JUMP

石油資源開発1662

Japan Petroleum Exploration Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/06/30
01 / 5 sections

どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 65円
安全性
安定
自己資本比率 72.8%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 9.2%(FY2026/3実績)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが自宅でガスコンロやガスファンヒーターを使うとき、その源を地下から掘り出して届けているのがこの会社です。JAPEX(石油資源開発)は、新潟・北海道などの国内ガス田から長大なパイプライン網で都市ガス会社や電力会社へ天然ガスを供給するインフラの担い手であり、同時に米国・カナダ・中東で原油・天然ガスを開発する資源会社でもあります。1955年に国策会社として設立され、いまも筆頭株主は経済産業大臣。近年は北米のシェールオイル権益取得やCO2を地下に貯留するCCSにも挑戦し、日本の暮らしを足元から支えています。

原油・天然ガスの探鉱・開発・生産(E&P)と、国内の天然ガスパイプライン・LNG基地運営を two-pillar とするエネルギー開発企業です。経済産業大臣が約37.8%を保有する筆頭株主で、エネルギー安全保障を担う準国策的な存在です。2026/03期は原油・ガス価格の下落で売上高3,403億円・営業利益389億円(前期比△37.2%)と減益でしたが、自己資本比率72.8%の強固な財務を維持。2024年10月に1対5の株式分割を実施し、2026年4月には新たな「JAPEX経営計画2026-2035」を策定、2035年度に当期純利益1,000億円超・ROE12%以上を掲げます。米国Verdad社の買収による北米権益拡大と、CCS・再エネへのポートフォリオ転換を進めています。代表は山下通郎社長です。

鉱業プライム市場

注目ポイント

経済産業大臣を筆頭株主とするエネルギー安全保障の要

経済産業大臣が約37.8%を保有し黄金株も持つ準国策企業。国内の天然ガスパイプライン網と海外の原油・ガス権益を通じ、日本のエネルギー安定供給を支えています。

北米シフトと脱炭素への大胆なポートフォリオ転換

米国Verdad社の1,577億円買収で北米生産を拡大する一方、CO2回収・貯留(CCS)や苫小牧蓄電所などカーボンニュートラル分野へ事業の軸足を移しています。

自己資本比率72.8%の強固な財務と新中計の還元強化

実質無借金に近い財務基盤を背景に、配当性向30%目安の安定配当を継続。新中計2026-2035では累計1,900億円超の株主還元と還元強化の検討を掲げています。

会社概要

業種
鉱業
決算期
3月
本社
東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー
公式
www.japex.co.jp

サービスの実績は?

1,000億円超
当期純利益目標
中計2035年度目標
2025年度見通し450億円→2031年度750億円→2035年度1,000億円超
12%以上
ROE目標
中計2035年度目標
2031年度10%以上→2035年度12%以上
1,900億円〜
株主還元(累計)
中計2026-2035
成長投資1.5兆円と並ぶ還元枠
1,577億円
米国Verdad社買収額
2026/03期
北米権益拡大の大型M&A
02 / 5 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

日本
2,482億円72.9%)
北米
524億円15.4%)
欧州
81億円2.4%)
中東
317億円9.3%)
日本2,482億円
利益: 309億円利益率: 12.4%

国内ガス田・LNG基地・パイプライン・電力・請負等。原油安と円高で減益

北米524億円
利益: 171億円利益率: 32.6%

カナダ・米国での原油・天然ガス生産。原油安で減益も高利益率を維持

欧州81億円
利益: 16億円利益率: 20.1%

英国北海。JAPEX UK社の保有株式譲渡で販売量が大幅減少

中東317億円
利益: 30億円利益率: 9.4%

イラク・アブダビ等での原油生産。ガラフ油田は不可抗力で生産停止中

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です

FY2026/3実績

ROE
9.2%
株主資本の利回り
ROA
6.9%
総資産の活用度
Op. Margin
11.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2022/03期▲7.7%▲6.6%8.0%
2023/03期16.9%13.0%18.5%
2024/03期11.5%8.7%17.0%
2025/03期15.7%12.1%15.9%
2026/03期9.2%6.9%11.4%

収益性は資源価格に連動して大きく変動します。2025/03期はROE15.7%・売上営業利益率15.9%と高水準でしたが、2026/03期は資源価格下落でROE9.2%・営業利益率11.4%へ低下しました。E&P(探鉱・開発・生産)事業を中核とした上流ビジネスは、油価が上振れると利益率が大きく改善する一方、下落局面では利益が圧縮される構造です。新中計「JAPEX経営計画2026-2035」ではROIC管理を導入し、2031年度ROE10%以上・2035年度ROE12%以上を目標に掲げています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2022/03期2,491億円198億円▲310億円-109.1円
2023/03期3,365億円621億円674億円247.3円+35.1%
2024/03期3,259億円552億円537億円198.9円-3.2%
2025/03期3,891億円620億円812億円314.9円+19.4%
2026/03期3,403億円389億円534億円208.74円-12.5%

当社の業績は原油・天然ガス価格と為替の変動を大きく受けます。2025/03期は資源高を背景に売上高3,890億円・営業利益620億円と好調でしたが、2026/03期は原油CIF価格の下落とLNG販売量の減少により売上高3,403億円・営業利益389億円(△37.2%)と減益。親会社株主に帰属する当期純利益は534億円(△34.2%)となりました。2027/03期予想は、中東ガラフ油田の生産停止で減収となる一方、米国Verdad社の連結による北米生産増と北海道ガス事業の譲渡益を見込み、純利益600億円(+12.3%)への増益を計画しています。(注)EPS・1株配当等は2024年10月の1対5株式分割を反映した分割後ベースで表示しています。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

鉱業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 FY2026/3下回る
この会社
9.2%
他社平均
9.6%
営業利益率(自社 FY2026/3下回る
この会社
11.4%
他社平均
18.4%
自己資本比率(自社 FY2026/3末上回る
この会社
72.8%
他社平均
70.7%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億4,400万円
8名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
日本2,482億円309億円12.4%
北米524億円171億円32.6%
欧州81億円16億円20.1%
中東317億円30億円9.4%

主な事業リスクは原油・天然ガス価格の変動と資源国のカントリーリスクです。2026/03期は原油CIF価格の下落とLNG販売量減少が業績を圧迫しました。中東情勢の緊迫化により、イラク南部のガラフ油田は不可抗力宣言を受けて生産・出荷を停止しており、再開の見込みは立っていません。有価証券報告書では、安定操業に向けた安全対策や、CCS・再エネを含むエネルギー転換戦略が詳細に開示されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
旧中計2022-2030の収益・還元目標は前倒し達成。新中計2026-2035は初年度で、長期目標に向けた事業基盤構築の段階です。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

JAPEX経営計画2026-2035(FY2031年度 中間目標)
2027期〜2032期
当期純利益: 目標 750億円 期初前 (未発表(FY2027/3 期初))
期首実績待ち
税引後事業利益: 目標 800億円 期初前 (未発表(FY2027/3 期初))
期首実績待ち
ROE: 目標 10%以上 期初前 (未発表(FY2027/3 期初))
期首実績待ち

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期3,006億円-3,259億円+8.4%
2025期3,794億円-3,891億円+2.6%
2026期3,324億円-3,403億円+2.4%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期340億円-537億円+57.8%
2025期428億円-812億円+89.7%
2026期300億円-534億円+78.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

前中計「JAPEX経営計画2022-2030」では2026年度の事業利益目標300億円を掲げていましたが、資源価格上昇の追い風で2024年度に618億円を計上し前倒しで達成。利益・還元水準の主要目標を超過しました。これを受け、2026年4月に新たな「JAPEX経営計画2026-2035」を策定し、2035年度に当期純利益1,000億円超・ROE12%以上という長期目標を設定。2026期〜2031年度は海外E&PとCCUSを軸に「コア資産」を構築する段階で、中間目標として2031年度に当期純利益750億円・ROE10%以上・ROIC8%以上を掲げています。初年度のため進捗は期初前ですが、米国Verdad社の連結が北米生産の押し上げに寄与する見通しです。

どんな話題が多い?

決算・財務40%
海外事業・M&A30%
再エネ・インフラ20%
株価・市況10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 12%
鉱業 15社中 2位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1955
石油資源開発(JAPEX)設立

国内の石油・天然ガス資源の探鉱・開発を目的に、石油資源開発株式会社法に基づく国策会社として設立。日本のエネルギー安定供給の基盤を築き始める。

1970
民間企業として再発足

石油開発公団から分離し、民間企業として新たに再発足。国内外での本格的な資源開発事業を加速させていく。

2003
東京証券取引所第一部に上場

東証一部(現プライム市場)へ上場。経済産業大臣を筆頭株主としつつ、より開かれた企業として資源開発を推進する。

2009
JPE社買収による事業拡大

LPGや重油等の石油製品販売事業を強化するため、JPE社を買収。エネルギー供給のバリューチェーンをさらに強固なものにした。

2022
「JAPEX経営計画2022-2030」策定

脱炭素社会の到来を見据え、新たな中長期経営計画を策定。従来の探鉱・開発事業に加え、カーボンニュートラル分野への本格参入を掲げた。

2024
米国タイトオイル開発で権益を追加取得

米国のタイトオイル開発事業において、坑井権益の追加取得を継続的に推進。北米での原油・天然ガス生産を着実に積み増し、海外での安定的な収益基盤の拡大を進めた(米国企業Verdad社の買収は2026年に完了)。

2024
CO2パイプライン設計や再エネ事業への注力

CCS(CO2回収・貯留)の基盤構築や「JAPEX苫小牧蓄電所」の建設開始など、次世代エネルギー・環境インフラへの投資を本格化。

2025
事業ポートフォリオの大胆な再編

北海道におけるガス製造・導管・販売事業を北海道電力グループへ譲渡。脱炭素に向けポートフォリオを大胆に再編し、譲渡益は2027/03期業績に寄与する見込み。

2026
「JAPEX経営計画2026-2035」策定

2035年度に当期純利益1,000億円超・ROE12%以上を掲げる新たな10年計画を策定。海外E&PとCCUSを軸に「コア資産」を構築し、中間目標として2031年度に純利益750億円・ROE10%以上を目指す。

2035
カーボンニュートラル社会と総合エネルギー企業への到達

海外E&Pの「コア資産」とCCUS・再エネ事業からの収益貢献が本格化し、2035年度に当期純利益1,000億円超・ROE12%以上の総合エネルギー企業として企業価値の最大化を目指す。

出来事の年表

2026年5月本決算

2026/03期決算を発表。原油安で営業利益389億円(△37.2%)の減益も、2027/03期は北米買収寄与で純利益600億円への増益を計画。

2026年4月新中計

「JAPEX経営計画2026-2035」を策定。2035年度に当期純利益1,000億円超・ROE12%以上を掲げる10年計画を始動。

2026年3月北米権益

米国Verdad Resources社の全持分取得を完了し連結化。北米のタイトオイル・ガス生産が大幅増へ。

2025年10月蓄電所着工

北海道苫小牧で系統用蓄電所の建設を開始し、脱炭素インフラ事業への注力を鮮明に。

代表者プロフィール

山下 通郎
山下 通郎
代表取締役社長
トランスフォーマー
私たちは石油・天然ガスの安定供給という社会的使命を果たすとともに、カーボンニュートラル社会の実現に向けた新たな挑戦を続けています。これまでの技術と経験を活かし、再生可能エネルギーや次世代事業を通じて、持続可能な未来に貢献してまいります。
05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率FY2026/3末時点)72.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれもFY2026/3末時点

Interest-bearing Debt
200億円
借金(有利子負債)
Net Assets
6,589億円
会社の純資産

財務は極めて健全で、自己資本比率は72.8%(2026/03期、短信公式値)を維持しています。2025/03期末は短信で「期末に有利子負債なし」と明記された実質無借金でしたが、2026/03期は米国Verdad社の買収(取得支出1,577億円)に伴いコマーシャル・ペーパー約200億円を調達しました(短信のリース債務を除く定義。リース債務を含めると約217億円)。それでも純資産6,589億円に対し有利子負債は小さく、強固な資本基盤が大型投資への耐性を支えています。(注)BPSは2024年10月の1対5株式分割を反映した分割後ベースです。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+1,030億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-2,005億円
投資に使ったお金
Financing CF
+60.1億円
借入・返済など
Free CF
-975億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2022/03期▲10.5億円521億円▲709億円510億円
2023/03期1,046億円▲527億円▲145億円519億円
2024/03期906億円▲997億円▲286億円▲91.0億円
2025/03期1,308億円▲1,071億円▲387億円237億円
2026/03期1,030億円▲2,005億円60.1億円▲975億円

営業キャッシュフローは2026/03期も1,030億円と高水準の稼ぐ力を維持しました。一方、米国Verdad社の全持分取得(支出1,577億円)を中心に投資キャッシュフローは2,005億円の大幅な流出となり、フリーキャッシュフローはマイナスに転じました。不足分はコマーシャル・ペーパー等で調達しています。大型M&Aは将来の北米生産増という成長投資であり、油価上昇局面での回収が期待されます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 2名(13.3% 男性 13
13%
87%
監査報酬
1億1,800万円
連結子会社数
26
設備投資額
302.9億円
平均勤続年数(従業員)
14.08
臨時従業員数
443

女性役員比率は13.3%(15名中2名)でさらなる多様化が課題ですが、経済産業大臣による黄金株(拒否権付種類株式)保有という特殊なガバナンス構造が、国のエネルギー安全保障と経営の規律を担保しています。26社の連結子会社を通じ国内ガスインフラから海外資源開発まで幅広く展開し、社外取締役を中心に透明性の高い監督体制を敷いています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主60.4%
浮動株39.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関14.3%
事業法人等6.7%
官公庁39.4%
外国法人等23.6%
個人その他14%
証券会社2%

経済産業大臣(37.84%)と金融機関・事業法人を合わせた安定株主が約60%。政府保有と黄金株を背景に経営基盤は極めて安定しています。

経済産業大臣(97,163,620株)37.84%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(21,703,900株)8.45%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(6,763,476株)2.63%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(6,213,600株)2.42%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(5,881,223株)2.29%
JFEエンジニアリング株式会社(4,620,060株)1.8%
株式会社INPEX(3,565,265株)1.39%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(3,111,987株)1.21%
伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(2,367,220株)0.92%
BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/JANUS HENDERSON HORIZON FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(2,271,900株)0.88%

経済産業大臣が約37.8%を保有する筆頭株主で、加えて黄金株(拒否権付種類株式)を保有し、エネルギー安全保障の観点から外国資本による買収等の重要事項に拒否権を持つ準国策企業です。日本マスタートラスト信託銀行(8.45%)などの信託口は名義上の浮動株。JFEエンジニアリング、INPEX、伊藤忠丸紅鉄鋼といった事業会社も株主に名を連ね、安定した株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1原油・天然ガス価格の変動リスク
2為替変動リスク(主にドル円)
3資源国の政治・治安リスク(中東ガラフ油田の生産停止等のカントリーリスク)
4脱炭素・エネルギー転換に伴う化石燃料需要減退リスク
5探鉱・開発プロジェクトの失敗・遅延リスク
6大型M&A(Verdad社等)の統合・回収リスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,061万円
従業員数
1,670
平均年齢
39.81歳
平均年収従業員数前年比
当期1,061万円1,670-

従業員平均年収は1,000万円超(単体993名で約1,061万円)と鉱業・エネルギーセクターで国内トップクラスです。国内外の資源開発という高い専門性を要する業種であり、技術系人材への手当や業績連動賞与が高年収を支えています。連結従業員数は約1,670名です。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

自社TSRは直近5年間で386%に達し大幅なプラスリターンを記録していますが、TOPIXの418.7%を下回っており、全体相場に対してはアンダーパフォームの判定となっています。資源価格の高騰による恩恵は受けているものの、成長株優位の市場環境においては相対的なパフォーマンスが伸び悩みました。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
65
方針: 安定配当+配当性向30%目安(年間40円・分割後下限)
1株配当配当性向
2018/03期4-
2019/03期8-
2020/03期10-
2021/03期10-
2022/03期10-
2023/03期7429.9%
2024/03期6030.2%
2025/03期5517.5%
2026/03期6531.1%
2027/03期(予想)4519.2%
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

配当方針は連結配当性向30%を目安に業績に応じた配当を行いつつ、一時的な業績悪化時も年間40円(分割後ベース)の配当維持に努めるというものです。この下限配当は2026/03期より、従来の年間10円(分割後)から40円(分割後)へ引き上げられ(2025年5月13日『配当方針の変更に関するお知らせ』)、新中計「JAPEX経営計画2026-2035」でも継承されています。2023/03期は特別配当を含み74円(分割後)と高水準で、その後は資源価格に応じて変動。2025/03期は55円、2026/03期は65円、2027/03期予想は45円(うち中間22.5円)を見込みます。新中計では基本方針を維持しつつ、利益成長に伴う配当性向・下限配当の見直しを含む還元強化も視野に入れています。(注)配当額は2024年10月の1対5株式分割を反映した分割後ベースに統一しています(分割前は5倍の実額)。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 386.0万円 になりました (286.0万円)
+286.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期118.5万円18.5万円18.5%
2022期150.3万円50.3万円50.3%
2023期277.7万円177.7万円177.7%
2024期429.4万円329.4万円329.4%
2025期386.0万円286.0万円286.0%

※ 株価と配当をもとに配当込みで試算したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。直近期は有価証券報告書が未提出のため株価から試算しています。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残2,050,300株
売り残161,600株
信用倍率12.69倍
直近データ時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬予定
第2四半期決算発表2026年11月上旬予定

PBRは0.65倍と1倍を下回り、株価は解散価値を割り込む水準にあります。PERは約7.7倍と資源株らしい低い評価で、配当利回りは4%台。油価下落で目先の業績は減益局面ですが、自己資本比率72.8%の財務余力と新中計の還元強化方針が下支え要因です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2022/03期437億円747億円171.0%
2023/03期831億円157億円18.9%
2024/03期688億円151億円22.0%
2025/03期1,086億円258億円23.7%
2026/03期636億円78.9億円12.4%

2026/03期は税金等調整前当期純利益635億円に対し法人税等合計は79億円、実効税率は12.4%でした(短信の法人税・住民税・事業税54億円+法人税等調整額25億円)。海外子会社の所在地の税制や繰延税金資産・負債の影響で、実効税率は資源価格や事業構成により年度ごとに変動します。前期2025/03期は投資有価証券売却益の計上で税前利益が大きく、法人税等258億円・実効税率23.7%でした。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

石油資源開発 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 65円
安全性
安定
自己資本比率 72.8%(FY2026/3末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 9.2%(FY2026/3実績)
話題性
好評
ポジ 55%

「経済産業大臣を筆頭株主とする、原油・天然ガス開発の国内大手。北米シフトと脱炭素で次の核を築く」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/08/03 / データ提供: OSHIKABU