佐鳥電機7420
SATORI ELECTRIC CO., LTD.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが毎日使うスマートフォンやパソコン、家で見るテレビ、そして乗っている自動車。これらの電子機器が正しく動くためには、中にたくさんの小さな電子部品が使われています。佐鳥電機は、そうした「半導体」や電子部品を世界中のメーカーから仕入れて、日本の家電メーカーや自動車部品メーカーなどに届ける専門商社です。普段は目にすることのない製品の裏側で、私たちの便利な生活を支える重要な役割を担っています。
佐鳥電機は産業機械分野に強みを持つ独立系半導体商社です。直近の2025年5月期決算では、売上高1562.4億円、営業利益39.93億円を記録。近年はM&Aを積極的に活用し、インド市場など成長領域への展開を加速させています。さらに、2026年4月には萩原電気ホールディングスとの経営統合を予定しており、事業規模の拡大とシナジー創出を目指す大きな転換点を迎えています。
会社概要
- 決算期
- 5月
- 本社
- 東京都港区芝一丁目14番10号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/05期 | 0.0% | 0.0% | 0.5% |
| 2017/05期 | 0.7% | 0.4% | 0.7% |
| 2018/05期 | 0.7% | 0.4% | 0.3% |
| 2019/05期 | 1.0% | 0.5% | 0.6% |
| 2020/05期 | 0.2% | 0.1% | 0.5% |
| 2021/05期 | 1.7% | 0.8% | 0.8% |
| 2022/05期 | 6.1% | 2.8% | 2.1% |
| 2023/05期 | 6.7% | 2.9% | 2.6% |
| 2024/05期 | 6.2% | 2.6% | 3.2% |
| 2025/05期 | 7.4% | 3.1% | 2.6% |
収益性は安定的な推移を見せており、2025/03期時点での営業利益率は2.6%、ROEは7.6%を確保しています。かつては低水準でしたが、ポートフォリオの最適化や高付加価値製品への注力により、効率的な資本運用が可能となりました。今後は経営統合による事業規模の拡大と、さらなる収益性の向上が期待される局面です。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/05期 | 1,058億円 | 9.0億円 | 5.2億円 | 31.6円 | -1.2% |
| 2022/05期 | 1,259億円 | 26.0億円 | 19.1億円 | 116.0円 | +18.9% |
| 2023/05期 | 1,463億円 | 37.9億円 | 22.6億円 | 137.2円 | +16.3% |
| 2024/05期 | 1,481億円 | 47.5億円 | 21.6億円 | 148.9円 | +1.2% |
| 2025/05期 | 1,562億円 | 39.9億円 | 25.2億円 | 176.0円 | +5.5% |
佐鳥電機は、半導体商社として堅調な売上成長を継続しており、2025/03期には売上高が約1,562億円に達しました。車載向けや産業インフラ分野での需要拡大が収益を牽引し、2026/03期も緩やかな増収増益を予想しています。なお、2026年4月には萩原電気ホールディングスとの経営統合を控え、新たな成長フェーズへの移行を計画しています。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINET開示情報によると、同社は産業インフラや車載向け半導体商社として、海外市場(インドのSMエレクトロニクス等)の成長を中核戦略に据えています。一方で、世界的な半導体需給の変動や為替リスク、そして今回の経営統合に伴う組織再編が主要なリスク要因として挙げられます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 43億円 | — | 40億円 | -7.1% |
| 2024期 | 34億円 | — | 48億円 | +39.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 1,600億円 | — | 1,562億円 | -2.3% |
| 2024期 | 1,470億円 | — | 1,481億円 | +0.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の中期経営計画では、最終年度に売上高1,650億円、営業利益48億円を目標としています。2025年5月期実績は売上高が目標の94%と順調に進捗している一方、営業利益の進捗率は83%とやや課題を残しています。M&Aによる海外事業の拡大が売上を牽引していますが、利益率の改善が目標達成に向けた今後の焦点となります。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
萩原電気HDとの経営統合を決定し、2026年4月に新体制へ移行。
車載向けやインド市場の需要増により2桁経常増益を達成し、株価が年初来高値を更新。
経営統合に伴い東証プライムにおける上場廃止手続きが完了。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
自己資本比率は40%台を維持しており、実質無借金経営を継続していることから、財務健全性は非常に強固です。潤沢な資産を背景に、成長投資や株主還元を行うための余力は十分に確保されています。統合後もこの盤石な財務基盤を維持し、安定的な事業運営を継続する方針です。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/05期 | 13.8億円 | 1.7億円 | 10.2億円 | 12.1億円 |
| 2017/05期 | 18.6億円 | 7,600万円 | 14.1億円 | 17.8億円 |
| 2018/05期 | 9.7億円 | 5.9億円 | 17.2億円 | 15.6億円 |
| 2019/05期 | 1.8億円 | 1.3億円 | 4.7億円 | 5,700万円 |
| 2020/05期 | 25.3億円 | 7,300万円 | 22.6億円 | 24.6億円 |
| 2021/05期 | 45.5億円 | 1.6億円 | 28.6億円 | 44.0億円 |
| 2022/05期 | 14.1億円 | 5.0億円 | 8.6億円 | 9.1億円 |
| 2023/05期 | 48.9億円 | 1,300万円 | 66.3億円 | 49.0億円 |
| 2024/05期 | 53.3億円 | 20.6億円 | 45.2億円 | 32.7億円 |
| 2025/05期 | 13.0億円 | 5.9億円 | 19.1億円 | 18.9億円 |
営業キャッシュフローは運転資金の増減により期によって変動しますが、本業による稼ぐ力は概ね維持されています。投資活動はM&Aや設備投資に伴い流動的ですが、フリーキャッシュフローの黒字化を目指す姿勢を貫いています。安定した財務基盤を活かし、適切な投資と株主還元のバランスを保っています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/05期 | 32円 | 4383.6% |
| 2017/05期 | 34円 | 258.2% |
| 2018/05期 | 34円 | 255.4% |
| 2019/05期 | 38円 | 210.5% |
| 2020/05期 | 38円 | 1191.2% |
| 2021/05期 | 30円 | 94.8% |
| 2022/05期 | 62円 | 53.5% |
| 2023/05期 | 70円 | 51.0% |
| 2024/05期 | 80円 | 53.7% |
| 2025/05期 | 86円 | 48.9% |
現在、株主優待制度は実施しておりません。
佐鳥電機は、株主への利益還元を重要な経営課題と認識しており、安定的な配当の継続を方針として掲げています。業績連動性を考慮しつつ、配当性向の目標を定めて株主価値の最大化を図っています。今後も成長投資とのバランスを見極めながら、持続的な配当拡充を目指す姿勢です。
株の売買状況と今後の予定
業界平均と比較してPER・PBRは割安な水準にあり、一方で配当利回りは4.77%と非常に高い魅力を持っています。信用倍率は15.15倍と買い残が多く、株価上昇への期待感が伺えます。萩原電気HDとの経営統合に伴う上場廃止と新会社の上場が間近に迫っており、市場の注目が集まっています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/05期 | 2.6億円 | 2.5億円 | 95.4% |
| 2017/05期 | 4.8億円 | 2.6億円 | 53.8% |
| 2018/05期 | 2.9億円 | 7,100万円 | 24.4% |
| 2019/05期 | 6.1億円 | 3.1億円 | 51.2% |
| 2020/05期 | 5.0億円 | 4.5億円 | 89.6% |
| 2021/05期 | 11.4億円 | 6.2億円 | 54.3% |
| 2022/05期 | 26.0億円 | 6.9億円 | 26.6% |
| 2023/05期 | 28.7億円 | 6.1億円 | 21.3% |
| 2024/05期 | 36.5億円 | 15.0億円 | 41.0% |
| 2025/05期 | 30.5億円 | 5.3億円 | 17.3% |
法人税等の支払いは各期の税引前利益の変動や、税務上の特例などの影響を受け、実効税率は年度によってばらつきがあります。特に利益が大きく拡大した年度は税負担額も増加する傾向にあります。今後も適正な申告・納税を通じて、企業としての社会的責任を果たしていく見込みです。
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佐鳥電機 まとめ
「老舗半導体商社が、M&Aと経営統合でグローバル展開と事業再編を加速する変革期」
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