パラカ4809
Paraca Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが車で街の中心部に出かけたとき、「P」という看板のコインパーキングを探した経験はありませんか?あの時間貸し駐車場を運営しているのが、パラカです。特に同社は、単に土地を借りて駐車場にするだけでなく、自社で土地を購入して運営するビジネスモデルに強みを持っています。これにより、地代の変動に左右されにくい安定した収益を生み出しているのです。あなたが普段何気なく利用している駐車場の裏側で、パラカは都市のインフラを支え、着実に利益を積み上げています。
駐車場運営のパラカは、安定した収益基盤を背景に持続的な成長を遂げています。2025年9月期の業績は売上高176.3億円、営業利益32.66億円と増収増益を達成。特に、土地を自社で保有して運営する「保有駐車場」事業が利益率の高い安定収益源となっており、同社の強みです。2021年に締結した伊藤忠商事との資本業務提携により、不動産情報の相互活用や新規事業機会の創出を進めており、今後のシナジー効果が株価のカタリストとして注目されます。
会社概要
- 業種
- 不動産業
- 決算期
- 9月
- 本社
- 東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー9F
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 13.2% | 5.4% | 19.9% |
| 2017/09期 | 13.3% | 5.5% | 18.9% |
| 2018/09期 | 15.0% | 6.4% | 15.7% |
| 2019/09期 | 16.7% | 7.4% | 16.1% |
| 2020/09期 | 4.9% | 2.1% | 11.2% |
| 2021/09期 | 6.2% | 2.7% | 15.2% |
| 2022/09期 | 8.5% | 3.8% | 17.4% |
| 2023/09期 | 10.4% | 4.7% | 19.9% |
| 2024/09期 | 9.7% | 4.3% | 18.4% |
| 2025/09期 | 10.1% | 4.4% | 18.5% |
同社は効率的な駐車場運営ノウハウを有しており、営業利益率は15%から20%近い水準を推移するなど、極めて高い収益性を誇っています。ROE(自己資本利益率)も概ね10%前後で安定しており、資本効率を意識した経営が一定の成果を上げています。保有駐車場モデルによる差別化が、他社に対する競争優位性の源泉となっています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/09期 | 118億円 | 17.9億円 | 9.8億円 | 98.2円 | -5.7% |
| 2022/09期 | 130億円 | 22.5億円 | 13.9億円 | 139.7円 | +10.3% |
| 2023/09期 | 148億円 | 29.3億円 | 18.2億円 | 181.9円 | +13.9% |
| 2024/09期 | 164億円 | 30.2億円 | 18.2億円 | 181.0円 | +10.9% |
| 2025/09期 | 176億円 | 32.7億円 | 20.4億円 | 202.3円 | +7.6% |
パラカは時間貸し駐車場運営を主軸としており、新規の駐車場開設を積極的に進めた結果、直近5年間で売上高が約118億円から176億円へと着実に拡大しました。営業利益もこれに伴い堅調に推移しており、2025/03期には約32.7億円を記録するなど、高い稼ぐ力を維持しています。現在はさらなる事業拡大を目指し、2026/03期に向けても増収増益の達成を計画しています。 【当第1四半期累計期間 (自 令和7年10月1日 至 令和7年12月31日)実績】売上46億円(通期予想比25%)、営業利益8.7億円(同25%)、純利益5.3億円(同26%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
不動産業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
時間貸し駐車場の運営・管理を主軸に、自社保有型と賃借型を組み合わせた効率的な事業を展開しています。開示資料では駐車場事業への依存度が高いことがリスク要因として挙げられますが、伊藤忠商事とのネットワークを活かした事業多角化が今後の成長の鍵となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 124億円 | — | 130億円 | +4.6% |
| 2023期 | 142億円 | — | 148億円 | +4.0% |
| 2024期 | 159億円 | — | 164億円 | +3.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 20億円 | — | 23億円 | +15.0% |
| 2023期 | 25億円 | — | 29億円 | +18.3% |
| 2024期 | 31億円 | — | 30億円 | -3.2% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
パラカは具体的な中期経営計画を公表していませんが、毎期の業績予想がその代替となります。過去3期を見ると、売上高は期初予想を着実に上回って達成しており、安定した成長を示しています。一方、2024期の営業利益は販管費の増加などにより、わずかに未達となりました。今後は、伊藤忠商事との提携効果を収益にどう結びつけ、利益率を向上させていくかが、株価評価を高める上での鍵となります。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
伊藤忠商事との提携進捗に伴う戦略的資本業務提携の再確認に関する適時開示を実施。
第3四半期累計経常利益が21.21億円に到達し、安定した成長を市場に示した。
2026年9月期第1四半期の決算を発表し、1.3%減益ながら底堅い業績を維持。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務状況は極めて良好であり、有利子負債を一切持たない実質無借金経営を長年維持しています。総資産が494億円へと拡大する中でも、自己資本比率は40%台を堅持しており、盤石な財務基盤を構築しています。これにより、将来的な投資機会や環境変化に対しても高い耐性を備えています。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 25.3億円 | 20.2億円 | 100万円 | 5.1億円 |
| 2017/09期 | 21.4億円 | 20.9億円 | 1.8億円 | 5,000万円 |
| 2018/09期 | 20.8億円 | 17.0億円 | 4.7億円 | 3.8億円 |
| 2019/09期 | 19.4億円 | 11.6億円 | 5.1億円 | 7.8億円 |
| 2020/09期 | 6.4億円 | 28.6億円 | 14.6億円 | 22.1億円 |
| 2021/09期 | 24.4億円 | 13.1億円 | 14.5億円 | 11.3億円 |
| 2022/09期 | 19.8億円 | 24.5億円 | 2.5億円 | 4.8億円 |
| 2023/09期 | 26.7億円 | 25.6億円 | 3.3億円 | 1.0億円 |
| 2024/09期 | 21.8億円 | 44.7億円 | 20.9億円 | 22.9億円 |
| 2025/09期 | 30.2億円 | 43.4億円 | 14.5億円 | 13.2億円 |
営業キャッシュフローは安定して20億円から30億円規模の創出を継続しており、本業の稼ぐ力は強力です。一方で、成長のための用地取得等の投資活動により投資キャッシュフローはマイナスが続いており、積極的な事業拡大期にあることが伺えます。フリーキャッシュフローのマイナス局面は、将来の収益向上に向けた戦略的な先行投資の結果と評価できます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/09期 | 40円 | 27.5% |
| 2017/09期 | 45円 | 29.6% |
| 2018/09期 | 50円 | 26.0% |
| 2019/09期 | 52円 | 21.5% |
| 2020/09期 | 55円 | 72.8% |
| 2021/09期 | 55円 | 56.0% |
| 2022/09期 | 62円 | 44.4% |
| 2023/09期 | 64円 | 35.2% |
| 2024/09期 | 64円 | 35.4% |
| 2025/09期 | 67円 | 33.1% |
株主優待制度は廃止されています。
パラカは株主への利益還元を重要課題と位置づけ、業績に応じた安定的な配当の継続を基本方針としています。配当性向は30%から40%程度の水準を目標としており、継続的な増配傾向にあります。なお、より公平かつ充実した利益配分を実現するため、従来実施していた株主優待制度は廃止済みです。
株の売買状況と今後の予定
パラカのPERは10.2倍、PBRは1.02倍と、不動産業界の平均と比較してやや割安な水準にあります。これは、同社の安定的ながらも急成長を期待されにくいビジネスモデルを反映していると考えられます。信用倍率は12.59倍とやや高く、短期的な需給の緩みが上値を抑える可能性があります。一方、配当利回りは業界平均並みであり、安定したインカムゲインを求める投資家からの関心は高いと見られます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 21.5億円 | 7.5億円 | 35.1% |
| 2017/09期 | 21.9億円 | 7.1億円 | 32.5% |
| 2018/09期 | 19.5億円 | 7,100万円 | 3.6% |
| 2019/09期 | 20.8億円 | 0円 | 0.0% |
| 2020/09期 | 11.8億円 | 4.4億円 | 36.9% |
| 2021/09期 | 15.8億円 | 6.0億円 | 38.0% |
| 2022/09期 | 20.4億円 | 6.4億円 | 31.6% |
| 2023/09期 | 27.1億円 | 8.9億円 | 33.0% |
| 2024/09期 | 27.8億円 | 9.6億円 | 34.5% |
| 2025/09期 | 29.5億円 | 9.1億円 | 30.7% |
法人税等の支払額は税引前利益の伸びに合わせて推移しており、概ね実効税率の標準的な範囲内となっています。2026/03期予想では、税引前利益が約34億円へと増加する見込みであり、それに応じて納税額も約13.4億円と増加する計画です。会計上の利益と税務上の課税所得の調整を含め、税負担は適正に管理されています。
もっと知る
まとめと、関連情報・似た会社へ
パラカ まとめ
「都市の隙間を収益源に変える駐車場デベロッパー、伊藤忠とのタッグで成長を再加速」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。