント

安定した成長を続ける「食」のインフラ企業

スーパーやコンビニで使われる食品トレーやラップフィルムなどを扱う専門商社。景気の影響を受けにくい「食」の分野で、安定した業績と成長を続けています。

株主還元への意識が高い!魅力的な株主優待

個人株主にも嬉しい株主優待制度を導入。100株以上の保有でQUOカードが、300株以上ではカタログギフトが贈呈され、投資の魅力を高めています。

未来を見据えた長期ビジョン

創立60周年を機に、2035年に向けた新たな長期ビジョンを策定。環境配慮型製品の拡販など、社会の変化に対応しながら企業価値の向上を目指しています。

サービスの実績は?

9.1%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
前年7.4%から加速
7.2%
営業利益成長率
FY2025実績 (YoY)
前年5.5%から加速
54
1株当たり配当金
FY2025実績
12期連続増配
30.1%
配当性向
FY2025実績
安定的
1.04億円
従業員一人当たり売上高
FY2025実績ベース

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 54円
安全性
安定
自己資本比率 65.0%
稼ぐ力
普通
ROE 8.7%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
54
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
FY2021/34233.5%
FY2022/34431.9%
FY2023/34629.8%
FY2024/35232.3%
FY2025/35430.1%
4期連続増配
株主優待
あり
QUOカード(100株~)、カタログギフト(300株~)
必要株数100株以上(約31万円)
金額相当約500円相当
権利確定月3月

同社は業績連動型の配当政策を採用しており、安定的な利益成長を背景に配当額を着実に積み上げる増配基調を継続しています。配当性向は30%程度を目標としており、株主への還元と成長投資のバランスを重視する方針です。今後も連結業績の拡大とともに、株主に対する利益還元を強化していく姿勢が期待されます。

同業比較(収益性)

卸売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
8.7%
業界平均
7.8%
営業利益率下回る
この会社
3.9%
業界平均
5.0%
自己資本比率上回る
この会社
65.0%
業界平均
48.5%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3918億円
FY2023/3989億円
FY2024/31,062億円
FY2025/31,159億円
営業利益
FY2022/337.0億円
FY2023/340.1億円
FY2024/342.3億円
FY2025/345.3億円

食品軽包装資材の専門商社である同社は、消費者の利便性向上を背景に売上高が着実に拡大しており、FY2025/3には1,159億円に達しました。単なる物販にとどまらず、顧客への提案営業を強化したことで営業利益も連続で成長を遂げています。FY2026/3の予想においても売上高1,240億円、純利益36.5億円を見込んでおり、強固な収益基盤が成長を牽引しています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
5.7%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
3.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/38.0%4.8%3.7%
FY2022/38.3%5.1%4.0%
FY2023/38.7%5.3%4.1%
FY2024/38.4%5.1%4.0%
FY2025/38.7%5.7%3.9%

売上高純利益率の改善とともに自己資本利益率(ROE)が概ね8%台後半で安定的に推移しており、資本効率の高さが際立っています。営業利益率は4%前後で安定しており、薄利多売になりがちな卸売業の中で確かな付加価値を提供できている証左です。資産効率を示すROAも5%台を維持しており、経営資源を効率よく利益創出に結びつけています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率65.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
16.0億円
会社の純資産
398億円

有利子負債は極めて少なく、自己資本比率は65.0%と非常に高い水準を維持しており、盤石な財務健全性を誇ります。総資産は612億円規模に成長しつつも、ネットアセットの積み上げによりBPS(1株あたり純資産)はFY2025/3時点で2,043円まで着実に増加しました。キャッシュポジションの厚みと負債の少なさは、不透明な経済環境下でも柔軟な投資を行うための強力な武器となっています。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+9.7億円
営業CF
投資に使ったお金
-25.2億円
投資CF
借入・返済など
-9.5億円
財務CF
手元に残ったお金
-15.5億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/331.8億円-9.8億円-8.8億円22.0億円
FY2022/332.5億円-39.1億円-10.0億円-6.6億円
FY2023/325.6億円-25.8億円-10.3億円-2,100万円
FY2024/345.8億円-15.8億円-10.6億円30.0億円
FY2025/39.7億円-25.2億円-9.5億円-15.5億円

営業キャッシュフローは本業の好調さから概ね安定してプラスを維持しており、事業活動による高い現金創出力が経営の根幹を支えています。投資キャッシュフローは拠点拡大や物流設備への投資により適宜マイナスを計上しており、中長期的な成長に向けた前向きな資金投下が行われています。財務キャッシュフローについては配当支払や負債の返済により着実な資金還元と健全な負債管理が継続されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1M&Aに対するリスク 当社グループの業容拡大を目指して、積極的なM&Aを実施してきております
2不良債権の発生リスク 厳しい経済情勢を反映して不良債権の発生は避けられないものとなっております
3食品の安全性に対するリスク 食品偽装等の食品の安全性を揺るがす問題は、食品軽包装資材卸売業を事業の中核としている当社グループの営業活動に大きな影響を与えます
4人材の流出のリスク 企業の存続におきまして優秀な人材の確保は必須であり、当社グループとしましても高速グループ倫理規程に基づく相談窓口(ホットライン)の設置、社員満足度調査や定期的な職場内面談によって収集した社員の意見や、職場環境監査報告に基づき、職場環境の改善に努めております

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/335.4億円11.2億円31.6%
FY2022/339.0億円12.4億円31.7%
FY2023/342.4億円12.6億円29.8%
FY2024/345.3億円14.1億円31.2%
FY2025/348.4億円13.8億円28.4%

法人税等の支払額は税引前利益の拡大とともに推移しており、適正な納税が行われています。実効税率は概ね30%前後で安定しており、税務上の大きな特異点は見られません。FY2026/3期の予想では税率が24.7%程度に低下する見込みですが、これは税額控除や会計上の見積もりに基づく一時的な変動の可能性があります。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
575万円
従業員数
1,120
平均年齢
39.17歳
平均年収従業員数前年比
当期575万円1,120-

従業員平均年収は575万円であり、食品包装資材を扱う専門商社という業態を考慮すると、安定した水準を維持しています。近年は物価上昇への対応や人材確保の観点から、ベースアップや各種手当の拡充に注力する傾向にあります。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主57.3%
浮動株42.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関43.1%
事業法人等14.2%
外国法人等12.1%
個人その他30%
証券会社0.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はビービーエイチ フオー フイデリテイー ロープライス ストツク フアンド (常任代理人 三菱UFJ銀行)・光通信・高速興産B号。

管理信託(高速興産B号株式会社 0700207号)受託者みずほ信託銀行株式会社(2,191,000株)11.26%
管理信託(高速興産C号株式会社 0700208号)受託者みずほ信託銀行株式会社(2,191,000株)11.26%
ビービーエイチ フオー フイデリテイー ロープライス ストツク フアンド (常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)(1,577,000株)8.1%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(1,360,000株)6.99%
管理信託(高速興産A号株式会社 0700206号)受託者みずほ信託銀行株式会社(1,113,000株)5.72%
光通信㈱(1,060,000株)5.45%
高速興産B号㈱(621,000株)3.19%
高速興産C号㈱(611,000株)3.14%
㈱七十七銀行(510,000株)2.62%
赫 由美子(508,000株)2.61%

同社は創業家に関連する管理信託や高速興産が上位株主に名を連ねており、創業家による安定した経営基盤が特徴です。機関投資家や海外投資家の保有も見られますが、特定株主の比率が高く、長期的な視点での経営方針が維持されやすい構成となっています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,783万円
取締役7名の合計

食品軽包装資材の専門商社として、外食産業や食品製造業の動向が直接的な事業リスクとして影響を受けやすい構造です。開示情報からは、持続可能なサプライチェーンの構築に向けた設備投資や環境対応製品への注力が重要な経営課題として読み取れます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 3名(25.0% 男性 9
25%
75%
監査報酬
4,250万円
連結子会社数
5
設備投資額
24.7億円
平均勤続年数(従業員)
10.42
臨時従業員数
1172

女性役員比率が25.0%と、上場企業の中でも比較的高い水準を維持しており、多様な視点を取り入れた意思決定体制が整っています。監査役会設置会社として監査体制も整備されており、規模に応じた透明性の高いガバナンスが構築されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
過去の中計を前倒しで達成し、業績予想も堅調に上回るなど、計画達成能力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026年3月期 連結業績予想
FY2026
売上高: 目標 1,240億円 順調 (1,159.2億円)
93.5%
営業利益: 目標 48.5億円 順調 (45.32億円)
93.4%
1株当たり当期純利益(EPS): 目標 187.2円 順調 (179.1円)
95.7%
(旧) 2021-2025年度 中期経営計画
FY2021-FY2025
売上高: 目標 1,000億円 前倒し達成 (1,159.2億円)
115.9%
営業利益: 目標 37億円 前倒し達成 (45.32億円)
122.5%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251,120億円1,120億円1,159億円+3.5%
FY20241,030億円1,062億円+3.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202544億円44億円45億円+4.2%
FY202442億円42億円+1.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社はFY2021〜FY2025の中期経営計画で掲げた売上高1,000億円、営業利益37億円の目標を、最終年度を待たずにFY2024時点で前倒し達成しています。さらに、毎期の業績予想も期初計画を上回って着地する傾向があり、経営の安定感と実行力の高さがうかがえます。2026年2月には次期長期ビジョン「高速ファンづくりチャレンジ 2035」を発表しており、M&Aや新規事業創出による持続的成長を目指す方針です。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

同社のTSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を含めた投資家へのリターンを示す指標です。過去5年間を見ると、FY2022とFY2023はTOPIXを上回る優れたパフォーマンス(アウトパフォーム)を達成しました。これは、安定した業績成長と継続的な増配が株価に好影響を与えた結果です。一方で、相場全体の地合いによってはTOPIXに劣後する年もありましたが、FY2025ではほぼ同水準となっており、長期的に市場平均並みかそれ以上のリターンを株主に提供してきたと評価できます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+88.5%
100万円 →188.5万円
88.5万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021126.3万円+26.3万円26.3%
FY2022138.8万円+38.8万円38.8%
FY2023176.7万円+76.7万円76.7%
FY2024204.3万円+104.3万円104.3%
FY2025188.5万円+88.5万円88.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残15,800株
売り残66,700株
信用倍率0.24倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年10月下旬

信用倍率は0.24倍と売り残が買い残を大幅に上回っており、将来の株価下落を見込む空売りが多い状況です。これは短期的な過熱感への警戒や、貸借銘柄としてのヘッジ売り需要を示唆している可能性があります。一方で、PERやPBRは業界平均をやや上回っており、市場からは安定成長性がある程度評価されていると言えるでしょう。今後の決算で堅調な業績を示し、空売りの買い戻しを誘発できるかが注目されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
12
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン, フィスコ
業界内ランキング
上位 35%
卸売業 480社中 168位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績50%
株価・市況25%
株主還元15%
経営戦略10%

最近の出来事

2026年1月増収増益

26年3月期第3四半期決算にて、売上高956億円を記録し、前年同期比での成長を維持。

2026年2月長期ビジョン策定

創立60周年を記念し、次期長期ビジョン「高速ファンづくりチャレンジ2035」を発表。

高速 まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 54円
安全性
安定
自己資本比率 65.0%
稼ぐ力
普通
ROE 8.7%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「スーパーの総菜コーナーを陰で支える、食品包装の「黒子」的トップ企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU