スター・マイカ・ホールディングス
Star Mica Holdings Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月27日
中古マンションに新たな価値を。「活かす」不動産のパイオニア
誰もが良質なリノベーションマンションに安心して住み続けられる、豊かな循環型社会を創造します。
この会社ってなに?
あなたが普段街で見かけるマンション。実は、誰かが住んでいる状態のまま、投資物件として売り買いされていることがよくあります。スター・マイカ・ホールディングスは、そうした「賃貸中の部屋」を専門に買い取るプロ集団です。そして、住んでいる方が退去した後に、部屋をピカピカにリノベーションして、新しい住まいを探している人々に販売しています。もしかしたら、あなたが将来マイホームを探すとき、同社が手掛けた綺麗で価値のある物件に出会うかもしれませんね。
中古マンションの買取再販事業を主力とする不動産会社。賃貸中のオーナーチェンジ物件に強みを持ち、安定した収益基盤を構築しています。2025年11月期は売上高691.6億円(前期比23.8%増)、営業利益73.14億円(同32.4%増)と過去最高を更新し、中期経営計画の目標を1年前倒しで達成する好調ぶりです。2026年11月期も売上高847.1億円、営業利益92.98億円と連続での大幅な増収増益を見込んでおり、成長モメンタムが加速しています。
会社概要
- 業種
- 不動産業
- 決算期
- 11月
- 本社
- 東京都港区虎ノ門四丁目3番1号 城山トラストタワー28階
- 公式
- www.starmica-holdings.co.jp
社長プロフィール
私たちは『“作る”から“活かす”』社会の実現を目指し、中古マンション市場の活性化に取り組んでいます。独自のノウハウで物件に新たな価値を加え、お客様に豊かな住まいを提供することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
この会社のストーリー
中古マンション事業を目的として会社を設立。「“作る”から“活かす”」社会の実現に向けた挑戦が始まる。
着実な事業成長を背景に、大阪証券取引所ヘラクレス市場(現・東証グロース市場)へ上場。社会的な信用を高め、事業拡大を加速させる。
さらなる成長を遂げ、市場からの評価も高まり、東京証券取引所市場第二部へと市場変更を果たす。
わずか1年で市場第二部から第一部(現・プライム市場)へ指定される。名実ともに日本を代表する企業の一つとなる。
持株会社「スター・マイカ・ホールディングス株式会社」を設立し、東証一部に上場。グループ経営体制を強化し、さらなる飛躍を目指す。
リノベーションマンション事業が好調に推移し、売上高・営業利益ともに過去最高を更新。中期経営計画の目標を1年前倒しで達成する見込みとなる。
日本政策投資銀行(DBJ)との資本業務提携を発表。財務基盤の強化とファンド事業の推進により、持続的な成長を目指す。
ROE向上と企業価値増大を目標に掲げた中期経営計画を推進。売上高847億円、純利益50億円という高い目標を掲げ、さらなる成長を目指す。
注目ポイント
賃貸中のマンションを仕入れ、入居者が退去した後にリノベーションして販売する独自のビジネスモデルが強み。空室リスクを抑えつつ、物件に新たな価値を創造しています。
主力のOCリノベ事業が好調で、2024年11月期には過去最高の売上・利益を達成。中期経営計画の目標を前倒しで達成するなど、力強い成長を続けています。
安定した配当を継続しており、業績好調を背景に増配も発表しています。PBR1倍割れの是正にも積極的で、株主への還元意識が高い企業です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2019/3 | 8.4円 | 14.4% |
| FY2020/3 | 16.8円 | 33.8% |
| FY2021/3 | 18.1円 | 25.4% |
| FY2022/3 | 39円 | 36.4% |
| FY2023/3 | 20円 | 25.1% |
| FY2024/3 | 23円 | 24.7% |
| FY2025/3 | 37円 | 29.7% |
現在、株主優待制度は実施していません。
当社は成長投資を優先しつつ、配当性向30%程度を目標とした安定的な利益還元を基本方針としています。業績の拡大に連動して配当額も柔軟に見直しており、株主への還元姿勢を明確にしています。将来的には持続的な成長と株主還元のバランスを最適化することを目指しています。
同業比較(収益性)
不動産業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の売上高は中古マンションのリノベーション・販売事業の拡大に伴いFY2021/3の約369億円からFY2026/3予想では約847億円まで順調に成長しています。リノベーションマンション販売の件数増加が収益を押し上げており、過去最高を更新する勢いです。今後も買取再販事業を核として、高い成長力を維持する見込みです。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2019/3 | 10.9% | 2.7% | 11.3% |
| FY2020/3 | 8.8% | 2.3% | 8.3% |
| FY2021/3 | 11.3% | 3.0% | 11.6% |
| FY2022/3 | 17.4% | 4.1% | 12.6% |
| FY2023/3 | 11.5% | 2.8% | 9.9% |
| FY2024/3 | 12.2% | 3.0% | 9.9% |
| FY2025/3 | 14.1% | 3.6% | 10.6% |
収益性は安定しており、リノベーション需要の高まりを背景に営業利益率は約10%前後を維持しています。売上拡大に伴いROE(自己資本利益率)も14%台へ回復傾向にあり、限られた資本を効率的に利益へ結びつけています。中古不動産の再生による付加価値創造が収益基盤を支える要因となっています。
財務は安全?
総資産は事業拡大に合わせて着実に増加し、FY2025/3には1,154億円に達しました。不動産事業という性質上、棚卸資産(販売用不動産)がバランスシートの大半を占めていますが、自己資本比率は25%前後で安定的に推移しています。有利子負債については資金調達の性質上、実質的な借入金が存在するため、ゼロではなく適切な水準で財務レバレッジを管理しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2019/3 | -103億円 | -6,900万円 | 105億円 | -103億円 |
| FY2020/3 | 47.6億円 | -3.8億円 | -13.1億円 | 43.9億円 |
| FY2021/3 | -49.1億円 | -3.1億円 | 9.3億円 | -52.3億円 |
| FY2022/3 | -45.9億円 | -3.1億円 | 49.0億円 | -49.0億円 |
| FY2023/3 | -17.6億円 | -6,300万円 | 29.1億円 | -18.2億円 |
| FY2024/3 | -52.7億円 | -5,600万円 | 30.3億円 | -53.3億円 |
| FY2025/3 | -51.2億円 | -3.8億円 | 70.0億円 | -55.0億円 |
営業キャッシュフローがマイナスとなっているのは、事業成長に向けた販売用不動産の仕入れを積極的に行っているためであり、これは将来の売上を確保するための投資活動といえます。投資回収フェーズではプラスに転じる構造であり、不足する資金は財務キャッシュフローによる調達で補っています。事業の持続的な拡大のために、仕入れと販売のサイクルを安定させることが重要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2019/3 | 29.3億円 | 9.0億円 | 30.8% |
| FY2020/3 | 25.0億円 | 7.7億円 | 30.7% |
| FY2021/3 | 36.9億円 | 12.9億円 | 34.9% |
| FY2022/3 | 54.2億円 | 17.1億円 | 31.5% |
| FY2023/3 | 39.2億円 | 12.6億円 | 32.1% |
| FY2024/3 | 46.1億円 | 15.0億円 | 32.6% |
| FY2025/3 | 61.6億円 | 19.7億円 | 32.0% |
実効税率は概ね30%から35%の範囲内で推移しており、一般的な法人税率に沿った標準的な納税状況です。FY2026/3予想における税率の上昇は、特定の会計上の見積もりや税効果会計の影響が含まれている可能性があります。利益の成長に応じた適切な税務管理が行われています。
会社の公式開示情報
主力である中古マンションの買取再販事業を中心に、物件の仕入れからリノベーション、販売までを一貫して展開しています。不動産ノウハウの蓄積と高収益化が強みですが、金利変動や不動産市場の価格変動が経営上の主要なリスク要因として開示されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 641億円 | 692億円 | 692億円 | +8.0% |
| FY2024 | 542億円 | — | 559億円 | +3.1% |
| FY2023 | 503億円 | — | 489億円 | -2.7% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 63億円 | 73億円 | 73億円 | +16.1% |
| FY2024 | 50億円 | — | 55億円 | +9.9% |
| FY2023 | 52億円 | — | 48億円 | -7.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の中期経営計画「Find the Value 2026」は、当初目標を大幅に上回る進捗を見せており、2025年1月に目標数値を上方修正しました。特に、主力のリノベーションマンション販売事業が好調で、2025年11月期決算では売上・利益ともに過去最高を更新。EPS成長率などの主要目標を1年前倒しで達成するなど、計画の実行力は高く評価できます。業績予想の精度も近年は期初予想を上回る着地が多く、信頼性は高いと言えます。
株の売買状況と今後の予定
株価は好業績を背景に上昇基調にあり、信用買い残が売り残を上回る状況が続いています。信用倍率は3.95倍と過熱感は限定的ですが、今後の需給動向には注意が必要です。業界平均と比較すると、PBRは1.90倍と市場からの成長期待の高さがうかがえる一方、PERは平均を下回っており、今後の利益成長次第では割安感が出てくる可能性もあります。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2026年11月期も過去最高益の更新を見込み、中期経営計画の目標達成に向け順調に推移しています。
日本政策投資銀行との提携により、不動産ノウハウと金融力の融合によるファンド事業を加速させています。
DBJを引受先とした第三者割当増資を実施し、財務基盤の強化と事業拡大のための資本を確保しました。
最新ニュース
スター・マイカ・ホールディングス まとめ
ひとめ診断
「『住人がいる中古マンション』を丸ごと仕入れ、磨き上げて貸し出す不動産の目利き集団」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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