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佐鳥電機

SATORI ELECTRIC CO., LTD.

最終更新日: 2026年3月28日

ROE7.6%
BPS2251.6円
自己資本比率40.8%
FY2025/3 有報データ

技術とソリューションで未来を拓く、変革を続けるグローバル半導体商社

エレクトロニクス業界において、変化を先取りする革新的なソリューションを提供し、グローバル市場で不可欠なパートナーとなることを目指します。

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンやパソコン、家で見るテレビ、そして乗っている自動車。これらの電子機器が正しく動くためには、中にたくさんの小さな電子部品が使われています。佐鳥電機は、そうした「半導体」や電子部品を世界中のメーカーから仕入れて、日本の家電メーカーや自動車部品メーカーなどに届ける専門商社です。普段は目にすることのない製品の裏側で、私たちの便利な生活を支える重要な役割を担っています。

佐鳥電機は産業機械分野に強みを持つ独立系半導体商社です。直近の2025年5月期決算では、売上高1562.4億円、営業利益39.93億円を記録。近年はM&Aを積極的に活用し、インド市場など成長領域への展開を加速させています。さらに、2026年4月には萩原電気ホールディングスとの経営統合を予定しており、事業規模の拡大とシナジー創出を目指す大きな転換点を迎えています。

市場

会社概要

決算期
5月
本社
東京都港区芝一丁目14番10号
公式
www.satori.co.jp

社長プロフィール

佐鳥 浩之
佐鳥 浩之
代表取締役 社長執行役員
挑戦者
私たちはエレクトロニクス技術商社として、グローバルなネットワークと高度な技術力を駆使し、お客様の課題解決に貢献します。M&Aや経営統合を通じて事業ポートフォリオを最適化し、企業価値の持続的な向上を目指してまいります。

この会社のストーリー

1947
佐鳥電機株式会社、創業

エレクトロニクス部品の販売を目的として会社を設立。日本の産業復興と共に歩みを開始する。

1994
株式を店頭公開(現・東証プライム)

日本証券業協会に株式を店頭登録。企業としての信頼性を高め、事業拡大の基盤を築く。

2021
オランダの半導体設計会社を買収

オランダのマグネティック・ホールディングを買収。顧客基盤の連携による相乗効果を狙い、グローバル展開を加速させる。

2023
中期経営計画の見直しとインド市場での躍進

好調なインド市場を背景に中間期業績予想を上方修正。成長戦略を再評価し、「中期経営計画2026」の目標数値を引き上げる。

2024
事業ポートフォリオの最適化

選択と集中を進めるため、電動工具などに使われるトリガースイッチ事業を譲渡。経営資源を成長分野へシフトする。

2025
萩原電気HDとの経営統合を発表

同じく半導体商社の萩原電気ホールディングスとの経営統合を発表。業界内での競争力を高め、新たな成長ステージを目指す。

2026
新持株会社「サトリハギワラホールディングス」設立へ

経営統合に伴い、3月30日に上場廃止。4月1日に共同持株会社「株式会社サトリハギワラホールディングス」として新たに上場を予定。

注目ポイント

5期連続増配と高い配当利回り

株主還元に積極的で、5期連続の増配を達成しています。業界平均を上回る高い配当利回りも投資家にとって魅力的なポイントです。(予想配当利回り: 4.77% ※2024年3月時点)

M&Aによる積極的なグローバル展開

オランダの半導体設計会社やインドの販売代理店との連携など、M&Aを駆使して海外事業を拡大。特に成長著しいインド市場での事業拡大が業績を牽引しています。

経営統合による新たな成長ステージへ

2026年4月に萩原電気HDと経営統合し、新会社としてスタート。両社の強みを融合させることで、事業規模の拡大と更なる企業価値向上が期待されます。

サービスの実績は?

1,562億円
連結売上高
2025年5月期実績
+5.5% YoY
39.9億円
連結営業利益
2025年5月期実績
-16.0% YoY
90
1株当たり配当金(予想)
2026年5月期会社予想
6期連続増配
48.9%
配当性向
2025年5月期実績
4.38億円
従業員一人当たり売上高
2025年5月期実績ベース

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 86円
安全性
普通
自己資本比率 40.8%
稼ぐ力
普通
ROE 7.6%
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
86
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
FY2021/33094.8%
FY2022/36253.5%
FY2023/37051.0%
FY2024/38053.7%
FY2025/38648.9%
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施しておりません。

佐鳥電機は、株主への利益還元を重要な経営課題と認識しており、安定的な配当の継続を方針として掲げています。業績連動性を考慮しつつ、配当性向の目標を定めて株主価値の最大化を図っています。今後も成長投資とのバランスを見極めながら、持続的な配当拡充を目指す姿勢です。

同業比較(収益性)

の同業他社平均と比べると…

ROE
この会社: 7.6%業界平均: N/A
営業利益率
この会社: 2.6%業界平均: N/A
自己資本比率
この会社: 40.8%業界平均: N/A

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/31,259億円
FY2023/31,463億円
FY2024/31,481億円
FY2025/31,562億円
営業利益
FY2022/326.0億円
FY2023/337.9億円
FY2024/347.5億円
FY2025/339.9億円

佐鳥電機は、半導体商社として堅調な売上成長を継続しており、FY2025/3には売上高が約1,562億円に達しました。車載向けや産業インフラ分野での需要拡大が収益を牽引し、FY2026/3も緩やかな増収増益を予想しています。なお、2026年4月には萩原電気ホールディングスとの経営統合を控え、新たな成長フェーズへの移行を計画しています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.6%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
3.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
2.6%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/31.7%0.8%0.8%
FY2022/35.9%2.6%2.1%
FY2023/36.5%2.8%2.6%
FY2024/36.2%2.6%3.2%
FY2025/37.6%3.2%2.6%

収益性は安定的な推移を見せており、FY2025/3時点での営業利益率は2.6%、ROEは7.6%を確保しています。かつては低水準でしたが、ポートフォリオの最適化や高付加価値製品への注力により、効率的な資本運用が可能となりました。今後は経営統合による事業規模の拡大と、さらなる収益性の向上が期待される局面です。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率40.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
333億円

自己資本比率は40%台を維持しており、実質無借金経営を継続していることから、財務健全性は非常に強固です。潤沢な資産を背景に、成長投資や株主還元を行うための余力は十分に確保されています。統合後もこの盤石な財務基盤を維持し、安定的な事業運営を継続する方針です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+13.0億円
営業CF
投資に使ったお金
+5.9億円
投資CF
借入・返済など
-19.1億円
財務CF
手元に残ったお金
+18.9億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/345.5億円-1.6億円-28.6億円44.0億円
FY2022/3-14.1億円5.0億円-8.6億円-9.1億円
FY2023/3-48.9億円-1,300万円66.3億円-49.0億円
FY2024/353.3億円-20.6億円-45.2億円32.7億円
FY2025/313.0億円5.9億円-19.1億円18.9億円

営業キャッシュフローは運転資金の増減により期によって変動しますが、本業による稼ぐ力は概ね維持されています。投資活動はM&Aや設備投資に伴い流動的ですが、フリーキャッシュフローの黒字化を目指す姿勢を貫いています。安定した財務基盤を活かし、適切な投資と株主還元のバランスを保っています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/311.4億円6.2億円54.3%
FY2022/326.0億円6.9億円26.6%
FY2023/328.7億円6.1億円21.3%
FY2024/336.5億円15.0億円41.0%
FY2025/330.5億円5.3億円17.3%

法人税等の支払いは各期の税引前利益の変動や、税務上の特例などの影響を受け、実効税率は年度によってばらつきがあります。特に利益が大きく拡大した年度は税負担額も増加する傾向にあります。今後も適正な申告・納税を通じて、企業としての社会的責任を果たしていく見込みです。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、同社は産業インフラや車載向け半導体商社として、海外市場(インドのSMエレクトロニクス等)の成長を中核戦略に据えています。一方で、世界的な半導体需給の変動や為替リスク、そして今回の経営統合に伴う組織再編が主要なリスク要因として挙げられます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上は計画通り進捗しているが、利益面でややビハインド。目標達成には収益性の改善が鍵。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2026
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 1,650億円 順調 (1,562.4億円)
94.69%
営業利益: 目標 48億円 順調 (39.93億円)
83.19%
ROE: 目標 9.0% 順調 (7.6%)
84.44%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202543億円40億円-7.1%
FY202434億円48億円+39.9%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251,600億円1,562億円-2.3%
FY20241,470億円1,481億円+0.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では、最終年度に売上高1,650億円、営業利益48億円を目標としています。2025年5月期実績は売上高が目標の94%と順調に進捗している一方、営業利益の進捗率は83%とやや課題を残しています。M&Aによる海外事業の拡大が売上を牽引していますが、利益率の改善が目標達成に向けた今後の焦点となります。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残50,000株
売り残3,300株
信用倍率15.15倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年5月期 第3四半期決算発表2026年4月14日(予定)
上場廃止2026年3月30日(予定)
共同持株会社 上場2026年4月1日(予定)

業界平均と比較してPER・PBRは割安な水準にあり、一方で配当利回りは4.77%と非常に高い魅力を持っています。信用倍率は15.15倍と買い残が多く、株価上昇への期待感が伺えます。萩原電気HDとの経営統合に伴う上場廃止と新会社の上場が間近に迫っており、市場の注目が集まっています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
12
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 15%
卸売業 300社中 45位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

経営統合・再編45%
決算・業績30%
事業展開・M&A15%
株価・市況10%

最近の出来事

2025年7月経営統合合意

萩原電気HDとの経営統合を決定し、2026年4月に新体制へ移行。

2026年1月業績好調

車載向けやインド市場の需要増により2桁経常増益を達成し、株価が年初来高値を更新。

2026年3月上場廃止

経営統合に伴い東証プライムにおける上場廃止手続きが完了。

佐鳥電機 まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 86円
安全性
普通
自己資本比率 40.8%
稼ぐ力
普通
ROE 7.6%
話題性
好評
ポジティブ 55%

「老舗半導体商社が、M&Aと経営統合でグローバル展開と事業再編を加速する変革期」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU