TOKYO BASE3415
TOKYO BASE Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたがファッションビルや駅ビルでおしゃれな服を探すとき、『STUDIOUS』や『UNITED TOKYO』といったお店を目にしたことがあるかもしれません。実はこれらがTOKYO BASEの展開する店舗です。普段何気なく手に取るその服は、日本の高い技術力を持つ工場で作られたこだわりの一着かもしれません。同社は「Made in Japan」の高品質なファッションを、手の届きやすい価格で提供することで、あなたの日常のおしゃれを支えている会社なのです。
日本発ブランドのセレクトショップと自社SPAブランドを展開。2026年1月期は売上高237.3億円、営業利益19.56億円と増収増益を達成しました。インバウンド需要の回復を追い風に2期連続での最高益更新を目指しており、海外展開と高付加価値ブランドの育成が成長を牽引しています。一方で株価は過去の高値からは大きく下落しており、今後の業績回復に伴う市場の再評価が待たれる状況です。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 1月
- 本社
- 東京都港区南青山3-11-13 新青山東急ビル
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/01期 | 23.8% | 15.5% | 10.8% |
| 2017/01期 | 38.1% | 21.7% | 13.8% |
| 2018/01期 | 33.3% | 17.7% | 12.3% |
| 2019/01期 | 21.0% | 12.0% | 10.1% |
| 2020/01期 | 17.0% | 9.7% | 8.5% |
| 2021/01期 | 2.5% | 1.2% | 1.4% |
| 2022/01期 | 16.7% | 8.0% | 5.4% |
| 2023/01期 | 9.6% | 4.7% | 1.1% |
| 2024/01期 | 6.1% | 2.9% | 4.4% |
| 2025/01期 | 14.6% | 6.6% | 7.3% |
| 2026/01期 | 21.3% | 9.2% | 8.2% |
| 2026/01期 | 21.3% | 9.2% | 8.2% |
売上高営業利益率は、コスト管理と高付加価値戦略により改善傾向にあり、2026年3月期には8.2%に達しました。過去には一時的な減益でROEがマイナスとなった時期もありましたが、直近では19.3%という高い資本効率を実現しています。資産効率を示すROAも右肩上がりで推移しており、効率的な店舗運営とブランド価値の向上が収益性改善に大きく貢献しています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022/01期 | 176億円 | 9.5億円 | 7.6億円 | 17.1円 | +20.1% |
| 2023/01期 | 192億円 | 2.1億円 | 5.4億円 | -11.8円 | +8.9% |
| 2024/01期 | 200億円 | 8.8億円 | 3.4億円 | 7.3円 | +4.2% |
| 2025/01期 | 202億円 | 14.7億円 | 7.8億円 | 17.9円 | +1.1% |
| 2026/01期 | 237億円 | 19.6億円 | 12.1億円 | 27.8円 | +17.5% |
TOKYO BASEの売上高は、STUDIOUSやUNITED TOKYOといった国内ブランドの着実な成長に加え、インバウンド需要の取り込みにより右肩上がりの推移を続けています。2023年3月期には一時的な利益の落ち込みが見られましたが、2026年3月期には営業利益が約19.6億円まで回復し、高い成長性を維持しています。2027年3月期は売上高280億円、営業利益25億円を見込むなど、積極的な店舗展開とEC販売の強化により最高益更新を継続する見通しです。 【2026/01期実績】売上237億円(前期比17.4%)、営業利益20億円、純利益12億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
国内の直営セレクトショップ「STUDIOUS」および「UNITED TOKYO」などのSPA(製造小売業)事業が売上の柱です。欧米を含むインバウンド需要の取り込みが業績拡大の重要リスク要因かつ成長エンジンとなっており、積極的な海外出店戦略が報告されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2026期 | 225億円 | 230億円 | 237億円 | +5.5% |
| 2025期 | 200億円 | — | 202億円 | +1.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2026期 | 17億円 | 17億円 | 20億円 | +18.5% |
| 2025期 | 16億円 | — | 15億円 | -8.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は2026期を対象とする中期経営計画を発表し、期中にインバウンド需要の好調などを背景に売上高目標を225億円から230億円へ上方修正しました。最終的に実績は売上高237.3億円、営業利益19.56億円となり、修正後の計画さえも上回って着地しており、計画達成能力は高いと評価できます。会社予想の精度も比較的高く、特にトップラインの成長見込みに対する信頼性は高いと言えるでしょう。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
香港の歴史的建造物に「THE TOKYO」の海外初旗艦店をオープン。
2026年1月期連結決算にて、純利益が前期比56%増の12.09億円を達成。
次なる主力事業として新業態「KEY TIMEZ」を始動し、6店舗を一挙展開。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
同社は実質無借金経営を継続しており、高い財務の安全性を確保しています。自己資本比率は40%台を安定的に維持しつつ、事業拡大に伴い総資産も148億円規模まで拡大しました。強固な財務基盤を維持しながら成長投資を継続する姿勢が、中長期的な企業価値向上を支える源泉となっています。 【2026/01期】総資産149億円、純資産63億円、自己資本比率43.1%、有利子負債53億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/01期 | 3.5億円 | 3.6億円 | 1.2億円 | 1,300万円 |
| 2017/01期 | 13.7億円 | 3.4億円 | 5.6億円 | 10.3億円 |
| 2018/01期 | 6.6億円 | 4.4億円 | 12.7億円 | 2.2億円 |
| 2019/01期 | 8.3億円 | 5.8億円 | 1.2億円 | 2.6億円 |
| 2020/01期 | 13.3億円 | 5.1億円 | 7.2億円 | 8.2億円 |
| 2021/01期 | 1.4億円 | 8.8億円 | 27.9億円 | 7.4億円 |
| 2022/01期 | 8.8億円 | 15.9億円 | 12.2億円 | 7.1億円 |
| 2023/01期 | 6,400万円 | 7.3億円 | 300万円 | 6.7億円 |
| 2024/01期 | 8.3億円 | 1.1億円 | 9.3億円 | 7.1億円 |
| 2025/01期 | 17.4億円 | 7.6億円 | 15.0億円 | 9.9億円 |
| 2026/01期 | 13.1億円 | 16.8億円 | 10.9億円 | 3.7億円 |
営業キャッシュフローは、店舗網の拡大と既存店の堅調な推移により年間13億円から17億円規模の安定した稼ぐ力を示しています。一方で、新規出店や海外展開に向けた投資キャッシュフローの支出が継続しており、戦略的な成長投資を優先する局面が続いています。潤沢な営業キャッシュフローを背景に、成長のための先行投資を積極的に実行する健全なサイクルが確立されています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/01期 | 0円 | 0.0% |
| 2017/01期 | 0円 | 0.0% |
| 2018/01期 | 0円 | 0.0% |
| 2019/01期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/01期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/01期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/01期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/01期 | 2円 | - |
| 2024/01期 | 4円 | 54.7% |
| 2025/01期 | 5円 | 28.0% |
| 2026/01期 | 6円 | 21.6% |
| 権利確定月 | 1月 |
同社は成長フェーズにあるため、現在は内部留保による事業投資を優先しつつも、業績向上に合わせて段階的に増配を行う株主還元姿勢をとっています。配当性向は20%から30%程度を意識しつつ、安定的な配当の維持を目指しています。今後は事業の成熟とともに、さらなる還元強化が期待されます。
株の売買状況と今後の予定
信用買い残が売り残を大幅に上回っており、信用倍率は48.14倍と非常に高い水準です。これは将来の株価上昇を期待する個人投資家が多いことを示唆しますが、一方で将来的な売り圧力(返済売り)となる可能性も内包しています。業界平均と比較すると、PBRは割高ですがPERは割安圏にあり、市場が今後の利益成長を織り込みつつも、資産価値に対してはプレミアムを評価している状況と言えます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/01期 | 6.5億円 | 2.1億円 | 33.2% |
| 2017/01期 | 12.7億円 | 4.1億円 | 32.4% |
| 2018/01期 | 15.8億円 | 4.5億円 | 28.6% |
| 2019/01期 | 14.1億円 | 4.4億円 | 31.5% |
| 2020/01期 | 12.9億円 | 3.6億円 | 27.7% |
| 2021/01期 | 2.1億円 | 3.2億円 | 153.6% |
| 2022/01期 | 10.8億円 | 3.2億円 | 29.6% |
| 2023/01期 | 2.6億円 | 8.0億円 | 303.4% |
| 2024/01期 | 11.2億円 | 7.9億円 | 70.1% |
| 2025/01期 | 14.8億円 | 7.0億円 | 47.4% |
| 2026/01期 | 18.9億円 | 6.8億円 | 36.0% |
法人税等の実効税率は、過去の業績低迷期に税務上の繰延税金資産の取り崩し等が発生した影響で一時的に高騰しましたが、現在は標準的な水準へ向かっています。利益が安定的に創出されるようになったことで、税負担の変動幅も収束しつつあります。今後も適切な納税を行いつつ、税引き後利益の最大化を目指す経営が期待されます。
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